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妊娠したら死にたくなった【ネタバレ24話】どうしたら治るの?

「どうして私には母性がないの?」

落ちついては乱れる症状に苦しむ中で、

両親から溢れんばかりの愛情を注がれて育ってきた自分にそう問いかける千夏。

『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~

24話の解説と感想です♪

先の見えない闘病生活にいまだもがき苦しみ続ける千夏。

フィクションだったらありえないこの展開に本物のストーリーを感じる!

24話の見どころ

23話のラストシーンは、幼い息子の哺乳瓶を投げ捨てて逃げ出してゆく千夏のショッキングなカットで幕を閉じました(汗)

この作品はいつも読者がまったく想像すらしない展開に発展してゆきます。

「まさに事実は小説より奇なり」

という言葉がピッタリと当てはまる内容で、著者が実際に体験された壮絶な闘病のリアルな現実が胸を打ちます(汗)

「本当にスゴイ!」

この作品を読んでいると軽々しくネタバレもできないし、中途半端な感想も書けないという思いに駆られます。

ただ・・・

内容があまりにも壮絶過ぎて、作品を描いている著者の橘ちなつさんがまた体調を崩さないか心配になるくらいです(汗)

病気がなかなか良くならないのもスゴクな生々しく、

読者であるサイト主のまるしー自身も絶望感を覚えてしまうほどだ・・・

さて・・・

そんな最悪の状況で幕引きとなった前回のお話から進み、

今回、24話の見どころは、

さらにそこから千夏を追い込んでゆく地獄の闘病の日々です。

今回は千夏にとってもっとも辛い出来事が起こってしまうのです(汗)

何度となく繰り返される外泊中の発作で、これまで何があっても前向きに千夏の闘病を支え続けてきた夫の涼太が少し崩れます(汗)

ただ・・・

個人的にはあの千夏の状況を目の当たりにしてしまうと、

仕事をしながら育児と家事をこなす涼太が、体を壊さずに千夏の闘病を支えていること自体が無茶苦茶なことであり、

涼太としてはとっくに人としてのワークキャパは越えているはずなんです(汗)

今回の内容は、これほど涼太が気の毒だと思ったことはないという切なく痛々しいエピソードでした。

結果…最後には病気を克服することが分かっていても、今の千夏と涼太を見ているのは非常に辛い!!


23話の解説と感想はコチラ♪
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妊娠したら死にたくなった【ネタバレ24話】どうしたら治るの?

私の母性は?

今から5年前、千夏は親友が母親になったところをつぶさに見て、彼女の慈愛に満ちた母親の眼差に憧れを抱いた。

当時、漫画家の仕事で体調を崩し、安定剤の薬に頼る生活をしていた千夏だったが、

いつか自分もちゃんと病気を治して我が子をこの腕に抱きしめたいと願ったのです。

そして・・・

それから5年後…

あれほど望んだ赤ちゃんを授かりながら、その我が子を愛せずに地獄の底をのたうち回っている千夏がいる。

愛しいはずな我が子の泣き声に恐怖を覚え錯乱する自分。

自分はすばらしい両親から生まれ、溢れんばかりの愛情を注いでもらったはずなのに、

「一体どこにあるの?」

「私の母性は?」

外泊のたびに厳しい現実に打ちのめされて病院へと戻ってゆく日々を送る千夏は自分にそう何度も問いかける。

そのうち週末ごとにやって来る外泊の日が怖くなってきている自分。

病院ではすごく症状は落ち着いているのに、外泊で家に帰ると途端に発作が発生しまう(汗)

「なぜなの?」

そんな現状にこれまで千夏がどんな悪い状況でも前向きにサポートを続けてきた夫・涼太の表情が強張る。

しかも・・・

いつも前向きな言葉で自分を励ましてくれた涼太の動揺する表情は、

先の見えない地獄を彷徨っている千夏をさらに深い地獄の闇へと突き落としてゆく・・・

この日…

仕事と育児と家事で精神的にも肉体的にも疲れ切っていた涼太は、外泊に入ってすぐの千夏に発作が起こったため、

結果…30分も家に滞在することなく千夏を病院に送り届けたのです。

さすがの涼太もここが限界だったのかもしれない。

だが・・・

それと同時にそんな涼太の疲れ切った表情を目の当たりにした千夏は、これまでにないほど自己否定のループに入り込んでしまう・・・

どうしたら治るの?

