貧困によって人生を狂わされた人々の
波乱万丈な人生をオムニバスで描いた衝撃の問題作!
悲劇のオムニバス集
『貧困の家庭~もっとお金が欲しい…』を読みました~!
この漫画の内容は、
3作品からなる『貧困』をテーマにしたリアルで悲惨な物語を、
なかのゆみ・井出智香恵・藤島あやめ さんら個性的な作家さんたちが見事に描き切った、
壮絶なヒューマン作品集です。
そして、今回はその1話目となる
『消された心 編』のネタバレと感想をお伝えしたいと思います~
ネグレクトな母親と暮らす小学生の少女が、
母親のひどい仕打ちを受け、生死の境を彷徨う壮絶な人生模様を描いた内容で、
途中、少女が悲惨すぎて目を背けてしまいたくなるようなシーンも出てきますが、
最後にはちゃんと希望の光が見えてきますので、
決して救いのないストーリーではありません。
悲劇のオムニバス集ではあるものの
辛い中にも一筋の光を見いだせる作品なので、最後まで目を背けずに読んでみてください♪
もくじ
まんが王国の先行配信
この『貧困の家庭~もっとお金が欲しい』は、
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貧困の家庭 の紹介
「神様は私をどこまで不幸にするつもりなの――?」
貧困によって人生を狂わされた女たちの壮絶な人生を様々な角度から描いた衝撃のオムニバス集!
1話 『消された心』
母親からの虐待と育児放棄によって死の淵を彷徨った少女の悲哀を描いた
作者:なかのゆみ さん
2話 『あまりにも不幸な貧乏女』
詐欺に遭い金だけでなく愛する娘をも失った女の復讐を描いた
作者:井出智香恵 さん
3話 「私のいる場所」
金に執着する欲深い母親から逃げられないAV女優の苦悩を描いた
作者:藤島あやめ さん
理不尽に襲い掛かる悲劇の連鎖…
母娘の愛憎が渦巻く波乱万丈のドラマ3作品が今ここに!
今回ネタバレで紹介するのは、
第1話の『消された心』です。
母親から受ける理不尽な虐待に対して、
ひたすら耐え忍ぶヒロインの少女がたまらなく切ない・・・
貧困の家庭 ネタバレ
1話:消された心
母と二人で6畳一間のアパートに暮らす小学生の少女・ひとみ。
彼女はネグレクトを働く母親に育得てられているのです。
夜のスナックで働く母親との生活は貧困を極めた状態で、
普段のひとみの生活状況は、
・大便以外はトイレの水を流さず、
・食事は学校での一回のみ。
・家では一切お電気付けないで、暗い部屋で過ごす。
・お風呂もほとんど入らせてはもらえない。
そんな過酷な生活を強いられていたのです。
そして、母親はまったくと言っていいほどひとみに対して愛情はなく、
逆にひとみを疎ましいとさえ思ってるくらいで、
いつ、ひとみの事を捨ててもおかしくない状況だったのです。
そんな過酷な生活の中でも、
ひとみは近所のおばさんが野良猫に与えてる煮干しを奪って、それをかじりながら
たくましく自分の空腹を満たし、母親に文句ひとつ言うことなく辛い日々を切り抜けていたのです。
母の彼氏
ある日、勤めてるスナックの客と良い仲になったひとみの母親。
その彼氏はまだ若い男で、
名前は松本達也と言いました。
彼は、
「オレはガキが嫌いなんだよ」
と、平気で酷いことを言う運送会社に勤めている男で、
およそ ひとみの父親になってくれそうな人間ではありません。
でも母親の方は達也にデレデレの状態で・・・
母と二人で暮らす貧相なアパートにやってきた達也は、
「こんな狭いとこに住めるか!」
と言って、郊外で暮らす自分の家にお試しで二人が来るように命令するんです。
ひとみと母親は達也に受け入れられたわけではなく、
あくまでもお試しとして家にあげてもらったのです。
それでも、
達也との生活に未来の夢を描く母親はもう舞い上がってる状態です・・・
捨てられた少女
今まで母親に極貧の生活を強いられていたひとみは
達也の家でもそのスタイルの癖が残ってしまいます。
「床に落ちたものを平気で食べる」
「歯を磨かない」
「風呂に入らない」
「少ならトイレを流さない」
など、母から厳しく言い渡された「極貧ルール」を変わらず実行してしまうのです。
そんな品性のかけらもないひとみの行動に激怒した達也は、
母親に対し、
「ちゃんと躾してんのかよ」
「近所から苦情が来るじゃなーか!」
と・・激しく責め立てるのです。
達也に嫌われてはたまらないと、
母親はなんと、
ひとみを元いたアパートにたった一人で追い返してしまうのです。
「これだけあれば1カ月は大丈夫でしょ!!」
そう言ってひとみに渡したお金はたったの5千円札1枚でした。
1週間ではなく1カ月の生活費です!!
