横顔がとても魅力的な彼のことが好き。
でも・・・
彼の視線の先にいるのは私ではなくて別の女性なんです。
切なくて苦しい恋心!
著者:月島ミホ / 砂原雑音
『東屋さんはこっちを見ない』
最初は好きな人の恋を応援したいという気持ちだったけど、
でも・・・
その不器用な彼の態度がじれったくてついつい余計なおせっかいを焼いてしまって・・・
『東屋さんはこっちを見ない』の見どころ
今回紹介する『東屋さんはこっちを見ない』という作品は、
そのタイトルから想像できるように片想いからスタートする”じれ恋”を主軸にした大人ラブストーリーです♪
内容的には、社会人1年目のヒロイン・一花紗世(ひとはなさよ)が、
入社した会社で指導役の先輩社員・東屋(あずまや)に片想いの恋をするというストーリーなのですが、
好きになった東屋にはずっと一途に片想いをしている先輩女性社員がいて、
紗世は自分の気持ちを心の奥にしまい込んで東屋の恋を応援しようとするのですが、
なかなか行動に移さない東屋にじれったさを感じてついつい余計なおせっかいを焼いてしまうという流れでストーリーが進んでゆきます。
いわゆる片想いベースの”じれ恋”を描いた恋愛コミックですが、
この『東屋さんはこっちを見ない』の見どころとしては、
片想いな恋にある特有な切なくて苦しい恋模様ですね。
幼い頃より視覚から得た情報を記憶することが苦手なヒロインの紗世が、
一発で東屋を認識することができた彼の横顔。
その時点ですでに紗世は東屋に恋をしていたんだと予想される設定。
紗世が持っている特殊な身体的障害がよりこのラブストーリーをドラマチックなものへと押し上げていますし、
キャラ設定が今まで見たことがないパターンなので今のところ興味深く読み進めております。
「紗世の切なくて苦しい片想いから始まった恋がこれからどうなってゆくのか?」
紗世にはすでに付き合っているカレシも存在します。
今後は東屋を入れたトライアングルな愛憎劇に発展するのか?
なんか色々と期待してしまう・・・
『東屋さんはこっちを見ない』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
東屋さんはこっちを見ない【ネタバレ全話】切なくて苦しい恋心!
1話:横顔
「一花です よろしくお願いします」
ヒロインの新入社員・一花紗世(ひとはなさよ)は、
この日、初めて自分の指導役となる3年先輩の男性社員・東屋(あずまや)と出会った。
最初に東屋を見た印象は{わっ…イケメンだ}という単なるミーハーな感想しかなかった。
さらに・・・
その横からしゃしゃり出てきた東屋と同期の糸井(いとい)は、典型的なチャラ系社員だったので軽くあしらった(汗)
この日から東屋の指導の下で会社の仕事を覚えてゆくわけだけど、
紗世には仕事をしてゆくうえで少し厄介な障害がありました。
それは・・・
幼い頃より視覚から発信せられている情報を記憶するのが難しいという先天性の障害で、
人の顔とか道とかを細かくメモを取っていないと覚えられないのです。
いつもその事を話すと他人から同情されたり、変に気を使われたりするのであまり打ち明けたくない紗世だったが、
東屋に関してはこれから仕事を教えてもらう人なので最初に自分のその障害を伝えたのです。
すると・・・
東屋は紗世がこれまで接したことのないごく自然な受け取り方で紗世の事を理解してくれたのです。
その事がきっかけで東屋に対する紗世の第一印象は非常に良いものとなりました。
さらに紗世はこの日、東屋が同じ会社の西原さよという先輩女性社員に気があることを知る。
西原のことを見る東屋の横顔がいかにも「あなたのことが好きです」という表情をしており、
紗世にとってはその東屋の横顔がすごく魅力的に見えた。
ちなみに紗世にはまだ体の関係までには至っていないカレシ・京介(きょうすけ)がいます。
それに、
まだハッキリとは判明していないが恐らく紗世はなんらかの理由があって少し男性恐怖症を患っている片鱗がうかがえる・・・
2話:余計なおせっかい
紗世が入社して二週間がたった頃になると、東屋と紗世との間には気の置けない先輩後輩の絆ができており、
東屋は紗世に言いたいことを言うし、紗世にとって東屋はなんでも相談できる頼れる先輩になっていた。
そんな二人の関係を見て東屋の想い人である西原は良いコンビだと笑っていました。
そんなる日のこと、あることがきっかけで紗世と東屋の間で気まずい出来事が起きるのです。
それは・・・
西原に恋心を抱いている東屋を応援したい紗世の余計なおせっかいがきっかけでした。
あれ程あからさまに”好き好きアピール”をダダ洩れにしてるのに、
なぜもっと積極的に西原へアタックしないのかという紗世に対し、
「もうキレイさっぱりフラれてるから…」
と…切なそうに苦笑いをうかべる東屋。
そんな東屋に対して紗世は、
「一度フラれたくらいで諦めることないんじゃないですか?」
「だって…」
「私がすぐに気づいたくらい西原さんへの想いがダダ洩れじゃないですか!」
と…つい東屋のことを思うあまりに熱くなる紗世でした。
すると・・・
紗世の言葉に一瞬表情を硬くした東屋は・・・
3話:やってしまった!
