著者：上田俊衣
『ニセ真面目女子はすみ～サイコパスは愛を知りたい～』
5話の解説と感想です♪
今回で女帝・ゴリ乃 編がついに完結を迎えます。
ハスミに初めてできた親友・真子を自殺未遂させるまで追い込んだゴリ乃は、
ついにハスミを本気で怒らせ、彼女から凄まじい制裁を受けることとなりました。
サイコパス・ハスミがゴリ乃に対して行った容赦ないその断罪ショーは、
ゴリ乃にとって一生涯忘れることのできない恐怖と痛みを感じた時間となったでしょう。
さて…
これ以上ない恐怖と苦しみを味わったゴリ乃に待っていた悲惨な結末とは一体…？
「やはりサイコパス・ハスミの拷問ショーは、明らかにゴリ乃のがやってたイジメとは次元が異なりました！」
4話の解説と感想はコチラです♪
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ニセ真面目女子はすみ【ネタバレ5話】ゴリ乃に待っていた悲惨な結末！
殺される…逃げなきゃ
いま…真子の姿に変装したハスミがゴリ乃の額に突きつけているのもは、
よく工事現場で使用される釘打ち機だった！
手元のボタン一つで何本もの釘が勢いよく飛び出してくるあの危険な大工道具です。
真子に変装したハスミのぶっ飛んだ表情を目の当たりにしたゴリ乃はその時確信したのです。
｛殺される…逃げなきゃ！｝
さすがのイジッ子ゴリ乃も本物のサイコパスの前ではただ震えるしかない（汗）
しかし…
もはやハスミによるゴリ乃への”断罪ショー”から逃れらることはできないのです。
そして次の瞬間…
ハスミが構えている釘打ち機から、勢いよくゴリ乃の額めがけて釘が撃ち込まれます（汗）
うわっ…!?
なんとか間一髪でそれを交わした後に、つんのめってうつ伏せに倒れたゴリ乃。
すかさずハスミは倒れ込んだゴリ乃のお尻に何本もの釘を発射しました！
「ギャァ――ッ！！」
大きな悲鳴と共にゴリ乃に強烈な痛みが襲う。
これでゴリ乃のメンタルが恐怖から怒りに転換されたのか、ハスミに反撃を仕掛けてきたのです！
この女も相当なタマだ（汗）
恐怖に支配されつつも心はまだ折れていなかったようです。
ゴリ乃に待っていた悲惨な結末！
恐怖に引きつった表情を浮かべながらハスミに反撃を仕掛けてくるゴリ乃。
しかし…その勢いに任せた無謀な反撃もハスミにはまったく通じない。
どこにそんなパワーがあるのか、ハスミは巨漢のゴリ乃の首を片手で掴んむとゆっくりと持ち上げたのです（汗）
信じられない怪力だ！
「ア…グ…グ…」
ジワジワとハスミの指が首に食い込んで涙を流しながら苦しむゴリ乃。
もはや先ほどの元気など全くない。
これはもう死んでしまうだろうと思ったその時、
恍惚の表情を浮かべながらゴリ乃首を絞めていたハスミがハッ！と我に返った。
イケナイ…イケナイ（汗）
どうやらハスミはゴリ乃を殺すつもりまではなかったようだ。
ゴリ乃の首を絞めていた右手を離しました。
最後の仕上げとしてゴリ乃からやってもらう予定の事があったのです。
そのなこととは露知らないゴリ乃はまんまとハスミの思惑通りに行動しました。
その結果…ハスミの計画が計画した通りにゴリ乃が罠にハマって、
真子に変装したハスミの胸をナイフで突き刺して殺させたのです。
これでハスミのゴリ乃に対する断罪ショーは無事に終了し、
ゴリ乃が逃げ帰った後、パーフェクトに仕事をやり終えて満面の笑顔でクスクスと笑っているハスミがいました。
｛いや～明日が楽しみだ♪｝
ゴリ乃はなんとか窮地から脱出できたものの、取り返しのつかないことをしたと恐怖に怯えている。
翌日になりました。
さて…
ゴリ乃に待っていた悲惨な結末とは一体どんな地獄だったのか？
今回のお話で女帝・ゴリ乃 編は完結です♪
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5話の感想
ついに女帝・ゴリ乃とその取り巻きたちはキレイに会社から一掃されました。
日頃からゴリ乃がしていたことのつけが一気に回ってきました。
ひとまずこれでゴリ乃 編が完結という形になりましたけど、
今後もハスミはあのカスタマーセンターで働き続けるのでしょうか？
この5話のラストシーンでは、ずっとゴリ乃のイジメ王国状態を放置していた無能部長が、
実に薄気味悪い笑みを浮かべていましたが、
あれはこの会社でまだ何か問題が起こるという伏線なのだろうか？
「どうも気になりますね。」
普通に考えたら一つの問題が解決するごとに、ハスミの職場が変わって、
その現場現場でハスミの怒りを買った者が次々に断罪されていくいうフォーマットを想像するところですが、
果たして次回のお話でもハスミはまだ今の会社に勤めているのでしょうか？
「そして真子との友情関係はどうなっていくのか？」
今のところまったく予測不可能な状況なので次の展開を待つしかありません。
さて…
やっぱりハスミのゴリ乃に対する”拷問ショー”に対して触れないわけにはいきません！
結果的にハスミはゴリ乃の命まで奪う事まではしませんでした。
ハスミとしては自分の死体を用意し、真子の姿に変装したうえでゴリ乃を痛めつけた。
ということは、最初からゴリ乃の命を奪うことまでは考えていなかったといえますね。
かなり手の込んだやり方でゴリ乃を恐怖のどん底に叩き込んではいましたが、
結果的にゴリ乃が受けた外傷は、お尻に打ち込まれた釘跡と首を絞められた際の圧迫痕だけだった。
その他のダメージは全て精神的な恐怖だけ。
それを考えるとハスミはすごく冷静で節度の利いたサイコパスさんだと思う。
一般的なサイコキラーならまずもってゴリ乃はこの世に存在していないだろうし、
見るのも悍ましいくらいの拷問を受けた末に殺されていたはずです。
「だってサイコキラーなんだから！」
でも…そうはならなかった。
そういう意味ではハスミって純粋なサイコキラーではありませんね。
サイコパス（精神障害者）ではあるけれども殺人者ではないということです。
今回でその事がよく分かりました。
過去に殺人を犯しているという可能性は十分にありますが、
今回はそこまでに至りませんでした。
しかし…
純粋なサイコパスだから一歩間違えると殺人まで余裕に犯してしまう危険性は充分にあります。
今回もゴリ乃の首を絞めていた時は非常にヤバい状態でした。
あと10秒でも我に返るのが遅れていたらゴリ乃はあの世行きだったと思います（汗）
「危ない危ない！」
これから今回みたいな殺人すれすれな断罪ショーを各現場で繰り返してゆくのかな？
それとも今の会社でまた新たな問題が発生するのか？
今のところサイト主のまるしーが気になっているのは今後の真子との友情関係と、
何かにつけてハスミの頭によぎってくる彼女が敬愛する兄の存在だ。
この二人が今後のストーリーにどういう形で関わってくるのか？
現段階ではまったく想像がつきません。
今回のエピソードをもってひとまず女帝・ゴリ乃との問題は完全解決に至りました。
そして…ハスミの実にパーフェクトな手際も披露されたわけです。
まだまだハスミの活躍から目が離せません。
というか釘付けだ！
「この度はどうもお疲れ様でした…ハスミさん♪」
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