
著者:小嶋すみれ
『29歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~ 』
7話の解説と感想です♪
光博が別れた妻と息子にお金と時間をかけすぎていることに不満が募る綺代。
これは綺代に限らず普通の感覚ならそう思ってもしかたないはずだ。
しかし…
綺代に溺愛して家の細かな家事も率先してやってくれる優しい光博なんだけど、
こと離れて暮らす幼い息子の事に関しては優先順位が狂ってしまうようだ(汗)
ただ…
そんな優しい気持ちを持った光博だからこそ彼を好きになった綺代がいるわけで…(汗)
彼女はすごく悩ましい現状にモヤっとした時間を過ごしていました。
「不満を言うべきか言わざるべきか?」
前の奥さんとの間に子供がいるバツイチ男性と結婚した今妻の試練かもしれない。
「ここへ来てほぼ完ぺきだった光博の行動に色々とボロが出てきたな~(汗)」
6話の解説と感想はコチラです♪
↓↓↓↓↓
『29歳の不・純愛 』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
目次
29歳の不・純愛【ネタバレ7話】イライラが募るばかりの週末!
まるで一夫多妻制
この日、以前から綺代のことを口説こうとしていた先輩社員・松田に誘われて、
珍しくその誘いに乗った綺代がいました。
理由は松田がバツイチで元妻との間に小さい子供がいたからだ。
その状況が夫である光博とよく似ていたので、色々と松田に前の家族との関係性を知りたかったのです。
結果…
松田の場合は奥さんが浮気をして離婚した経緯もあって、
養育費算定表によると月2万円とはじき出された金額を支払うことなく、
元妻の不倫に対する慰謝料と今後の養育費を相殺した形で話がついているらしい。
ただ…会話の中で綺代が語った光博と別れた元妻と子供との関係性を聞いた松田は、
本来ではありえないくらいに光博は前の家族と近しい関係だという感想を漏らした。
「それはまるで一夫多妻制」
松田が今の綺代と光博と前家族との形をそんな言葉で表現しましたのです。
当たらずも遠からずな自分の状況にモヤモヤが込み上げてくる綺代がいました。
ちなみに光博が毎月支払っている息子の養育費は6万円という金額だ。
なんだかな~(汗)
イライラが募るばかりの週末!
週末の休みになると綺代は光博にどこへも出かけずに一日家で過ごそうと提案しました。
もちろん光博に異論などありませんでした。
だから休日に新婚夫婦がまったりと自宅で過ごすなにより幸せな時間になるはずだった。
しかし…
離れて暮らす光博の息子はそんな夫婦の時間なんてお構いなしに朝からLINE攻撃の嵐だ。
恐らく息子にそうさせているのは元妻の怜奈なのだろう。
何をしていても一定の間隔でしつこいくらいに息子から光博の携帯に大量のLINEが着信する始末で、
綺代としてはそれが気になって光博とゆっくり過ごせている気がしない(汗)
光博としてもなるべく綺代との時間を大切に過ごそうとはするものの、
ちょっとしたタイミングで息子への返信を行っているのですが、
綺代としてはやはり気持ちの良いものではないのです。
それに…彼の中では綺代との時間を邪魔されているというマイナスな意識はないようで、
当たり前のようにちょっとした会話の隙を見て息子に返信をしているのです。
そういった光博の態度にもどこか腹立たしさを感じてしまう綺代でした。
そりゃそうだろう…ちょっとはイヤそうな顔くらいしろよって話だ。
結局…
ほぼ一日そんな状態が続いたことで、綺代にとってはイライラが募るばかりの週末だったわけで…(汗)
なのに…
まったく綺代のそんな不満を感じ取る気配が見えない光博は、
「今日は一日ふたりきりでしたね♪」
などと…満足そうな笑顔を浮かべている。
こんな状態ではそろそろ綺代の忍耐も限界を迎えるかもしれない・・・
『29歳の不・純愛』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓

7話の感想
例え夫婦は離婚しても子供に対して親である責任からは逃れられない。
民法でもそういうルールになっているはずだ。
ただ…
基本的なルールはそうなっていても実際に別れた夫と妻が子供の養育面で協力し合っているかというと、
ほとんどの別れた夫婦は接触していないのが実際のところだと思う。
たまに子供が幼いうちは親権を持たない側が子供を預かったりするなんてことはあっても、
日常的に別れた夫婦が一緒になって子供の面倒を見ているようなケースは少ないと思います。
「例えば光博と怜奈のように…」
それに…
光博がどれだけ稼ぎがいいのか知らないけれど、
養育費の月6万という金額はかなり多いはずです(汗)
見たところ光博は普通のサラリーマンのように思えるが、
そんなに払っていて大丈夫なのだろうか?
さらに彼は子供が進学するごとに金額も上がってゆくと言ってました。
「いったい息子が成人するまでいくらかかるんだ?」
別れた妻と子供にも真摯な態度で接する光博は人としては素晴らしいのかもしれないが、
新たに妻となった綺代からすると迷惑でしょうがないでしょう(汗)
ただ…
綺代もある程度は分かった上で光博と結婚したのだからしょうがないのかもしれないけれど、
普通はあんなに離婚した元家族と交流があるなんて思わない。
始めにサイト主のまるしーが言った離婚した夫婦にほぼ接触がないというのが通例だからだ。
「綺代はついない!」
というか男運が悪いと言うべきか?
好きになる男性はことごとく自分以外の女性の影がちらついている…(汗)
それにしても今回の綺代はかなり不憫に思えました。
丸一日ふたりきりで過ごした週末が、気持ち的にはまったく二人きりでないという切ない休日。
そのトドメになったのがカフェオレを頼んでコーヒーが出てきた一幕だ。
「あれは地味に傷つくケースだな~」
光博の気持ちが完全に自分へ向いていないという証拠ですからね(汗)
そろそろ綺代にも我慢の限界が近づいて来ているような気がします。
本来この夫婦のイニシアチブは綺代が握っていたはずだ。
普段の光博が綺代にデレデレだから彼女もなんとなく元家族との関係を放置していたみたいだけど、
なんか…ヤバそうな気がする(汗)
無料試し読み
今、紹介した
『29歳の不・純愛 ~あなたが恋しいだけだった~ 』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
その時に初めて無料の会員登録をして課金すればいいだけです♪
会員種別も月額ポイント制とその都度購入の嬉しい2コースが用意されています。
商品のラインナップは最新のコミックから不朽の名作までバランスよく取り扱っていますし、
漫画以外にも小説、雑誌など広範囲に商品が取り揃えられています♪
なので・・・
漫画や雑誌をスマホやタブレットで読んでいる方なら会員になっていて損はないお店だと思いますよ~♪
『29歳の不・純愛』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>コミックシーモア