瓜を破る【ネタバレ】1話から結末までをご紹介♪

32歳のちょっとこじらせた処女OLが、

そのコンプレックスに怖気づきながらも、

人生にのたうち回るハートウォーミングなほっこり物語!


1話から結末までをご紹介♪

著者:板倉梓

『瓜を破る』

ごく普通のOLがさまざまな人生の壁にブチ当たり、

それを乗り越えたり乗り越えられなかったりしながら何とか逞しく生きてゆく心にしみるストーリーです♪

『瓜を破る』の見どころ

今回紹介する『瓜を破る』という作品は、32歳という年齢で”処女”という重い十字架を背負った奥手OLの日常を描いたストーリーで、

主に主人公のOL・高坂まい子が勤める会社とその人間関係を細かく描いた群像劇のストーリーなのですが、

主人公以外のOLにもスポットが当たるエピソードもたくさんあり、

読み進めてゆくとたびたびジーンとされられるセリフやシーンが出てきます。

ハラハラ・ドキドキという緊張感のある展開は特にありませんが、

時間の余裕のある時にじっくり読むと心にしみる良い作品だと思います♪

なので・・・

この『瓜を破る』の見どころは、

社会で働くワーキング女子たちが織りなすリアルなその人間模様です。

決して重大な事件ではないけれど、その人にとってはその後の人生を左右する大きな決心や決断を深く丁寧に掘り下げてゆく心重視のストーリーです。

あと…

あくまでもこの作品の主人公はまい子というOLですが、

彼女を通じて会社の先輩や同僚たちの悩みや問題ごとにもスポットが当たってゆきます。

最初にこの作品を読んだときに、

「これ…ドラマ化したら面白いかも…」

という感想を持ちました。

若手の実力派女優さんたちでこの作品をドラマにしたらすごくしっくりきそうな・・・

という漫画です。

ただ・・・

凄くドラマチックな展開を期待されている方にはお勧めしません(汗)

あくまでもしっとりじっくりコミックを読みたい人には強くお勧めする一冊です♪

 

『瓜を破る』の立ち読み♪

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瓜を破る【ネタバレ】1話から結末までをご紹介♪

1話:一世一代のお願い

OLのランチタイム。

3年ぶりに彼氏ができて3年ぶりに男の人とそういうことをしたと嬉しそうに話す後輩・塚田(つかだ)ちゃん。

そんな彼女に「よかったね♪」と返す主人公の高坂まい子は内心複雑な心境だった。

その理由は、まい子が32歳という年齢でありながらいまだに”処女”という十字架を背負っていたからだ(汗)

学生時代に初めて付き合ったカレシとキスまでは経験したが、

当時は怖くなってそれ以上進むことができなかった。

そして・・・

それ以降、彼女は男性と一人も付き合ったことがないのである。

{32にもなって”処女”だなんて今さら誰にも言えない}

ファーストキスから16年、まさか自分にそれ以上を経験するチャンスが巡ってこないとは夢にも思わなかったわけで・・・

なので目下のところまい子にとってロストバージンは人生の優先順位となっていた。

そんなある日、まい子は同僚の仲がいいい男性社員・(はら)から、

社内のお局(つぼね)的存在の美園(みその)に関して、

彼女は恐らく”処女”だから他人に心を開かなかったり当たりがキツいんだろうという辛辣な意見を聞いて、

まい子自身が心に大きなダメージを負ってしまう(汗)

しかもである・・・

その後、まい子は美園には10年一緒に暮らしているカレシがいると知って余計に落ち込んでしまうのだ(汗)

そんな折り、

まい子は高校の同窓会に参加して、当時付き合っていた元カレ・佐伯(さえき)と再会する。

例のキスまでしたカレシだ。

まい子はその夜、同窓会が終わった後で佐伯に一世一代のお願いをするのです。

「私を抱いてくれ」と…

それは…佐伯の指に結婚指輪がなかったことと、一度はこの人に自分の処女を捧げようとした相手だったからだ。

すると・・・

自分の恥ずかしい今の現状を正直に告白したまい子に佐伯は応じました。

そして・・・

ついにまい子は32年間持ち続けていた”処女”という重い荷物を下ろせるチャンスを自らの手で引き寄せたのだが・・・

2話:アクシデント

佐伯とのロストバージンが無残な結果の終わったまい子。

ますます落ち込みようが激しくなって会社でもため息ばかりだ・・・

そんな中、同僚のOL・染井(そめい)が、保育園に預けている子供が熱を出したということで早退しなければいけなくなった。

すると染井はまず直属の後輩である塚田に仕事の引継ぎを頼むが、予定があると言われてあっけなく断られたあと、次にまい子を頼ってきた。

塚田と違って何の予定もないまい子は塚田の仕事を引き受けてあげました。

後で塚田はまい子に「すいません」と声をかけてきた。

本当に彼女は予定があっただけで決して意地の悪い後輩ではないのです。

その後…資料を50部コピーするという染井の仕事を引き継いだまい子は自分の仕事を終えてそれに取り掛かるが、

なんと・・・

間が悪いことに急ぎのコピーの途中で機械が不具合を起こしてしまったのです(汗)

