
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』
2話の解説と感想です♪
ついに敵国へ人質として乗り込んでゆくこととなったアンナ。
彼女の男勝りな性格を知らない敵のゲス将軍は、
鼻の下を伸ばしながら美しいドレスに身を包んだアンナを舐めまわすがごとく、
そのいやらしい眼差しで凝視していた。
まさかその艶やかなドレスの下に鋭い切っ先の”暗器”が仕込まれているとも知らずに・・・
1話の解説と感想はコチラです♪
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ2話】この男が父の仇か!
「私はお兄様を奪還し、敵将軍の首を取ってきます!」
居並ぶハルミッヒの重鎮たちの真で勇ましくそう宣言するアンナ。
しかし…
その発言は捕虜となっている長男のことが心配でならない母・イザベラの逆鱗に触れ、
アンナは母親から激しく横っ面を叩かれます(汗)
「アナタはアロイスまで殺す気なの!?」
そりゃそうだ。
たかが戦闘術をちょっとかじったくらいな16歳の小娘が、
帝都一の勇者と呼び声の高かった父親を打ち負かした敵将を討ち取ることなど笑止千万。
たとえ母親がアンナを疎ましく思っていたとしても、アンナの方が無理筋です。
母からものすごくキレられてその理屈に納得したアンナは、
一旦その復讐心は心の中にしまい、表向きはただの人質として敵国へ向かう事にしたのです。
完全な面従腹背ですね。
その後、アンナは最も信頼するレイヴンと密かに敵将暗殺の計画を練り、
来るべき日を待ちました。
この男が父の仇か!
ついにアンナが敵国へと出発する日がやって来ました。
彼女が向かうのはアルビオン国の辺境にあるファラー将軍の城でした。
当日、アンナには侍女2名と財宝を積んだ馬車が用意され、
そこに人質となっている長男のアロイスを連れ帰る役目として護衛兵2名とレイヴンが付き添うことになった。
心配そうな姉のローズと妹のマリーに見送られて、アンナは晴れやかな表情で敵国の城へと向かいました。
城では満面の笑みを浮かべて上機嫌なファラー将軍がアンナを出迎えてくれた。
やがて…とても美しく豪華なドレスに身を包んだアンナが馬車から降りてくると、
ファラー将軍は舌なめずりをするようにアンナの全身を舐めまわすように鑑賞すると、
「早速…我が部屋へ行きましょう♪」とアンナを自室へと促しました。
目の前にいるゲスな男がファラー将軍だと知ったアンナは、
{この男が父の仇か!}
と…心の中で復讐の炎を滾らせながら、そんなことは露とも考えていないカワイイ笑顔を作って、
ファラー将軍に対して最高の媚びを売ったのです。
お見事…アンナ。
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2話の感想
アンナと母親のイザベラが実に微妙な母子関係ですね~
最初は完全に母親が長男のためにアンナを敵国に貢物として送ろうとしていると思っていたのですが、
どうやら一応自分の娘としてそれなりの愛情を持っていたのかな?
「あの抱擁はどんな気持ちで…?」
そんなギリギリの血が繋がっている母娘間のやり取りに胸がちょっとざわつきました。
ある意味で母親と娘という関係は女性としてライバル関係となる場合がありますから。
今回は溺愛ムスコと一番キライな娘とを天秤にかけた決断でしたけど、
妙にリアルでいて切ないやり取りが生々しくて良かったです。
イザベラとて自分がお腹を痛めた末に産んだ娘をむざむざと敵に弄ばれたくはないだろう。
ただ…
イザベラがアンナへ諭すように言った、
「敵国であろうと丁重に扱ってもらえるはずよ」
という気休めの言葉は、やはりアンナよりも長男・アロイスへの愛情が深いことを如実に物語っていましたね。
アロイスへの敵国の扱いにはすごく敏感に心配して、
本来ならもっと心配されてもいいはずな16歳のアンナに対してはすごく楽観的な様子です。
まぁ~アロイスはイザークの家督を継ぐ存在であり、長男という立場ですから、
イザベラの気持ちも分からないわけではないですが、
圧倒的に絶大な力を誇った夫の傘の下でぬくぬくと伯爵夫人をしてきたイザベラには、
今回起きてしまった衝撃の出来事には太刀打ちできないのも無理はない。
「なんせ帝都一の淑女さまですから」
それに…
その母親と同じように色恋だけが自分の仕事として生活してきた姉と妹も一緒だ。
もし…どちらかが人質になったとしても敵将の慰みモノとなって震える毎日を過ごすことになったはず。
そんな全ての諸事情を理解したうえでアンナは自分の本心を隠して敵陣にたった一人で乗り込んだのです。
「泣けてくる」
物語は冒険スペクタクルのようなノリで描かれていますが、
実際にそのリアルな現場を想像したら絶望しか見えてこないシュチュエーションなわけで、
とにかく、そんな状況なのに敵将の顔見て「こいつが父の仇か!」と、
復讐の炎を燃やしているアンナの胆力には感服します!
どうか彼女があんな下品極まりない悪党に弄ばれたりしませんように・・・
「今はそれだけが心配だ。」
ただ…
仇のファラー将軍はいかにもなヒールタイプな男でしたね~(汗)
2話のラストで見せた彼のニヤついた嬉しそうな表情がちょっとの間頭から離れませんでした。
「気持ち悪くて…」
まさにネズミを睨む蛇のようでした。
そして…そんなファラー将軍に対するアンナの淑女を演じたあのリアクション。
「痺れました♪」
演技ならばちゃんと清純そうな女性を演じれるんだ!!
「油断しないでっ!アンナちゃん!!」
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