『隣の席の、五十嵐くん。』ネタバレ|すみっこ女子がゆっくり恋をする♪

この物語は、すみっこ女子と有名人男子がゆっくりと恋をしてゆく

心温まる青春ラブストーリーです♪


すみっこ女子がゆっくり恋をする♪

著者:瞳ちご / ひなた

『隣の席の、五十嵐くん。』

君の言葉がどんどん私を強くしてくれる。

ちょっと怖い感じで不愛想な有名人の彼だけど・・・

そんな隣の席の五十嵐くんなんだけど、気づいた時にはもう彼に夢中だった・・・

『隣の席の、五十嵐くん。』の見どころ

今回は、地味系ヒロインと学校の有名人男子とのほんわかで微笑ましい青春ラブストーリーのご紹介です♪

最近この手の『青春初恋系漫画』をよく見かけるようになりました♪

需要があるのかな?

それともクラスのカースト下位の生徒とカースト上位の生徒とのキュンラブ・ストーリーって物語が作りやすいのかな?

まぁ~そんな中でもこの『隣の席の、五十嵐くん。』は、

なかなかかゆいところに手が届いている作品だと思います♪

内容は、『あらすじ』で書いてあったように内気で目立たない地味系女子の今井椿(いまいつばき)と、

全校集会ではいつも表彰されている水泳部の有名人・五十嵐くんとの格差恋のラブストリーなんですが、

この『隣の席の、五十嵐くん。』の見どころとしては、

ゆっくりとした時間の中で縮まってゆく主人公二人の距離と、

小さな小さないエピソードの積み重ねの触れ合いですね♪

1話ごとにほんの少しづつ近づいてゆく椿と五十嵐くんとの心の距離。

恐らく内気で恋愛経験がほとんどないであろう椿が五十嵐くんのことを意識し始める前に、

五十嵐くんの方はすでに椿のことが気になっていたはずだ。

クールなイケメンで、おまけに水泳部の有名人でもある五十嵐くんは、

ハッピーピーポーな女子が苦手で、おとなしいタイプの女子が好きだ。

それに対し、

内気でいつもクラスの隅っこにいるタイプの椿は、カースト上位にいる男子が苦手である。

まったく住む世界が違う二人が隣同士の席となり、おまけに二人は学級委員にも…

そのせいでなにかと会話することが多くなった二人に起きた恋の奇跡♪

そう・・・

この物語は、ちょっと内気な普通の女の子がゆっくりと、ほんのちょっとづつ恋をするステキなお話です♪

 

『隣の席の、五十嵐くん。』の立ち読み♪

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『隣の席の、五十嵐くん。』ネタバレ

1話:クラス替えです。

主人公の女子高生・今井椿(いまいつばき)は、クラスの隅っこでいるような目立たない内気な女子です。

今日は彼女が高校2年生となって緊張と不安の中で始まる始業式の日。

つまり…

クラス替えです。

学校での環境が大きく変わることになるこの日は、

椿のようなクラス・カーストの下の方に属する生徒たちにとって死活問題になりかねない重要な日なのです。

知ってる子はいるだろうか?

怖い人はいないだろうか?

新しいクラスに馴染めるだろうか?

とにかく彼女は平穏にこの一年を過ごせることだけを願って、

新しく決まったクラスの教室へと向かったわけです。

{誰か知ってる子がいないかな~}

恐る恐る教室の中を覗いてみる椿。

すると・・・

「椿ちゃん!」

と…声をかけてくる女子生徒が一人。

その声の主は香織(かおり)というおとなしいタイプのメガネ女子で、

1年の時は違うクラスだったけど顔見知りの生徒でした。

{よかった~知ってる人がいて}

ほっと胸をなでおろしていた椿でしたが、そこへさらにもう一人の女子生徒が、

「つーばき――っ!」

と、大きな声で名前を叫びながら突進してきた。

彼女は中学校から顔なじみの乃愛(のあ)という女子生徒で、

明るく元気なイマドキJKの代表のような存在で、

椿はいつも彼女のポジティブオーラに圧倒されている顔見知りだ。

隣にいた香織ちゃんもそんな乃愛にはちょっと引き気味。

さて・・・

この後でやっと隣の席の五十嵐(いがらし)くんが登場してきます♪

日に焼けて真っ黒な肌が焼けたクールなイケメン男子。

それが五十嵐くんだ。

まぁ~不愛想このうえない口数の少ない男子なんだけど、

彼も自分の隣の席に座る椿のことが少し気になっているようです。

そしてこの後、椿と五十嵐くんのちょっとした初ガラミがあるんだけど、

それはぜひ本編現物でお楽しみください~♪

2話:委員決めです。

学年が変わって、クラスが決まり、次にやることと言えば大体が委員決めです。

普通は1学期ごとに変わってゆくパーターンですよね♪

椿のクラスでもさっそく誰もができればやりたくない各委員を決める時間がやって来ました。

この学校では、1年間の間に必ず一回はなんらかの委員をしなければいけないというルールがあります。

同じクラスで仲良しになった香織(かおり)に古典の教科係りを一緒にやろうと誘われてOKしていた椿ですが、

委員決めのアルアルな光景で、だれもクラスを代表するようなポジションの学級委員はやりたがらず、

結果、当然のように委員決めのジャンケン大会が始まってしまう。

すると・・・

まさか自分がなることはないだろうとたかをくくっていた椿が、

結果…ジャンケンに負け続けて女子の学級委員になってしまったのです!