この思わぬアクシデントに焦ったまい子はすぐにメンテナンス会社に連絡して修理を依頼しました。

すると・・・

30分後にメンテナンス会社の鍵谷(かぎや)というスタッフが現れ、ほんの数分でコピー機を直してくれたのです。

なんとか染井から引き継いだ仕事を無事に終えたまい子であった。

ただ・・・

この時の鍵谷との出会いが後にまい子の人生を大きく変えることになるとは今の時点では想像すらしていなかった・・・

3話:ノンセクシャル

ある日、同僚の原が居酒屋の割引クーポンを手に入れたからとまい子と染井を飲みに誘ってきた。

結果…子育てに忙しい染井は辞退して、まい子と原が二人で行くこととなった。

だが・・・

原が彼女持ちだと知っているまい子は、同僚とはいえ二人きりで自分と飲みに行っても大丈夫かと原に尋ねます。

すると…

原は「別れたんだ…」と少し気まずそうに答えました。

だったら問題ないか・・・

その後…店に入って飲み始めた二人でしたが、

まい子としてはどうしても原が彼女と別れた理由が気になってしょうがない(汗)

結局はそれを原から聞き出そうとする。

少し…迷った挙句に原は語り出しました。

「別れた原因はセックスレスなんだ」

原から飛び出してきた驚きのフレーズに一瞬体が硬直してしまうまい子でしたが、

ココからさらに原の衝撃告白は続く、

「俺…ノンセクシャルってやつなんだ!」

ノンセクシャルとは…『非性愛者』という意味らしく、

他人への愛情はちゃんとあるけれど性的欲求は持たない人たちのことであり、

思春期の頃から自分にはあまり性的欲求がないことに気づき始めた原は、

異性と付き合ってゆく中で自分がかなり無理をして関係を続けていた事実をまい子に語りました。

原の悲痛な心情を知ったまい子は、

世の中にはセックスをできなくて悩んでいる自分のような者もいれば、

好きな人とセックスがしたくなくて苦しむ原のような人もいるんだと、

人間という生き物の不思議にびっくりさせられるのだった・・・

4話:柱は一本じゃダメ

会社の同僚・原からイケメンで爽やかな彼でも人知れず悩んでいる事があるという事実を知って、

自分も少しずつコンプレックスを克服してゆこうと考えたまい子でした。

後日、

まい子は大学時代からの友人・理乃(りの)に自分が抱えている処女の悩みを相談します。

地方出身組のまい子とは違い、都会育ちの理乃は学生時代からキラキラ女子の代表みたいな女子で、

まい子はずっと理乃みたいにオシャレで可愛い理乃のような女子に憧れていたのです。

それに理乃は昔から性格もとびきり良かった。

そんな絶対的な信頼を置く理乃にまい子が未体験のトラウマを告白すると、

だいぶ以前からまい子がバージンであることを見抜いていた理乃は、

別に32歳でバージンなことを恥じる必要もなく、堂々としていればいいと勇気づけてくれたのです。

さらにそこから彼女は、

ロストバージンをするために彼氏を作るのはいいけど、それだけではダメだと言いはじめ、

「柱は一本じゃダメなんだよ!」

と…理乃は自身の人生訓みたいなものを語り始めたのです。

5話:熱中できるもの

理乃には自分を支えてくれる人生の大きな柱として、

家族と恋人、仕事、趣味があり、それが多ければ多いほど人生が豊かになるとまい子に教えてくれました。

そして・・・

今の理乃は家族と趣味が大きな人生の支えになっていることも・・・

彼氏がいなくても趣味があれば十分幸せだという理乃に、

それは理乃が一度でも彼氏がいてSEXの経験があるからだとため息をつくまい子。

だが・・・

それでもまい子には場当たり的な初体験は絶対的にやめた方がイイと再び忠告をしてくれた理乃でした。

そんなある日のこと、

まい子は会社で後輩OLの塚田ちゃんがお局OLの美園と激しく言い争っている場面を目の当たりにする。

会社を退勤したあとに美園からかかってきた仕事の電話に出なかったことが衝突の発端だった。

