「今さらでしょ」
寝起きにメイク崩れ、しかも真っ裸のサヤを見たリョウはなんなくそう呟いた。
しかし…
そんなリョウにサヤのドキドキが止まらない！
『カタワレオレンジ』
13話の解説と感想です♪
出張先での夜に心配する今カレからメールが届いたサヤは、
リョウとの再会で揺れ動いている気持ちに罪悪感を抱くようになり・・・
13話の見どころ
長い二人きりの時間と、いまだに強く想っているリョウに対する気持ちがそうさせたのか、
この出張でますますリョウへと心が傾いてゆくサヤがいた。
そもそもが嫌いになって別れを告げたわけではない（汗）
好きで好きでしょうがないからこそ、婚約者のいる彼から離れなければいけないと決断したサヤだったのです。
しかも・・・
お互いの立場をすっかり更新して良き上司としての立ち振る舞いに徹してくれているリョウに対し、
自分だけがあの3日間に引きずられているわけにはいかないと、
必死でリョウへと向かう気持ちを胸の奥底に押し込めようとするサヤですが・・・
さて・・・
13話の見どころは、なんとかサヤの前ではギリギリ平静を保っているリョウと、
同じように平静を保とうとしているが気持ちが随所に溢れ出ているサヤとの対比です。
もしかしたらお互いを想う気持ちのレベルはリョウの方が高いかもしれないのに、
”今カレ”の存在が大きなネックとなっていて今は完ぺきにサヤへの想いを悟られないようにしているリョウ。
なのに・・・
サヤのガードがドンドンと崩れていっちゃうもので、
そんなサヤを前にしてリョウは必死で抑えている感情がこぼれ落ちそうになっちゃうのです（汗）
このガマン比べは相当キツイ恋愛ゲームである！
すでに今の二人はいつ”好き”を隠している気持ちの壁が崩れてもおかしくないところまで来ている・・・
12話の解説と感想はコチラ♪
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カタワレオレンジ【ネタバレ13話】リョウの夢を見るサヤ！
彼氏とはうまくいってる？
「…休憩するか」
サヤに今彼からメールが届いたことを察知したリョウが気を利かせて彼女にそう声をかけた。
サヤのスマホ画面に表示されている海斗から届いたメールの内容が、
というものだったのでそれを見たリョウが配慮したのだ。
リョウから5分後に再開しようと言われて店の外に出て海斗に電話をかけに行くサヤ。
そのサヤの後ろ姿を熱っぽい視線で見送るリョウがいた。
モヤモヤ…
サヤは男性の上司と二人っきりで出張に来ているサヤが心配でしょうがないらしく、
ついついサヤを責めるような口調になってしまい、二人の間には気まずい空気が流れてしまう（汗）
だが・・・
なんとかその日の短い会話は最後にお互いが謝り合って終わった。
その時…
サヤは自分を想ってくれている海斗の愛情に見合うものを返せていない自分に気づき、彼に対して罪悪感を覚えるのです。
その後…海斗との電話を終えて再び二人の勉強会が再開されました。
そんな中、ふいにリョウから、
「彼氏とはうまくいってる？」という質問をされたサヤは、
心の動揺を抑えつつ、「はい…とっても」と、わざと”ラブラブだよ”という作り笑顔でリョウに答えた。
そんなサヤの言葉に短く「そ…」とだけ返すリョウ。
コチラの二人にもなんとも微妙な空気が流れる（汗）
このあとしばらく勉強会は続けられたが、今にも寝てしまいそうなほど疲れているサヤを見たリョウは、
「そろそろ終わりにしよう」とサヤに言うと、
翌日の待ち合わせ時間を確認し合ったあとにお互いの部屋へと入って行った。
自分の部屋に入ったことで緊張の糸がぷつりと切れたサヤは、
疲れがピークに入ってしまったらしく、少しベットに横になるつもりがそのまま熟睡してしまったのです・・・（汗）
そして・・・
翌朝…ちょっとした事件が起きた！
リョウの夢を見るサヤ！
深く心地よい眠りの中でリョウの夢を見るサヤ！
その中ではサヤを愛おしそうに見つめる笑顔のリョウがいる。
「サヤ…サヤ…」
優しく自分の名前を呼んでくれるリョウの声をずっと聞いていたいと夢の中のサヤ思っていた。
しかし・・・
その数分後にサヤは夢の中だと思っていたリョウの声が、現実のものだったことを知る（汗）