{どうしよう~!}

と…困惑する椿をよそに担任の先生から、

「女子の学級員は誰?」

という問いかけがあり、そおっと手をあげた椿。

次に、

「男子は?」

と聞いた先生に対して手をあげた男子生徒は、まさかの・・・

3話:委員会です。

はい、そうです。

男子の学級委員はお察しの通り五十嵐くんでした♪

「じゃ…ココからの進行は学級委員のふたりに…」

先生に促されて黒板の前に呼び出された椿と五十嵐くんは、他の委員を決めるために議事進行を受け持ちます。

{いきなり無理だよっ!}

と…心の中で弱音を吐く椿の気持ちを察してくれたのか、

五十嵐くんは自らが議長となり、椿には黒板への書記係を頼んできた。

目立つことが大嫌いな椿にとってはこれほどありがたい配慮はなかった。

その後も率先して委員の仕事をこなしてゆく五十嵐くんに対して見てるだけの椿。

最初のうちは有り難いと思っていた椿でしたが、

だんだんと委員の仕事を五十嵐くんに任せっきりな自分が申し訳なく思えてくるのです。

そんな中、椿にはもう一つ困った事態が発生する。

有名人でイケメンな五十嵐くんと学級委員を務めることとなった椿に対して、

どこかクラスの女子からの当たりが強いのです。

女の嫉妬…?

それでなくてもクラスで目立つことが嫌な椿です。

しかも…

明日は、初めて五十嵐くんと参加する委員会です。

新学期に入って早々、問題が山積みの椿でした・・・

4話:班長決めです。

委員の仕事をする生徒が集まっていたほんのささいなやり取りの中、

椿に失礼な態度をとったある女子生徒に対し、

遠慮なく「態度ワルッ!」と言って批判する五十嵐くん。

クラスカーストのトップに君臨する彼に面と向かって非難されたその女子生徒は、

慌てて取り繕うように椿へ謝罪した。

そして…

その場は不穏な空気に包まれる。

ただ・・・

椿にとっての大事件は、そのあとのことだったのです。

五十嵐くんが、偶然廊下で一緒になった椿に話しかけてきて、

なんでさっきは失礼なことを言われているのに言い返さないんだと言って来たのです。

すると…

そこから初めてお互いに少し思っていることを話し合えた椿と五十嵐くん。

その結果・・・

椿は五十嵐くんのことについて分かっていなかったことを色々と知ることができて、

自分も五十嵐くんに言いたいことをたくさん言えました。

もちろん良い意味で…♪

そうやって少しずつ椿と五十嵐くんの距離は近づいてゆく・・・

さてそこで…

次のミッションは、高校創立以来の伝統行事である『30キロハイク』の班長決めです。

ここでもまた班長決めでなにか一波乱の予感が・・・

5話:30キロハイクです。

同じ班の女子生徒・吾妻(あずま)と五十嵐くんが少し揉めて、

少しモヤモヤが残った状態のまま30キロハイクの日がやって来ました。

当日、椿は生理が近い自分の体調を不安に感じながら出発しました。

すると・・・

トラブルメーカーの吾妻は早々と班を離れて仲の良いメンバーのもとへ行ってしまい、

その勝手な行動に五十嵐は不機嫌になるは、班には吾妻を止めなかった椿が悪いような雰囲気になるわで、

スタートした早々に椿の班には不穏な空気が漂います(汗)

そんな中、最悪なことに椿の生理が始まってしまったのです!

さらに・・・

吾妻がいなくなったことで椿が行動を共にしているのは男子ばかり、

トイレに行きたくとも男子にはとてもそんなことを言いだせる雰囲気ではない(汗)

念のためにナプキンは装着済みであったがちゃんと確認したいのに・・・

しかも…時間が経つごとにドンドンお腹も重たくなってきた。

だが・・・

そんなタイミングでちょうど昼休憩の時間がやって来て椿は急いでトイレに向かいます。

そると…思ったとおり生理が始まっていました。

トイレから出てきた椿は、1年のときに仲良くしていた沙織(さおり)に声をかけてもらって、

沙織と一緒にいたマルちゃんと3人で一緒に昼食をとることになり、

沙織のおかげでなんとか孤独なランチタイムを過ごさずに済んだ椿は少し気分が楽になりました。

ただ・・・

椿に待っているのは、生理という最悪の体調を抱えてこの30キロハイクをどう乗り切るかという重大な問題です。

6話:30キロハイクです。(2)

ランチを食べながら女子っぽいトークで盛り上がる椿と沙織とマルちゃんの3人。

いつしか話題はマルちゃんが所属する水泳部の大スター・五十嵐の話に・・・

マルちゃんから五十嵐のとんでもないモテっぷりを聞いた椿は、

今更ながら五十嵐と住んでる世界の違いを思い知ることに・・・

ただ・・・

沙織とマルちゃんとお昼をともに過ごせたことで最悪の状況は回避できた椿でした。

その後、お昼休憩も終わり、椿は班の男子たちと決めていた集合場所へと戻っていったが、

五十嵐を含む3人の男子たちは一向に待ち合わせ場所へとやってこない(汗)