美園は電話に出ないかったことが無責任だと塚田を責め、

塚田は退勤後に会社からかかってくる電話に出る義務はないと反論したのです。

どちらの言い分にも一理あると感じたまい子は、

二人にとっての仕事に対するスタンスがはっきりしているからこそ起こった衝突だと感じ、

それがまた羨ましくもあった。

そこでまい子は自分も早く”熱中できるもの”を見つけたいとより強く思うようになる・・・

6話:ヤリ目的のナンパ

自分が打ち込めるものとしてまい子が選んだのは陶芸居室だった。

講師の先生から筋がいいと言われたまい子は、そんな一言でこれまでのモヤモヤが晴れてゆくのを感じていたのです♪

しかも・・・

陶芸教室へ通い出したその日に同じ教室に通う男性の生徒に声をかけられて食事に誘われるのです。

これまでたまっていた煩悩が頭から抜け出たらトツゼン男性との出会いが舞い込んできた♪

{こういうことってホントにあるんだ♪}

自分の運気が上昇し始めたと思ったまい子は気分が盛り上がり、柄にもなく今日会ったばかりの男性と食事に行くことにしたのです。

しかし・・・

現実はそう甘くはなかった(汗)

結局…まい子を誘ってきた男の目的はまい子とのワンナイト・ラブが目的だったようで、

いわゆるヤリ目的のナンパだったのだ!

さらにまい子は酒に酔わされた挙句に今から強引にラブホテルへ連れ込まれそうになっていた(汗)

そんな時です!

ちょうど二人がラブホテルの前でもみ合っている前にあのメンテナンス会社の鍵谷が現れたのです。

彼の姿を見て思わずまい子は助けを求めるように、

「かっ鍵谷さん…!」

と…大きな声で叫んびました。

すると・・・

7話:美園美由紀

この7話からは、まい子の先輩OL・美園美由紀(みそのみゆき)にスポットが当たったお話が始まります。

アラフォーOLの美園は社内では口うるさいお局として後輩OLたちから恐れられている存在だが、

これまでは例え行かず後家のお局OLだとみんなから陰口を叩かれていても、

同棲している恋人の(まこと)の存在があることで周りから陰で何を言われても平気だった。

自分はリア充だと思えていたからだ。

しかし・・・

会社でむしゃくしゃすることがあったある日のこと、

美園は自分のストレスを何も悪くない真にぶつけてしまったのです(汗)

美園の同棲相手である真はすごく美園に対して優しいできた男で、

理不尽に八つ当たりする美園の暴言をその時も笑顔で聞いていました。

ただ・・・

ここ最近、美園はいつも真をサンドバック代わりに使ってしまうことが増えていました。

そして…

この日は特別にひどい暴言を吐いて自分でも言い過ぎだと感じたくらいだった(汗)

しかも美園は謝らなかった。

ちょっと自己嫌悪だ。

そんなことがあった翌日、会社で美園は、数十年前に寿退社して退職した同期OLの(つじ)が復職してきたことを知る。

彼女はその当時、美園と一番折り合いが悪かった同期だったのだが、

今後は週2回のペースでまた美園と同じ部署でパート勤務することになったのです・・・

8話:反省

この日、美園の同棲相手である真がトツゼン家からいなくなって3日が過ぎていた。

何度も彼にメールで連絡をとってみるもまったく返信が返ってこなくてずっと眠れない日を過ごしていた美園。

{確かにあの日はちょっと言い過ぎたけど…}

美園は先日、真に酷い態度を取ってしまったことを後悔するのだが今となっては後の祭りである。

しかも・・・

数十年ぶりに復職してきた例の辻は、以前働いていた時と全く変わらない嫌いなタイプの女のままで、

それに今日はセレブ妻となった勝ち組のオーラをかもし出して後輩OLをはべらせながら美園をランチに誘ってきたのだ(汗)

「弁当買うからいい」

と…素っ気なく辻の誘いを断った美園だったが、

真のこともあり、すでに彼女のメンタルはかなり限界まで落ち込んでいたのです(汗)

