デザインコンペの授賞式で東雲と小野の心がわかった。
二人の想いを知って香織は…?
ここへきて香織に仕掛けられた罠の全貌が明らかになった。
全てのわだかまりが解けた香織が出した答えとは?
『Perfect Crime(パーフェクトクライム)』
8巻の解説と感想です♪
結局みんながボタンを一つ掛け違えてただけなんだ…
悪意に満ちた罠だと思っていたものは、
全てが誤解から生じていた悲しい罠だったんだ・・・
もくじ
8巻の見どころ
香織も東雲も小野も千夏も冬木部長も、全ての人物が少しづつ誤解をして、
誰かが誰かを守るため、そして少しだけ自分の欲求を乗ってけて罠を仕掛けた。
そしてその中心にいたのが香織だ!
8巻で仕掛けられた罠の全貌を知ることとなった香織は、大きな決断をすることになります。
その決断をすることになったのは、東雲がデザインコンペに出展したしたロッキングチェアーを見たときです。
自分に仕掛けられていた罠の入り組んだ謎を知った時、香織は怒りよりも仕掛けた人物たちの深い愛情を感じます。
8巻の見どころは、長かった心理戦とその愛憎劇を回収してゆく後始末の余韻という部分です。
クライマックスへ向けて近づいてゆく東雲と香織にできた心の距離。
愛することへの縛りを説いた東雲のセリフは、次回の感動的なラストシーンへと繋がってゆく・・・。
なので・・・
この8巻は二人がゴールするまでの助走的な内容でした。
7巻の解説と感想はコチラ♪
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Perfect Crime【ネタバレ8巻】東雲のメッセージに香織は?
デザインコンペ
香港に帰っていった東雲。
彼が香織に残したメッセージがわかる社内デザインコンペ授賞式の日がやってきた。
冬木から事前に東雲のデザインした作品を見せてもらえた香織だったが、
あえて彼女はコンペ授賞式当日に見る選択をした。
そして、コンペでは、小野と東雲の意外な作品が観客を驚かすことになる。
コンペのテーマが『ソファベッド』にも拘わらず、小野が出展したのはリビングテーブルで、
東雲に至っては、去年のテーマだったロッキングチェアーを出展したのだ。
これではコンペに勝てるはずもなく、小野は本社で一番高い点数を獲得するも、最優秀賞には届かなかった。
そして、東雲も、香港支社ナンバー1の成績は確保するも、テーマ違いの作品ということで、点数はかなり低かった。
優勝候補だった二人への期待は思わぬ形で裏切られた。
しかし・・・
彼ら二人の思いは、香織の胸には深く突き刺ささる。
小野は、香織と東雲が新しい生活を送るためのリビングに必要なテーブルをデザインし、
東雲は、香織と小野がくつろげるロッキングチェアーを出展した。
二人とも愛する人たちに贈る自分なりのプレゼントを出展していたのだ・・・
香織の出した答え
予想外の結末で幕を閉じたコンペが終了し、
その後、社内で小野を見つけた香織は彼に声をかけた。
「小野さん、すこしお時間良いですか?」
ドリンクの自動販売機が設置された休憩所のソファーに飲み物を持って腰掛ける二人。
小野から少し離れた位置にすわる香織を見て、悩ましそうに話す小野。
「これがさ…俺と前島さんの絶対的な距離なんだよね…」
小野は、自分に気がない香織の無意識な心を言い当てた。
「いや・・・あの…」
自分の心を覗かれたみたいでうろたえる香織。
そんな香織を見て、にこやかに笑う小野だった。
そう・・・すでに小野は香織のことを過去の想い人。という位置づけに変換していたのだ。
今、小野が心の中に置いているのは千夏という存在だった。
そのことを知った香織は、心のそこから二人が幸せになることを祈っていた。
二人は長い間話をした。
その中で、小野は今回繰り広げられた愛憎劇の全貌を語りだした。
自分がどうして香織にワナを仕掛けたのか?
どうして東雲と香織の関係を切り裂こうとしたのか?
そして・・・
本当に自分が望む結末は何なのか?
すでに香織をあきらめて香港に帰った東雲の気持ちを知っている小野ならば、
もう一度しきりなおして香織にアタックするチャンスはあったはずだが、
小野は、香織にエールを贈った!
そして、東雲は今も変わらずカワイイ後輩だと言い残して、香織の前から立ち去って行ったのだ。
最後に小野は、
「君は誰からも愛されていたんだよ」
と、香織に告げて、暗に「香港へ行け」という秘めたるメッセージを伝えたのかもしれない。
そして・・・
全てのわだかまりが解けた今、香織の答えは決まった!
彼女は、香港にいる最愛の人から抱きしめられるために空港へ向かった・・・
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8巻の感想
なんだかページ数がもどかしい!
あとはもう二人が抱き合ってキスするシーンだけなのに
物語としてはもうオチはついてる感じがするけど、最終局面で8巻は終わってる。
こんな終わり方って…?
もしかしたら香港で新しい展開が待ってるんだろうか?
それだったらすごくワクワクするけど、どうここからこじれてゆくのかの想像ができない。
やっぱり普通にお互いの愛を確かめあって終わりのような気がする。
もしそうだったら、正直30ページもあれば足りてしまう。
となると、9巻は、何作かの短編作品がマッチングされた1冊になるのかな~?
こればっかりは、ストーリー上しょうがないことだけど、
原作が『エブリスタ』小説というだけあって、ゴールは決まってますから、
まさか、単行本のページ数に合わせてゴールをずらすなんてことは絶対できませんもんね。
やっぱり次の9巻でハッピーエンドな結末なのかな~?
ドロドロな愛憎劇が大好物のまるしーとしては、もうひと展開ドロッとした何かが欲しいような・・・
まぁ~今回は感動的なラストシーンを演出するための前ふり的な巻だったと思うから、
次回でたっぷり二人の甘いラブシーンを堪能しましょう~♪
>>>『Perfect Crime』9巻の解説と感想はコチラ♪
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