だが…再び体調が悪くなってゆく中で椿はひたすら男子たちを待ち続けました。

すると・・・

遊びに夢中になって集合時間を忘れていた男子たちが悪びれもせずに現れ、

「えっ!?今井さん待っててくれたわけ?」

「先 行ってたら良かったのに!」

と椿に言うと、自分たちはさっさと30キロハイクのコースに慌てて戻っていったのです(汗)

そんな彼らの言葉に怒りを感じている余裕もない椿は、

お腹の痛みを堪えながらなんとか男子たちの後をついてゆきました。

すると・・・

椿の後方から、

「待たせてごめん」

と…ぶっきらぼうながら椿に優しく声をかけてくる五十嵐の姿が・・・

そしてこの後、

あまりの腹痛に耐えられなくなった椿は自分が生理で体あることを五十嵐に伝えるのですが・・・

7話:30キロハイクです。(3)

椿から生理になって体調が悪くなったと告げられた五十嵐は、

自分が今できる精一杯のフォローをしようと考えるのですが、

しかし・・・

男子の分際で実際に自分がどうすればいいのかわかがらない(汗)

悩んだ末に五十嵐が椿に掛けた言葉は、

「今井さんにとってどうすんのが一番楽になるか教えて?」

という男子としてこれ以上ない完璧なセリフだった。

この五十嵐の的確で気遣いの行き届いた問いかけで椿の心は救われ、

その後、五十嵐に自分のリュックサックを持ってもらった椿は、他の生徒たちからかなり遅れはしたものの、

「ゆっくりでいいから…」

と…椿に終始に渡って優しい言葉をかけながら彼女のペースで共に歩いてくれた五十嵐のおかげで、

最悪なコンディションの中、30キロハイクを無事に完走することができたのです。

さらに・・・

五十嵐はすでに誰もいなくなった教室で帰り支度をしていた椿のために温かいお茶を買ってきてくれたのです。

それは・・・

30キロハイクの時に椿がお腹を温めると痛みが少し楽になると言っていたからだ。

普段は口数が少なくぶっきらぼうな五十嵐の中に溢れる優しさが詰まっていることを知った椿。

彼女は渡されたそのお茶の缶を大切そうに両手で胸に抱えていた・・・

8話:違う世界の人です。

30キロハイクでかなり距離が近づいたかに思えた椿と五十嵐の関係だったが、

普通の日常が始まったら相変わらず椿から見て五十嵐はとっときにくい相手であり、気軽に話しかけられる存在ではなかった(汗)

ただ・・・

椿の中ではあの30キロハイクの日に自分を気遣ってくれた五十嵐に対してもう”怖い人”というイメージは払拭されていました。

しかし・・・

水泳で優秀な成績を上げて全校集会の場で表彰されている五十嵐の姿を見て、

やはり彼は自分とは”違う世界の人”なんだと、またひとつ距離を感じてしまうことになる(汗)

しかも・・・

五十嵐は水泳の大会で3枚も表彰状を受け取っていたのだ。

ある意味で五十嵐は学校中のヒーローであり、誰もがその存在を知る有名人なのだ。

彼と少しでも仲良くなりたいカースト上位の女子生徒たちは、

何とかして五十嵐との距離を縮めようとさまざまなアプローチで近づいてゆきますが、

そんな連中とは住んでる世界がちがうと思っている椿たちはそんな彼らの様子を遠くから見守っているだけでした。

そんな中、

美術の授業で椿たちはベネチアンマスクを作ることになった。

それは…白い無地のマスクにそれぞれの感性でデザインをするという創作授業で、

椿は自分の名前でもある”椿”の花をマスクに描いてクラスメイトの乃愛に絶賛されるのだが・・・

9話:堂々と、したいんです。

椿が同じクラスで仲良くしている香織から、椿の花をモチーフにしたベネチアンマスクを、

「ナルシストって思われるかも」

と…指摘されたことで自信をなくした椿は、せっかく上手に描いた椿の絵を消そうと考えたのです。

幸い授業で作ったそのマスクの保管場所は椿が所属する美術部の部室にもなっていたので、

今なら誰の目に触れることなくあのデザインを抹消することができる。

そして・・・

今その教室にいるのは椿一人だ。

しかし・・・

そんなタイミングで、先ほどの授業でシャーペンを忘れた五十嵐が美術室に戻ってきたのです(汗)

その時、偶然いま椿が描いている途中の絵を見て褒めてくれるのです。

「俺はいいと思ったよ」

と…

さらにその後、美術の授業で作っているベネチアンマスクのことが話題となり、

五十嵐からあの椿の花が描かれたマスクのデザインも素晴らしいと絶賛されるのです。

しかも・・・

五十嵐は椿の下の名前をちゃんと知っててくれていた!

