どこまでもわがままで一生懸命だった・・・

著者:千葉コズエ
『ひとりぼっちはさみしくて』
その切なそうな『タイトル』から想像すると
ラブきゅん系のハラハラコミックかな~?
なんて思って読み始めたんですが、
なんと、
読んでみたら全く想像と違った、結構シリアス系の青春ラブストーリーでした。
ざっと説明すると、高校生の男女が親の反対を押し切り、
田舎から東京へ、一流のミュージシャンを目指して旅立つお話で、1巻を読んだ時点で、ちょっとハマったったみたいです。
夏休みの勢いもあいまって家出同然の形で、やって来た大都会 東京。
右も左も分からない若い二人は、その凄まじい人混みの中に吸い込まれるうち、
彼女は、奇跡的に目の前に垂らされた一本の光る糸をたぐり寄せることに・・・
かなり子供っぽい考えから始まった若い二人の逃避行&ミュージシャンへの挑戦物語なのですが、
「若いときには何でもやっちゃえっ!」
と、読んでて応援したくなるような甘酸っぱい青春朝焼け物語と言った感じ♪
なので、正直、読後の印象はかなり良いです・・・
思い切った青春の逃避行の行方はちょっと意外な方向に進んじゃう・・・?
ちょっと毎日に、退屈している自称:若者たちには良い刺激になる作品だと思いますよ~
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ひとりぼっちはさみしくて あらすじ
ヒロインの七原 詩央(ななはら しお)は
いつも教室で誰とも話さずノートに自作の詞を聞き綴ってる、目立たない暗めの女子高生なんです。
特に親しくしてる友達もなく、いつも机に座って詞を書いている彼女を不気味がる同級生もいるくらい・・
そして、
そんな視線を感じた時に彼女がいつも逃げ込む先は、学校校舎の屋上というわけです!
ここには普段、誰もやって来ない!なので、彼女はいつも一人ぼっちだ。
けど…それももうなれっこになってしまった詩央。
今日も、お気に入りの場所で憧れの彼を想って綴った詞を書こう♪
そんな事をぼんやりと考えながら過ごしていると、彼女の背後から近づく一つの影が…
「こんなところでなにやってんの?」
びっくりして振り返った詩央の視線の先にいたのは、まさに彼女がずっと憧れていた存在で、彼女の書く詞の中にいつも出てくるクラスメイト高樹 直(たがぎ なお)の姿でした。
なんたって彼は学校で一番目立っている男子で、白に近い金髪にたくさんのピアスを付けた
詩央たちが暮らしている田舎街では珍しいタイプの不良少年なのです。
{うそーっ!?・・高樹くん?!}
突然 憧れの高樹から声をかけられた詩央はなにも言えずに、ただ…顔を赤くしただけでした。
そんな彼女に対して、高樹は、
「あんたさぁ・・」
「いつも人と目ぇ合わさないよな…!」
「たまにはちゃんと人の目みろよ!」
と、まじめに言ってきたのです。
これが、初めて交わした高樹との会話。
詩央はずっと自由に生きてる高樹くんに憧れていたんです。
どんなときもやりたくない事はかたくなにやらず、
興味のあることは全力で挑戦する高樹の背中に、詩央は大きくて自由な羽を見ていたんです♪
私もあんな風に自由になれたら・・・
彼と一緒に飛んでみたい!
どこまでもこの自由な空を・・・
彼を前にして妄想を巡らせていた詩央は、高樹に今まで書き綴ってきた大切な詞のノートを持ち去られていたことに気付いていませんでした。
気がつくと、高樹の手には詩央のノートが握られていて、
こともあろうか、
クラスのみんなの前で、彼女の詞が読み上げられてしまったのです・・・
そして・・・
突然の事にざわつくクラスメイトたち・・・
「やめてっ!!」
顔を硬直させて詩央は高樹を睨みつけました!