寝ぼけた状態で目を覚ましたサヤは、目の前にスーツ姿のリョウがいることにビックリして思わず跳ね起きた！
なんと・・・
サヤは7時の集合時間に大きく寝過ごしていたのです（汗）
結局…インターホンを鳴らしても、携帯に電話しても返事のないサヤを心配したリョウは、
ホテルのスタッフに事情を話して部屋を開けてもらっていま個々に居るわけで・・・
しかも・・・
どうやらサヤは寝ている間に着ていた服を全部脱いでしまったようで、
かろうじてシーツにくるまっている彼女は真っ裸の状態だった！
「すぐに準備します」とは言ったものの、
「私…今ハダカでした」と恥ずかしそうにリョウへ伝えるサヤに対して、
なにくわぬ平然とした表情を浮かべながらリョウは「今さらでしょ」と…
いかにもお前のハダカなんて見慣れてるよという態度でゆっくりと部屋を出て行こうとしたのです。
その時です…
「このパンツは見たことないな～」
と…サヤの脱ぎ捨てたショーツを拾い上げて悪ふざけをしてきたリョウを制止しようとしたサヤが、
くるまっていたシーツに躓いてリョウの胸のなかに飛び込む形で寄りかかったのです・・・
その瞬間…思わずサヤの腰もとを掴んでギュッと抱きよせたリョウは・・・
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13話の感想
今回のラストシーン。
「ついにリョウの鉄壁なガードが崩れるのか？」
そう思った読者は多かったのではないでしょうか？
二人きりの出張で、しかもその翌朝に素っ裸で眠っている無防備な美女が目の前にいたら・・・
「しかも最高のシュチュエーションだ！」
普通の男性ならばすぐに”GO”という感じなんでしょうが・・・
次回、二人の関係はどうなっている事でしょう？
まるしーは原作小説を読んでいるので、この後の二人がどうなったかを知っています。
そこで…
少しだけヒントを申し上げると、もはやそのまま…というタイミングである邪魔ものが入ってしまうのです（汗）
だから・・・
二人の関係復活はまだすこし先のお話となりますね！
「もう少しだけ二人の微妙なこの関係性を楽しみましょう♪」
さて・・・
今回のエピソードを見てちょっと思ったのですが、
昨今の各企業における出張の現場ってどうなっているのでしょう？
今回のリョウとサヤのように宿泊を伴う男女二人きりの出張って現実の仕事現場ではよくある事なのでしょうか？
まるしーがOLとして中小企業に勤めていた数十年前は普通に営業の人たちが男女二人のペアで出張に行ってましたが、
「この令和になった今の時代ではどうなんだろう？」
例え仕事とはいえ、成人した男女が部屋は別だとしても宿泊を伴う出張に行かされるのは、
「女性の立場としては一時も気が緩められない状況だと思うのです。」
実際に男性の社員と出張に行った経験が何度もある同僚から当時聞いた話だと、
男の煩悩を刺激しないカッコウや行動についてレクチャーされた思い出があるのです。
服装はとにかくお堅いデザインの紺スーツを着て、仕事以外の無駄な会話をしない。
あとは少しオーバーにカレシとのラブラブをアピールして、男性側に付け入るスキを見せないように振舞う。
特に出張先で取引先との飲み会に参加する時が一番大変だったようで、
取引先の男性と同僚の男性の両方に対して高いセキュリティーを発動させなければいけなかったみたいです（汗）
お酒を飲んでいるように見せかけてなるべくたくさん食べ物をお腹に入れ、
お水を一杯飲んで酔わないようにしていたと言ってました。
それでも酔ってしまったと感じた時はトイレで顔を何度も洗って回復を図ったそうで、
「なんとも涙ぐましい努力だ」
男性と違って女性の場合は身内からの危険にも対応しないといけないのですごく神経を使うんですよね（汗）
「そんな苦労をあまり男性側は知らないだろうな～」
女性が社会でバリバリ働くためには、まだまだたくさんの試練を乗り越えなきゃいけないわけで・・・
きっと今もそんなに現状は変わってないんだろうな～
なんだかそんなことをふと考えてしまったこの13話でした・・・（汗）
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