おまけに五十嵐からすごく上手にできているんだから「堂々とすればいい」とアドバイスを受けた椿は・・・

10話:キラキラしてます。

五十嵐の言葉をきっかけにベネチアンマスクのデザインを描き変えるのをやめた椿。

五十嵐と話すようになって椿は少しずつ自分に自信が持てるようになった。

しかし・・・

そのあと、てっきり椿の花をモチーフにしたデザインを描き直すだろうと思っていた香織は、

乃愛たちからマスクを絶賛されている椿を見て微妙な表情をしていたのです(汗)

恐らく自分の助言どおりにしなかった椿を憎々しい思いで見ていたのだろう。

香織はその日の放課後、美術部での活動時間中にわざわざ椿のもとに現れて、

「ナルシストっぽいからやめるんじゃなかったの?」

と…あのマスクの件を厭味ったらしく聞いてきたのです。

いつもの椿ならそんな香織の言葉に何も言えずただ愛想笑いを浮かべるだけだったが、

この時の椿は五十嵐の助言で描きかえることを辞めたとはっきり答えたのです。

今の椿は以前と比べてとてもキラキラしてます。

ただ・・・

今度は五十嵐とのことを香織に冷やかされることとなり、

たまらず椿は部室を飛び出してみんなのもとから脱出を図ったのです。

すると・・・

ちょうどそこで水泳部に所属するマルちゃんが椿に声をかけてきて・・・

11話:忘れ物です

マルちゃんから強引な誘いに負けて水泳部を見学しに行った椿は、

まさに今練習真っ最中だった五十嵐と対面することに・・・(汗)

目の前に現れた五十嵐はマルちゃんが言っていたように、

まぶしいくらい引き締まった肉体美で椿は彼をまともに見ることができませんでした。

さらにそんな状況の中、

マルちゃんが椿を「水泳部に入らない?」と誘うと、

なんと…いつもは仏頂面の五十嵐がその会話に入ってきて、

「今井さんマネージャーやりな」

と…笑顔で話しかけてきたのです。

ただ…

すぐに彼は「今井さんは絵描かなきゃだし…頑張って♪」と言うと照れたように微笑んで練習に戻ってゆきました。

その瞬間、五十嵐がいまとった一連の行動に、マルちゃんを含め、五十嵐の追っかけ女子たちは衝撃を受けるのです。

「あんなに笑ってる五十嵐くんを見たことがない!」

口々にみんながそう言いました。

確かに…

微笑みかけられた椿にとっても衝撃的な数秒間だったのです(汗)

そして・・・

この時、ハッキリと椿は五十嵐に恋していることを自覚するのです。

{好きになっても叶うわけないのに…}

相手が相手なだけにやはり悲観的になってしまう椿でしたが、

その翌朝、五十嵐と教室で再び二人っきりで話す機会があり、

ほんのわずかな彼との会話で、椿は自分の心が満たされることに気付き幸せを感じるのです。

しかし・・・

それから数時間後、生物室に忘れ物をして教室に引き返した椿は、

クラスメイトの男子たちと椿のことで話している五十嵐のとんでもない言葉を耳にしてしまうのです。

12話:好き…だけどダメです。

「なんで俺が今井さん狙うんだよ…意味わかんね」

思春期の男子トークなじゃれ合いの中で五十嵐が言った言葉にショックを受ける椿。

大人になると五十嵐の言った言葉が本心ではないことは一目瞭然なのだが、

まったく恋愛経験もないピュアな椿にはそんな思春期の男子特有の気持ちなんてわかるはずもなく、

ただただ五十嵐の言った言葉をそのままストレートに受け取って深く傷ついてしまうのです(汗)

自分が少しでも五十嵐から好かれていると思っていたことに後悔して落ち込む椿。

さらに…

その後…椿はまともに五十嵐の顔も見れなくなってしまうのです(汗)

彼女の中では勝手に一人で五十嵐からフラれたような気持になっていたのだ。

五十嵐のことは好きだけど…やはり彼と自分とでは住んでいる世界が違う!

{私の気持ちは静かに海の底へ沈めてしまおう}

椿は必死に五十嵐への想いを断ち切ろうとしました。

だがそんな時です。

授業中になぜかチラチラと椿のことを見ていた五十嵐は、

その授業が終わったあと、トツゼン椿に声をかけてきたのです(汗)

「今井さん」

五十嵐が呼びかける声に思わず大きなリアクションで振り向く椿。

すると・・・

彼は椿がとても字がキレイから自分にノートを貸してほしいと欲しいと言ってきたのです。

その瞬間…ついさっきまで五十嵐との決別を考えていた椿は、彼の言葉で再び胸がざわめいて・・・

13話:可愛いんです。

五十嵐は椿からノートを借りた翌日、授業が始まる前にちゃんと彼女にノートを返しました。

普段から無口で不愛想な五十嵐だけど、やはり椿には他の女子と違う親し気な接し方をしているように見える。

さらに・・・

その日、椿から五十嵐がノートを借りたことを知ったクラスメイトの乃愛は、

普段は自分からまったく女子と絡まない五十嵐の意外な行動を知り、

椿と五十嵐の関係がイイ感じになっているのではと恋バナトークで椿をからかうが、

いつものように五十嵐が自分なんかを好きになるはずがないと否定する椿。

すると・・・

椿のそんな卑屈な態度に対して乃愛は、誰が誰を好きになろうと個人の自由だと、

卑屈になっている椿をたしなめ勇気づける乃愛でした。

そんなことがあった日の夜、椿は自宅で五十嵐に貸したノートを見て衝撃を受けます(汗)

なんと・・・

椿のノートに五十嵐が落書きをしていたのです!!!