さらにその夜、美園はこれまで真と過ごしてきた日々のことを振り返りかえりながら、

自分がどれほど彼に対して傲慢で鼻持ちならない彼女だったかを大いに反省していたのです。

{もし…私が真だったら、こんな私と一緒にいたいって思うかな?}

{いつから私はこんな怪物みたいになっちゃったんだろう}

と…隣に真とがいないベットをすごく広く感じながら悲しみに暮れる美園だった・・・

9話:衝突

真がいなくなってから睡眠不足の日々が続いて精神的にきつい状態が続いている美園。

相変わらず真に送ったLINEには既読が付かないし、電話にも出てくれない。

10年以上続いていた自分たちの関係もついに終わってしまうのかと頭を抱える美園だった。

そんな時、会社で具合が悪そうな彼女を心配した辻が声をかけてきたのだ。

「みゆきちゃん大丈夫?頭でも痛いの?」

今一番かかわりたくない人物に声をかけられて、なんとか平静を装った美園は、

「別に」

と答えてなんでもないふりをする。

しかし・・・

この日の辻はそこからいくら美園がつっけんどんな態度をとっても引き下がらなかった。

さらに…

「なんでいつもそんなにピリピリしてるの?こわいよ」

と…いつもの辻とはちがう空気感で美園を挑発するような態度をとってきたのです(汗)

もちろん絶賛イライラ発動中の美園はそんな辻に対抗して罵声をはびせますが、

辻にはまったく通じない!

水と油の2人がついにオフィシャルで衝突したのだ(汗)

結局、上司の新田が二人を「まぁまぁ」となだめてくれてその場は収まりましたが、

二人の険悪なムードは社内に残ったままでした。

そんなことがあった日の昼休憩の時間に、公園で猫と戯れている新田の姿を見かけたまい子や塚田たちは、

新田から入社したての頃の美園と辻はすごく仲が良かったという衝撃の過去を聞かされる・・・

10話:目指せバリキャリ♪

この10話では、今は犬猿の仲である美園と辻が親友だった時のことが描かれています。

二人が仲良くなったのは、入社式で新入社員代表の挨拶をした美園に辻が声をかけたことがきっかけだった。

「目指せバリキャリ♪」

可愛くガッツポーズをとって一緒に頑張ろうと意気込む辻がいる。

美園はそんな元気印な辻と共に仕事へ夢と情熱を注いでいったのです。

今とは全く異なる頑張り屋さんキャラだった辻だったのですがが、

時が経つにつれ、仕事においてハイスペックな美園とだんだん実力の差が明らかになってきたのです(汗)

会議でも堂々と自分の意見を発表して上司から一目置かれる存在に成長してゆく美園に対し、

辻はいつまでたっても可愛いだけが取り柄の何もできない新人社員という周りからの評価だった(汗)

すると・・・

美園に圧倒的な差をつけられてしまった辻は次第に仕事への意欲を失ってゆきます。

そしていつしか仕事よりも婚活に意欲を燃やすようになり、そんな辻の態度を指摘した美園と口論になった。

結果…二人の仲に修復不可能な溝ができてしまったのです(汗)

その後…

辻は見事にセレブ男性との結婚を決めて早々に寿退社してしまったのです。

この時…美園は裏切られた気持ちになり、しかも辻に対する意地もあって、

以前よりも増して仕事へと没頭してゆくのです。

そして今がある。

当時、辻が会社からいなくなって荒れていた頃、美園の痛めた心を癒してくれていたのが真でした。

「笑うとかわいいね♪」

そう言って優しく微笑みかけてくれた真は、今どこで何をしているのか…?

そして・・・

これまでまったく違う人生を歩んできた美園と辻は、また出会った頃のように笑顔で話せる時が来るのだろうか?

11話:親友の二人

真がトツゼン家を飛び出してからというもの、ずっと頭の中は真言のことばかりで、

その悲しみから眠れない夜を過ごしてきた美園は、

ある日の仕事帰りに階段でハデにすっ転び、非常にカッコ悪い状況となっているところを、

偶然そばを通りかかった天敵の辻に運悪く見つかってしまい、

有無を言わさぬ勢いの辻に手厚く介抱されてしまうのです(汗)

{最悪なやつに見られてしまった!}

美園は顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったのだ!