{なんてことするのよ!}
詩央は高樹の悪ふざけに悲しくなった・・・
しかし・・・
この事件がきっかけとなって、この二人はあるチームを組むことになるのです・・・
そう・・・
決して離れてはいけないチームに・・・
「ひとりぼっちはさみしくて」
という言葉はその後に出てくる重要な「キーワード」となるのです♪
純粋すぎる若い二人が、駆け抜ける『恋』と『音楽』の逃避行・・・
彼らがまず目指した場所は東京でした・・・
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ひとりぼっちはさみしくて ネタバレ
憧れだった高樹くんに今まで書きためた大切な自分の詞を、ふざけ半分でクラスのみんなの前で読まれてしまった詩央。
恥ずかしさも相まって、思わず涙を流してしまうんです。
放課後・・
まだ涙が止まらない詩央のあとをずっと高樹がついて来ました。
「いいかげん泣き止めよー」
「俺そこまで悪いことしたのかよー!」
と、ちょっと詩央に逆ギレ気味の高樹。
後で、ノートに書いていた詞が歌の詞だということを知り、
自分にその歌声を聞かせろとねだってきたのです。
腹立たしい気持ちはあったけど、その場の成り行きで、高樹にオリジナルの歌を聞かせた詩央。
すると・・
詩央の歌声を聞いた高樹は、
「お前 すごいじゃないか!」
と言って彼女の歌に感動の声を上げたのです♪
すると・・・高樹の反応に気を良くした詩央は、
「この曲は高樹くんの歌だよ!」
と、照れながら高樹に打ち明けたのです。
そう・・・あまりにも彼が喜んでくれたから…
「わたし・・あなたに憧れてたの・・」
そう告白すると、また涙が溢れてきた詩央。
だけど・・・
今度は悲しみの涙ではなく喜びの涙だったのです。
中学の時、どうしても歌手になりたくて、思い切って親に打ち明けたあの日。
その夢は両親によって、無残にも打ち破られてしまいました。
親からは歌手になるなんてありえない!
と激しく叱りつけられてから、彼女は今日まで、一度も歌ってなかったんです。
そして・・・
今日久しぶりに歌ってみて、改めて分かったことは自分は歌が大好きだということ!
そんな思いを打ち明ける詩央の体を、優しく高樹は抱きしめました・・・
二人の逃避行
詩央の歌声がきっかけとなり、すっかり仲良くなった高樹と詩央の二人。
詩央が高樹に歌を聞かせた翌日、高樹から
「家に遊びにこないか?」
と誘われるのです。
詩央はドキドキしながら彼の家を訪れると、高樹の部屋にはたくさんのギターが置いてあったのです。
そう・・・
彼の夢はプロのミュージシャンになることだったのです。
彼にもまた、誰にも言ってない『音楽』という夢があった・・・
真剣な顔で彼は詩央に、
「俺と一緒にプロを目指さないか?」
と誘ってきたのです!
彼の言葉を聞いて、ずっと押し殺してきた詩央のあふれる想いが溢れ出します。
その日、一緒に東京へ出て、プロのミュージシャンになることを約束した二人。
当然、親が大反対する中、夏休みに入って数日経ったある日、
家を抜け出した二人は、電車に乗って東京を目指しました・・・
夢の東京へ…
家出同然の形で東京まで着た二人は、ひょんな事がきっかけでプロデビューのきっかけを掴む事になるんです。
ホント奇跡のような出来事が待っていたのです。
ただ・・・夢のチケットを掴んだのは二人のうち一人だけでした・・・
ここから二人の逃避行がまったく違った方向に進んで行ってしまうんです。
なんとも切ない展開なんです~
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ひとりぼっちはさみしくての感想
高校生の甘~い恋愛ものストーリーかな~と
思って読み始めたら、かなり込み入った青春ストーリーだった・・・
なかなかドラマチックでスリリングな内容だったので、ちょっとビックリです!
メガネッ子でおとなしく目立たない詩央がまさかあんな才能をもってる素敵な女の子だったとは?
1巻では、詩央と高樹が、ただ、がむしゃらにプロのミュージシャンを目指して上京する物語が描かれているんですが、
見るもの触るもの何もかもが初めての大都会で・・いきなりとんでもないチャンスに恵まれてしまった・・・
でも、それは悲しいかな一人だけなんです。
恐らくこの業界にはあるあるの話なんでしょうね~
この場合、選ばれた方も、選ばれなかった方も、かなり辛い状況に陥るわけで…
でも・・・
夢を求めて東京までやって来たわけだからチャンスを掴まないのもバカな話です。
なので・・・
普通はこの時点で別れて終わっちゃうんですよね~
まぁ・・・仕方ない!
これが現実なんです。
ただ・・・
二人はもう恋人関係でもあるわけで・・・
この後、
選ばれた方が、大人たちの都合に流されまくって
相方に対して、
「そりゃないんじゃないの~!」
て、いう行動をいっぱいとっちゃうんですよね~
まだ若いという事と、どうしても夢を叶えたいという想いが、
一緒に夢を追いかけてきた大切な相手をとことん追いつめてしまう!
そして、結果的には裏切りの方向へ事が進んでゆく・・・?
しかしまぁ・・・
キュンラブでふわふわの恋愛ストーリーだと思ってたら大間違いだった。
かなりヒューマニックで、なおかつドラマチックな内容です♪
よって・・・
かなり夢中になってしまった。
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