それは…

椿が授業で重要な箇所を記すために描いてあるネコや花のマークだったのですが、

それをまねて五十嵐が描いた絵がなんともヘタクソで可愛いんです♪

それがとても嬉しかった椿は、翌朝その落書きのことを五十嵐に尋ねてみると・・・

14話:バレてたんです。

五十嵐は椿のノートに”椿の花”の落書きをしたと照れながら告白した。

そのとき、椿は五十嵐のお茶目な一面を見たようですごく嬉しい気分になった。

「いいよ…消して」

という五十嵐に思わず、

「五十嵐くんの絵カワイイから残しておいたらダメかな?」

と…椿が問いかけてみると、

「変な趣味」

と…五十嵐は眩しい笑顔を向けて椿に微笑みかけた。

それは…二人の中にほんの少しだけ淡い絆が生まれた瞬間でもありました。

だが・・・

このあと、『椿のノート貸し事件』は思ってもみなかった方向へと進んでゆくのです(汗)

それは…

放課後になって掃除をしている時間のことでした。

あるクラスメイトの女子二人組が椿に話しかけてきて、

五十嵐にノートを貸したことを話題に持ち出してきたのです。

{なんで…知ってるの?}

動揺して言葉が出ない椿。

しかもその二人組の目的はもちろん

”お前なんかが五十嵐くんと仲良くするのはおこがましいんだよ!”

という女子特有のプレッシャーをかける行為でした(汗)

もちろん、表面上は椿と五十嵐の仲を応援するような素振りを見せている二人。

さらに…

この二人のクラスメイトの女子に椿が五十嵐にノートを貸したことを話したのは乃愛だった。

ただ・・・

乃愛としてはなんの悪気もなく言ったつもりだったのだが、

恐らくこの二人は五十嵐のことが好きな女子だったのだ。

そのうえ・・・

”椿が五十嵐に気があることもバレてたんです。”

思わぬところから嫉妬と妬みの対象となってしまった椿は、

このあと女子特有なイジメの対象になってしまうのです・・・

15話:見ないでください。

「あいつ絶対に五十嵐くんのこと好きだよねぇ~」

その日、廊下で五十嵐のことが好きなクラスメイトの女子たちの自分に対する誹謗中傷を耳にした椿は、

{私が五十嵐くんを好きになったらみんなそう思うんだ…}

と…ショッキングなその現実に、なんでここまで言われなきゃいけないんだろうと、

悲しくてやりきれなくて涙を堪えることができないでいた(汗)

とにかくそのクラスでカースト上位にいる女子たちは言いたい放題に椿の悪口を言っていました。

だが・・・

椿にとっての悪夢はこれで終わりではなくココからがスタートだったのです!

椿に悪意をもった女子たちは、なんとか椿を貶めようと、

ニヤニヤしながら椿に絡んできて、無理やり似合わないメイクをさせたり、変な髪形にして、

その上で嫌がる椿を無理やり引っ張っていって五十嵐のもとへ連れ出したのです。

{五十嵐くんこんな私を見ないでください!}

心の中で椿はそう叫んでいた。

もちろん、まったくそんな事情を知らない五十嵐は、変わり果てた椿を目の前にしてかなり驚いていた。

らしくないからだ。

そして一言。

「なに…これ?」

「くだらねー」

「ちゃんと掃除しろよ!」

この時、薄々はカースト上位の女子たちが悪ふざけをして自分と椿をからかっているのだろうと察していた五十嵐は、

椿にではなくその悪ふざけしている女子たちに対して”ふざけるな”と言いたかったのだろうが、

実際には椿を含めた目の前の女子全員に発言したように映ってしまったのだ(汗)

これで椿のメンタルはもうボロボロ状態となり、

その後、教室から出たあとにイジメてきた女子たちに対して、

「ちゃんと自分の立場を自覚してるから…」

「お願い…もう許して・・・」

と…我慢できずに号泣して許しを乞うたのです。

すると…

泣き崩れる椿の様子を見て一気にイジメモードから冷めてしまったカースト上位たちは、

バツが悪そうに言い訳しながら去ってゆきました・・・

16話:悲しいんです。

朝起きたら体が重い(汗)

昨日、カースト上位の女子たちからイジられたことで学校へ行きにくくなっている椿。

しかし・・・

もちろん親にそんなことを相談できるわけもなく、重い気持ちを抱えながら登校しました。

すると・・・

さっそく彼女に待っていたのはいつも仲良くしていた圭織からの酷い仕打ちでした(汗)

昨日、あからさまなイジメにあっていた椿を遠巻きに見ていた圭織は、

自分に火の粉が降りかからないように椿を徹底的に無視したのです。

悲しいかな椿も圭織の胸の内が手に取るように解ってしまい、

自分を無視する圭織を恨む気持にはなりませんでした。

ただ…

悲しいんです。

無性に!

