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遺書、公開。【ネタバレ7巻】追い詰めた者たち!

「私は1位なんかじゃない!」

廿日市くるみによって作られたなんの根拠もない2-Dの序列表が、

様々な場面で姫山椿の精神を追い込んでいった・・・


追い詰めた者たち!

『遺書、公開。』

7巻の解説と感想です

序列下位グループの池永が放った姫山椿の自殺原因の推察は、

いまだ混迷を極める原因追及の方向性に新たなる指針を示しました。

7巻の見どころ

結局のところ2-Dの生徒たち全員が何らかの形で自殺したとされる姫山椿となんらかの関係があり、

心の傷となった問題を抱えてきたことが分かってきました。

遺書の公開もすでに22通が終わり、いまだ決定的な自殺原因だと思われるものはなく、

ただ・・・

遺書が公開されてゆくごとにこれまで2-Dが抱えてきた問題が噴出して、

複雑な人間関係に歪んだクラスの黒い実態が浮かび上がってきました。

「恐らく姫山椿の遺書を偽造した犯人にとっては、狙い通りの展開となったことでしょう!」

そして・・・

いよいよこの学園ミステリーもこれから盛り上がりの頂点へと駆け上ってゆくわけです。

さてそこで・・・

7巻の見どころは、

これまではクラスの”モブキャラ”として特に目立った存在感を表わしてこなかった池永が放ったある仮説によって、

また新たな2-D全体の深い闇が浮かび上がってきたことです。

「人を殺すには直接的な言葉や暴力なんて必要ない(汗)」

1人1人が少しずつその対象者に言葉の毒を注ぎ込めばいい。

すると・・・

そのわずかな毒が体の中に蓄積されていってやがてはその人間の精神を蝕み、

生きる気力を奪い去ってゆく…。

ちょっとしたお遊びの序列が誰かのイタズラ心に火をつけて、そこからまた人々の妬みや嫉みを生み出し、

やがては一人の優秀な未来ある女子中学を死に追いやるまでに苦しめる・・・

その結果…

「何の罪もない一人の可憐な少女は、イジメられることなくイジメられて自らの命を絶ったというのだろうか…?」

このコミックは状況説明なセリフが多いため、

どうしてもたくさんの活字がページ上に飛び交いますが、

それに心が折れてしまわないよう、ゆっくり時間がある時にじっくり読破しましょう♪


6巻の解説と感想はコチラ♪
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遺書、公開。【ネタバレ7巻】追い詰めた者たち!

イジメではないイジメ

ついに6巻の後半で主人公の一人としてこの物語のストーリーテラー的役割を担ってきた池永が存在感を示しました。

これまでは微妙な立ち位置で2-Dの遺書公開ホームルームを見守ってきた池永でしたが、

彼の存在がモブキャラ的立ち位置であったために、

ここまではクラスの皆の前で活発に発言する機会がありませんでした。

しかし・・・

池永が2-Dで仲良くしているクラスメイトの名取から背中を押される形で、

ついに遺書公開ホームルームの表舞台へと躍り出ました!

そして・・・

そこで池永が自殺したヒロイン・姫山椿の自殺原因と推察した内容は、

2-Dのクラス生徒全員が姫山椿を利用して自分の都合がいいように使っていたというモノでした。

その内容とは要するに、姫山椿はイジメではないイジメに苦しんでいたという事実です。

どういうことかというと、序列1位の姫山だからなんでも煩わしいことは彼女に任せようという2-Dの風潮だ。

例えば文化祭の実行委員だとか、演目の主役だとか、

その他、学校生活において発生する様々なクラスの雑務を姫山に押し付けることで、

彼女を精神的・肉体的に追い込んでいったのです。

さらに・・・

序列1位という冠にあやかろうとして姫山に近づいた者たちや、

姫山と親しくなることでインキャラの自分を少しでも日の当たる場所に置こうとする生徒など…

とにかく2-Dにあらゆる生徒たちが序列1位である姫山椿の存在を自分の都合よく利用していた風潮があった。

その点を池永が皆の前て指摘したのです。

もちろん2-Dの生徒たちは池永が言ったことに心当たりがあるらしく、

「痛いところを突かれた」という表情をする生徒や、

あからさまに下を向いて感情を読み取られないようにする者もいる。

そして…

その極めつけは、そんな中に2-D担任教師である甲斐原誠までが姫山椿を精神的に追い詰めていたという事実だ・・・

追い詰めた者たち!

そう・・・

姫山椿を追い詰めた者たちは2-Dの生徒たちだけではなかった。

担任教師も同じように、軽い気持ちで苦悩する当時の姫山に無神経な言葉を浴びせていたのです。

池永の”2-D全員が姫山椿を追い込んだ”説をきっかけに、

これまでも疑心暗鬼で犯人のなすりつけ合いをしてきた2-Dの生徒たちは、

さらに各々が自分の立場を守るために常軌を逸した行動を起こす。

その代表的なものは、栗原瑞希という女生徒が仕掛けたとんでもない工作だった。

もしかしたら自分の姫山に対する行動が彼女を自殺に追い込んだのかもしれないと恐怖を覚えた彼女は、

ある噂話を拡散して、姫山椿は2-Dの男子生徒に殺された説の噂を学校中に拡散させたのです。

しかし・・・

その策略は池永や廿日市の学園内捜査によってすぐに突き止められてしまいます。

だが…その捜査過程においてそのとき池永たちと行動を共にしていた影キャラの山根が、

なんと…とばっちりで交通事故に遭うというアクシデントに見舞われる(汗)

ますます混迷の中を彷徨い続ける2-Dの生徒たち。

そして・・・

今回の7巻で遺書が公開されたのは3通でした。

森本蘭と栗原瑞希、そして担任教師・甲斐原に宛てた遺書だ。

ここまでで公開された遺書は25通。

次回…いよいよ全員の遺書が公開されて物語は最終章を迎えることとなります。

さて・・・

クラス序列1位の優等生・姫山椿を自殺に追い込んだ真の犯人は一体誰だったのか?