その後、近くの公園で辻から応急処置を施された美園は、

「みゆきちゃん…さっき泣いてたよね」と…同情のされてしまうのです。

そんな辻の問いかけに始めのうちは否定していた美園だったが、やがてやけくそになり、

「彼氏が出てっちゃったの!」と正直に告白したのです。

それがきっかけとなり、そこから徐々に出会った頃のような関係に戻っていった美園と辻は、

お互いに今抱えている悩みを打ち明け合うことになりました。

美園はもちろん出て行った真のことで、辻は家族に対する不満でした(汗)

お互いの悩みを打ち明けてゆくうちにだんだんと話題が彼女たち二人の関係が悪くなった原因へと変わってゆく。

さらに…

それぞれ相手に対してこれまで思っていたことをストレートにぶつけ合ってゆく美園と辻でした。

すると…

その結果…お互いがお互いを羨ましく思って遠ざけていたことが解ると、

長年にわたって抱き続けていたお互いのわだかまりがすっかりと解消されて、

いつしか美園と辻は新入社員だった頃の何でも言い合える親友の二人に戻っていたのです・・・

本来ならばこの二人が元の関係に戻るきっかけとなった会話をネタバレしたいところなのですが、

そのシーンはぜひ本編で楽しんで欲しいので泣く泣く割愛させて頂きました(汗)

この12話は個人的にスゴク好きなエピソードとなりました♪

12話:格闘ゲーム

1人ゲームセンターで淡々と格闘ゲームに興じている鍵谷。

それは彼がそうとうやり込んだ格闘ゲームらしく、

鍵谷に対戦を挑んできたサラリーマン風の男をあっさりと倒すと、

その後に対戦相手が話しかけて来ても素っ気ない態度であまり人との接触を持ちたがらない(汗)

それが明らかにコミュ障を患っている鍵谷の日常と生き方だ。

一方…

まい子の会社ではちょっとした事件が起きていた!

それは・・・

これまで回りが手を付けられないほど派手にいがみ合っていた美園と辻が仲良くなった事でした!

前回の一件で完全に二人の心は打ち解け合ったようなのです。

回りの後輩たちはそんな二人の様子を見て驚きつつも、

社内の風通しがよくなるのは望ましいことだと、二人が和解に至ったことを好意的に受け取りました。

そんな中、

会社で再び鍵谷の姿を見つけたまい子はそそくさと彼に近づいてゆくと、

「あの…すいませんでした…この前はその…なにか変なところをお見せしてしまって…」

と…しどろもどろな態度で頭を下げて鍵谷をビックリさせるのです(汗)

そう…

まい子が陶芸教室で知り合った男性から強引にホテルへ連れ込まれかけたあの夜、

偶然その前を通りかかったのが鍵谷だったのです。

少ししてようやくまい子のことを思い出した鍵谷は、

「ああ~彼氏となんか揉めてた…あの時の…」と…納得したように声を上げました。

すると…少し慌てた様子で”彼氏との痴話げんか説”を否定したまい子は、

その後…鍵谷に頼まれたまい子は彼を社内の倉庫へと案内することとなるのですが、

そこで思いがけず共通の話題で会話が弾み、その流れでなんとまい子から鍵谷を食事に誘うという驚きの展開に発展するのです!

なんと・・・

人見知りな二人をここまで盛り上げそのキューピットとは、鍵谷が冒頭で夢中になっていたあの格闘ゲームだったのです。

「一体なにがどうなった…?」

13話:初デート

ゲームの話で一気に盛り上がった二人は、そこからの流れでお互いのLINE交換までこぎつけるものの、

やはり恋愛に対して奥手同士の二人は、そこからまたがぎこちない空気になってしまい、

鍵谷もゲームの会話中は口数が多くなっていたが、LINE交換の後にする会話がまったく出てこない(汗)

結局…その日は二人で食事をするというぼんやりとした約束だけを交わして、

まい子が初めて鍵谷に、

「私…香坂です。」

と…ぼそぼそと小声で自己紹介しただけに終わった。

二人にとって精一杯の時間だ。

さて・・・

そこから場面が変わって、美園が真の職場を訪ねるシーンが描かれます。

ついに我慢の限界を迎えた美園は、真の職場まで出向いて彼と話をしよう腹を決めたのですが、

真の同僚から彼が仕事を休職してタイに行ったことを聞かされて、ショックを受けるのです(汗)

美園のシーンはこれで終わり。

続いてまい子と鍵谷の様子です。

あれから…まい子と鍵谷は、LINEでその週の金曜日の夜に二人で食事をする約束を交わすのだが、

自分から仕掛けた恋するステップに心が浮つくまい子に対し、

これまで女性と二人きりで過ごした経験なんて皆無の鍵谷には不安と恐怖しかなかった(汗)

二人は週末のデートの日まで思い思いの心境で時間を過ごしていたが、

実際のその日が迫ってくると色んな事を考えすぎて、

その結果心に浮かんできた思いは、

{なんか…めんどうくさくなってきた・・・}

という…実に後ろ向きなものだったのです(汗)

ただ・・・

それでもデートのキャンセルさえできないコミュ障の二人は、

デート当日、約束の時間よりも早めに待ち合わせ場所で合流しました。

ソコソコ頑張ってカワイイ洋服を仕込んできたまい子に対し、鍵谷はガッツリの仕事服という状況で、

ついにドキドキとハラハラの初デートがスタートしたのです。

14話:気まずいムード

意気込んで鍵谷との初デートに挑んだまい子だったが、

今…二人はファストフード店で横並びにハンバーガーを食べている(汗)

なんだこれ?

