衝撃の作品を読みました!!
こんなにもリアルで、こんなにも作者のメッセージが刺さる漫画を読んだことがない!
「これこそ世の中に必要な漫画だ!」
著者:あらいぴろよ
『虐待父がようやく死んだ』
自ら父親に虐待を受けた著者が語る本音のメッセージがとにかくグッと胸に刺さります!
『虐待父がようやく死んだ』の見どころ
始めは、『虐待父がようやく死んだ』というキャッチーでバイオレンスなタイトルに惹かれて衝動買いした作品でした。
だけど…
絵柄のほのぼの感に比べて、救いのないその虐待ストーリーとのギャップが凄まじかった!
しかも・・・
著者のあらいぴろよさん自らが体験した親から受けた虐待の数々と壮絶なその生き様。
そしてその後遺症は何年にも渡って彼女を苦しめ続けているていた事実・・・
そんな生々しくリアリティある強烈な物語が、エッセイ漫画として描かれているのです。
それは、全160ページに渡る著者 ぴろよさんの凄まじい人生の軌跡でした。
描かれてある内容は決して、「かわいそう」だとか「大変だったね~」
などと普通に育ってきたサイト主のまるしーが軽く言えるような内容ではありませんし、
そんな薄っぺらい感想なんか言ってるよりも、とにかく一人でも多くの人たちに読んでもらう事の方が大切だと思った作品なんです。
何度でも言います。
『これこそ世の中に必要な漫画だ!』
両親、若しくはそれに近い身内の人間から虐待を受けてきた人たち。
そして、今も虐待の悪夢を見て夜中に飛び起きている傷ついた人たち。
そんな方々にぜひ読んで欲しいんです。
親から虐待を受け続けたことで心が歪み、苦悩する日々を過ごしたその結果、
著者がたどり着いた傷ついた自分の心を救う考え方を・・・
著者の言葉にはとても深い教えがあり、真実のメッセージが込められています。
虐待を受けたことがないまるしーが解った風なこと言うなと思われるかもしれませんが、
そういう理屈を全部取っ払ってうえで、この漫画に涙し、感動し、教えられたんです。
なぜ・・・
「中学時代のクラスメイトのFさんがあんな態度をとったのか?」
「高校時代のK君があそこまで卑屈で不潔だったのか…?」
この漫画を読んで全てが理解できたような気がするのです。
あの頃のまるしーはなにも分かっていなかった!
『虐待父がようやく死んだ』の見どころは、圧倒的なリアリティで描かれた主人公・ぴろよの人生そのものです。
虐待されて育ったヒロインが、その後遺症に悩ませながらなんとかたどり着いた人生の平和。
その平穏な日々は虐待され、いたぶられ、憎み続けた父が死んでもまだ続き、
やっと心の平穏を築け始めたのは、自分にも家族ができて、
様々な困難や幸せに触れた結果、自分で気づいたことがきっかけだった。
ただ・・・
もしかすると、もう癒えたと思っている著者の傷は、
完全には治ってなくて、またどこかのタイミングでその傷みが再び襲ってくるかもしれない。
そんな恐怖と闘いながら過ごす日常生活です。
幼少期に受けた虐待はそれほどその人の人生に大きな悪い影響を与える!
この記事を書いているだけでも涙が出てきそうな気持になる。
これほど理不尽な虐待を受け続けたうえで、ここまでりっぱな人間として成長されたあらいぴろよさんに心より敬意を表したい。
そして何度でも書きます。
『これこそ世の中に必要な漫画だ!』
この漫画を読んで救われる人がたくさん出てくることを祈ります・・・
漫画って素晴らしい…
『虐待父がようやく死んだ』はここで立ち読みできます。
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『虐待父がようやく死んだ』 ネタバレ
内容は?
今回紹介する『虐待父がようやく死んだ』のネタバレ記事を書くにあたっていろいろ文章構成を考えてたんだけど・・・
「これほど鮮烈で強烈な内容をどう表現し、伝えればいいのか?」
果たして、このページで書くわずか5000文字くらいの文章で著者の熱いメッセージを伝えられるのか・・・?
