
著者:橘ちなつ
『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~』
1話から5話の解説&感想
夢にまで見た愛する人との赤ちゃんを授かり、これからは幸せな家族の生活が始まると思っていた。
しかし…現実は、最愛の夫と赤ちゃんとは一緒に暮らすことができず。
暗く無機質な精神病棟のベットでブルブルとその体を震わせている…。
著者の橘ちなつさん自ら病気を患い、経験した『産褥期精神障害(さんじょくきせいしんしょうがい)』という難病。
その実体験を通じて味わった壮絶な闘病記を赤裸々に描いたものすごい作品なんです。
実際その内容は、あまりにもリアルで残酷、そして衝撃的だ!
なのでこれから結婚して出産を夢見る世の女性たちにとっては、かなりショッキングな内容になっているかもしれません。
でもこの作品は絶対に読んでおいたほうがいい!
見どころ
衝撃の話題作がついに単行本化されました~♪
読んでビックリ!
『産褥期精神障害(さんじょくきせいしんしょうがい)』という、サイト主のまるしーが今まで聞いたことがない女性の病気に関する凄まじい闘病記を綴った実録社会派のストーリーです。
しかもこの物語の内容は、著者自身の実体験から描かれたノンフィクションなストーリーで、実際に体験した者にしか分からない苦しみや絶望が赤裸々に語られていて、
読んでると自分まで胸が苦しくなってくるような思いです…。
本作の見どころは、何と言っても内容がすべて実録であること!
生々しい『産褥期精神病』の実態が、もう~これでもかというくらい細かく描かれていて、これから結婚や、妊娠を控えている女性たちが読むと、
かなりショッキングな内容となっているかもしれません。
過去に精神を病んで、心療内科とかに通院された過去がある女性には、辛いでしょうが読んで欲しい一冊でもあります。
女性にとって、『子供を授かる』ということは、人生最大の喜びでもありますが、その反面、妊娠には様々なリスクも伴うことを改めて教えられた気分でした。
絵がキレイで読みやすく、そしてその内容はかなり衝撃的でショッキング!
この漫画は本当にスゴイです…!
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妊娠したら死にたくなった【1話~5話】のあらすじ解説
2人の決断
主人公の橘千夏(たちばなちなつ)32歳は、薬剤師として働く愛する夫・橘涼太(たちばなりょうた)37歳と、幸せな結婚生活を送ってるごく普通の専業主婦でした。
特になんの不満もない夫婦の結婚生活だったのですが、千夏が30歳を超えたころから、少しずつ二人の子供のことを意識し始め、
何度か夫婦で子作りのことについて話し合ってきました。
ただヒロインの千夏は、独身時代に少女漫画家として活動していた時期があり、仕事のプレッシャーから軽度の抑うつ状態にを患っていた時期があるのです。
千夏には、数年間に渡って『抗不安薬(こうふあんやく)』という、薬を服用していた過去があった。
要するに精神疾患を患っていたというわけです。
夫の涼太は、薬剤師という職業柄その危険性をよく判っていました。
『妊娠』は病気ではありませんが、妊娠したことで発生するストレスや、様々な副作用にはかなりの個人差があり、
過去に精神疾患を患い、数年間も『抗不安薬(こうふあんやく)』という強い薬を服用していた千夏について、
妊娠にはそれ相応のリスクがあると思っていた。
心配するなという方が無理な話で、千夏はどうしても愛する夫との子供が欲しいと涼太に懇願したのです。
この時…妊活に入る前の千夏は31歳だった。
歳を重ねるとだんだんお産でのリスクは高くなってくるし、いろんな不安材料も増えてくる。
幸い、結婚してからの千夏は漫画家の仕事も辞め、精神的には何の問題もなく、
服用していた薬ももう1年は使っていない。
ほぼ『抑うつ』の症状は完治している。
夫の涼太はそう判断して千夏の希望通り二人の子供を作ることに同意したのです。
まさか、この時に下した2人の判断が、のちに『産褥期精神障害(さんじょくきせいしんしょうがい)』という恐ろしい病気を引き起こす結果になってしまうとは、
この時の二人には夢にも思ってなかった事でしょう・・・
ただココから千夏の地獄は、静かな足音をたてて彼女に忍び寄ってくるのです・・・
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1話~5話の感想まとめ
絵の雰囲気がカワイイ感じだったので、実際そのヒューマニックな内容にビックリしまいました…。
「これはマジのやつだ!」
しかも、主人公が著者自身というこれほど説得力のあるストーリーは他にないくらいマジだ!
まず、この作品のテーマになっている『産褥期精神病』という病気のことを全く知らなかった。
サイト主のまるしーも、かなりベテランな専業主婦だが、この病気のことは初めて知りました。
だからもちろんまるしーの周りには千夏のような病気に悩まされた女性は一人もいませんでした。
でもちょっと想像すれば当然こういう症状で悩まされている患者さんっているはずですよね。
そうか~妊娠中に精神疾患を発症するとこういう厄介な問題が発生するんことがあるんだ。
「怖いな〜」
人の人生って、ホントそれぞれに色んなストーリーがあるんだな…。
100人いれば当然のことながら100通りの悲しみや喜び、そして苦労があるわけで、
誰一人として全く同じ人生を送る人なんていないわけですから、
この作品を読んでいると、しみじみと自分の人生について考えさせられる機会になりました。
幸いにも、まるしーの知り合いや身内の中にはお産で不幸な事故が起こったり、子供や母体に何らかの障害が発生した人は一人もいませんでした。
『お産は病気じゃない』
昔からそう聞かされて、なんの疑いもなくこの年になるまで生きてきたまるしーですが、
妊娠・出産という一見幸せな大イベントの中で、さまざまなリスクや、他人には決して判らないトラブルや苦労が隠れているんだってことを教えられました。
すごいことなんですね、普通に妊娠して五体満足な赤ちゃんを出産するということは…。
今、自分がこの年になっても特に大病をすることもなく、健康で暮らせてることにすごく感謝しなくちゃいけない。
特にこれといった体の障害を持たずにこれまで普通に生きてこれたことにスゴク喜びを感じれたのはこの作品のおかげだ。
健康に生きるってホントに当たり前のことじゃないんですよね!
この『妊娠したら死にたくなった』は、主人公・千夏の壮絶な闘病記もそうですが、人として大切なことをたくさん教えてもらえるストーリーだと思う。
とにかくまるしーは今、早くこの続きが読みたくてしょうがない!
>>>『妊娠したら死にたくなった』6話~8話の解説と感想はコチラ♪
この2巻では、閉鎖病棟に入院した千夏の壮絶な闘病記が描かれています。
そのリアルで凄まじい実体験には、まさに身の毛がよだつ光景が待っていました…!
こんな作品も!
『妊娠したら死にたくなった』を読んだ読者の方が並行してよく読まれているのが、
『一日千秋』という不妊治療に苦しむ女性の作品なんです。
産後に苦しむ女性たちがいる一方で、そもそも妊娠することさえ難しい女性たちも中にはたくさん存在します。
先の見えない不妊治療に苦しむ女性たちの苦しい葛藤が描かれたグッと胸にしみるヒューマン作品です。
『妊娠したら死にたくなった』を読まれた方にはコチラの作品もオススメですよ♪
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