匂いが結びつけるフェチで、切ないラブストーリー♪
昔から汗っかきで、ずっと制汗（せいかん）に気を使っていた女子に訪れた不思議な出会い。
コンプレックスだった自分の匂いに首ったけの男は、他部署の同僚だった・・・
「君の体臭は素晴らしい！」
初対面でいきなり彼は私の匂いを嗅ぎまくったわけで・・・
きゅんきゅんなデオトラントLOVA
制汗女子に恋した男の正体は？
著者：山田金鉄
『あせとせっけん』
1話の解説と感想です♪
重度の汗っかきな体質がコンプレックスのヒロイン。
しかし・・・
そんな彼女の弱点が、ある男にとっては、なくてはならない奇跡の匂いだった・・・
一周回ってキュンキュンが止まらないイマドキな制汗ラブロマンス♪
見どころ
正直言うとツッコミどころは満載なラブコメなんですが、
作品のテーマが、『制汗』というイマドキなデオドラントの分野なので、新鮮で今まで無かった感はあります。
ヒロインの麻子（あさこ）がコンプレックスの汗っかき。
これはサイト主のまるしーも同じ悩みを抱えてる人間なんで、彼女の苦労がスゴくよく分かってしまった。
そして・・・
もしそんなコンプレックスな部分を「素晴らしい！」と絶賛してくれる男性が現れたら・・・？
キモい半分！嬉しい半分！
あとは相手の人間性と、ルックスと、社会的地位で判断しますかな～？
て…何様ジャイ
とにかく、難しいことを考えずに、主人公二人の一風変わったキュンラブ具合を楽しむラブコメです。
見どころは、ほぼ犯罪行為で変質者なみの行動でヒロイン・麻子（あさこ）の体臭をかぎまくる香太郎（こうたろう）のモーレツアタックぶりです♪
普通に見たら、セクハラ・パワハラ・痴漢と、モラル破壊が凄まじい内容なんですが、
そんな理屈は全部捨てさって単純に楽しんでしまいましょう～♪
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あせとせっけん（漫画）のネタバレ！制汗女子に恋した男の正体は？
「君のにおいは最高だ！」
「会社のためです！！」
「これから毎日一週間…」
「俺は君のにおいを嗅ぎに来ます！！」
こんなひどいセクハラとパワハラが融合したようなセリフから始まったこの物語は、
ある女性に人気の化粧品やバス用品を製造販売する大手メーカー (株)リリアーナの渡り廊下で始まります。
そして・・・
冒頭のとんでもないセクハラ＆パワハラ発言をした男が、
リリアーナの商品開発部プランナー 名取 香太郎（なとり こうたろう）という男性社員で、
言われている女子社員が、同会社の経理部で働く八重島 麻子（やえしま あさこ）26歳だ。
なぜ、2人がこんなことになっているかというと、
会社で発売しているせっけんのプランニングを一手に任されている香太郎は、
一週間後に迫った冬の新作ラインナップで打ち出すプレゼンのコンセプトがいまだに決まっていなかった。
そんな時…麻子が醸（かも）し出すにおいを嗅いでインスピレーションが沸き起こったのです・・・
思わず麻子を捕まえてにおいを嗅ぎまくったのはそんな理由からだった・・・
しかし・・・
理由はわからないでもないが、幼い頃から重度の汗っかき体質で、そのことがずっとコンプレックスとなっていた麻子。
彼女にとって汗は大敵で、常に制汗（せいかん）グッズを持ち歩き、
どんな時にも汗かき対策を怠らない日常を送っていたのだ。
なので・・・
「君のにおいは最高だ！」
と、絶賛されたところで、なんとも言いようがない気まずさがあった。
しかし・・・
麻子もれっきとしたリリアーナの社員で、やっぱり会社の商品開発には協力しなければいけないという気持ちもあった。
しかも・・・
麻子のにおいに惚れ込んだ名取 香太郎という男は、
リリアーナがリリースした売れ筋商品の立役者として、社内でもかなり有名な社員だったのです。
だから・・・
しぶしぶ名取の要望に応じる形となった麻子。
すると・・・
実際、翌日から名取は毎日のように麻子の前に現れ、彼女のにおいを嗅ぎに来ました。
彼との異常な関係性に、始めは相当とまどった麻子でしたが、