クライマックスに向かって…
母親に追い返されたひとみはその後、一人でアパートで暮らし、
いつ帰ってくるかわからない母親をじっと待つんですが、
すぐに底をついた母からもらって5000円。
食べるモノもなくひもじい毎日を過ごすひとみ・・・
1ヶ月後に母がアパートに戻った時、
ひとみの頬はげっそりとこけていました。
大家さんから激しいクレームを受けた母親は何も言わず、
部屋にある荷物をまとめ出しました。
「お母さん何してるの?」
不思議に思ったひとみが母に尋ねると、
「今から夜逃げするんだよ!」
と、邪魔くさそうな態度でひとみに答えました。
なぜなら、
母の頭の中には既にひとみの存在は入っていなかったのです。
最小限の荷物を持った母嫌は、
「来たいんなら歩いておいで!」
「あたしゃもともとアンタが大嫌いなんだ!」
母はそう言うと、
一度も振りむくことなく、足早に駅の改札を抜けて行ったのです。
達也と母が暮らすマンションの場所は電車で何時間もかかるあるところにあります。
なすすべもなく母が乗ったであろう電車を追いかけてその線路にそって歩き始めたひとみ。
彼女の理不尽極まりない過酷な運命を救う大人は、この時まだ一人もいない・・・
小さな紙袋を一つ持った「家なき子」の生死をかけた無情の旅が今始まったのです・・・
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貧困の家庭 消された心の感想
作家:なかのゆみ さんの描く絵があっさりしたタッチの絵なので、
あんまり惨たらしい作品には見えないんですが、
その中身は、凄まじいばかりのネグレクトの連続で、
普通では考えられないような母親の子供に対する行動にショックを覚えます。
ひとみの母親の行動はもはや人間のものではありません!
人の魂が抜けた悪魔です。
この母親が娘に向けた言葉は背筋が凍るほど冷たく陰惨なセリフばかりでした!
サイト管理人 のまるし―は、
これまでたくさんのネグレクト作品を読んできましたが、
これほど異常な環境にさらされて普通の感覚を持ち合わせたヒロイン少女は初めてでした。
ヒロイン・ひとみが、
あそこまで母親にひどい虐待を受けても、明るく純粋な心を失わないところが、
なんか読んでいて胸がギュッと締め付けられるほど辛くて心を痛めました
どうしてこんなに可愛い娘にここまでひどい地獄を味あわせる事が出来るのか?
ネグレクトな親の前でいつも子供は無力です・・・
だから絶対にその親を許してはいけない!
なんか ひとみちゃんが殺されてしまったかのような感想になってますが、
最後はちゃんと救われて、将来の夢まで語れるほど元気姿になってますから安心して読んでくださいね♪
この物語の少女には最後にちゃんと救いの手が出されます。
ただ・・・
それは彼女の母親ではない。というだけのこと…
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『貧困の家庭』は、
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