金曜の夜に予約もしないでデート向きのオシャレなお店は、どこも満席で入れなかったのだ。

ほぼ…ちゃんとした恋愛が初めてのまい子は、そんな初歩的なことも知識がなくて分からなかった!

最初からデートに躓いてしまった二人の間には気まずいムードが漂っていた…(汗)

「あの…無理やり誘っといて何か…ごめんなさい」

鍵谷に申し訳なくて謝るまい子。

すると…

「自分んもなんか…スイマセン」

と謝り返す鍵谷。

そしてまた沈黙…。

気を取り直して…まい子が会話の糸口をつかむために鍵谷の年齢を聞いてみる。

「29です」

彼は自分よりも3つも年下だった。

「そ…そうですか若いんですね…あはは」

余計に気まずくなった(汗)

しかし・・・

ここで鍵谷が二人の唯一の共通項であったゲームの話題を持ち出し、

一緒に行きつけのゲームセンターへ行きませんかと提案をしてくれたのです。

「…行きたいです!!」

地獄から救い出されたかのように、まい子の表情がパっと明るくなった♪

鍵谷に救われた!

ゲームセンターであれば、もろに鍵谷のテリトリーであり、

何か二人で楽しいことをしたいと願っていたまい子の希望も十分に叶うわけで、

それからのデートは、予想してた以上に楽しい時間となって行ったのです。

その後、ひとしきり色んなゲームをして盛り上がった二人は、店が閉店する23時まで遊び続けたのです。

ゲームセンターから出た二人は、フワフワした気持で帰りの道を歩き出したのですが、

なんと・・・

ここでまい子が何を血迷ったか、鍵谷を自分の家に誘うという大胆すぎる行動に出たのです!!

15話:鍵谷と2人きりの夜

思いがけず初めて一人暮らしの家に男性を招待することとなったまい子(汗)

そして…

二人は今、コンビニでこれから行われる初デートの続きを楽しむためのお酒とおつまみを買っているところだ。

ふと…まい子は、商品棚に並べられたコンドームに視線を向ける。

{あってもおかしくない状況なんだけど…}

だが…

こんな状況で、まい子が買えるわけもなく、ただ顔を真っ赤にして棚の横を通り抜けた(汗)

買い物が終了して家に着くと、まい子は玄関で鍵谷を待たせ、

散らかった部屋を大慌てでで片付けてから彼を招き入れたました。

鍵谷と2人きりの夜。

自分から誘っておいて、すでに彼女のドキドキが止まらない(汗)

もちろん…誘われた方の鍵谷も、ずっと借りてきた猫のように硬直してるまんまだ。

なんせ童貞と処女が初めて夜を一緒に過ごすかもしれないのだ。

カチコチに緊張するのも無理はない。

独特な緊張感が部屋の中に漂っており、いくらアルコールを喉に流し込んでも全く酔わない状況である(汗)

だが・・・

さすがに少しずつその状況に慣れてきた二人は、徐々に会話を始めてゆくのです。

「すいません…女の人の部屋って初めてで、緊張してます」

顔を真っ赤にして固まりながら、鍵谷は素直な気持ちをまい子に打ち明けます。

すると…

「私も…男の人が家にきたこと一度もないから緊張してます。」

と…同じようにまい子も正直に返しました。

すると…

そんなまい子の言葉に意外な表情を見せた鍵谷は、

まい子が”綺麗”なのに、男性に対する免疫がほとんどないことを不思議に思って、

率直にその事をまい子に伝えたのです。

鍵谷の言葉一つ一つに胸を”キュンキュン”させたまい子は、

もう彼と大人の扉を開く準備が完全に整ってしまった!

{とにかくこの人に触れたい!}

鍵谷に抱かれたいという衝動が体中を駆け巡って、全身が熱くなったまい子は、

自分から鍵谷の手に触れて、ゆっくりと彼の唇に自分の唇を重ねていったのです。

その間…鍵谷は、ただただ顔を真っ赤にしてされるがままだった…(汗)

しかし…ここでちょっとしたアクシデントが!