このつたないまるしーの文章力で!
「無理だ!」
「無謀だ!」
もし、まるしーの勝手なお思い込みや無神経な感想のせいで、
せっかくこの作品を買ってくれたかもしれない読者がへってしまったら・・・?
本作が持っているスゴク大きな役割に大きな影響を与えてしまうかと思うと書けなくなってしまったのです。
全部で21話あるエピソードを全て簡単に解説しようかとも考えましたが、
そのエピソードの一つ一つが簡単に解説できるほど薄っぺらくないのです。
なぜか・・・?
それは描かれている内容はすべて真実の物語だから・・・
「えっ!?ホントにこんなこと父親が言うの?」
「えっ!?実の父親からこんなことされる?」
など・・・
普通の家庭で育ってきたまるしーには信じられないような光景がページをめくるごとに飛び込んでくるんです。
これが絵だったらすぐに解るんだろうけど、言葉ではうまく説明する自信がありません。
完全にまるしーの力量不足です!
情けない・・・
みんなに知ってもらいたいのに、その良さをうまく解説する自信がないんです!
なので、偉そうに『虐待父がようやく死んだ』のネタバレなどとタイトルを付けて書き始めましたが、
一向にいいあんばいのネタバレ記事が欠けません。
こんな事は初めてかもしれない。
これまで、まがりなりにもコミックのネタバレ記事を1000記事以上も書いてきたまるしーなのに・・・
だけど…
「それでもどうにかして本作の良さを知ってもらいたい!」
そこで、この作品に関してだけいつものネタバレ記事のスタイルを諦めて、
この漫画を読んで心に残った言葉やフレーズを紹介したいと思います。
これならできそうだ♪
この漫画の内容は、ぜひ本編現物を読んでもらった方が絶対にイイ!
申し訳ないですが断念です!
心に残った言葉やフレーズ
初めてこの漫画を読んでネタバレブロガーとしての挫折を味わったまるしーですが、
じゃなぜ・・・
まるしーが、ここまで本作のネタバレ記事を書けないのか?
今から紹介する『虐待父がようやく死んだ』を読んで心に残った言葉やフレーズを見ていただくと、
その一端がわかってもらえると思うんです。
その言葉の数々をこれから紹介してゆきますね♪
まず・・・
作品の一番最初に書かれていたコメントがすでに深かった!
『私の親がおかしいことと、私があの人たちに愛されていないことには、どうか誰も、気づかないで。』
まるしーはこのコメントを読んで、ある同級生のことがふっと頭に浮かんだんです。
次・・・
『自分の身も守れないくせにお父さんを怒らせないで!』
このセリフ、ヒロインに二人いる兄の一人に母親が言ったセリフです。
この作品を最後まで読めば、この時、母親が言った本当の言葉の意味が解ります。
実はすごくゾッとする言葉なんです。
次・・・
『お前の体は俺のもんだ』
中学生に成長したヒロインに向かって言った父親の恐ろしい一言。
もう…鬼畜です。
次・・・
『赤ちゃんが泣くことでしか気持ちを伝えられないことは理解している』
『でも…私の欲しかったものを息子が全て持っているような気がして、妬ましくてたまらなかった。』
これは、まだ立つこともできない自分の幼い子供に対してヒロインが持った感情だ。
このシーンにはヒロインがあまりにも可哀想で鳥肌が立ちました。
次はコレ・・・
『私…火葬の点火スイッチ押したい!』
火葬場でヒロインが家族のみんなに言ったセリフだ。
このセリフの前後で兄妹たちが話すトーク内容もかなり衝撃です。
そして、最後に、これは本作の中で語られた言葉ではありませんが、
著者であるあらいぴろよさんがご自身のブログでこの『虐待父がようやく死んだ』の内容を告知された時の言葉で、
すごく刺さったんで紹介します!