彼女が大好きなリリアーナのせっけんを作っているのは、
毎日自分のにおいを嗅ぎに来ているこの香太郎だと思うと、彼に協力できて嬉しい気持ちに変化してきたのです。
やがて・・・
すぐに約束の一週間がたち、最初に香太郎が麻子に言っていたプレゼンの日がやってきたわけです・・・
後半の展開
麻子のにおいを一週間ずっと嗅ぎ続けてインスピレーションを研ぎ澄ました香太郎は、
無事に新商品のプレゼンを成功させました♪
その後・・・
土日を挟んだことで二日間まったく麻子のにおいを嗅げなかった彼は、麻子のにおい欠乏症に陥っていたのだ。
月曜日になって麻子が会社に出勤してくると、待ちくたびれたかのように香太郎が立っていた。
「待ってました八重島さん…」
まるでドラッグの中毒患者みたいな表情で麻子に近づいてそう言ってきた彼は、
「土日の分ガッツリとにおいを嗅がせてください～！」
そう叫びながら、麻子の両肩をつかむと、すごい勢いで彼女の胸元に鼻を押し当ててにおいを嗅ぎ始めたのです。
そう・・・
この一週間で、香太郎は麻子のにおいなしでは生きられない体になってしまったのだ・・・
このあと・・・
ちょっとした二人のもどかしいやり取りなんかを経て、
2人は体の関係へと発展してゆくんですが、そのキュンキュンする恋模様は、
ぜひ本編現物を読んでお楽しみください～♪
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あせとせっけんの感想
とにかく笑えてキュンキュンさせてくれる楽しいラブコメです～
においフェチで、やり手のプランナーの名取は、かなりヤバいキャラだけど、
あそこまで自分のにおいを絶賛してくれたら、女子としてはまんざらでもないかもしれない
ただ・・・
彼が、会社でヒロイン・麻子のにおいを嗅いでる姿は、もはや犯罪です。
痴漢行為の現行犯！
しかし・・・
このサイコなシュチュエーションが、この物語をグッと面白くしてる最高の味付けでもある♪
子供の頃からの汗っかきな体質がずっとコンプレックスだった麻子にとって、
まさに名取という男は、彼女と付き合うために生まれてきたような男でありました。
これから二人のデオドラントなキュンラブ模様が楽しみでしょうがないわけですが、
この作品のもう一つの魅力として、物語の中にさりげなく最近話題の『制汗』ミニ知識を差し込んでくれているところが良いです。
実は、サイト主のまるしーもOL時代は、ソコソコ自分の汗の対応に苦労した一人なんです。
最近では、デオドラントシャワーシートや、色んな制汗アイテムを駆使して人混みにまぎれております。
昔より便利なアイテムがたくさん増えましたよね♪
やっぱり日本人という国民性なんでしょうか？
すごく自分のにおいが気になります。
基本的に汗って、「汗臭い」という表現で言葉が使われますよね。
なので・・・
昔から自分の汗に関してはマイナスイメージしか持っていませんでした。
だから・・・
「君の汗のにおいは最高だ♪」
なんて絶賛してくれる男性がいたらどんなに心強かった事か・・・
まるしーは、この漫画を読んでて、麻子が羨ましくてしょうがないのです。
私も夫のけいぞーさんに、
「お前のにおいは最高だ！」
とか言われてみたい。
そう言われたら今、デオドラントに使ってる費用はすべて美味しい食べ物に変わるのに・・・
て・・・
そこまで夫ににおいのことで気を使わなくて大丈夫か
美味しいもの買おうっと…。
無料試し読み
今、紹介した
『あせとせっけん』は、
電子コミックサイトの
ブックライブ（BookLive!）で絶賛配信中の漫画なんです～♪このコミックサイトはサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録なしで、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのが最大の魅力です♪
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