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美醜の大地【ネタバレ10話】ついに敏恵の狂気が迫りくる!

ついにハナと深見栄一が初対面を果たした!

二人はどちらも高島津絢子に果てしない恨みを持つ人間同士・・・

復讐の協力者として名乗りを上げた栄一に対してハナは彼にどんな答えを返したのか・・・?

美醜の大地

10話の解説と感想♪

桐谷ヤエ子からハナの情報を聞きつけた謎の弁護士・深見栄一はとうとうハナの所在を見つけ出した。

「ずっとあなたを探していました」

これが、栄一がハナに語り掛けた最初の言葉だった…

「絢子に恨みを持っている!」

最初から手の内を見せるように彼はハナに近づいてきたのですが、

ハナが深見に表したのはまず異常なまでの警戒心でした…

深みがすっと差し出した握手の手を握り返すこともなく、じっと彼の目を見て彼の本心を探ろうとするハナ。

{この男は一体何者なんだ⁉}

私にとって敵なのか、味方なのか…?

全ての神経を集中させて慎重に深見を吟味するハナに対し、

今まで自分が調べてきたハナの復讐劇と生い立ちを詳細に語りはじめる深見。

果たして…ハナはこの深見と共に絢子への復讐を実行するのか…?

一方で、

ハナを追うもう一人の危険な追跡者が、すぐそこまで凄まじい狂気をまといながらハナの背後に迫って来ていた(汗)

騒がしくなってきたそれぞれ復讐劇ですが、今回もハラハラドキドキの展開が描かれております♪


9話の解説と感想はコチラ♪
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美醜の大地【ネタバレ10話】ついに敏恵の狂気が迫りくる!

深見栄一

突然、ハナの前に現れた謎のイケメン弁護士・深見栄一

彼の様子では、ハナが今までやってきた復讐劇の顛末をよく知っているかのようだった。

ハナが受けてきたひどいイジメの過去と、これまで実行してきた復讐劇の全てを知る深見は、

ハナがこれまでたどってきた屈辱にまみれた不幸な人生を詳細に語り、

ハナの心を激しくかき乱そうとする。

だが…

まったく正体のわからない深見という男に対し、恐ろしいまでの警戒心を抱くハナ。

彼女は必要最低限の言葉で彼との会話を交わし、目を凝らして深見の意図を読み取ろうとする。

二人の行き詰る心理戦は常に冷静な言葉のやりとりで続き、

やがてハナは深見になぜ絢子へ復讐したいのかを尋ねた。

「私もあなたと同じように高嶋津という存在に全てを奪われた!」

「私にも手伝わせてほしい、あなたの復讐を!」

深見の言葉は真実のように思えた。

だが…握手を求めてきた深見の手を握り返すことなくハナは答えました。

「嫌よ…!」

「私は誰とも組む気はないしその必要もない」

「むしろ邪魔をしないでほしい!」

そうハッキリと自分の意思を深見告げるハナ。

すると…

彼女の素っ気ない返答を聞いた深見は、少し落胆した表情を見せたものの、

すぐに気を取り直して自分の名刺をハナに渡しました。

「気が向いたらここに連絡を…」

深見から名刺を受取ったハナはゆっくりと来た道を引き返してゆきました。

ハナの背中を見送る深見は実にもどかしい思いでその場に立ち尽くしていた。

その後、

隠れ家に帰ったハナは協力者の鶴田に早速、深見栄一の身辺調査を依頼しました。

二人の追跡者

うっかり忘れていたもう一人のハナを追う追跡者のこと。

『月刊道民』綿貫記者です!

そう言えば、彼は奥田スミ子の事故死以来ずっとハナの事を個人的に調査していたのです。。

今は、ハナの策略により女郎宿(じょろうやど)に飛ばされ、

その後、精神が崩壊してしまった百子の家を訪ねていました。

まるでホラー映画に登場する幽霊みたいな百子の姿に思わず悲鳴を上げてしまう綿貫。

どうやらハナに関してのことは取材できそうにない(汗)

この男がハナの居場所を見つけるのはまだ先になりそうです。

しかも…彼がハナを追う目的が今一つよくわからない(笑)

ついに敏恵の狂気が迫りくる

綿貫とは違ってホントに危険な存在なのが、異常な執念でハナに復讐を誓うモンスター・敏恵です!

彼女は、ドクター内田から整形手術を断られた後、

そのままの醜い姿で、ハナへの復讐に向かっていたのです。

敏恵はハナが小石川菜穂子という名前でスミ子と働いていたカフェを探し出し、

店のマスターに菜穂子の消息を尋ねていたのです。

「小石川菜穂子はいまどこにいるのか答えなさい!」

敏恵の不躾(ぶしつけ)な質問に思わず警戒したマスターは、

「たとえ知っていてもアンタには教えない」

と、不信感を露わにして敏恵を追い返そうとするのですが、

それで逆上した敏恵は、マスターをナイフで刺し殺してしまったのです!

えっ⁉

とうとうハナへ復讐するために殺人まで犯してしまった敏恵。

ここから彼女の狂気はさらに加速してゆきます・・・

警戒と応戦

ハナを心配するナースの菊乃から、敏恵がハナに迫っているという事と、

彼女の目的を聞いたハナは警戒レベルを上げた。

念のために今まで使ってきた小石川菜穂子という偽名を捨てました。

さらに…敏恵からの追跡をかわすために考えた作戦は、あの人物に力を借りる事です。

そう…

自分と同じ目的をもつ彼に話をしてみよう!

ハナは数日前、その男から渡された名刺を取り出してゆっくりとダイヤルを回し始めた・・・

 

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10話の感想

「ついに敏恵の狂気が迫り始めた~!」

まるし―の予想は完全に間違っていました(汗)

もしかすると敏恵はハナに”懺悔”するために彼女を追い求めているのかも…?

とか思ってたんですが、

「とんだ勘違いでした。」

敏恵は恐ろしいまでの恨みを抱いてハナを追ってたんですね。

やっぱり根っからの性悪女だったんだ!

元はと言えば自分がハナをイジメた事がきっかけでこんなことになっているのに…(汗)

「やはり愚かな人間はどこまでいっても愚かなんでしょうか?」

まぁ…

しかし、尋常ならざる狂気と化した敏恵ですが、とても正気の沙汰とは思えない言動と行動だ。

すでに人の心を失っているのかもしれません。

だって…あのマスターの殺し方はただの頭のいかれた通り魔です。

これで彼女自身が警察のお尋ね者となってしまったわけで(汗)

今のまま「ハナ憎し」で行動してる敏恵に勝算はあるのか…?

そして…

今度は立場が入れ替わって敏恵の復讐を迎え撃つ側になったハナは、

例の彼と何やらタッグを組むのかもしれませんね。

彼もかなり頭が切れそうなので、このまま二人でうまく協力できれば、

絢子にとってはかなり不利な状況となるでしょう。

でも…

ハナと彼の間にはまだまだ激しい警戒心がありますので、

すんなりと共同戦線というわけにはいかないでしょう。

今後のこの二人に関係がどうなってゆくのか?

ますます目が離せなくなってまいりました♪

 

>>>『美醜の大地』11話の解説と感想はコチラ♪

 

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