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美醜の大地【ネタバレ55話】綿貫の潜入調査!

相まみえる二つの狂気。

そこで交わされたモンスター同士の会話は、まったく常人には理解しがたいものだった。

ハナを突け狙う恐ろしいまでの情念が、

悪魔の世界に取り込まれた二人の女に不思議な共鳴を与えた。

『美醜の大地』

55話の解説と感想です♪

加也と敏恵の緊迫したやり取りはバケモノ同士の同類対決といった様相です。

この二人ならば当然のごとくヤるヤられるかの関係だったと思っていたのですが、

「待っていたのは意外な展開でした。」

あと…

ハナ方面では、五十嵐の発案で綿貫がとんでもなく危険なミッションに挑むこととなるのですが、

これがまた大変な事態に発展しそうで・・・


54話の解説と感想はコチラ♪
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美醜の大地【ネタバレ55話】綿貫の潜入調査!

浜辺で加也の前に姿を現したのは、今しがた見知らぬ女性を惨殺してその顔をはぎ取ったばかりの内海敏恵だった。

ただ…

もはや世の中に怖いものなどない加也は、そんな敏恵にまったく動じる気配はなく、

ごく落ち着いた様子で、恐ろしいまでにグロテスクな容姿をした敏恵に声をかけた。

「何があったのか知らないけど、随分と様子が変わったね~」

自分の姿に驚くわけでもなく、普通のテンションで話しかけてきた加也に、

敏恵もまた落ち着いた口調でこれまでにあった出来事を加也に語り始めるたです。

その内容は彼女がいかに精神を病んでいるかを証明するような常軌を逸した言葉の数々でした。

やがて…

一通りの独演会を終えた敏恵は、最後にこれから絢子の顔をもらいに行くという内容のセリフを残して、

真っ暗な浜辺の闇の中に姿を消してゆきました。

結果…今もっとも危険な狂気をはらんだ二人のモンスター女性が殺し合う事はなかった…

綿貫の潜入調査

加也と敏恵が浜辺で鉢合わせをしていた頃。

ハナたちがいる隠れ家では、ハナと綿貫と深見が絢子の披露宴のことについて話をしていました。

そんな中、五十嵐が白川家の取材を終えて隠れ家にやって来ました。

彼は取材の戦利品としてハナに披露宴が行われる施設のカタログを手渡してくれました。

そこには施設全体の構図がよく分る地図が描かれていて、

ハナは五十嵐が持ち帰ってきたその戦利品に対して、

「ありがとう…充分よ」

と…お礼を言いました。

だが…ハナは充分だと言ったそのカタログですが、

残念なことに施設の内部に関する詳しい地図が掲載されていなかったのです。

そこで彼は綿貫にある日雇いのアルバイトに行くことを提案したのです。

それは…今、施設では絢子の披露宴を行うための準備が行われており、

ちょうど荷物を積んだ運搬船が到着していて、荷運びの人足が必要というタイミングだったのです。

始めのうちは五十嵐の無茶な提案に抵抗していた綿貫でしたが、

結局は強引にアルバイトの件を推し進められる形で、

綿貫の潜入調査が決行されたのです。

現場に到着した彼は慣れない力仕事にてんてこ舞いでしたが、

なんとかハナの役に立とうと必死で施設の中を調査するのです。

だが…

運悪く以前に綿貫と面識のあった絢子が、彼を見つけて清二郎に、

「あの人…雑誌記者のはずだけど」

と…綿貫の存在を怪しんだのです。

その瞬間、温和な表情から一気に厳しい顔つきに変わった清二郎。

後は想像通りの展開が待っていました。

施設の内部を嗅ぎまわっていた綿貫の背後にゆっくりと近づいてゆく清二郎は・・・

 

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55話の感想

当然のごとく顔バレしてるのに絶対に潜入なんかしたらダメでしょ!

「なんでそれが分からない。」

ここまでなんとか命拾いしてきたお人好しの綿貫ですが、

今度はちょっと今までとは違う次元のピンチですよ(汗)

「命が危ない!」

だって…

いつも絢子の前では猫を被っている清二郎ですが、ハッキリ言って清二郎は完全なサイコパスです。

たぶん…

いやほぼ確実に55話のラストシーンを見た限りでは、綿貫は清二郎に捕獲されることでしょう。

そしてその後に待っているのは清二郎によるサディスティックな拷問の時間だ。

もちろんサイコパスな清二郎は綿貫が死んでしまう事もいとわないだろう。

えっ!?

「ついにここで綿貫も息絶えてしまうのか」

迂闊過ぎる潜入調査が綿貫の運命を大きく変えてしまいましたね(汗)

なんとか命だけは取り留められればいいのだけれど、相手が清二郎だからかなりヤバイ状況です。

恐らく白川邸に綿貫をバイトに行かせた五十嵐は、

清二郎がとんでもないバケモノだという事を知らなかったんだろうけど、

もし今回のことで綿貫が帰らぬ人となってしまったら、

また一人、五十嵐と親しい人間がいなくなってしまうとになるわけだ。

先日はハナに対してかなり強い言葉を投げつけた五十嵐ですが、

綿貫が殺されでもしたら次は彼がハナ軍団の正式なメンバーとして行動を共にするかもしれませんね。

それに…

なんだかんだ言って綿貫のキャラはみんなの癒し的な存在になっていたので離脱してしまうのは寂しい。

あと…

一体どうなるんだとヒヤヒヤした浜辺での加也と敏恵の対面でしたが、

驚くべきことに二人の中には不思議な仲間意識みたいなものが芽生えていました。

「バケモノ同士というか世捨て人同士というか(汗)」

もう会話の内容が常軌を逸しているから二人にしか分からないことで、

まさに人としての一線を越えた二人の内にある激しい絶望と狂気がありありと描き出されていました。

よく考えて見ると、加也と敏恵って今ではスゴク可哀想な存在ですよね。

「復讐することでしか生きる目的のない人生。」

それはハナとまったく同じ境遇なのだけれど、

ハナとは違って1人も仲間がいないこの二人の孤独な復讐劇はより切なくて悲しいです。

とりあえず浜辺で二人が殺し合いをしなくて少しホッとしました・・・

 

>>>『美醜の大地』56話の解説と感想はコチラ♪

 

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