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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ50話】本物の貴族令嬢!

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『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』

50話の解説と感想です♪

ケネスからアルビン王国の未来を左右する重大な役割を担わされたアンナ。

それはエクリプスから国家の覇権を取り戻すために必要不可欠な大仕事だ。

しかし…

今や国王の後ろ盾も失ったケネス王子の求心力は地に落ちている状態だ(汗)

例えアンナがケネス側の人間ということだけで、

狡猾な重役貴族の3人がすんなりとケネス側についてくれる可能性は低いだろう。

すでにエクリプスは国王とも深く繋がっており、

彼に逆らう者は、国家に背く逆賊となる状況にあるのです。

だからアンナには相当な説得力が必要になってくるわけで・・・

「困った時のガブリエル学園長とはよく言ったもんだ!」


49話の解説と感想はコチラです♪
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ50話】本物の貴族令嬢

説得力とパワー

ケネスに一週間という猶予をもらったものの、

今の自分にアルビオン国の三大貴族の当主たちを味方に付けるだけの”価値”があるのだろうか?

今やエクリプスは国王に代わって国政を担うほど国家の重要な人物と回りから認識されているのです。

なので…三大貴族の当主らがケネス側につくということは国家に背く行為に等しいわけで、

アンナによほどの説得力とパワーがなければ、

狡猾な重役貴族たちはケネスに味方をしてくれないだろう(汗)

でも…

残念ながら今の自分にはその実力が備わっていないような気がする。

{どうすればいいの?}

一人で自分自答するアンナ。

そんな時である。

アンナが思いついた効果的な作戦とは…?

本物の貴族令嬢

「無理を承知の上でお願いします!」

この日、セントウル淑女学園へ登校したアンナは、ガブリエル学園長に頭を下げていました。

そうです…

アンナが重役貴族たちを味方に付ける方法として考えたのは、

あらゆる物事を好転させる力を持つ”エレガンス力”を身につけることでした。

一流の貴族としての嗜みは、決して一朝一夕に身につくものではない。

それは百も承知のことだ。

だからこそエレガンスさには人々の心を惹きつけるパワーがあるのです。

アンナはわずか一週間で”本物の貴族令嬢”になろうと考えたのです。。

すると…

そんなアンナの切実な訴えに対してガブリエル学園長が言い放ったセリフは、

「あなたふざけているのですか?」という怒りのこもった返答でした・・・


 

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50話の感想

我らがガブリエル学園長の登場でございます♪

この強面な学園長が最初に登場した時は、てっきりアンナをイジメる役柄だろうと思っていましたが、

ケネスとは昵懇(じっこん)の間柄であり、厳しい中にもビシッと一本筋の通った人物であり、

時にはアンナたちと共に歌劇に取り組んだりするノリの良さも持ち合わせている好人物でした。

要するにアンナの味方だ。

今回もまたアンナはこの頼れる重鎮にお世話になることとなったわけだ。

まず”エレガンス”という言葉を調べてみると、

上品な美しさ、優雅、気品といったワードが出てきます。

これを武器にしてアンナは三大貴族の当主たちを味方につけようと考えたわけだ。

確かにこれまでの粗暴で武闘派なイメージのアンナのままで重役貴族たちと会話をするより、

ずっと貴族社会の中で生きてきた重役貴族たちには説得力があるのかもしれない。

彼らには武力を背景にした強い令嬢の説得工作よりも、

同じ貴族としての気品と優雅さでもって同調圧力を与えていく方が効果的に思えます。

ただ…

そこまで気品あふれる”本物の貴族令嬢”にたった一週間でなれるのかが問題なのです(汗)

アンナ自身も一朝一夕でエレガンスな素養が身につくものではないと思っている。

そうなるともう焦点を絞って重点的な訓練をするしかないですね。

3人の重役貴族たちに本物の貴族令嬢だと思わせるための演技プランが必要だ。

まずそのシナリオを作ってそれを完璧な形でアンナが演じる。

わずか数分の立ち振る舞いや会話ならアンナも卒なくこなせる可能性があります。

ここはもうガブリエル学園長の演出力にすべてを託すしか方法はないですね。

さて…

一週間後の大芝居は”吉”とでるか”凶”とでるか?

「頑張れ~アンナ♪」

 

>>>51話の解説と感想はコチラ♪

 

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