余計なおせっかいで東屋の神経を逆なでし、気を悪くさせてしまった紗世は自分の無神経な行動を反省する。
その後…落ち込んでいる紗世を見て相談に乗ってくれようとする西原だったが、
もちろん何があったかなんて西原に言えるはずもなく、
その後…
東屋との関係がギクシャクしている状況のままその日は会社の新人歓迎会に出席した紗世でした。
飲み会の席では紗世は東屋とかなり離れた席に座らされてしまい、
チャラ系社員の糸井からあからさまな口説き文句を聞かされる羽目に・・・(汗)
だが・・・
なんとか隙を見て東屋の席にビールをつぎに行った紗世は、
その際に心から自分がしたお節介な発言を謝罪しました。
すると…
東屋もつい自分が大人げない態度を取ってしまったと紗世を許してくれたのです。
さらに東屋は、西原が去年から藤堂部長と付き合っていることを紗世に教えてくれたのです。
{やってしまった!!}
改めて自分の無神経な行動な発言がどれほど東屋を傷つけたかと思うとやりきれない気持ちになる紗世でした。
そしてこのあとヤケ酒を飲むかの如くお酒をがぶ飲みした紗世は、
歓迎会が終わるころにはベロベロに泥酔していたのです(汗)
すると・・・
紗世を心配して大丈夫かと声をかける西原に、
「日本酒を勧めたのは俺だから彼女を送っていきます」
と…言って東屋が紗世の腕を引いて一緒に歩いてくれたのです。
だが…
またまた東屋に迷惑をかけることになった紗世は、
意識が妄想とする中でも全力で東屋に送ってもらう事を拒否するのですが、
体が全然いうことをきかず無意識に紗世は東屋に寄りかっていた・・・
4話:情熱的な熱いキス
「私は…東屋さんのこと好きですから」
まるで夢の中の出来事のように紗世は気がつけばそう東屋に告白して自分からキスをしていた・・・
だが…
その瞬間、酔いからさめた紗世は慌てて、
「通りすがりの事故だと思って忘れてくださいー!」
と…叫びながら東屋の前から走って逃げ去ったのですが、
まだ酔いが覚めきっていない状態で走ったのですぐに息が切れて胸が気持ち悪くなる(汗)
そんな紗世を追いかけて来てくれた東屋は、
「お前…ほんとにたち悪い」と言いつつお姫様抱っこで連れて帰ってくれたのです。
翌朝…紗世が目を覚ましたのは東屋が横で眠っているベットの中でした。
その瞬間、とっさに自分が服を着ていることを確認した紗世は、
そこから落ち着いて自己嫌悪タイムに入った(汗)
やがて、目を覚ました東屋にさんざん昨夜の愚行をからかわれた後、
東屋の部屋から出てゆく時に彼から本気モードの情熱的な熱いキスを受けた紗世!
{えっ!?}
{ど…どうしてキスなんか…}
自分の家へと帰る道すがら東屋の真意がわからなくて混乱する紗世。
なぜ…私に・・・?
もう心の中は他の女性のことを好きな東屋のことでいっぱいだ!
そして・・・
いつしか紗世の瞳からは溢れんばかりの涙がこぼれ落ちていた・・・
『東屋さんはこっちを見ない』の立ち読み♪
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『東屋さんはこっちを見ない』の感想まとめ
ヒロインのちょっとしたトラウマや身体的障害があることによって、
王道の片想いな恋の設定によいスパイスが加わっていますね♪
「この先どうなってゆくのかな~?」
というワクワクが湧くストーリーになっています。
ただ一つ気になるのが、片想いしている東屋の恋が早いうちに集結しているので、
紗世が違う女性のことを想っている東屋を見守る時間がかなり短いような気がする(汗)
ここから東屋と西原さよが付き合い出すんだったら、この片想いラブはかなり切なくて苦しい展開が続くんだろうけど、
紗世が東屋に対する恋心に気づいた時にはすでに東屋の方も・・・
という展開になったらあの苦しくて切なくて胸が張り裂けそうなほど辛い片想いな恋の醍醐味が薄れてしまいそうで・・・(汗)
そうです。
やはり片想いの恋に必要な要素として、
「圧倒的な”切なさ”なのです」
この人が好きでたまらない!
だけど・・・
大好きな人の心には自分がいない。
彼の瞳に自分が映っていない!
だけど・・・
恋する女性を見つめる彼の横顔が魅力的過ぎてたまらない!
このシュチュエーションはすごくいいんだけど、
今のところそういう場面があまり描かれていないので少し残念だ(汗)
とにかく!
今後読み進めるうちに新たな展開が訪れた時点でその都度また感想を追記してゆこうと思います。
あと・・・
まだ東屋のキャラがイマイチまだよくわからないので、
これからは彼にもう少し注目してこの二人の恋を見守ろうと思ってます♪
基本的にこの作品のフォーマットは嫌いじゃない(笑)
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