それに・・・

そんな圭織の態度とは裏腹に昨日は椿をイジメてた女子たちが、

今日は椿に対してなにも言ってこなかった。

少しホッとした椿でしたが、このあと彼女は驚くべき圭織の態度にショックを受けます!

なんと…

圭織はクラスメイトのいる場所では椿を無視していたくせに、放課後のクラブ活動の時間になったら、

何もなかったようにいつも通り話しかけてきたのです(汗)

{えっ!?どういうこと?}

だけど・・・

翌日、クラスの中ではやっぱり無視する。

これがクラスカースト下位にいる女子の処世術なのだろう。

この圭織の行動は一週間も続いている状態だ(汗)

仲良くしていた圭織からそんな態度を取られて深く傷つく椿でした・・・

17話:嬉しいんです。

合唱コンクールで披露する曲決めのホームルーム終わりで五十嵐から呼び止められた椿。

あの晒し者事件のあと…まったく五十嵐と会話する機会がなかった椿は一体どんな用件なんだろうと内心ヒヤヒヤしていた。

カースト上位女子たちの陰謀で完全に五十嵐から嫌われたと思っていたからだ(汗)

しかし・・・

五十嵐が椿をわざわざ呼び止めてまで椿に伝えたかったことは彼女に対する謝罪の言葉だった。

あの日五十嵐は、実のところ椿に腹を立てて素っ気ない態度を取ったわけではなく、

椿にそんな意地悪をするなという意味でカースト女子たちに対する非難の態度だったのです。

そういった内容を五十嵐は不器用な言葉で椿に伝えると、

「俺がちゃんとアイツらを注意すればよかったのに…ごめん」

と…神妙な表情で椿に謝ってきたのです。

てっきり五十嵐から愛想を尽かされたと思っていた椿は驚きと喜びで胸がいっぱいになります。

その後、さらに五十嵐は普段から椿の生活態度がりっぱだなと思っていることを打ち明け、

誰もやりたがらないことを人知れず率先してやっている椿のことをいつも見ていて、

「いい子だな」っと思う。

などと、まるで椿に告白してるようなセリフを連発するのです。

そんな五十嵐からの信じられないような絶賛を浴びて顔を真っ赤にしながら謙遜する椿。

しかも・・・

五十嵐の積極的なアプローチはまだまだ続き、彼は椿にLINEのアカウントを教えて欲しいと言ってきたのす(汗)

{あわわわわ}

{これは夢ですか…?}

{怖い怖い…}

いや・・・

すごく嬉しいんです。

18話:驚いたんです。

よろしく
こちらこそ
よろしくお願いします

まさか五十嵐とLINEが繋げる日がやって来るとは…(汗)

また一つ五十嵐との距離が近づいた椿は、もっと彼の隣にいて恥ずかしくない自分でいたいと思うようになります。

その後、ホームルームで五十嵐が議長、椿が書記を務める合唱コンクールの話し合いが行われ、

その日は演奏する曲の指揮者と伴奏者を決めてゆく中、

なんと・・・

乃愛がトツゼン手を上げて、

「私…椿ちゃんがいいと思うんだけど!!」

と…椿がピアノを習っていることを知っている乃愛が推薦してきたのです(汗)

すると五十嵐は椿を振り返り、

「えっ!?今井さんピアノ弾けんの?」

と…驚いた様子で問いかけてきた。

クラスカースト上位の乃愛が椿を推薦したことでクラスの皆も五十嵐でさえ期待を込めた目で椿の反応を待っていました。

結果…そんな雰囲気に流された椿は、

「私でよければ…」

と…答えて自分には少し荷が重すぎる伴奏者の役を引き受けたのです。

だが…そうなると黙っていないのが圭織だった。

掃除の時間、圭織はわざと椿に聞こえるように自分の方がピアノ上手いアピールをしてくるわけで…(汗)

そんな椿にライバル心をむき出しにしてくる圭織にはまたメンタルを削られる思いをさせられたが、

それよりもなによりもこの後、椿が伴奏者を引き受けて大いに喜んでくれた乃愛が、

とんでもない事を椿に囁きかけてきたのです!!

そして…

椿はその言葉を聞いてとんでもなく驚いたんです!

19話:身構えて、しまうんです

「わたしね!あのきらぁーい」

いつも明るくてクラスの人気者である乃愛が椿の背中越しに耳打ちしたその相手とは、

前園圭織のことだった(汗)

{えっ!?}

いつも太陽のように天真爛漫な彼女から飛び出した衝撃の発言は、

椿にとってショック以外の何モノでもなかった(汗)

いったい乃愛はどんな目的で椿にそんなことを言ったのか?