その正体がついに判明する!

 

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7巻の感想

この7巻の巻末で次回の告知コメントが上がっていたんですけど、

『いよいよ最終章』という言葉が刻まれていました!

「ということは次の8巻で完結なのか?」

最終章という表現がなんとも微妙な言い回しだからなんとも言えない(汗)

ただ・・・

残された未公開の遺書はあと5通あるんです。

それを考えると確かに完結してもおかしくない量です。

これまで表立って登場してこなかった不登校児の絹掛愛未が登場してくるみたいですし、

結局なんやかんやで重要な証言をしそうなのはやっぱり彼女でしょう。

これまでの展開で、一見平和そうに見えていた2-Dのクラスにはとんでもない闇が潜んでいたことも判明しましたし、

クラスのだれもが序列1位の姫山さんをイジメないでイジメていたことも分かりました。

あとは不登校の絹掛が最終的にでっかい爆弾を投下してクライマックスを迎えるという展開ですね。

「遺書を作った犯人は2-Dの生徒たちになにを訴えたかったのか?」

そして・・・

「姫山椿ちゃんがこの世からいなくなった本当の理由は…?」

自殺なのか他殺なのか?

サイト主のまるしーが1巻からこの作品を読み続けてきてふと気づいたことがあります。

それは・・・

作品の中で著者が2-Dの生徒たちを通じて読者に訴えかけていることです。

「悪意のない言葉や行動の怖さ」

なんじゃないかな…

その人にとっては何気ない一言だったとしても、

それを受け取った人にとってはとても重要な一言だったり、傷つく内容だったりする。

これって自分さえよければ他人には迷惑がかかってもいいという無責任な考え方に通じるわけで、

2-Dの生徒たちの中には最初から悪意を持って行動していた生徒もいますが、

ほとんどの生徒たちはその自覚なく姫山椿ちゃんを傷つけていた。

だから・・・

「その事に気づくための遺書公開だったのかな~?」

そんなことを考えていると、

「もしかしたらこの作品は日本全国の中学生たちに向けた道徳の授業なのかもしれない!」

と思えてしまった(汗)

なんか・・・

「やっぱり日本のコミックは実にすそ野が広いです。」

エロから道徳、歴史や戦争、男女の不倫までありとあらゆるジャンルの漫画が世に発売されており、

「そりゃ世界から注目が集まるわけだ!」

ホントにすばらしい!

日本の漫画家さんたち・・・

「そして…いつもありがとう」

【序列表】

今回の遺書公開は3通でした。

内訳は女生徒が二人と担任教師の遺書です。

これで公開が終わった遺書は25通となりました。

下に記した序列表で青色の文字で書いたメモがすでに解明された事実。

赤色で書かれたメモがこの7巻で判明したこまかい事実です。

犯人を推理する資料としてご活用ください♪

 

【2年D組の序列表】

1位 姫山 椿(ひめやまつばき)自殺者
2位 赤崎理人(あかざきりひと)彼氏ではなかった
3位 御門凛奈(みかどりんな)親友ではなかった
4位 笹井夏月(ささいなつき)椿への嫌悪感
5位 大島百合(おおしまゆり)
6位 沖正 彰(おきまさあき)
7位 横山 嵐(よこやまあらし)
8位 栗原瑞希(くりはらみずき)噂を拡散した犯人
9位 甲斐原誠(かいはらまこと)姫山に罪悪感を抱いている
10位 砂岡翔真(すなおかしょうま)
11位 熊田 碧(くまだみどり)椿を主役に推薦
12位 三宅雄大(みやけゆうだい)序列表送信者
13位 森本 蘭(もりもとらん)SNSで姫山を利用してた
14位 茅野鞠華(かやのまりか)
15位 津島 航(つしまこう)
16位 増倉英斗(ますくらえいと)
17位 谷地 恵(やちめぐみ)
18位 桃ケ谷泰志(ももがやたいし)
19位 千蔭清一(ちかげせいいち)母親との確執
20位 相畑詩帆(あいはたしほ)
21位 南條絢音(なんじょうあやね)演劇の脚本を書いた
22位 池永柊夜(いけながしゅうや)物語の主軸に…?
23位 名取恭四郎(なとりきょうしろう)椿への不信感
24位 廿日市くるみ(はつかいちくるみ)序列表の原案作成 
25位 峠谷陽茉莉(とうげやひまり)
26位 沢渡すずこ(さわたりすずこ)
27位 黒瀬蓮司(くろせれんじ)
28位 絹掛愛未(きぬがけまなみ)池永を恐れる
29位 山根裕基(やまねゆうき)交通事故に遭う
30位 文堂 光(ぶんどうひかる)

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