闇っ子のネタバレ3話!『それ欲しい』少女が万引きし続ける理由

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『それ欲しい』少女が万引きし続ける理由

『闇っ子~戸籍のない子供たち~』
3
に収録されている

『それ 欲しい』
ネタバレ
感想を書いてます♪

 

何度補導されても
万引きを繰り返し続ける少女の話で、

 

母子家庭で、母と娘 二人っきりの
生活をする少女にはどうしても
欲しいものがあったのです・・・

 

なぜ・・・

少女は万引きをし続けるのか‥?

 

そこには深くて悲しい
おどろきの理由が隠されていたのです。

 

母の愛を受けられなかった子供が
発信した求愛のメッセージに泣けてくる!

 

親であることの重要さと責任。

 

「親は子供を捨てるけど、親を捨てる子供はいない」

 

養護施設の職員・鬼島の言葉が胸に刺さります!

 

最後は感動する
いい話でしたよ~

 

【闇っ子】に収録された他の作品はこちら

⇒ 1話:闇っ子~戸籍のない子供たち~

⇒ 2話:甘い話苦い水

⇒ 4話:いらない子

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このそれ欲しいが収録されている

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『それ 欲しい』 のあらすじ

主人公は、小学6年生の少女
竹内 亜綺羅(たけうち あきら)。

 

母親との母子家庭で生活する彼女は
物語冒頭から万引きで捕まります。

 

イオンモールみたいな
ショッピングセンターで
小物を万引きしているところを補導されたわけです。

 

このショッピングモールでは
彼女はもう万引き常習犯の少女として認知されてます。

 

おまけに捕まっても
まったく反省の色を示さない亜綺羅。

 

逆に店の責任者に悪態までつく始末で、

とんでもない不良少女なのです。

 

そんな亜綺羅を
万引きした店まで引き取りに来たのは、

 

養護施設の職員でした。

母子家庭で夜の勤めをする
亜綺羅の母親は、

 

各市町村が提供する
子ども見守り政策の
『トワイライトケア』を利用しており、

 

まったく親の責任を
果たそうとしない亜綺羅の母親は

 

面倒な子供の面倒をいつも
その施設の職員に押し付けるのです。

 

素行の悪い問題児の亜綺羅は
学校でも、施設でも厄介者として扱われていました。

 

そんな状況でも、
母親はまるで躾のことなんて考えることもなく、

 

夜の水商売に精をだし、
日夜、次の男を捕まえるべく
女の武器を使って男をたらしこむ日々を送っているわけです。

 

なので、
亜綺羅の素行なんて良くなるはずもなく、

 

学校の友だちや先生、
その他、回りの大人も皆が
亜綺羅に手を焼いていたのです。

 

そんなある日、
亜綺羅がいつも世話になってる
養護施設に鬼島というメガネをかけて
真面目そうな女子職員が配属されてきたのです。

 

そして・・・

この女性との出会いが
その後の亜綺羅の人生を
大きく変えることに・・・

 

この後、かなり熱い
ヒューマンドラマが展開されます!

 

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『それ 欲しい』 ネタバレ

何度捕まっても、
万引きをやめようとしない亜綺羅。

 

そんな亜綺羅に
母親は愚痴を言うだけです。

「面倒だから捕まるなよ~」

と、まるで不良仲間に言うセリフ。

 

小学生の娘に言う言葉ではありません。

 

17歳で亜綺羅を産んだ
この母親は元ヤンキー出身で、

亜綺羅が3歳の時に夫と別れており、

それ以降は、
水商売で働いて生計を立てている。

 

とにかく
まったく母親としての自覚はなしで、

 

頭の中はいつも
男の事で頭はイッパイ。

 

亜綺羅のことなんて考える余地はほとんどありません。

 

ただ・・・

男に捨てられた時なんかは、
とにかく亜綺羅に当たり散らし、

「あんたなんか産まなきゃ良かった」

「いつか捨ててやる!」

と酔って夜通し叫んでいる時も・・・

 

ホント最低な母親。

そんな自分勝手でやりたい放題の母親と暮らすうちに、

 

亜綺羅の心も
いつしか荒んでいったのです・・・

 

鬼島との出会い

ある日、万引きで補導された亜綺羅。

いつもの様に、
養護施設から迎えが来ました。

 

しかし・・・

今回はいつも亜綺羅を
引き取りに来る職員ではありません。

 

その人は黒縁メガネで、
ビシっと髪を一つに束ねた真面目そうな女性でした。

 

亜綺羅を引き取りに来た彼女は
万引きした店の人間に一切謝ることをせず、

 

ただ、

「母親に万引きの事実を伝えます。」

と言って、ペコリと頭を下げただけでした。

 

いつもの職員なら、
何度も頭を下げて謝罪していたのに‥

 

{なぜ・・この人は謝らないんだろう?}

 

不思議に思った亜綺羅は、
その職員に聞いてみました。

 

すると・・・

「私が悪いことをしたわけじゃないから」

と言って、さらに

 

「あなたはいつまで甘えてるつもり?」

とキツく亜綺羅を突き放したのです。

 

その女性は今度新しく
保護施設に配属されてきた
鬼島(きじま)という職員で、

 

他の職員とは違い、
大人に対するが如く態度で亜綺羅に接してきたのです。

 

その人は、
亜綺羅にとって初めて出会う種類の大人でした。

 

捨てられて・・・

男との関係次第で
コロコロと亜綺羅への態度が変わる母親。

 

今は恐らく男が出来てラブラブの状態らしい。

 

ある日。
いきなり母親が旅行に行くと言い出した。

 

男に連れて行ってもらえるらしく
上機嫌で亜綺羅に報告してきたのです。

 

その旅行には亜綺羅も一緒に
行くことになってたのですが、

 

当日、体調が悪くなって、
行けなくなってしまったのです。

 

しかし・・・

無情にも病気の亜綺羅を家に残して

母親は男と旅行に出かけてしまったのです。

 

ひどい高熱でひとり苦しむ亜綺羅。

 

意識が朦朧としてきて、
もうこのまま死ぬのかな~と
ぼんやり考えていた時。

どこからか亜綺羅の名前を呼ぶ声が!

 

次に、
亜綺羅が目を覚ましたのは、
病室のベットの上でした。

 

目の前には、
養護施設の鬼島が座っていて・・・

 

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『それ 欲しい』の感想

鬼島さんとのやり取りが
すごく微笑ましかったです。

 

亜綺羅に必要だったのは、
同情でも説教でもなく、

現状を教えてあげることだったんですね。

 

「親に期待するな!」

 

それが鬼島さんのアドバイス。

 

亜綺羅の母親を見てると
まさしく大正解の
アドバイスでした。

 

全ての親が子供を愛してるとは限らない!

 

少なくとも、
亜綺羅の母親に我が子への愛情は感じられない。

 

亜綺羅と同じく、
親に捨てられて育った鬼島さんは、

 

彼女にとって今、必要な言葉をかけるのです。

 

後半に鬼島さんが話すセリフは
考えさせられる言葉ばかりでした。

 

母の愛を得るために、
母親の気に入りそうなものばかりを
万引きしていた亜綺羅。

 

そんな亜綺羅に、

「もう・・取らなくていいから」

と、優しく語りかける鬼島さん。

 

「捨てちゃいなさいそんな親」

 

こんなセリフを小学生の子供に言える大人は他にいない!

 

これがホントの優しさだ。

 

ものすごく感動したお話でした。

 

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