中学性白書(漫画)ネタバレ|ド直球の中学生ヒューマン!

14歳の早すぎる妊娠。

それは、”早熟な恋”として片づけるにはあまりにも過酷すぎ、

”過ち”と呼ぶにはあまりにも大きすぎる罪だった。

妊娠・避妊・どうしよう・・・

自分がその立ち場に立たされた時、初めて経験する様々な後悔!

「誰にも言わないで!」

この一言が色んな人間を巻き込む大騒動を巻き起こす・・・

著者:上原悠

中学性白書~妊娠~

ハードコアな作品が【マイクロ】で登場しました~♪

心はまだ子供だけど、身体は立派な女性である女子中学生。

そんな彼女たちが様々な理由で好きな男性と体で結ばれる。

ただ…その恋が純粋に人を愛した結果の行為の結果ならば、

さらに二人のしっかりした考えのもとまらば、

正面切って間違った行為とは誰にも言えないのかもしれない

教育現場において、中学校から避妊の道徳授業が始まる今の世の中で、

もはやSEXは大人になってから…は、説得力がなさすぎる。

『中学性白書』の見どころ

今回紹介する作品は、中学生のリアルな”性”の現場を描き、名作TVドラマ『金八先生』から続く、

中学生の”妊娠”をテーマにした問題を考えたなかなか社会派の物語です。

『Sho-Comi』での連載作品なのでそこまでヒューマンな内容ではないだろうと思いつつ読んでみたら、

これがなんと・・・

まだ1話なのにすごく深刻なテーマで、ぐんぐん盛り上がってくるストーリー展開になっているのです。

内容としては、14歳の女子中学生が、妊娠してることを知って、

親や学校に相談することができず、唯一信頼できるクラスメイトに打ち明けるというお話の展開なんですが、

さて…

この『中学性白書』の見どころなんですが、

それは妊娠した女子生徒が、慌て動揺した行動を重ねた結果、

大切な友人を不幸な状況に巻き込んでしまうという展開ですね。

時代が変わったとはいえ、まだまだ体は未発達な女子中学生の妊娠は、やはり普通の状況ではありません。

それは本人たちも良く分かっていることです。

ただ…

恐らく、日ごろから学校や親に信頼を置いていない彼女たちは、

妊娠してからの第一相談者として絶対に大人を選択しない…(汗)

これは世の大人たちがどれほど間違った躾けや教育をしてきたのかの証明になると思う。

「言えないのだ!」

彼女たちは本当に困った時や苦しいときは、友人に相談するか、一人でもがき苦しむのです。

これは悲しい!

頼る存在として大人が入っていないことはとても情けない現状です。

未熟な14歳の女子生徒が妊娠した場合、その初期行動がちゃんとしていれば、少女たちの人生は問題なくリセットできたはずなのに…(汗)

さて…

これまでいろいろと理屈を並べ立ててしまいましたが、サイト主のまるしーが、わずか40ページほどの1話を読んで、

ここまで多くの能書きを垂れてしまうほどよくできた中学生ヒューマンだという事です。


 

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中学性白書(漫画)ネタバレ|ド直球の中学生ヒューマン!

重大な告白

主人公の森川 朱莉(もりかわ あかり)は14歳の中学生3年生です。

イマドキな女子中学生の朱莉はどこにでもいる元気でカワイイ女の子で、

付き合って1年になる同級生・吉沢 大和(よしざわ やまと)と、充実した中学校生活を送っている。

セックスには興味津々な彼女だけど、大和とはまだキスまでの関係で、

今のところギリギリのところで二人はプラトニックな関係を保っていた。

まざ~

キスは別にして…

 

そんな中、ある日、朱莉は、最近ちょっとクラスメイトの女子たちと距離を置くようになった優花(ゆうか)から『重大な告白』を受けてしまうのです。

その告白とは、

ズバリ”妊娠”だ!

相手の男性のことは詳しくは詮索しなかったが、恐らく卒業した先輩にあたる男子だろう。

彼女の相談とは、中絶するために病院へ付き添って欲しいという内容だった。

優花の家は母子家庭で、母親には心配をかけられないし、もちろん教師にも言えない。

そこで・・・

友人とまでは、言えないし二人っきりで会うのは小4以来だけど、

人を色メガネで見ないで、心優しい性格の朱莉に優花が頼ってきたのだ・・・

優花の重大な告白を聞いた朱莉は、かなり情緒不安定になっている優花を勇気づけて、

一緒に病院へ付き添う約束をするのです。

ただ・・・

優花のために朱莉は、大切な彼氏・大和が出場するテニスの試合の応援をこの時、キャンセルすることとなる・・・

後半の展開

後半の展開は、妊娠・中絶・産婦人科病院の3点セットでよくある光景が描かれております。

女子中学生だけで産婦人科で診察してもらうことのハードルは高い!

その日、朱莉と優花が病院の待合室に座ると、やはり聞こえてくる回りの大人たちからのヒソヒソ話。

待合室で退屈している大人たちにとっては格好の会話ネタなのだ

ただ・・・

精神状態が極限まで追い込まれている優花にとっては、この晒し者あつかいな状況は、耐えがたい現場だった。

そして・・・

その思いが爆発してしまう。

回りの大人たちから浴びせられる好奇な目に耐えられなくなった優花は、

トツゼン立ち上がって病院から出て行ってしまったのだ。

それを見て慌てて追いかける優花のあとを追いかける朱莉。

しかし・・・

ここで、とても不幸な状況が起きてしまうのです。

朱莉が優花を追いかけて産婦人科から出てきたところを、たまたま他のクラスの女子生徒たちに目撃されてしまうのです。

さぁ~大変!

ココから先は、みなさんが想像する通り、朱莉にとってはかなり不幸な展開が待っているのです。

その内容とは・・・?

それはさすがに言えません!

ごめんなさい

気になる方は、ぜひ本編現物でお楽しみください~♪


 

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中学性白書の感想まとめ

『マイクロ』100円コミックだからと言って完全に侮(あなど)っていました・・・

電車の中で何気なく課金して読んだこの『中学性白書~妊娠~』だったんですが、

タイトルのいじり方といい、チョット軽い女子中学生の転落ストーリーかな~なんて思いながら読んでいたんですけど、

なんと・・・

読み進めるうちに、めちゃめちゃ面白い展開になった来たんです。

しかも・・・

まだほんの1話なのに…。

確かに中学生の妊娠アルアル的なエピソードが満載で既視感もあるんですが、

それだからこそこの記事のタイトルにも書いた『ド直球の中学生ヒューマン!』という内容で読みごたえがあったんです♪

中学生の妊娠を語るうえで、その描かれている内容がほぼ40年前から変わっていないんですよね

一体、親や教育現場は今まで何をしていたのでしょう?

いつまでたっても中学生たちの中で同じような過ちが発生し、同じようなトラブルが起こる!

さらに…

妊娠した事実を親や教師に隠す女子中学生の構図はいまだに変わらない

妊娠初期の対応が、中絶するにしても出産するにしても一番大切な時期なのに・・・

いつの時代も心と体がまだ未熟な中学生たちが過ちを犯すことはしょうがないけれども、

それを受け止める大人たちの精神的な成長がなさすぎはしないだろうか?

私たちはいつまで子供たちに相談されない大人であり続けるのか!

ホント情けない

『令和』という新しい時代を迎えても、まだ女子中学生の妊娠に右往左往する子供や親たちの存在に違和感を覚えてしまった・・・

ただ・・・

これが現実なんだろうな~

 

>>>『中学性白書』2話の解説と感想はコチラ♪

 

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