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白紙の上でさようなら【ネタバレ2話】心地のいい場所!

国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※

著者:天井フィナンシェ

『白紙の上でさようなら

2話の解説と感想です♪

雲水先生の事務所へ買ってもらったタブレットの代金を返しに行った恵でしたが、

なんだか気づけば雲水先生のアシスタントとして働くとことになっていたのです。

まさかこんな急展開が待っていたとは…(汗)

しかも…

雲水先生は16歳の頃に恵が新人漫画大賞を獲った作品を、

今でも自身が漫画を描く際の大きな原動力にしていると言うから驚きだ!

実は…昔から恵は知らない所で雲水先生と深く繋がっていたのです。

だからこそ今回の出会いは恵の漫画家復帰に向けての大きな第一歩となるのかもしれない!

「雲水先生の恵に向けて発信される言葉がいちいち胸に刺さってくるな~」


1話の解説と感想はコチラです♪
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白紙の上でさようなら【ネタバレ2話】心地のいい場所!

心地のいい場所

恵が雲水先生の事務所を訪ねて買ってもらったタブレットの代金を返しに行った流れから、

気づけば彼の事務所でアシスタントとして働くことになっていました(笑)

しかも…驚いたことに恵が16歳の時に新人漫画賞のグランプリを受賞した際に、

この雲水先生は審査員特別賞を獲っていたのです。

なんと雲水と恵は同期だ!!

しかもその時から雲水先生の中で恵という存在は、仕事をしてゆく上での大きな原動力となっていたのです。

だからこの二人には昔からすごく深い縁があったのです。

こうして雲水先生のもとでアシスタントとして働くこととなった恵は、

他にいる3人のスタッフと共に初日から入稿期限ぎりぎりの仕事に大慌てで対応することとなりました(汗)

いきなりハードな仕事始めとなってしまったが恵でしたが、

久しぶりに本気で絵を描けることの喜びと、

雲水先生のもとで働くスタッフたちがみんな気のいい連中であることも手伝って、

働き出したばかりの『スタジオ雲水』がすでに恵にとっては、

すごく”心地のいい場所”になっていたのです♪

確かに…今の恵みにとっては最高の環境だったのかもしれない。

なので筆も走る走る♪

心のすれ違い

結局…恵の大活躍もあってなんとか無事に入稿時間ギリギリで原稿を描き上げた『スタジオ雲水

もちろんそこからは打ち上げ会というノリになって、今回はそこに恵の歓迎会も含まれる。

もちろん恵も行く気満々のテンションでしたが、そこでずっと見ていなかったスマホの着信履歴を見て我に返る!

なんと…同棲中の環から何度も着信があったのです(汗)

{しまった…!}

あまりにも仕事が楽しくて夢中だったために、環からの連絡にはまったく気づかなかったのです。

しかも…

恵はまだ環に『スタジオ雲水』で働くことを伝えていませんでした(汗)

泣く泣く打ち上げ会を辞退して家路に急ぐ恵でしたが、

このあと、恋人・環との間でちょっとした心のすれ違いが生じてしまうのです(汗)

やがてそれは今後の二人の関係をギクシャクさせる要因となってゆく・・・


 

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2話の感想

コミュ障の恵だからこそのやっちまった展開なんだけど、

環との会話中に雲水先生を電話口に出させてしまったのは、

恵のかなり大きなミスだったかもしれない(汗)

雲水先生は大人として恵に気を利かせてその日の仕事のことを彼女の家族に伝えるつもりだったんだろうけど、

いかんせん恵の言葉足らずが酷すぎたおかげで変な空気になってしまいました。

それでなくともモラハラ気味だった環の態度が、

よりもっとモラハラ男気質なカレシに覚醒させてしまったのです(汗)

日頃から常にメンタルが弱く自分の言いなりになっている恵へプレッシャーをかけてきた環だけあって、

雲水先生の登場は大きなショックとなり、恵へのプレッシャーにも拍車がかかります(汗)

その証拠に、環は雲水先生のことを何一つ知りもしないのに、少しネットで少しググった情報をもとに、

こともあろうか雲水先生のことをセクハラおやじ扱いしてしまったのです。

「これは最悪だ!」

そうなればこれまで黙っていた恵も反論せざる負えません。

普段なら何があっても環には口答えしてこなかった恵がムキになって雲水先生を庇います。

なんと…

「これはこれで実に最悪な流れです。」

そうなると日頃からお互いに溜めこんでいた相手への不満が一気に爆発してしまうのです(汗)

ただ…こんな口論はよくあるカップルのいざこざなのですが、環がもともとモラハラ気味な男性だから、

そこで一気に恵の中で環への嫌悪感が溢れ出して、それが彼に対する”恐怖”へと変換されてしまうのです。

恵の性格上こうなってしまっては、もう環との関係は息苦しくて限界なんだろうけど、

彼女としてはここまで環を精神的にガッツリ頼って生きてきた経緯があります。

それに、

環としてもこれまでずっと自分が恵のことをフォローしてきたんだという支配意識を持っています。

自分がいないところで幸せそうにしている恵のことが許せないだろう。

それはスゴク傲慢で自己中な思考で、恵の幸せにはつながらない!

正直なところ、恵としては早めに環と距離を置いた生活をした方がいいのですが、

まだ今の段階では彼女に支配力の強い環と上手くお別れできる精神的な強さはないでしょう。

愛情の注ぎ方を間違っているとはいえ、環が恵のことを本気で愛していることに間違いはないのです。

「だからこそ厄介なんだけど!」

環みたいな自己顕示欲の強い人間は、ひとつ対応を間違えるとストーカー化する可能性が高い(汗)

せっかく居心地のいい職場を見つけた恵なだけにそれはすごく大事にしたい場所だ。

今まで彼女の傷ついた心の支えであった環が、逆に恵を気づ付けてしまうことになったら、

これほど悲しい逆転現象はありません。

なんとか恵にはいい環境でのびのびと漫画を描かせてあげたいな~(汗)

環も恵がどれほど辛い過去を経験してきたか分かってるはずなのに、

少しでも彼女に寄り添った優しさを持ってあげたら、

恵から彼に対する気持ちは離れて行かないのに…(汗)

でも…これが恋愛でもあるわけで仕方がない。

とか…恋愛マスターみたいに偉そうな御託を並べるまるしーはこの作品に激ハマリ中だ…(笑)

 

>>>『白紙の上でさようなら 』3話の解説と感想はコチラ♪

 

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