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お手、かみついて、キス。【ネタバレ3話】誰かと一緒の食事は楽しい!

『お手、かみついて、キス。

3話の解説と感想です♪

志季に一千万円もの借金を肩代わりしてもらった上で家にまで泊めてもらうこととなった葵。

まさかこんな事になってしまうなんて…

だけど…勤め先の社長子息の家に従業員が転がり込んでいることが知られたら間違いなくクビだ(汗)

そのことを恐れた葵はすぐにでも新しいアパートを探そうと動き出す。

一方…葵を自分の手元に置けて明らかに嬉しそうな志季は、

その気持ちを素直に伝えられないまま葵が新しく借りるボロアパートを見つけてきて・・・

「葵に内心ではゾッコンで、こじらせまくってる志季のジタバタが面白い♪」


 

2話の解説と感想はコチラです♪
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お手、かみついて、キス。【ネタバレ3話】誰かと一緒の食事は楽しい!

この朝…葵が目を覚ましたのは豪華な志季が住む巨大ベットの上だった。

悪質な借金取りから守ってくれた上に、葵の父親が作った借金の全額も彼が肩代わりしてくれたのです。

もちろんそんなことは志季が葵のことを好きじゃなければするはずもないのでですが、

葵としては自分が働いている会社のオーナー子息の家に転がり込で借金まで帳消しにさせたという不安しかない(汗)

こんなことが会社に知れたら自分はすぐに解雇されるだろう(汗)

それは…葵を自分の家に連れてきて実に満足げな様子の志季とはまったく逆の心境でした。

しかし…そんな葵の心配をよそに志季はここ数日前から葵のことが好きでしょうがないのだ。

どんなに理不尽な境遇に置かれていても他人を妬みをうらやむことなく、

真面目に日々を一生懸命に生きている葵の姿が愛おしくてたまらない。

なのに…あまりにもプライドが高くそんな気持ちを素直に伝えることができない志季は、

なにかと憎まれ口をたたきながら葵にウザ絡みしてしまうのです・・・(汗)

せっかく同棲生活を

ほんと…まだまだガキだな。

誰かと一緒の食事は楽しい!

志季には必ず肩代わりしてもらったお金のすべてを返済すると約束し、

彼のマンションからもすぐに出てゆく旨を伝えてアパート探しに奔走する葵でした。

しかしそう簡単には安くて良い物件は見つからない(汗)

そんなある日、葵は志季の家でお世話になっているせめてものお礼にと、

葵が独自にあみ出したカツカレーのカツをレンコンに変えたヘルシーカレーを志季に振舞いました。

すると…素直に美味しいと言えない偏屈者の志季は、

「まずい…初めてこんなまずいの食ったわ!」

と…悪態をつきながら何杯もお代わりしたのです(笑)

幼いころから専属のシェフがつくる豪勢な食事を一人きりでで食べていた志季には、

葵の手作りカレーももちろん美味しかったが、

誰かと一緒の食事は楽しいと心からそう思ったのです。

だが…志季がそんなハートウォーミングな心境に浸っているところで、

葵の口から出た衝撃のセリフは、「では…私はこれで失礼します」というお別れの挨拶だった。

えっ⁉

なんと…一向に見つからなかったアパートが奇跡的この日に見つかったのです。

葵は引き留めようとする志季を振り払って志季のマンションを後にしました。

これであっけなく二人の同居生活は終わってしまうのか?

いや…このあと新居に引っ越したばかりの葵にとんでもない災難が降りかかってしまうのです…(汗)

 

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3話の感想

志季にあそこまで面倒を見てもらっても彼が自分のことを好きだとは思えない葵なのですが、

二人の立場を考えるとやっぱりそうなってしまうのかな?

有り余るほどの自由なお金は持っているものの、志季はまだ大学生ですもんね。

そんな学生さんに本気で恋愛モードになれない葵の気持ちはなんとなく理解できる。

というか葵は本気でそこまで志季のことを男性として認識していない可能性もありうるな。

なにせ恋愛経験値ゼロの彼女だ。

これまでの葵が生きてきた過酷な日常を考えたら、恋愛なんて人生に余裕のある人ができる娯楽みたいなものです。

借金返済のためだけに日々を生き抜いてきた葵にとって”恋愛”という言葉は死語に近いモノだろう。

そんな彼女がまだ未返済とはいえ、質の悪い金融屋からの取り立ての恐怖から解放されたのです。

きっと葵のなかで今まで動かしていなかった恋愛時計の針も間もなく動き始めるはずだ。

ただ…

相手の志季があまりにも感情表現がへたくそで子供っぽい性格だから気づけないのかもしれないけれど(汗)

きっとこれまでのことで葵のことを想う志季の気持ちは肌で感じているはずなんです。

それに…今まで他人に心を開いたり頼ったりしたことがない葵が、

初めて涙を見せて他人に助けてほしいと願った。

「その相手が志季なのです。」

だからきっと葵の中には志季の存在がしっかりいるはずなんです!

なのに素直に”好き”だと言えない志季の大バカ野郎です(汗)

「オレのために居て欲しい」と…ひとこと言えば済む話なのに!

なんでそれが言えないの⁉

結果…葵の信じられない不幸なアクシデントで志季にはまた彼女を口説くチャンスが巡ってきたわけだけど、

今度ばかりはちゃんと葵に対して素直になってほしい!

なんたって助けてもらうばかりの葵には自分から志季に気持ちを伝えることなんてできないんだから・・・

「いい加減目覚めなさい!志季くん」

ちゃんと葵の立場を分かってあげて!

 

>>>『お手、かみついて、キス。』4話の解説と感想はコチラ♪

 

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