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生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと【ネタバレ2巻】クソ漫画だけど潔い!

『時を超えて初恋を汚す物語。』

このキャッチーで救いのない告知コメントに興味をそそられて、

反射的に購入するボタンをクリックしてしまったサイト主のけいぞーです♪

その漫画のタイトルとは、

『生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと』

2巻の解説と感想です♪

90年代のJ-POPナンバーかと思うような長ったらしい漫画のタイトルですが、

実際、中身を読んでみると、そのタイトルと表紙を見て想像した内容とはまったくちがったストーリーでした。

ちょっとした感動的な恋愛物語と思いきや、

メチャメチャにクズな男が主人公の最悪なゲス・ストーリーでした。

もう~それは、それは容赦にほどに極悪の・・・

でも・・・

『生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと』はクソ漫画だけど潔い!

これだけは言わせてもらいたい。

正直な感想です♪

人間の…そして男のエゴと願望のようなものが潔く注入された生々しいストーリーなんです。

 

さて・・・

前回、『生まれる価値のなかった…』を紹介した時、

1巻の内容と、ラストの結末部分をネタバレしましたので、

今回は、1巻の続き、2巻の内容をネタバレしちゃいたいと思います。

2巻の見どころとは?

タイムスリップ前も、タイムスリップ後も、恋のライバルにして親友・京太(きょうた)に歯が立たないことが分かり、和也(かずや)が暴走して、

ヒロインの杏奈(あんな)を襲っちゃったのが1巻から2巻の途中までのお話でした〜

 

今回は、その続きがどうなったのかをネタバレしちゃいたいと思います♪

ズバリ!

2巻の見どころは、杏奈の従姉妹として登場した外海(とのがい)いづると、和也が繰り広げる壮絶な殺し合いバトルが始まったことですね。

ターミネーターよろしくとばかりに、時空(とき)を超えた親子の大戦争なんですが、

 

和也はいづるが自分と杏奈との間に生まれた娘だということを知らないし

いづるは、小学6年生の和也が32歳のタイムスリッパーだということを知らない。

 

この漫画のしびれるところは、その複雑な二人の因果関係にある!

 

いづるは、母・杏奈の幸せな未来のために和也を殺しにやって来たんだけど、

杏奈と和也との間に生まれた いづるは、和也を殺すと自分の存在がこの世から消えることになるのだ。

なので…

いづるが母親を守ることとは、同時に自分を殺すことでもある。

 

この込み入った事情のシナリオが実にこの漫画を面白くしているわけで

著者の永瀬ようすけ さんが、奇をてらって描いたゲテモノ作品でないことの証明だ!

 

そして・・・

衝撃の結末に向かってこの2巻は、ストーリーに重要な役割を果たすシーンが含まれている。

それをこれからじっくりお話してゆきます〜♪


1巻の解説と感想はコチラ♪
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生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと【ネタバレ2巻】クソ漫画だけど潔い!

和也といづるの激しい攻防

2巻の主な内容は、和也が杏奈と恋愛関係になる夢をあっさり諦めて、

実力行使で杏奈を犯そうとすることと、和也といづるの激しい攻防の様子が描かれています。

 

特に、杏奈と京太を騙して和也が杏奈を体育倉庫で襲うシーンは、

ついに、犯罪者の領域に入った和也のクズ男っぷりがよく描かれてました。

 

この件(くだり)は良いとか悪いとはまったく関係ない次元で、スゴイ臨場感のあるスリリングなシーンだった!

 

いずる に背後から襲われてカッコ悪く逃げてゆく和也の哀れな後姿は、

外見は小学生でも中身は32歳のチンケな犯罪者・和也の後姿だった・・・

 

現世から引きずっているダメ男の中身が12歳の和也の体の中に残されており、

この男は、小学生から人生をやり直しても何一つ変わらないんだろうな〜という絶望的な姿だった・・・

 

それだけに、物語としてはスゴク面白いのだ♪

和也が杏奈を襲って、ゲス男としてのカミングアウトをぶちかましてからは、

水面下で和也といずるのバトルが激しさを増してきます。

 

そして・・・

そんな攻防戦の中に、杏奈の親友・二ノ瀬 さつきちゃんが参戦し、

和也陣営には、和也に処女を奪われてから心をも支配されている九条 郁美(くじょういく)が加わってきます。

 

