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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ41話】エクリプス領への潜入!

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『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』

41話の解説と感想です♪

負傷したケネスが帰ってきて動揺を隠せないアンナ。

しかも…傷ついたケネスの傍らで彼を支えていたレイヴンでした。

えっ…!?一体この二人がどこで何をしていたというの?

アンナが学園内のヒエラルキーを崩壊させていたその裏では、

粛々とケネスが宿敵であるエクリプス攻略の準備を進めていたのです。

さて…

王太子が自ら手傷を負ってまで遂行した危険なミッションの中身とは…?

「ついにケネスはエクリプスが持つ支配力の元となっているアレを見つけました!


40話の解説と感想はコチラです♪
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ41話】エクリプス領への潜入!

エクリプス領への潜入

トツゼン外遊から戻ってきたケネスはアンナを見た瞬間に彼女へ抱きついて、

「会いたかった」という第一声を漏らしました。

このケネスの一言に戸惑いつつもその照れ隠しでジタバタするアンナは彼をそこそこ雑に扱います(笑)

しかし…

よほど負傷して疲れ切っているのか、アンナにそれ以上ウザ絡みすることはなくケネスは体をベットに横たえました。

アンナがもっとも気になっていることは、ケネスがレイヴンと一緒に帰ってきたことだ。

どうやらケネスが信頼する4人の騎士をアンナの警備要員として使ったために、

他国の騎士であっても頼りがいのあるレイヴンに協力を求めて外遊に出かけたようです。

やがて…

今までケネスたちが何をしていたのかを彼の口から直接聞いたアンナはまたもや驚きの声を上げざるを得なかった(汗)

なんと…

ケネスとレイヴンは危険を承知でエクリプス領への潜入を決行していたのです!

ケシ畑

どうにかしてエクリプスの弱みを掴みたいと考えて危険な賭けに出たケネスでしたが、

負傷した見返りに大きな成果を持って帰ってきました。

ケネスとレイヴンが潜入したエクリプス領で見つけたのは広大な土地に作られた”ケシ畑”です。

古くからケシの花は薬として用いられている植物ですが、

医療に精通するエクリプスはそのケシの花をベースに”麻薬”を生産しているのです。

麻薬は常習性があり人を支配するにはうってつけのアイテムだ。

薬に依存させればその人間はエクリプスの意のままに支配できるのです。

実に分かりやすい影響力の持ち方だ。

ケネスの母親はエクリプスにその麻薬で廃人同然にさせられてしまい、

今やケネスのことを息子だと認識することすらできなくなっているわけで、

その恐ろしい麻薬を作り出すベースとなるケシ畑を見つけることができたのです。


 

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41話の感想

エクリプスの正体は”麻薬王”だったというわけですね。

まさにギャングのような手口で一つの大国を手に入れようとしていたんんだ(汗)

”ケシの花”を栽培しているということは大麻のようなドラッグを生産してるということですよね。

当初は体の痛みをとる鎮痛剤だと説明して処方すれば、

その患者は本当に痛みが消えたことでエクリプスのことを信じるでしょう。

だがその後に待っているのは逃れられない中毒症状だ(汗)

まさしくケネスの母親もこの麻薬によってボロボロにされた犠牲者の一人です。

そうなるとアルビン王国の主要なポジションに就く人物はみなエクリプスの麻薬で薬漬けにされている可能性がありますね。

一介の医師だったはずのエクリプスがこれほどまで国家に影響力を持つことになった理由がハッキリと分かりました。

医療従事者がもし悪の道に走ればここまで悲惨な結果になってしまうという恐ろしいケースです。

さて…

エクリプスのケシ畑を見つけたケネスですが、これからどのようにしてこの悪魔を攻略するのか?

かなり手ごわい相手であることは間違いないのです。

ただ…

ここまで麻薬を武器にして国政に影響力を持ってきたエクリプスにどれだけの戦闘力があるのだろうか?

おそらく今までエクリプス自身が指揮を執って戦争というものを経験したことはなかったと思います。

しかも自分の意のままに操れる重臣たちがもしみんな薬漬けになっているとしたら、

もはやその者に仕えている兵士たちは使い物にならないのではないだろうか?

そういった意味では、ちゃんとケネス側に戦争できる兵力を集めることができれば、

その武力でもってエクリプスを叩き潰すことは可能なのではないはずだ。

だが…

そこで問題になってくるのが人質状態になっているケネスの母親かな…(汗)

父親のことはともかく、ケネスは母親に対しては深い愛情を持っているようです。

この母親を盾に取られてしまうこと厄介なことになりそうだな。

とりあえずエクリプスが持つパワーの根源が麻薬にあったということがハッキリしただけでも確かな収穫でした。

ケネスとレイヴンのお手柄です。

そして…

ケネスが溢れる感情を抑えきれずにアンナを抱きしめたあのシーンを目撃したイーリスの絶望と悲しみ。

そこから湧き上がってくるであろう憎悪と憎しみの矛先は、やはりアンナに向けられることとなるのだろうか?

なんか…いろいろと込み入ってきましたよ~(汗)

 

>>>42話の解説と感想はコチラ♪

 

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