これまで知らなかった乃愛のダークな一面を見て、これから彼女とどう接したらいいのか分からなった椿は、

クラスにいる時はどうしても身構えて、しまうんです(汗)

そんな中、椿は部活終わりで仲の良い水泳部の沙織ちゃんとバッタリ遭遇し、

彼女から彼氏ができたことを打ち明けられる。

幸せそうな沙織ちゃんに心から祝福の言葉を贈る椿だったが、

逆に沙織ちゃんから椿に元気がないことを指摘され、意を決して椿は1人で抱えきれなかった悩みを相談したのです。

その内容とはもちろん香織と乃愛のことです。

そして・・・

真剣に椿の話を聞いてくれた沙織ちゃんは、今のクラスは辛いと嘆く椿に対して、

「今のクラスだけが自分の世界じゃないでしょ?」

「わたしは椿ちゃんのこと友達だと思ってるから!」

と…これ以上ない嬉しい言葉をかけてくれたのです。

その沙織ちゃんの言葉で霧が晴れたように心が軽くなった椿は、

「乃愛ちゃんはいい子だけど口軽いから気を付けた方がいいよ」

と…耳打ちして助言してくれた沙織ちゃんの言葉に「ハッ!」とさせられ、

さらに…

このあと二人の前に沙織ちゃんの新しい彼氏が現れたことで椿の鼓動がより激しく鳴り響く・・・

20話:ネガティブなんです。

{まさか…五十嵐くんが沙織ちゃんの…}

椿と沙織に向かってまっすぐ歩いてくる五十嵐の姿を見てそう思った椿は、

声に震えを必死で抑えて、顔を強張らせながら

「沙織ちゃんの彼氏って五十嵐くん…?」

と…勇気を出して尋ねた。

すると…一瞬キョトンとし顔になった沙織ちゃんは、

「椿ちゃんどこ見てるの?」と、

五十嵐の隣で会話している男子のことを指さして、

「(五十嵐の)隣にいる間宮(まみや)だよ♪」と言って笑ったのです。

そうです!

ついつい五十嵐にしか目が行ってなかった椿ですが、

よく見ると五十嵐以外にも3人の男子たちが群れをなしていたのです(汗)

ただ・・・

この時の椿の反応を見た沙織は何かを感じたらしく、

「椿ちゃん…明日またゆっくり話そ♪」

と言って間宮と一緒に帰ってゆきました。

そのあと…興奮冷めやらぬ椿は、ぎこちなく五十嵐と挨拶を交わしてその日は終わりました。

ドキドキ…(汗)

翌日…昨日の宣言通り休憩時間になると椿の教室へやって来た沙織は、

昨日の彼氏を勘違いした件について詳しく話を聞きに来ました。

「もしかして椿ちゃん…五十嵐のこと…好き?」

やっぱり沙織が椿の気持ちに感ずいていたのです(汗)

観念した椿は相手が信頼できる沙織だということもあり、彼女に洗いざらい今の気持ちを告白したのです。

「バカだよね~私なんかが五十嵐くんと付き合えるわけないのに~」

と…沙織にネガティブな言葉を並べ立てて自嘲気味に自分を卑下する。

だが・・・

そんな椿に対して沙織は、他人からどう見られるかなんてどうでもよくて、

「五十嵐くんが椿ちゃんを”どう思うか”なんだから」

と…全面的に椿の恋を応援してくれる言葉をたくさん投げかけてくれたのです。

{釣り合わないと諦めるのではなくて、釣り合えるように努力すればいい!}

沙織から勇樹が出るアドバイスをもらった椿は、心の中でモヤモヤしていた霧が晴れたような気持ちになり、

この時、ハッキリと五十嵐から「いいな」と思われるように頑張りたいと思ったのです!

21話:練習開始です。

「じゃもう1回ね、声出してこー!!」

それぞれが担当するパートも決まり、いよいよ合唱コンクールで披露する曲の練習開始です。

椿も皆の足を引っ張らないように家で自主練習を重ねてきました。

そして…

いざ本格的に練習がスタートすると、どうしても男子たちのやる気のなさが目につきます(汗)

この年代の男子特有の照れが邪魔をするのか、ほとんどの男子があまり声を出していないわけで・・・

なかなか熱の入った練習とはいかない状態が続きます(汗)

そんな中…

椿は担任の先生から昼休みに学校のピアノを使って練習をしてもいいぞと声をかけられ、

まだ慣れていない課題曲をじっくり練習する機会をもらったのです。

さっそく一人、昼休みに音楽室で練習を開始を始めた椿は、

なんとか皆が歌いやすいように弾ける方法はないだろうか…?

と…いろいろと試行錯誤を重ねていると、「コンコン…」と…ふいに背後からノックする音が聞こえ、

椿が驚いてドアの方を振り返ると、なぜかそこには五十嵐が立っていたのです(汗)

トツゼンの五十嵐登場に顔は赤面して声も出ない椿。

「先生からの伝言…」

五十嵐はそう言うと、練習が終わったら音楽室の鍵を閉めておいてくれという教師から椿への伝言を伝えました。

しかし・・・

伝言を伝えたらすぐに立ち去るだろうと思っていた五十嵐は、

そこからさらに椿のもとへ近づいて来ると、

「弾いていい?」

と…ピアノの前に立ち、椿が席を譲るとつたない指裁きで”猫ふんじゃった”を弾き始めたのです(汗)