あまりにも緊張しすぎたまい子のキスは、鍵谷の唇から少し反れていたのです(汗)

「ズレた…ごめんなさい」

「私…へたくそだ(汗)」

まい子もまた、全てが初めての経験で、もういっぱいいっぱいの状況だったのです。

そんなまい子の様子目の当たりにした鍵谷に、やっとココでスイッチが入ります!

彼はまい子をぎゅっと力強く抱きしめたのです!

さぁいよいよ今夜、二人はお互いに初めての経験することになるのか?

そう思われた瞬間です!

なんと…鍵谷は、そっとまい子から両腕を放したかと思うと、

「すいません」

と…ひと事だけ声を発して、とぼとぼと部屋から出て行ってしまったのです(汗)

「えっ!?ちょっと待って」

まい子が部屋から出てゆく鍵谷の背中に向かって呼びかける。

一体彼に何が起こった?

16話:男に逃げられた女

{なんで…?}

{どうして急に?}

自分からヘタクソなキスをして、そのあと鍵谷から抱きしめられてキュンとしていたら、

トツゼンまい子から離れて、そのまま家から去っていった鍵谷の意味不明な行動に、

何がどうなっているのか訳が分からず困惑して、大きなショックを受けるまい子。

やがて…

次第にショックは、自分からキスをした事への後悔に変わり、

{また間違えてしまった!}という深い落ち込みにたどり着く…(汗)

後日、まい子は親友の理乃に、鍵谷との一件をすべて報告して、

その苦しい胸の内を相談するのですが、さすがの理乃も鍵谷の奇怪すぎる行動の理由を想像することさえできず、

その結果…

直接本人に尋ねてみるしか解決の道はない、という結論に至った。

だが・・・

この時のまい子のメンタルはすでにもうボロボロだった・・・(汗)

一方…

長く同棲した彼氏から逃げられてしまった美園は、

ある日、自分の銀行口座に、出て行った真から40万円の振り込みがあったことを知る。

「なにこれ…?手切れ金ってこと?」

その時一緒にいた同僚の辻が、すぐにそれが家賃の負担分だと予想したのですが、

結局…美園の場合も本人に直接聞かなければ、本当のところは分からないという結論に至り、

この日、二人は美園の家で今後の作戦会議を開くことになった。

こうして、まい子と美園、”男に逃げられた女”二人は、親友の存在に救われながら、

こじれた恋愛のもつれを解きほどこうと模索してゆくのだが・・・

今回は、”親友ってありがたい”というエピソードでした♪

17話:塚田ちゃん

今回はなんと、まい子の後輩OLである塚田花絵(つかだはなえ)のエピソードです。

塚田ちゃんといえば、先輩に対しても自分の意見をちゃんと主張できて、

自分の仕事に対するスタンスをきっちりと持っている女性で、

いつぞやは、社内のお局的立場にある美園と、意見の対立で白熱したバトルを繰り広げていました(汗)

そんな”メンタル強靭”なが塚田ちゃんが、

一体どのようにして作られたのかのうエピソードが描かれてゆくのですが、

学生時代は、普通にどこにでもいる素直でカワイイ女子だった塚田ちゃんを変えたのが、

彼女が初体験をした当時のカレシでした!

なんと…

塚田ちゃんが初体験したその相手は、最低な二股男だったのです(汗)

そのショックは、塚田ちゃんにとってあまりにも大きいものだった(汗)

やがて…その悲しみを乗り越えた彼女は、苦い経験から大いに学んだのです!

そして、今の塚田ちゃんになった彼女の人生訓が出来上がる!

感情的にならず、冷静に物事を判断して、同町圧力に迎合せず、

自分に利がないことは絶対にしないというストレートな生き方だった。

だから今も、割り切った考え方と働き方で、充実したOLライフを送っていたのです。

ただそんな塚田ちゃんの日常に少し変化が表れてきた!