いづるは、とにかく和也を殺そうと計画し実行してゆき、

和也は、なんとか杏奈を犯そうと郁美を使っていろんな方法を画策するわけです。

そして…

その攻防は6人の男女が入り乱れての激しい肉弾戦に入ってゆく・・・

新たな犠牲者

2巻のラストでは、和也によって死に追い込まれた相田 慎也(あいだ しんや)に続いて新たな犠牲者が出てしまいます。

 

それは、杏奈にとってかけがえのない親友・さつきです。

 

しかも・・・

さつきはなんと、杏奈の身代わりになった形で最後を迎えるわけです。

 

占い好きで無口な少女・さつきは、学校でも杏奈にしか心を開かないおとなしくて内気な少女だった。

そんな少女が、小学6年生の体で中身は32歳のおっさんに強姦されてしまうのです。

 

そんな屈辱と恐怖に耐えられるはずもないさつきちゃんは、12年という短い生涯を自分で閉じました。

 

さつき が自ら命を絶つ前に和也が言った さつきへのその言葉が、

気持ちいいくらいゲスい最低なセリフで、このとき読者の和也に対する

GO TO  HELL コールが最高潮に達したことでしょう。

あと・・・

さつきちゃんが自殺したこのすぐ後でしたね、

いづきが杏奈を抱きしめて

「私が…絶対守るからね」

「ママ・・・!!」

と、思わず叫んでしまったのは!

さぁ~ココからいづると和也のいびつで奇怪な親子対決は、壮絶なラストに向かって加速してゆきます・・・

 

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2巻の感想

2巻の感想を書くとしたら、何といっても体育倉庫でのレイプシーンと、さつきちゃんの自殺シーンになりますね。

ただ・・・

杏奈へのレイプは未遂に終わったけど、さつきちゃんのレイプは実行されたわけだ。

しかも、さつきちゃんを犯した夜のあの生々しい一コマで、和也がどんな風にまだ小学生のさつきちゃんを凌辱したのかが想像ついた。

まさに鬼畜の所業!

 

和也は、体こそ小学6年生の児童だが、心は薄汚れたロリコンで32歳のオッサンだ。

だから明らかに淫行罪。

でも・・・

ある意味で彼はとても正直で人間臭い男とも思える。

 

常識ある大人の社会人としての仮面を脱ぎ捨てたら、たいがいの男性は和也のような行動を取ってしまうのではないだろうか・・・?

正直、けいぞーはそう思ってます。

 

僕が和也と同じような立場だったら、ちゃんと真っ当な小学生時代をやり直せただろうか・・・?

 

普通に考えたら、社会に出たあとではやっぱり学歴が大事だということが分かっているので、

めちゃめちゃ勉強に精を出すはずなんだけど、精神年齢が32歳だからといって勉強が好きになってるわけではないだろうし。

 

結局のところ基本ベースのポテンシャルは変わらないわけだから、

前回と同じような小学生生活を再び過ごしてしまうのかな~と思ってしまう。

 

人間そんなに簡単に変われるものではないのかも・・・。

 

ただ・・・

それだったらホントにバカだけど…

 

とにかく!和也のクズ男っぷりが秀逸で、彼が繰り出すゲスな行動やその言葉の数々が毎回楽しみでしょうがないけいぞーがいるのだ。

 

和也がやってることはとんでもない犯罪だけど、フィクションでありコミックなのだから何でもありなわけで、

不謹慎だけど、和也にはよりもっとゲスくて最悪な行動をとって欲しいと願いながら読んでいるのだ。

せっかくのキワモノ・ヒューマン漫画なのだから、もっともっと突き抜けた不条理の世界を堪能したい。

次の3巻でこの『生まれる価値の…』は最終巻となってしまいます。

 

本作のストーリーと設定を考えれば寂しいけれどちょうどいいボリュームの内容だと思う。

これだけショッキングなストーリーは、長すぎてもダレるし、

短すぎてもフリが不十分でクライマックスから結末のドラマが盛り上がらない。

全3巻で完結!

ちょうどいイイんじゃないでしょうか。

もちろん即買いです♪

 

>>>『生まれる価値のなかった…』3巻最終回の解説と感想はコチラ♪

 

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