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-50kgのシンデレラ【ネタバレ3巻】宰の決断と陽芽の不安!

順調に愛を育んでゆく二人に大きな転機が訪れる!

その転機とは・・・

(おさむ)が、ある大切な決断をしたことがきっかけで始まるんだけど、

それが…やっと正式に付き合い始めた陽芽(ひめ)と宰(おさむ)にとっては重要なことで、

特に陽芽にとっては、この先、ものすごく辛いことが待っているかもしれない決断となる。

ただ・・・

それでも愛する宰のことをじっと信じて耐えなければならいのだ。

そう・・・

思った通り簡単にはいかない二人の恋愛は、ついに重要な局面を迎えました・・・

『-50kgのシンデレラ』

3巻の解説と感想です♪

二人が付き合っていることを回りには内緒にしている分、

宰と陽芽の間ではいろんな感情の行き違いが生まれたりなんかして、

まさに恋愛のドキドキイライラがないまぜになって押し寄せてくる時期だった。

でも・・・

そんな不安定な関係の状態が、宰の下したある決断でまったく違う関係に・・・

それはつまり、宰が真剣に陽芽との将来を考え始めたということだ。

その結果として・・・

陽芽は、耐えられないほどの孤独や不安…

そして…

大きな寂しさに耐え続けなければいけない立場に追い込まれる・・・

3巻の見どころ

2巻のお話では、やっとこさ陽芽カミングアウトして付き合い始めたところだったのに・・・

二人が恋人同士の関係でイチャイチャしてる期間がもう終わってしまいそうなんです。

そう・・・

富士崎製菓の経営者一族として生まれたには、陽芽の恋人という立場の前にもっと重要なポジションがある。

そして、その重要なポストを引き受ける時期が来たのだ。

宰は、陽芽という女性を将来の伴侶として選び未来への重大な決断をした

彼はその重要な意思を自分の両親にもちゃんと告白した。

あとは・・・

宰が会社を背負ってゆく立場となり、誰もがそれを認めてくれるような状態を宰自身がつくることだ。

それには当然のことながら妻となる陽芽の協力も必要になるだろうし、彼女にとって辛いことがたくさん待っているだろう・・・

3巻の見どころは、宰が陽芽を結婚相手だと決めて、どんどん話を先に進めていってしまうところと、

そんな宰に必死でついてゆこうとするも、ステージが変わった宰になかなか会うことさえ許されず、不安でいっぱいになる陽芽の苦悩ですね。

この先、まったく身分がちがう二人の結婚には、きっと様々な障害が立ちはだかってくるのでしょう。

しかも・・・

特に自己評価が低い陽芽のことだから、これからいろんなことで自分は分不相応だと思った勘違いな行動を連発するんだろうな〜

正直、自己評価が低すぎる人間ってそれがずっと続くとイライラしてくるんですよね

特にここ最近の陽芽はそんな状態が続いていて、いつまでたってもぽっちゃりだった頃の陽芽を引きづっているわけで・・・

自分が魅力的でカワイイ女子なんだという認識がまったくないのである。

だから宰も陽芽が誰か他の男に誘惑されまいかといつもヒヤヒヤしている始末だ。

過去が過去なだけに陽芽のそんな卑屈すぎる性格はどうしようもないのかもしれないけど、

やっぱり、自分に自信がなさすぎる陽芽の言動にはさすがにまるしーイラっとしています。

正式に二人が婚約なり、結婚にまでこぎつけたら読者のそんなイライラは解消されるんだろうけど、

ただ・・・

そのイライラ・ドキドキ感が醍醐味のラブストーリでもあるわけで・・・

今回も、ムズムズしながらもヒヤヒヤする二人のラブストーリーに期待しましょう〜♪


2巻の解説と感想はコチラ♪
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-50kgのシンデレラ【ネタバレ3巻】宰の決断と陽芽の不安!

11話:恋について貪欲に

終始に渡って、陽芽(ひめ)のイライラする行動が続く11話のお話です。

宰(おさむ)と友人のカメラマン・長谷(はせ)に振り回されちゃう状況になるんだけど、

一人で悩みを抱え込まないでって言ってくれた宰(おさむ)の気持ちを真っ向からはねつける陽芽の身勝手な悩みがバカバカしい・・・

宰が陽芽に言った

「抱き心地が良くなった」

という言葉が原因でリバウンド気味の体が気になってしょうがないのだ。

とにかく、宰とあまり絡まないように逃げ回る陽芽の態度に腹が立つ今回のエピソードでした。

恋について貪欲になれない二人のムズムズ具合にイラッ!!