以前大ゲンカした美園から素直に謝罪されて、妙にむず痒い気持ちになったり、

最近明らかに元気のない先輩OL・まい子のことが心配になったり・・・

と…自分に利のないことで自分の神経を使っている自分に気づくのです(汗)

{こんなの私じゃないわ!}

と…自分に言い聞かせて、自身の中にまだ残っている”優しさスイッチ”みたいなものを、

なんとかしてオフろうとする塚田ちゃんだったのですが、

しかし・・・

3年ぶりにできた塚田ちゃんの彼氏・(ゆず)くんによって、

本来の素直で優しい塚田ちゃんの素顔を暴き出されてしまうわけです♪

なんか…カレシから悪いことをされたみたいになっていますが、

この柚くんという塚田ちゃんのカレシが、すばらしい人格の持ち主なので、

その”良い人オーラ”を浴び続けた塚田ちゃんが、とうとういい人に変わっていくというのが今後の展開です♪

18話:劇的な変化

人格者のカレシ・柚くんの影響を受けたことで、人として劇的な変化を遂げてゆく塚田ちゃん。

自分に利がないことは絶対にしない、というポリシーが崩れてゆくのです。

それもこれも、カレシである柚くんから嫌われたくないという思いからでした。

やがて…

自分に利がない事でも、人の役に立つことが気持ちいいと感じるようになってきた塚田ちゃんは、

明らかに以前とは違って人に対する当たりが優しくなりました♪

そんなある日、塚田ちゃんは街で道に迷っている女性の道案内をした後で、腕にケガを負ってしまうのです(汗)

腕にサポーターを付けて出勤してきた塚田ちゃんを見て、先輩OLのまい子もビックリだ(汗)

しかも…それが人助けをした結果のケガだということで、2度ビックリした!

普段は歯に衣を着せぬ物言いで、先輩に対しても言いたいことを言う塚田ちゃんが、

最近では人助けをしたり、わざわざ元気のない自分の事を気遣ってくれたことに、

「優しいな…塚田ちゃん」と…塚田ちゃんを評価するまい子だった。

そんなまい子に対し、照れながら「これくらいで?」と、悪びれる塚田ちゃん。

でも…内心は気持ちよくてしょうがない♪

柚くんと付き合ってから、ドンドンと人に対して優しくなれた塚田ちゃんは、

さらに他人から受けた気遣いに対しても、心から感謝できる人間になってゆくのです。

もう以前の自分だけが良ければいい!という考えの塚田ちゃんはどこにもいない。

そしてこの日、塚田ちゃんから、腕にケガをしたというメールを受け取った柚くんが、

大いに心配して仕事終わりに塚田ちゃんの家へ駆けこんできました!

「花絵ちゃん大丈夫!?」

柚くんの慌てた様子と、相変わらず優しい態度に塚田ちゃんは、もうメロメロです。

そして・・・

ついに彼女は、大好きな柚くんに対して、最大の感謝と愛する気持ちを素直に表現してゆく・・・

 

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『瓜を破る』の感想まとめ

なんでもないオフィスの日常を描いた作品なんだけど、

サイト主のまるしーは読んでいてすごく心地が良かったです♪

なんだろう・・・

例えるなら芸人のバカリズムさんが原作と主演を務めた人気ドラマ『架空OL日記』をコミックで見ているような感じだろうか!

まるしーはこの『架空OL日記』のリアルな世界観が大好きで、

あの何でもないようなOLの日常を切り取ったストーリーがたまらないのです♪

そういう点でこの『瓜を破る』という作品も、32歳で処女という特殊な主人公の人物設定はあるが、

燃えるような恋愛が描かれてるわけでもなく、イジメや妬み嫉みのサスペンスでもなく、複雑に入り組んだ男女の愛憎劇でもない。

どちらかというと主人公のまい子を中心に何でもないOLの日常の細かい部分にスポットをあてて描かれているので、

ハラハラ・ドキドキと興奮することなく、美味しいミルクティーを飲みながらほっこりと楽しむことができるストーリーです。

特にこんな時間がありあまり気味のコロナ禍のなかで読むには最適な作品だと思います。

恐らくこの先ものんびりとしたペースで読み進めてゆくので、

その都度、心に残ったエピソードの感想なんかをこの項目で追記してゆきたいと思います♪

とりあえず第1話で印象に残ったシーンは、元カレの佐伯とロストバージンしようと頑張ったまい子のすっとこどっこいな一部始終です(笑)

「まい子の馬鹿さ加減がとても痛々しくてよかった♪」

なんか・・・

久しぶりに人として、女性として可愛いなと思える主人公に出会った気がする。

まぁ~

「このあとまるしーにどういう心境の変化があるかはわかんないけど・・・」

今のところ…まい子は好きだ♪

【追記】

美園と辻のエピソードは、女同士のあるあるな内容で、読んでると切なくて胸が締め付けられる(汗)

理屈ではなくどうしようもない感情。

劣等感や意地に妬み嫉み。

人間の感情は複雑だ(汗)

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