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君に愛されて痛かった【ネタバレ2話】かなえの別人格が出現!

著者:知るかバカうどん

『君に愛されて痛かった』

2話の解説と感想です♪

ついに、かなえの内にある凶暴な一面が顔を出す。

しかも、最悪なことに、出した相手が自分に優しくしてくれた寛(ひろし)だった!

かなえの援交現場を見て、彼女を心配してくれた寛。

そんな彼にかなえは辛辣な態度で寛の言葉を遮(さえぎ)った!

前回までのお話

極度のメンヘラを患うヒロイン・かなえ

もう中学時代のような辛いイジメ地獄を味わいたくない!

高校では弱い自分を偽って、クラスカーストの上位グループに紛れ込んだ。

しかし・・・

所詮はメンタル弱々の元・イジメられっ子だった。

かなえの被ったニセの仮面はすぐに剥がれ落ちてしまった。

無理して参加したカラオケ合コンで、イケてない惨めな自分をさらけ出してしまったのだ。

 

そのせいで、合コンで一番人気だった(ひろし)になぜか気に入られてしまう。

だがそれが、不幸の始まり!

寛は、グループのリーダー格・一花(いちか)が狙っていた男子だったのだ・・・

 

まったく合コンに適応できず、その場から逃げ出して、援交に走るかなえ。

いつもの薄汚いエロオヤジに抱かれて、やっと気持ちを落ち着けたと思ったら、

なんと・・・

その援交オヤジと一緒に歩いてる現場を寛に目撃されてしまう。

 

最悪のタイミングにかなえはただ立ち尽くすしかなかった・・・

と、ココまでが1巻のお話でした~♪


1話の解説と感想はコチラ♪
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君に愛されて痛かった【ネタバレ2話】かなえの別人格が出現!

別人格が登場

合コンで、たった一人、クズクズな かなえを気にかけてくれた寛。

そんな彼が、かなえの援交現場を目撃して、またもや彼女を救ってくれようとした。

 

エロオヤジと一緒にいた かなえの手を引いて、そこから連れ去ってくれたのだ。

誰もいない夜の神社で向かい合う二人。

かなえは、しゃがみこんでずっと下を向いていた。

「かなえちゃん大丈夫?」

彼女を心配して優しく声を掛ける寛。

しかし・・・

そんな彼に対して、かなえは恐ろしい形相で言い返した!

「お前…何してんだよ!』

その顔と声は、昼間、寛たちと合コンしていたときの弱々しい かなえとは全く別人格のかなえだった!

「か…かなえちゃん」

かなえの変貌ぶりを目の当たりにして声に詰まる寛。

しかし、その時、かなえは本来の自分を取り戻した。

 

「えっ?はっ?なんであんな事?」

「何?なんで?どうして?」

「何何何何何何何何何何?」

自分の中で一体何が起こっているのかわからず錯乱するかなえ。

もう一人の凶暴なかなえと弱いかなえが一つの体の中で闘っている状態で、寛はただ、起きている現実を見守っていた。

「あんな…おっさんと…」

寛が思わずつぶやいた。

するとまた凶暴なかなえが寛に牙をむく。

「だから何だよ!!」

「私の勝手でしょ!?あんたには関係ない!」

止まらない辛辣の言葉。

もう・・・限界だと思った。

その後、寛が大切な言葉を投げかけてくれたのに、かなえの中にいるもう一人の自分にはまったく届かない。

「うわああああああ」

耳を塞ぎ、大声で叫びながら寛の前から立ち去ってゆくかなえ。

そう・・・

彼女の中には、凶暴なもう一人のかなえが存在していたのだ・・・

後半の展開

「お前が死ねお前が死ねお前が死ね…」

帰りの電車の中でも、ずっと呪詛の言葉が口をついて噴出する かなえ。

明らかに彼女の精神が崩壊しつつある状態だ。

今にも爆発しそうな自分の心をコントロールできない かなえがいる。

 

しかし・・・

そんなかなえが家に帰っても、家族からの冷たい反応が待っていた。

 

そして、たまらず家から飛び出した かなえを待っていたのは、この世界でたった一人、心を許せるボーイフレンド、

鳴海(なるみ)だった・・・

 

新しく登場したかなえを癒やすキャラクター。

そして・・・

人気のイケメン男子・寛とかかわり合いを持ったことで、かなえに訪れる悲劇とは・・・?

 

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 2話の感想

登場してきましたもう一人の別人格。

かなえの中には、凶暴なもう一人の彼女がいたんですね。

 

メンヘラ女子特有の『解離性同一性障害』を患っているということだろう。

精神を病んでる人たちの症状では、かなり重い段階まできてしまっている。

 

もしかすると援交を弱いかなえに促(うなが)しているのも凶暴かなえの方なのかな?

 

ただ・・・

まだ長い時間かなえの体を支配しているわけじゃないから、人格障害が軽いうちに治療したいところなんですが、

あのかなえの家族を見たらまったく期待できないし、よりかなえを何らかの理由で追い詰めている感じだった。

でも・・・

いきなり2話で登場した 鳴海(なるみ)という少年。

なんだ~
同世代の友達がいるんじゃない♪

それも男子

仲のいい友人なんて誰もいないと思っていたから、正直ビックリだ。

鳴海くんはかなりグレてるみたいだけど、かなえに対する気持ちはきっとピュアなんだろう♪

というか、恋心もありそうだ。

まぁでも・・・

かなえは、鳴海のことを、信頼できる友人としか思ってないんだろうな~

 

この先、鳴海との関係で、寛との愛憎劇も繰り広げられるかもしれないですね。

 

まぁ~ただ、今のかなえにとっては、寛くんをめぐって 一花(いちか)からのしわ寄せが怖いですね~

 

「寛君とヤッたの?」

これは、2話の最後に 一花が、かなえに言ったセリフだ。

この先、かなえにとって良くない事が起きる前兆のような気がして仕方ない。

 

>>>『君に愛されて痛かった』3話の解説と感想はコチラ♪

 

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