いつもクールで仏頂面をしている五十嵐の見たこともないお茶目な行動に思わず椿は「ふふふ♪」と小さな笑い声をあげた。

五十嵐はおそらく好きな女の子に少しでもカラミたいという行動を見せたのである。

だが・・・

そんな五十嵐の気持ちに、恋愛経験値ゼロの椿はまったく気づかないわけで・・・(汗)

でも、この五十嵐のちょっとしたおふざけが会話のとっかかりとなり、

二人はこのあとイイ感じで話をすることになるのです♪

しかも・・・

その会話の流れから五十嵐は椿のピアノを聴いてみたいと言い出し、

そんな五十嵐から向けられる真っすぐな視線に思わず、「うんっ」と頷いた椿は・・・

22話:戻れないんです。

「BELIEVE以外で…」

五十嵐は合唱コンクールで披露する”BELIEVE”ではない曲を椿にリクエストしてきました。

{ええ~どうしよう(汗)}

あれこれ悩んだ末に、椿はいま練習中の『水の戯れ』という曲を弾くことにしました。

少しだけその曲の特徴を五十嵐に解説したあと、ゆっくりと演奏を開始した椿。

彼女はいつもプールで水泳の練習に打ち込んでいる五十嵐の姿を頭に描きながら思いを込めて鍵盤に指を走らせて行く・・・

{願わくは…このピアノの音色が五十嵐くんの心に響きますように…}

椿が家でいつも練習するのとは全く異なる心持ちと環境で演奏したこの日の『水の戯れ』は、

本来この曲が持っている性質とは異なる表現で演奏された。

「この曲好き」

「てか…今井さんの弾き方が好き」

椿の演奏を聞いた五十嵐はすぐさまそう言った。

そんな五十嵐の言葉に顔を真っ赤にして恥ずかしがる椿。

もう”嬉しい”を通り越して”苦しい”の感情が椿の体全身に駆け巡っているのです(汗)

これは事件だ!

五十嵐くんが…私を絶賛している…(汗)

真っ赤になった顔見られたくなくて俯きながらモジモジしてる椿の様子を見て、

五十嵐が嬉しそうに椿をからかい始めたのだ。

その光景は、まさにキュンキュンするほんのり甘い青春の1ページである♪

23話:悪者なんです。

五十嵐に、「今井さんの弾き方(ピアノ)が好き」と言われ、

俄然やる気が出てきた椿は、合唱コンクールで伴奏する曲の練習に熱が入る!

そんな中、クラスのみんなで行っていた全体練習の際に、

椿がみんなから”悪者”にされてしまう事態が発生したのです(汗)

それは・・・

指揮者として孤軍奮闘していた加藤リナが、

あまりにも練習に身が入っていない男子たちに怒り心頭した挙句に、

その悔しさからポロポロと泣きだしてしまった時でした(汗)

椿もその光景を気の毒に思いながら見守っていたのですが、

なんと・・・

そのうちリナの怒りの矛先が椿へ向かってきたのです!

「なんでリナばっかりがみんなを注意ばっかりしてるの?」

「今井さんは伴奏者なのに何も言ってくれない!」

「酷い!」

それは明らかに間違った椿に対するリナの言いがかりだったのだが、

リナのその主張は、皆のフラストレーションを椿で解消しようという空気に包まれた(汗)

トツゼン向かってきた自分への冷たい視線にどうしていいか分からない椿は、

「ご…ごめんなさい」

「私…役に立てなくて…」と震える声で謝るのだが、

一旦、椿に振り上げた拳を下すことができないリナは、なおも椿に怒りをエスカレートさせてゆく!

すると・・・

これまで事態をずっと事の成り行きを見守っていた五十嵐が、

「今井さんに当たるのは違うだろ」と発言し、

椿がどれほど一生懸命になって伴奏の練習しているかをみんなに説明したあと、

さりげなくリナのこともフォーして、険悪な空気を一気に和やかなムードへと変えたのです。

結果…

椿は五十嵐のおかげでまたもやピンチを救われ、

あとからリナに「さっきはゴメンね~」と謝罪を受けるまで最悪だったその位置から好転したのです。

 

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『隣の席の、五十嵐くん。』の感想

クラスの中で目立たない内気な女子高生・椿が、

少しづつゆっくりと恋を経験してゆくストーリーという内容紹介を見て読み始めた作品だったんですが、

まさにそのまんまの内容です♪

めちゃめちゃ普通の高校生活の日常風景ということと、

特に素行の悪い生徒が出てくるわけではなく、

現在のリアルな高校生活の光景が派手な演出を入れることなく丁寧に描かれているんです♪

単純に読みやすいし落ち着く。

なので・・・

最初に『隣の席の、五十嵐くん。』印象は今なにかと話題のNHKで放送されている学校ドラマのようでした。

きっちりと作ってるなって感じ♪

内気なヒロイン・椿のキャラも、色黒有名人の五十嵐くんも、主人公のキャラとしてちょうどいいタイプの子たちで、

全体的なバランスがイイです♪

1話ごとに巻き起こる小さな彼らの触れ合いにホッコリさせられて、

正直…癒されます♪

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