非激愛~不倫という恋をしたのネタバレ!
凄まじい愛憎劇の結末は?

著者:曽根富美子
『非激愛~不倫という恋をした』を読みました。
リアル漫画の巨匠・曽根先生が手がけた不倫もの短編集なので、
ドロドロぐちゃぐちゃの人間模様がたっぷり楽しめる1冊となっています。
今回ご紹介するのは、一番最初に収録されている、
『死と金の間に女がいる』という作品で、
余命半年と医師に宣告された不倫男が、
怖くなって妻のもとに戻ってゆく自分勝手な夫と、
その夫とどうしても離れたくない愛人が、
奥さんを巻き込んで、ぐちゃぐちゃの愛憎劇を
その死に際で繰り広げる、なかなかハードな不倫サスペンスです。
まさに大人の悲劇愛を描いたリアル不倫漫画といえるでしょう!
恋愛ぐちゃぐちゃ系が好きな方にはおすすめの作品です!
今回は、『死と金の間に女がいる』のネタバレや感想を書きたいと思います。
ネタバレを読む前に「悲劇愛」の立ち読みをしてみる!
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目次
非激愛 あらすじ『死と金の間に女がいる』
主人公・風間 成登(かざま なると)は不倫中の身の上です。
1年7ヶ月もの間、奥さんと子供を残して、
母子家庭で暮らす愛人の家で過ごしていたのです。
成登が現在一緒に暮らす愛人の名前は町田 悠(まちだ ゆう)19歳です。
高校時代に、成登と知り合って、
そのまま悠とその母親が暮らすアパートで3人暮らしているのです。
一緒に暮らしている悠の母親はずっと病気がちで、介護の手が必要な状態。
なので、成登と悠は艶っぽい愛人とのエロティックな生活とは程遠い地味な暮らしをしていたのです。
ある日、体調不良を感じた成登が病院に行ったところ、
なんと・・・末期のガンと診断されるのです。
医師の見立てではあと半年生きていられるかわからないと言うことです。
突然のガン宣告と、6ヶ月の余命宣告に言葉を失う成登。
どうしていいか分からなくなった彼は、
悠の家を出て、長い間家を空け、連絡一つしなかった妻の元に帰ってゆくのです。
すると・・・
1年7ヶ月ぶりに再会した妻のとき子は変わり果てた姿になっていたのです・・・
ついに迷惑で自分勝手な不倫男が巻き起こす、死に際不倫愛憎劇の幕が切って落とされました!
非激愛 ネタバレ『死と金の間に女がいる』
末期がんと宣告されて逃げ帰ってきた成登を迎えたのは、
3人の小さい子供を抱えて、
女手一つ懸命に生活を支えてきて、ふくよかに太った妻のとき子だったのです。
成登:「とき子・・・なのか?」
「どうしたんだお前・・・そんなに太って・・いや・・老け込んで」
とき子:「私が25キロも太ったのはストレスと栄養不足でホルモンのバランスを崩したからよ」
「で・・何の用?・・・やっと離婚する気になったってわけ?」
成登:「いや・・帰ってきたんだよ・・・」
愛人の家でずっと暮らしていた夫が突然家に帰ってきて言った言葉が、
「お前太ったなぁ・・」だったことに呆れて何も言えないとき子でしたが、
彼が出ていってからの凄まじい生活状況を聞かせると、
さすがに神妙な顔をして、
深く反省する態度を見せました。
「申し訳なかった・・・許してくれ・・」
そう言ってとき子に謝罪すると、
彼はどうして当時、女子高生だった悠と暮らすことになったのかを説明し始めました。
保険会社に務める成登が制服姿の悠を見たのは彼女の母親の入院期間が長引き、
保険で保証される日数を越えそうになっていた時だったのです。
涙を流しながら相談に来た悠を黙って見ていられなくて、
そのまま彼女を助けるため一緒に暮らし始めたというわけです。
とき子にとっては成登が何を言おうが言い訳にしかなりませんが、
ただ・・・若い女との快楽を貪るための1年7ヶ月ではなかったことだけは分かり、
ほんの少しはだけ怒りが収まったとき子でしたが、
まだまだこの浮気夫を許す気にはなりません。
なのに成登は彼女に厄介な頼み事をしてくるのです。
ガンの宣告を受けてから着の身着のままで自宅に帰ってきた彼は、
悠と暮らしていたアパートに荷物を置いたままだったのです。
合鍵を使って成登の私物を取ってきて欲しいと頼むんです。
どの面下げて言ってんだー!て事ですが、
涙を流して反省する夫の姿を哀れに思って、
とき子は仕方なく5歳になる長男の直記を連れ、悠のアパートに向かったのです。
アパートで悠に会い、話をしたとき子は、
夫の成登が余命短い末期のガンであることと、
生命保険の一部、1000万円を渡そうとしている事を聞かされるのです。
そして・・夫の本心を知ったとき子は・・・
凄まじい愛憎劇の結末
末期がんに侵された成登は悠の家を出て、
とき子と子供たちと共に最後の時を過ごしますが、
時折、外で悠と情事を重ねます。
薄々とき子も成登と悠の関係が続いていることに気づいていたのですが、
命短い父親と過ごす子供たちのために見て見ぬふりをしていました。
やがて、ガンの侵攻が進み、疲れやすくなってきた成登。
そんな時、勤めている保険会社の慰安旅行だと言って、
彼は悠と旅行に出かけたのです。
とき子もその事は気づいていましたが、
恐らく彼女と過ごす最後の時となるだろうと思い、
何も言わず成登を送り出したのです。
翌日、
悠に刺された成登が病院に運び込まれた。と警察からとき子に連絡が入りました。
死を間近に迎えた不倫夫が最後に迎えた哀愁の結末とは?
その、衝撃のクライマックスは本編でお楽しみください♪
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非激愛 感想
かなり複雑で入り組んだ不倫ストーリーでしたが、
とにかく旦那の成登に腹が立つお話でした。
余命宣告され、
怖くなって愛人の元から奥さんのところへ帰るなんて本当に最低な行為です。
1年7ヶ月ぶりに見た奥さんはとんでもなく太っていたのです。
理由はストレス太りとホルモンのバランスを崩してしまったこと!
本編のセリフで、
「私はもう女じゃなくなったの」というセリフがありましたが、
あの気持は本当にリアルで胸に響きました。
小さい子供3人も抱えて女一人、どれだけの苦労があったのだろう・・・
はっきり言って並大抵の苦労ではないと思います。
なので、成登に関しては、
どの面下げて帰ってきたの?て感じです。
あと、悠のとき子さんに対する態度もおかしいのです。
まずは手ついて謝れって話で、
なにノロケてんだバカヤローって感じ!
管理人が主婦なのでどうしてもとき子さん目線で物語を読んでしまうのです。
なので、とき子さんが不憫でなりませんでした。
妻の立場からしたら愛人に渡す1000万円が無念でなりません。
本当なら慰謝料としてその額を受けとれる立場なのに!
成登の命や悠の今後の生活なんてどうでもいいから、
とにかくとき子さんと3人の可愛い子ども達が幸せに暮らせるようにして欲しい!
入院先の病院に来た悠をひっぱたいて厳しくお説教したとき子さんはしびれる程にカッコ良かったです。
成登と悠には腹が立ちまくった物語でしたが、
ここまで興奮するということは、本作にハマってしまったという事でしょうね!
なんだかんだ言いましたが、必死になって読んだ作品でした♪
>>>「非激愛~不倫という恋をした」の『嘘』編のネタバレはコチラ♪
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