【次にくるマンガ大賞2018】
コミックス部門1位に輝いた『来世は他人がいい』という大人気コミックのスピンオフ!
小西明日翔 先生 衝撃のデビュー作がついに復活!
『二人は底辺』
なんとこのお話、吉乃(よしの)と翔馬(しょうま)が出会った頃のストーリーで、
すごく感動するエピソードに感動なんです~♪
メチャメチャ読みたかった読み切り作品がついに手に入った~♪
あの名作『来世は他人がいい』はこれが出発点だったわけです♪
吉乃のストーリーは13歳からあったんです!
2015年に雑誌掲載された幻の名作が、ついに電子コミックで配信されました♪
正直うれしすぎて興奮のるつぼです(汗)
「まだ中学生の吉乃と翔馬がたまらなくカワイイんです♪」
『来世は他人がいい』の読者には絶対に必見の1作です!
もくじ
『二人は底辺』の見どころ
2015年9月号の月刊雑誌『コミックゼロサム』で、当時は読み切り短編作として掲載された『二人は底辺』という物語が、
なんと・・・
小西明日翔 先生のデビュー作品だったんです~♪
今…すごく人気のある『来世は他人がいい』という作品が話題となっていますが、
この『二人は底辺』は、『来世は他人がいい』に登場するヒロイン・吉乃(よしの)と、
今では彼女のボディーガード的な立場として活躍する翔馬(しょうま)との強烈な出会いのエピソードが描かれているんです♪
『来世は…』では、女子高生の吉乃ですが、この『二人は底辺』では、
中学1年生の吉乃が描かれていて、まだ少女の面影が残る吉乃がすごくカワイイ部分と、
現在のドスが効いた迫力の片鱗がすでに芽生えているところもちょっと感動なんです。
この『二人は底辺』を読むと、『来世は…』2巻で登場した翔馬との関係性が、より深く理解できる内容になってるんです。
もちろん『二人は底辺』だけを読んでも十分に楽しめる内容ですが、
ぜひ『来世は他人がいい』を読んだことがある人は、ぜひこの作品も読んで欲しい。
そこで・・・
今回紹介する『二人は底辺』の見どころは、
今と変わらない可愛さと肝っ玉のすわった吉乃・13歳の姿と、
グレるしかしょうがない翔馬の壮絶な生い立ちですね!
とりあえずサイト主のまるしーは、このタイトル絵を見ただけで鳥肌が立ちました~♪
四の五の言わずにとにかく読んで欲しい~♪
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二人は底辺【全話ネタバレ】『来世は他人がいい』はココから始まった!
吉乃と翔馬
主人公の、中学1年生・染井吉乃(そめいよしの)は学校で孤立していた。
その理由は、育ての親であるおじいちゃんが、関西の有力暴力団・染井組の組長・蓮二(れんじ)だったからだ。
実家がヤクザの一家だからといってグレてもいない吉乃は、
周りのクラスメイトからなんとなく避けられた、ぼっちの学園生活を過ごしていたのです。
そのことについては、決して愉快なことではなかったが、暴力団の組長の孫という立場ではしょうがないと、
いわば13歳という年齢ですでに人生を達観した大人な考えをもっていたのです。
そんなある日、祖父・蓮二の顔面を殴って、染井組の構成員から、
全身をボコボコにされた少年が家で監禁されていることを知る。
なんと…その少年は、吉乃と同じ中学校に通う2つ上の先輩・鳥葦 翔馬(とりあししょうま)だった。
{なんであの先輩がココに…}
翌日、蓮二から聞いてその理由がわかった。
祖父の話によると、翔馬の父親は、覚醒剤を町で売ってるチンピラで、
覚せい剤の元締めが蓮二だと思いこみ、父親もろとも蓮二を殺そうとしていたのだと言う。
なんか・・・
中学生の少年が考えることとは思えない話だが、
そんな翔馬の行く末を心配した蓮二は、クズな翔馬の父親に金を渡して、
彼を自分の息子として育てていくことにしたのだ。
いきなり2つ上の兄ができた吉乃。
しかも…その兄は学校でも手におえないほど凶暴で恐ろしい先輩。
これからの生活に不安を感じる吉乃だったが、
ただ・・・
蓮二に息子として引き取られた方の翔馬は、すでに心を失っていた・・・
8歳のときに母親を亡くしてからは、親族をたらい回しにされ、挙句の果てはチンピラが翔馬の父親となった。
しかも・・・
その理由が、翔馬の面倒をみたら親戚から金を出してもらえたからだ。
まともに翔馬を育てる気持ちなんて微塵(みじん)もない。
こんな環境で育ってきた翔馬に、だれが偉そうに説教なんてできるだろう?
すべてて周りの大人たち悪い!
もし・・・
彼を体ごと受け止められる人間がいるとしたら、蓮二のような男しかいなかったのかも知れない。
ただ・・・
吉乃の家に引き取られた翔馬は、染井組の人間には誰にもまだ心を開いていなかった・・・
もちろん吉乃にも・・・
後半の展開
後半の展開は、吉乃と翔馬のドラマチックなエピソードが描かれています♪
翔馬の悲惨すぎる生い立ちを知ったことで、彼のことを妙に気にかけだした吉乃。
そんなある日、吉乃は翔馬が見知らぬ男性から声をかけられているところを目撃する。
なんとその男は、翔馬を金で売った彼の父親だった・・・
吉乃が二人の話を聞いていると、
信じられないことに、翔馬はクズの父親から金の無心を受けていたのだ!
そして・・・
父親に激昂した翔馬は、刃物を振りかざして父親を殺そうとしていた。
その光景を見た吉乃は、思わず
「翔馬~!」
と、大声で叫んで彼を止めた。
そして・・・
今や獰猛な野獣のごとく恐ろしい表情をした翔馬から刃物を奪い取ると、
13歳とは思えないほどのドスが効いたセリフで、翔馬の暴走を抑え込んだ。
ココから先は、しびれるようなクライマックスへと突入してゆきます~!
ぜひ…本編でお楽しみください♪
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『二人は底辺』の感想
まさか吉乃と翔馬との間にこんなステキな物語があったなんて…♪
『来世は他人がいい』に登場した翔馬が、吉乃にとってどんな存在なのかがイマイチよく分からなかったんだけど、
この『二人は底辺』を読むことで2人の関係性がすべて分かった。
血は繋がっていないし、戸籍にも入っていないみたいだから吉乃と翔馬が恋に落ちてもおかしくない関係だったことも・・・
ただ…それよりも
中学1年生の吉乃が大人っぽすぎてビックリしたし、
「翔馬のクズな父親に切った啖呵(たんか)は恐ろしいまでの迫力があった♪」
こんな少女の頃から吉乃は、女子高生の吉乃と何一つ変わっていないんだな~
ホントによくこの作品を電子コミックでリリースしてくれました♪
『来世は他人がいい』を読んでから『二人は底辺』が掲載されているコミック・ゼロサム(2015年9月号)をブックオフなんかで探してみたけど、
まったく見つからず途方に暮れてたところにこのステキな朗報でした♪
今回、『二人は底辺』を読めたことで、また『来世は他人がいい』を好きになりました!
「今後の吉乃と霧島・そして翔馬との愛憎劇の行方はどうなってゆくのか・・・?」
まぁでもこのお話だけでも十分おもしろい物語でしたけどね・・・♪
この物語の続きはコチラ♪
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>>>『来世は他人がいい』の解説と感想はこちら♪
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