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恋と地獄【ネタバレ8話】もはやホラーでしかないマサトの言葉!

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著者:今井大輔

『恋と地獄 』

8話の解説と感想です♪

せっかく本命の彼氏がネネの崩壊したメンタルをリカバリーしてくれたのに、

彼女は悪夢のような出来事を思い出させる人物に凸られる…(汗)

寂しさを紛らわすために利用しただけのクズ男・マサトがネネを逃がしてくれない。

しかも…

ネネとは比べ物にならないほど壊滅的なダメージを食らったマサトは、

切羽詰まった犯罪者のような状態で目がバキバキに血走っているではないか(汗)

彼氏である久野にその場の言い逃れでついたストーカー被害のウソが現実のものになった瞬間だ!

ここからが本当の意味でネネにとっての”恋の地獄”でございます。

人生詰んでるマサトに執着されたネネは、どうやってその危機を回避するのか…?

「今さら被害者ぶるネネには当然のごとく当たり前のバッドエンドが待っていることでしょう!」


7話の解説と感想はコチラ♪
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恋と地獄【ネタバレ8話】もはやホラーでしかないマサトの言葉!

全部アンタのせいだ…!!

てっきり久野が来たと思い込んで玄関の扉を開けたネネの笑顔が恐怖に変わる。

そこに立っていたのは今や何もかも失って人生が詰んでいる状態のマサトでした(汗)

「やっと離婚してやったよ!」

目をバキバキに血走らせたマサトが引きつった笑顔でネネにそう声をかけた。

{なに…!?この状況…}

今となっては明らかに迷惑でしかないマサトの出現にどう反応すればいいのか言葉に迷うネネ。

それに…

マサトの目が完全に瞳孔が開いており尋常じゃないくらいに怖いのだ(汗)

ネネは平常心を失ったマサトの危険なオーラを察して慎重に言葉を選びながら返事をする。

その後…

マサトとのやり取りで二人のベットシーン動画が社内で拡散していることを知ったネネは、

あまりのショックで一瞬目の前の景色が歪んでいくのを感じて呆然と立ち尽くします。

{なんで私がこんな酷い目に遭ってるの…}

お前がそんなこと思える立場かと言いたくなるネネの間違った被害者意識ですが、

そもそもネネという女はこういう自分勝手な思考の持ち主である。

ここに至るまでの責任を全て不倫相手のマサトにおっ被せても不思議ではない。

そして…

ネネはその怒りを目の前で卑屈な表情を浮かべながら笑っているマサトにぶつけるのです。

「全部アンタのせいだ…!!」

いや…二人のせいだ。

お前たち二人がクズなんだ。

ここから二人の愚かな男女のホラーなやり取りが繰り広げられます。

もはやホラーでしかないマサトの言葉

あくまでも自分は被害者だとするネネが烈火のごとくマサトを罵倒します。

ネネの瞳からは涙が溢れ出ているがその雫が消し飛んでしまうほど怒りを露わにするネネ。

マサトが奥さんに自分との浮気がバレたおかげで、仕事もスマホも失った。

全部コイツのせいだ。

「私の生活を返してよ!」

ネネがマサトに対する恨み節をぶつけたその最後には、

「二度と来ないで!」という締めのセリフが飛び出した。

吐き出したい怒りはすべてマサトに出し尽くした。

もうこんな男に用はない。

ネネとすれば恐らくそんな感じだったろう。

しかし…

今やネネよりもメンタルが崩壊しているマサトにネネの言葉など通じません(汗)

その証拠にネネのマサトに対する罵倒タイムが終了すると、

マサトはいきなりネネを両腕で強く抱きしめました。

予想だにしなかったマサトの行動に頭の中に”?”マークが飛び交うネネ。

えっ…!?

どういうこと…?

お待たせいたしましたとばかりにそこからマサトのターンが始まります。

マサトは最愛の女性にかけるような甘いセリフをゆっくり伝え始めます。

そんなネネにとってもはやホラーでしかないマサトの言葉は、

何よりも恐ろしい愛のセリフとなってネネを恐怖に震え上がらせます。

これはかなりマズいことになった!

ぶっ壊れたマサトの様子に身の危険を感じ始めたネネ。

でも…その時でした。

ちゃんと救世主が現れるんです!

もちろんあの人です。

結果…

ネネにとっては一難去ってまた一難という苦しい状況にってしまうのですが・・・


 

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8話の感想

まさにおバカな不倫カップルが迎えた地獄のエンドロールでございます(汗)

何もかも失ったマサトが最後の救いを求めてネネところに行くのはごく自然な流れだけど、

この期に及んで「やっと離婚してやったよ!」というマサトのセリフはなんともカッコ悪すぎる(笑)

しかも…

その後に「ネネちゃんとずっと一緒にいるためにね!」とかきたもんだ。

どの状況でマウント取って来てんだって話ですよ。

ネネからしたらマサトのずさんな立ち回りのせいで自分が壊滅的なダメージを食らったと思っているわけで、

絶対にマサトの第一声はあんないちびった言葉ではなかったのだ。

確かに…例え玄関にお扉が開いた瞬間に土下座しながら謝罪の言葉を並べ立てたとしても、

ネネのマサトに対する気持ちなんて1ミリも残ってはいなかっただろうけど、

少なくともあれほど惨めな退散の仕方はしなくて済んだはずですし、

あそこまでネネに罵倒されることはなかったのかなとは思う。

どのみちドン底状態は変わらないんだけど・・・

ネネから惨めに切り捨てられたマサトはこれから一体どうするんだろう…?

仕事もなくし、妻に見捨てられ、恐らく今後は子供にも会わせてもらえないでしょう。

そんな人生マイナスからの再スタートから復活するには相当なパワーと回りからのサポートが必要だ。

たぶんマサトには彼を助けてくれる友人や知人なんていないと思うし、

かといって自力で人生を立て直す気力も前向きな心も持っていない。

となると今後も浮気相手のネネに執着して最悪な結末を迎えるか、

捨てられた妻のストーカーになってやはり最悪の結末を迎えるか、

いずれにしてもこの先のマサトの人生にはバッドエンドしか待っていないような気がする。

クズ男がやらかしたクズ行動のエンディングなんてしょせんそんなもんだ(汗)

問題なのはもう一方のクズ人間・ネネです。

彼女にはちゃんと久野という立派なカレシがいたのにスゴクもったいない!

ネネ自身が”メンヘラ気質”だからしょうがないのかもしれないけれど、

久野という恋人は実になくしては惜しい人物だったはず。

彼は完全にマサトのことをネネの浮気相手だと疑っているみたいだけど、

サイト主のまるしーが思うに、久野がネネの浮気を笑って許す展開にはならなそうだ。

もしかすると以前からマサトとネネの関係を知っていたのではないだろうか?

この8話のラストで見せた久野の表情がなんとなくそれを物語っているようにも見えた。

しかも本作の作者はあの今井先生だ!

ここから生半可な緩い結末でこのドラマを終わらせるはずがない。

そこで…

「ネネには一体どんな地獄の結末が待っているのだろう?」

ちゃんと仕事をしてネネのことを大事に想ってくれていた彼氏を裏切ったその報い。

本命のカレシをなめ、浮気相手の男をなめ、浮気相手の奥さんをなめ、世間をなめた若い女。

まるしーは心の中でより無情で残酷な救いのないオチで終わらせて欲しいと願っている。

ネネというクズ女にはそういう苦しみが相応しい。

「期待してますよ…今井先生」

 

>>>『恋と地獄』9話の解説と感想はコチラ♪

 

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