外泊のたびに繰り返し襲ってくる発作。

自分では止めようもない。

しかも・・・

実家で症状が落ち着いている時間が日を追うごとに短くなっている現実に、

いつしか自分はこの病棟で一生を送ることになると考え始める千夏。

自分の体なのにまるで他人が操っているかのように反応する恐怖。

そんな日々が続き、とうとう千夏は車にも乗れなくなってしまった(汗)

その後は閉鎖された空間で出口のないループを繰り返す毎日が続いてゆくだけの単調な毎日が千夏の精神を痛めつける。

こうなるともう千夏に前向きな未来なんて想像すらできない。

「どうしたら治るの?」

これまで何度も何度も自分の中で問い続けてきた疑問。

「何が原因なの?」

そして・・・

なんな中でも千夏にとって今一番恐ろしいと感じていることは、

彼女がいま苦しみ続けているこの病気の”病名”が判らないことだ(汗)

この暗闇を脱出する手掛かりとなる病名が欲しい!

私は正常な人間なんだから。

そして・・・

この訳の分からない症状がちゃんと”病気”であってほしいと願う千夏であった。

 

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24話の感想

前回の23話配信から1カ月以内で24話が配信されました(汗)

読者としてはこれほど嬉しいサプライズはないのですが、

一時は体調を崩されていた著者である橘 先生の身体が心配です(汗)

特に作品の内容が内容なだけにあまり無理をして創作活動を進めることはファンとして心苦しくなってきます。

「橘 先生とにかくご自愛ください。」

さて・・・

ここからは今回の感想なんですが、

「とにかくキツかった!」

何をしようと、どう頑張ろうと一向に症状が改善されることもなく、

それよりも逆にドンドン状況が悪くなっていくという地獄のループの中にいる千夏。

まったく先が見えない!

まるしーからするとどれだけ千夏も涼太もメンタルが強いんだって感じです。

「特に夫の涼太さんの精神力は何度も言うが尋常じゃない!」

物語の中ではあまり涼太さんの日常が描かれていないので、

彼の毎日がどんなふうに過ぎてゆくのかハッキリとは判りませんが、

普通に想像すると、仕事や育児、家事を一人でこなしているという設定になります。

ただ・・・

常識で考えてもこれらをたった一人でこなすのは絶対に不可能であり、

両方のご両親が健在でまだ元気そうなのでかなりフォローはしてもらってるはずなのですが、

なんか・・・

作品を読んでいるとそこまで手厚い応援はしてもらってないように見えるんです(汗)

特に、千夏の両親に至っては父親があんな感じなので、どこか千夏から距離をとっているような気がする。

心を病んだ患者のケアは想像を絶するほど大変だとは聞きますので、

決して二組の両親が冷たい人間だとかは思わないけど、

「その分、これまで決して千夏の前でも、両親の前でも弱音を吐いたことがない涼太さんはスゴイです。」

だから・・・

今回の千夏の度重なる外泊中での発作で、顔を強張らせている涼太さんを見た時は辛すぎて涙が出てきました。

「これほどまでに強くて優しい夫を痛めつける千夏の病気が憎い!」

この漫画を読んでいるととにかく涼太さんに手を差し伸べたくなるんです。

病気で苦しんでいる千夏に関しては目の前の病気と自分自身が闘うしか方法はないのですが、

涼太さんにいたっては周りの人間からのサポートで、肉体的な疲労だけはカバーできることだから…

もちろん涼太さんの両親も、千夏の両親も全力で彼を支えているはずなのですが・・・

今回見せた涼太さんのショッキングな表情がなにか悪いことが起こる伏線でなければいいのですが・・・

 

>>>『妊娠したら死にたくなった』25話の解説と感想はコチラ♪

 

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