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妊娠したら死にたくなった【ネタバレ12話】死は苦しみからの解放!

眠れない!

体が動く!

食べられない!

そして…

数時間ごとにやってくる錯乱

こううなっては、ほとんどもう千夏は廃人状態である。

生きてることが迷惑で、本人も苦痛でしかない。

この頃ずっと頭の中で考えていたことは、この地獄からの脱出だった・・・

脱出とは…?

この体に流れている血液を止めることだった・・・


死は苦しみからの解放!!

『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~

12話の解説と感想です♪

強行突破の退院からほんのわずか二週間とチョット…

完全に入院前の最悪な状態に戻ってしまった主人公の千夏です。

今回は、夫・涼太(りょうた)が千夏に付ききっりで看護にあたっていた。

しかし・・・

千夏に付き合って何日もちゃんと睡眠をとれていない涼太は、すでに精神的にも肉体的にも限界を越えている。

さらに・・・

あらゆる種類の薬もすでに千夏には効き目がなくなっていた。

だったらあとはもう・・・

12話の見どころ

今回の『妊娠したら…』は、かなりショッキングな内容でした。

このお話が、著者自らの体験談だという事が分かっているから、なおのこと読んでいて痛かった!

こんなことがほんの数年前に起こっていたんだ。

退院してきた千夏が完全にもとの壊れた状態となって、

いつ自分で自分の命を絶ってもおかしくない状況のなか、

夫の涼太が死に物狂いで千夏をこの世界に引き留め続けている!

まさに生の死闘です!

12話の見どころは、自分が壊れてゆく様子を冷静に俯瞰(ふかん)で見つめながら、最後の決断をする千夏の姿だ。

心が痛い!

延々と絶望的なシーンが続いた全21ページの内容でした。

『産褥期精神障害(さんじょくきせいしんしょうがい)』とは、これほどまでに人間の人格や心を破壊してしまうものなのか?

患者である千夏はもちろんだが、サイト主のまるしーは、千夏の夫である涼太に涙が止まらなかった。

錯乱状態の千夏が、外のカラスと一緒に「カァーカァー」と叫んでいる姿を見ている涼太。

この時に彼が抱いていた心情を想像すると、えずきそうになるくらい悲しくて辛くなる。

ヤバイです。

やっぱりノンフィクションだ!


11話の解説と感想はコチラ♪
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妊娠したら死にたくなった【ネタバレ12話】死は苦しみからの解放!

12話:「これだけは約束して!」

せわしなく部屋の中をドスドスと歩き回る壊れた千夏(ちなつ)。

彼女が退院して、わずか20日間も経たないうちにすっかり入院前の最悪な状態に戻ってしまった。

処方された数々の薬は、もはや今の千夏の体を1分たりともおとなしくさせてはくれない。

眠れない。食べれない。止まれない。

地獄の3重苦が千夏を襲う!

ただ・・・

千夏を懸命に看護する夫の涼太も、いつマンションのベランダから飛び降りてもおかしくない千夏の監視で、

まったく寝ていない。

目の下にできた黒い隈がここ数日の死闘を物語っている。

ほとんど精神的にも肉体的にも限界が越えている状態で、

ただただ、千夏を救いたいが一心に彼女の錯乱を見守り続けているのだ。

そこには・・・

夫婦である責任というだけでは収まらない涼太の千夏に対する深い愛情だった。

「これだけは約束して!」

「絶対に死のうとか考えないで!」

錯乱して気の遠くなっている千夏に何度も真剣に語り掛ける涼太。

そのたびに透き通るような笑顔で「コクコク」と頷く千夏。

彼女の表情は子供のようである。

本当に理解しているのか怪しいところだと涼太は思っていたが、

しかし・・・

錯乱して目の焦点も定まっていない千夏は、潜在意識の中で涼太の必死な問いかけをちゃんと聞いていた。

だが・・・

生きることに疲れ果てた千夏が涼太に感謝の言葉を語り始める。

「もう十分…良くしてもらったから感謝してもしきれないよ…」

わずかに訪れる正常な時の千夏が、夫の涼太に対し、自分のことは捨ててしまえと助言する。

自分はもうこのまま治ることはないだろう・・・

その時の千夏は、もう完全に生きることに希望を失っていた・・・

後半の展開

後半の展開は、自分のせいで追い詰められてゆく涼太を見ていられなくなった千夏が、

最後の行動にでようとする様子が描かれています。

千夏と涼太が部屋にこもりっきりで病状と闘っている時、

涼太の携帯に着信が鳴った。

それは、幼い息子・翼(つばさ)を預かってくれている彼の母親が、熱を出したという連絡だった。

電話をする涼太の表情がみるみると暗く変わってゆく・・・

そんな涼太の様子を見た千夏は、咄嗟(とっさ)に自分の携帯を手に取り、

実家の母親が家に来てくれるというウソの電話の演技をして、

涼太に安心して実家へ帰るように仕向けた。

何も知らない涼太は、偶然の出来事に思わずホッとして千夏の提案を素直に喜んだのです。

しかし・・・

千夏の話は全くのウソで、この時、涼太が家を空けた隙に、

千夏は自らの意思で、今の苦しみから解放されようとしていたのだ・・・

 

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12話の感想

今回はすごかった!

凄まじい光景がこれでもかってくらい続きました。

精神を患った人間がこれほどまで心と体のコントロールができなくなってしまうとは!

サイト主のまるしーは、今まで精神的に病んで医者にかかったことがないので、

まったく想像すらできない。

例えば、ただ単に止まっていることができないとか・・・

なので、千夏が部屋中を歩き回っているあの光景は、すごくショッキングでした。

自分の体なのにどうして止められないの?

いったい千夏の頭の中で、どこのどの部品がおかしくなっているんだろう・・・?

ちゃんとした意識のもとで物事を考えられる千夏と、

錯乱状態となってワケの分からないことを叫んでる千夏。

これが精神病というやつなのだろうけど、ここまで人間というのは壊れてしまうものなんだな~

そして何より、夫の涼太さんが凄まじく不憫で悲しい!

ただ・・・

今みたいに一人で千夏を看るのは絶対にやめた方がいい!

これは・・・

重病患者の世話をした人たちがその苦難を乗り越えた後に絶対に言うセリフだ。

もし、病院に預けられないのであれば、出来るだけたくさんの人数で病人を看ていくことが大事なのです。

これは愛情がたらないとかの問題ではなくて、人間としてやらなければいけない危機管理のことなのです。

重病人の看護は、たとえプロのナースがやっても大変な仕事です。

それを、浅い知識の素人が見よう見まねでやったってすぐに自分がやられてしまう。

まるしーには、この年になるまで、親の介護でつぶれた知人や、

家族に重病人が出て一家の生活が崩壊した友人がいます。

病人の看病とはそれほど辛く苦しく大変な労働なのです。

ただ・・・

今回読んだ12話の内容は、そんなまるしーの見てきた修羅場よりも数倍ヤバイ光景でした。

もし・・・

まるしーが涼太さんの立場だったらもっと早くギブアップしているはずです。

ダンナには申し訳ないけど…

やっぱり…自分の命があってこその看病なのでね・・・

 

>>>『妊娠したら死にたくなった』13話の解説と感想はコチラ♪

 

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