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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ18話】ケネス王子の大望!

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『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』

18話の解説と感想です♪

ついにクレアが重い口を開いてケネス王子の大望を明かしました。

その内容とは、

これまで貴族令嬢として自由気ままに好きなことをしながら生活してきたアンナにとって、

想像すらできないほど世のため人のためになるケネスの崇高な野心だった。

そしてそれはまさに彼の人生を賭けた命懸けの仕事だったわけです。

クレアから揺るぎない信念のもとに未来のアルビン王国を担おうとしているケネスの人となりを聞いて、

後頭部をハンマーで殴られたほどの衝撃を受けたアンナでした(汗)

そう…ケネス王子はそこら辺のおバカな王子ではなかったのだ・・・

「ケネスは本物の王子であり、勇敢な戦士であり、国王となるべき立派な人物でした。」


17話の解説と感想はコチラです♪
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ18話】ケネス王子の大望!

ケネス王子の大望

アンナは自身の覚悟を伝え、クレアにケネスがこれから成し遂げようとしていることを尋ねました。

すると…

アンナの覚悟を肌で感じたクレアはついにゆっくりと口を開いて語り始めたのです。

ケネス王子の大望を!

まず彼女はアルビン王国を乗っ取ろうとするエクスリプ家が作り上げた劣悪な貴族制度の現状を話し、

その悪しき制度によって平民がもがき苦しんでいることを説明します。

なぜ…

ケネス王子は平民であったクレアの父親に”爵位”を与えたのか?

その理由は、彼が国王となった後にクレアの父親を右腕にして貴族制度を撤廃するためでした!

あまりにも大胆不敵にして崇高なケネス王子の野心を知って思わず言葉を失うアンナ(汗)

まさかケネスにそこまでの深い思いがあったとは・・・

テオ=エクリプス

一方…

イーリスに誘われてエクスリプ家の屋敷へ招かれたケネスは、

宿敵であるイーリスの父親・テオ=エクリプスに迎えられ大いに歓迎される。

「よくぞ参られた王子♪」

すでにケネスを義理の息子として接しているような態度だ。

だが…

今はお互いに表面上では友好な関係性を装っているケネスとエクリプスは、

相手の腹を探り合いながら用心ぶかく穏やかに談笑するのですが、

どうやらエクリプスはケネスが独断でクレアの父親に爵位を与えたことや、

敵国の令嬢であるアンナを人質に連れ帰ったことを快く思っていないらしく、

その事についてあくまでも穏やかな口調でやんわり批判しながら、ケネスの本音を聞き出そうとするのです。

さて…

そんなエクリプスの狡猾で隙のない追及にケネスはどう反応するのか?


 

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18話の感想

なんと…

ケネスの正体はとてつもなく立派な王子でした。

彼の抱いている大望は果てしなく崇高な国造りであり、まさに命懸けのミッションです。

貴族階級の頂点に生まれ育ったケネスが、なぜそこまで真っ当な考えを持てる王子に成長したのか?

「奇跡としか思えない!」

なんで…?

彼の地位にあって貴族階級を撤廃しようと行動してることが、ド平民のまるしーには信じられない(汗)

だって…

確かに気分的には良くないけれど、悪者エクリプスの神輿に乗っていれば、

ケネスは何不自由なく国王という地位で贅沢三昧の人生を送れるはずなのに、

なにも自国民のために命を懸けて手ごわいエクリプス家を敵に回す必要はない。

ほとんどの王子はそんな過酷な人生は選択しないことでしょう。

でも…

「ケネスは違った。」

本気で国の将来を憂い、ちゃんとアルビン王国の輝ける未来を見据えていたのです。

国を支える平民をないがしろにして貴族が好き勝手なことをしていたらやがては国が亡びる。

驕れる支配者がのさばっているような国家に繫栄した国になど作れない。

ケネスは立派な王子です。

だが…

今回初めて登場したエクリプス家の当主は、かなりの曲者であり巨大すぎる敵です!

果たして、アンナが学園一の淑女になったからと言って、

ケネスがイーリス以外の女性と結婚するすることなど可能なんでしょうか?

今回で透けて見えたケネスとエクリプスの関係生性では、

完全にエクリプスの方がケネスより優位な立場にいるような気がした。

一体これからどのような手段でケネスはエクリプス家と対決してゆこうとしているのか?

そして…

今のところケネスにはクレアの父親しか信頼できる味方はいないのでしょうか?

まぁ~クレアを見ていると彼女の父親がすごく有能な人材であることは想像できるのですが、

「如何せん味方となる人間が少なすぎますね(汗)」

なんだか…アンナはとんでもない宿命を背負った王子と婚約を決めてしまいました。

ただ…

彼女が歴戦の勇者・イザークの血が流れた娘であることを考えると、

ケネス王子と共に巨悪と闘う人生は、しっくりとくる生き方なのかもしれません。

「怯むな…アンナ」

そして…

「負けるな…ケネス!!」

 

>>>19話の解説と感想はコチラ♪

 

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