『過去があるからこそ今の私がいる。というのは確かだと思うけど、
過去を許したり意味あるものにして無理やり自分を納得させる必要はない。』
これは実際に親から壮絶な虐待を受けてきたぴろよさんにしかたどり着けない境地だと思います。
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『虐待父がようやく死んだ』の感想
『虐待父がようやく死んだ』のヒロインであり著者でもあるあらいぴろよ先生は、
すでにご結婚もされて、カワイイ息子さんも授かった幸せなお母さんですが、
今でも父親から虐待されている悪夢に悩まされておられるそうです。
まるしーは、幸運なことに親から暴力は受けても、ぴろよ先生ほどの虐待を受けた記憶はありません。
なので、両親に対する暴力的トラウマは一切なく、
のんきに成長し、デタラメに恋愛して、勢いだけで結婚したバカ女です。
でも・・・
この漫画を読んだことで、自分か知らなかったたくさんの情報を得ることができました。
まるしーは日頃、人の人生を豊かにしてくれるのは、新しい『気づき』と『発見』だと思っています。
日々成長すること!
なのに、普段のまるしーは、世間に対するくだらない愚痴を吐き、
くだらないTV番組に怒り、偏向報道するデタラメで胡散臭いメディアに文句ばっかり言いながら、
自分は何一つ人の役に立つ行動もせずにのうのうと毎日を暮らしてるベテラン主婦の一人です。
そんなバカ主婦のまるしーがこの漫画を読んで涙を流し、感動し、
そして…ブログで色んな人にこの漫画の良さを伝えようとしている。
やっと少しだけ成長できた。
やっぱりどんな分野であろうと、モノを一から創造する人ってすごいな~♪
この無関心でどうしようもないまるしーがココまで正義感に燃えているのです。
お気に入りの食パンの取り扱いが無くなったからと言って、
3日間そのスーパーの悪口を夫に言い続けていたあのまるしーがです(汗)
ホントに…
いろんな意味で『ごめんなさい』という気分ですよ・・・
まぁとにかく、
細かいことは言いません。
だけどもう一度だけ書いときます。
『これこそ世の中に必要な漫画だ!』
・・・
以上。
ちょっとニュースです♪
『ちょっとニュースです♪』
2016年にリリースされたぴろよ先生の『“隠れビッチ”やってました。』というエッセイコミックが、
2019年12月6日より実写映画が公開されております~♪
【12/11書籍重版情報】『“隠れビッチ”やってました。』(#あらいぴろよ)https://t.co/9xEBwZZATD 12/6から公開が始まった映画。https://t.co/jmTyflcwXP 原作のコミックエッセイも6刷出来です! #隠れビッチやってました #佐久間由衣 #村上虹郎 #大後寿々花 #小関裕太 #森山未來 pic.twitter.com/BLZp1wKZiD
— 光文社 書籍販売部 (@kobunsha_cs) December 11, 2019
いわばこの作品は、大人になったぴろよさんの自伝的ストーリーで、
またまた実話モノ!
『虐待父がようやく死んだ』で描かれている大人のぴろよさんが、
“隠れビッチ”として生きることを余儀なくされた壮絶な人生が描かれております。
なので…
『虐待父がようやく死んだ』を読んで心に刺さった方にはおススメの作品です♪
ただ・・・
まるしーの個人的な意見ですが、やっぱり映画を観る前に原作コミックは読んでおいた方がイイです。
原作コミックはコチラで立ち読みできます。
ぴろよさんの生き様はどこまでも壮絶でドラマチックだった・・・!
無料試し読み
今、紹介した
『虐待父がようやく死んだ』は、
電子コミックサイトのブックライブ(BookLive!)で絶賛配信中の漫画なんです~♪
このコミックサイトは、サイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録なしで、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのが最大の魅力です♪
たくさん立ち読みをして気に入ったコミックが見つかったら、
その時に初めて無料の会員登録をして買っちゃえばいいんです♪
最新のコミックから名作までいろんな作品が無料で立ち読みできるので、
漫画好きならヘビロテで利用すべきだと思いますよ~♪
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