 

12話:溺あま彼氏の飴とムチ

ダイエット効果があると信じて長谷の被写体になることを承諾した陽芽。

肌の露出が多いドレスに身を包んだ陽芽は、最初のうちはガチガチに緊張していたが、

なんとかプロのカメラマンとして長谷は陽芽の一番カワイイショットを撮ろうと、

いろんな言葉でアプローチしながら陽芽の緊張をほぐしつつ撮影をつづける。

すると・・・

だんだんリラックスしてきた陽芽は、長谷の言葉を受けてドンドンと色っぽい表情を出すようになってきた。

そして・・・

長谷がその日最高のショットを撮り終えて数分後のこと…、

荒々しく宰が長谷の撮影スタジオに駆け込んできたのです。

そう・・・

長谷は宰と陽芽との間にあったギクシャクを解消させようと、あらかじめ宰にメールを送っていたのだ。

このあと・・・

陽芽がどうして宰を避けていたのかを白状して、イチャイチャタイムに突入です〜♪

溺あま彼氏の飴とムチは、陽芽の心をトロットロに溶かしました・・・

 

13話:仕事と恋の食べ合わせ

このお話は、宰と陽芽が同じチームで働く、新商品企画チームでのエピソードが描かれています。

宰の鶴の一声で、企画プロジェクトチームに参加することとなった陽芽でしだが、

ある日、チームリーダーの宰がいない時に、大きなトラブルが発生してしまうのです。

そんな時、陽芽はすばらしい対応力を見せてチーム全体を引っ張ってゆくんですが・・・

 

可愛いだけでなく、人とのコミにケーション能力も高く、咄嗟の対応力も抜群な陽芽の姿を見て、宰はあることを決心する…

仕事と恋の食べ合わせは、とても大きな副作用をもたらしたわけです♪

 

14話:デートに少しのスパイスを

新商品発売イベントから一カ月がたったある日の週末。

宰と陽芽は、ほぼ初めてとなるドライブデートに出かけることとなった。

しかも・・・

デートに少しのスパイスを…
ということで、宰は行く先を陽芽に教えなかった♪

そして、数十分後…

陽芽に内緒のまま宰が向かった先は、自分の実家だった。

あのイベントの日以来、宰は恐らく陽芽を自分の結婚相手として選んだのだろう・・・

いわばこの日は、自分の両親に対して大切な人のお披露目をする日だったのです。

ただ・・・

宰の家の前まで来て、やっとそのことを告げられた陽芽はたまったものではなかった。

今日の自分の格好も気になるし、メイクや髪型は…?大丈夫なのだろうか?・・・と、

とにかく焦りまくりの陽芽だったんのですが、

実際に、宰の両親に会って話しをしてみると、セレブな家族なのにスゴク気さくで陽芽のことを歓迎してくれたのです。

それから、陽芽にとって宰の家族と過ごす楽しい時間が過ぎて、宰の実家を後にしました。

すると・・・

宰が帰りの車の中で陽芽に真剣な表情で告白しました。

「僕はこの先一生、陽芽さん以外の隣に立つつもりはない」

と…じっと陽芽を見つめながら…

それって・・・?

 

15話:ビター&スイート

3巻の最終話です♪

宰が下した決断の結果は、会社でのポジションが部長から専務へと昇格することだった。

これは、いよいよ宰が大手製菓会社の経営者として、正式に動き始めるという意思表示だ。

そして結婚も・・・

もちろん宰の結婚相手は、陽芽に違いないんだろうけど、

陽芽と宰が無事にゴールインするためにはいくつかのハードルをクリアする必要がありそうだ。

それが・・・

「これから何が起こっても俺を信じてくれる?」

と…あの日言っていた宰の答えだったんだろう・・・

ただ・・・

宰の昇進を知り、彼と会社でまったく顔を合わさなくなって二週間がたった時点で、

もう~陽芽の心は不安だらけで、すでに精神的に追い込まれてしまってます。

こんなことで本当にこの二人は、結婚することができるのだろうか・・・?

 

宰が下した『ビター&スイート』な決断の先には、二人にとってどんな未来が待ち構えているのか・・・?

 

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3巻の感想

3巻で最初の方の話にあった陽芽の行動は、すごくイライラしましたが、

宰の両親に会いに行く件(くだり)からは、逆に宰に対しての苛立ちが募りました

結局、宰は富士崎製菓の次期社長になる人材なのに、自分の会社の従業員に手を出しちゃったわけで…

これからなにかと陽芽ちゃんには風当たりが強くもなるだろうし、

宰の立場上、結婚したら陽芽ちゃんは、社長夫人として、経済界の付き合いにも参加しなければならない。

いわゆる社交界デビューみたいなもんでしょう♪

そして…

各界の社長夫人たちばかりで集まるコミ二ティーとかにも所属するようになって・・・

セレブの世界ってすごく憧れはあるけど、実際見てるのと、自分が参加するのでは大違いなんだと思います。

決して楽しくはなさそうだし、

いろんなことに気を抜けないし、神経をスリ減らす毎日が続くかもしれない…

宰が体を震わせながら陽芽ちゃんを抱きしめて、

「俺を信じてくれ!」

と言ってたのは、この先、自分と結婚するとそういう苦労をさせてしまうことが分かっているからなんだろうな〜

ただ・・・

陽芽ちゃんだってそこらへんのイマドキお気楽OLなわけではない。

性格は最高だし、ルックスも可愛くなったし、仕事の能力も有能で、

特に人とのコミにケーション能力は最高クラスのハイスペック女子なのだ。

彼女の事だから、ちゃんと宰が陽芽ちゃんに対する愛情を伝えていたら、

ちゃんと大手製菓会社の社長夫人としての仕事をやり遂げるはずだ♪

そう・・・

陽芽の良さを生かすのも殺すもその全ては宰しだいなのです

とにかく、ここまで来たんだから宰には陽芽ちゃんを悲しませないようにしっかり守りぬいて欲しい〜!

ああ〜
次回の話が待ち遠しい〜♪

 

>>>『-50kgのシンデレラ』4巻の解説と感想はコチラ♪

 

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