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やわ男とカタ子【1巻ネタバレと感想】喪女とオネエの自分磨きレッスン!

モテない、サエない、自信ない…

そんなマイナス要素にまみれた女子のことを”喪女” という。

ある日、典型的なこじらせ女子が美形のオネエと運命の出会いをしたら・・・?

喪女 VS オネエの化学反応が喪女の固く分厚い殻(から)を破った!

著者:長田亜弓

やわ男とカタ子

1巻の解説と感想です♪

”カワイイ” を捨てたアラサー女子が、

“カワイイ”を取り戻したら、

こんなにも魅力的な女性に変身するのだ!

自分を諦めるな!

自分の魅力をほじくり出せ!

全国のこじらせ女子へ向けた恋愛バイブルがココにあり。

やわ男とカタ子の見どころ

2ちゃんねる用語として使われるようになった”喪女(もじょ)”という言葉。

一般的な『喪女』の定義としては、

1、男性との交際経験がない

2、告白されたことがない

3、純潔(処女)であること

4、男性から恋愛感情を持たれたことがない

などが挙げられています。

喪女の語源は、『モテない女性』『も女』と呼ばれ、『喪女』となっいったみたいです。

本作の主人公は、まさに上の4つの項目をフルに満たしたこじらせ女子が登場してくる物語で、

女性らしくカワイイ親友と、可愛くない自分を比べ続けたことで、

いつしか”喪女”になってしまった不幸なアラサー女子・片桐 藤子(かたぎり ふじこ)26歳。

基本的にマジメで性格は明るい彼女だが、167㎝という高めの身長と、一重で切れ長な瞳をしたクールビューティーな顔が災いして、

男性から好かれる”カワイイ”を持ち合わせていなかった。

しかも、彼女のずっと一緒にいる親友・久美(くみ)ちゃんは、小柄で、ピンクが似合う、全てのカワイイを持っているような女子。

隣の久美ちゃんとの差を何年も見せつけられてきた藤子は、いつしかこじらせ女子の見本みたいなモテないさんになっていたのだ。

自ら周りに壁を作り、みんなが引くくらいの自虐ネタを連発して、渇いた笑いを取り続ける藤子だったが、

ある日、親友の久美と一緒に参加した合コンで、美形のオネエ・小柳 睦夫(こやなぎ むつお)に

「卑屈なかまってちゃん」だと罵倒されて泣いてしまう!

「私の気持ちなんてあなたに分からない」

そう言って店を飛び出した藤子を追いかけて小柳が言った言葉は、

「アンタを泣かせた責任取ってあげる」

という、”喪女” をからの脱却を手助けするたのもしいセリフだった!

この運命の出会いによって、”喪女” 薫は、魅力的でカワイイ女子に成長してゆくわけです・・・

見どころは、イライラ、うじうじしてた”喪女”の藤子が、

美形で口が悪いオネエの小柳のアドバイスによって少しづつ魅力的な女性に変身してゆく過程ですね。

普通に恋愛をしてきた女性たちには、後ろ向きな藤子の言動にイライラするかもしれないけど、

これが”喪女”と言われる女性たちのリアルな行動パターンなんです。

若い頃から”プチ喪女”を患(わずら)ってたサイト主のまるしーにはよく分かる。

だから・・・

きっと全国のこじらせ女子たちには共感されるストーリーになってると思うんです。

なので・・・

逆に、元気でリア充な女子には読んでほしくない作品でもある。

 

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やわ男とカタ子【1巻ネタバレと感想】喪女とオネエの自分磨きレッスン!

運命の二人。

ヒロインの藤子(ふじこ)は、友人に恵まれなかったのかもしれない。

167㎝という大柄な彼女には150㎝台の小柄でカワイイ久美(くみ)ちゃんという親友が酷すぎる。

だって・・・

事あるごとに自分が可愛い女性でないことを再認識させられてしまうから・・・

合コンでは、自分を”喪女” だと公表して、笑えない自虐ネタを連発し、自らモテないさんの道を突っ走る。

初対面で誰もそんなこと思ってないのに、自分から巨大な壁を築き上げているのだ。

そんな彼女の痛々しく、鬱陶(うっとおしい)しい振る舞いを合コン中にずっと見ていたオネエの小柳(こやなぎ)は、

合コンの1次会終了後に藤子を行きつけのバーに誘った。

美形の小柳に誘われて戸惑いつつも、相変わらず藤子はモテないさんの自虐トークを続ける。

すると・・・

「いい加減にその卑屈な自虐トークをヤメロ!」

とオネエ言葉で小柳に説教される。

「小柳さんってオカマだったの!?」

ビックリした藤子が絶叫して小柳に問いかけると、

「オネエって言え!!!」

と、これまた小柳も大声で言い返す。

ここから、決してブスではないのに、

自ら”喪女”の道を突き進む藤子のこじらせ女子からの脱出レッスンが始まる。

的を得た指摘で、藤子を傷つけて泣かせた小柳は、その責任を取るように、

藤子が本来もっている魅力的な部分を引き出してゆくのです。

いつまでたっても自分に自信が持てない藤子と、なんだかんだ口が悪いが、

オネエ特有の懐深い愛情で、藤子のためになる自分磨きレッスンをしてあげる小柳。

2人の師弟愛にも似た微妙な感情が、1巻の後半からは切ないラブストーリーのエッセンスとして入ってきます。

運命の二人。

読んでると、

「藤子と小柳が恋人同士になってくれ」

と思ってしまうのはまるしーだけだろうか・・・?

 

実はバイ

オネエキャラ炸裂で藤子の意識改革をレッスンする小柳ですが、

実はバイセクシャルだったんです!

小柳を好きな女性から、たまたまその情報を聞いた藤子は、一気に小柳への気持ちに傾いてゆく・・・

そりゃ~自分をここまで可愛い女にしてくれた大恩人でもあるし、

なにより一番最初に自分でも分かっていない藤子の”カワイイ”を見つけてくれた人間でもある。

そんな彼がバイだった!

ということは、自分の魅力いかんによっては、小柳と恋人同士になることだってできる。

ただ・・・

小柳の方は…?

今のところ藤子にそこまで異性としての魅力を感じてはいないわけで…

現時点では、あくまでも自分か救ってやるべき”喪女”の一人というだけだ。

しかも・・・

彼は自らのこじれた人間性に昔の自分を重ねている部分もある。

小柳は、”喪女”の藤子を救うことで、昔の自分をも救おうとしているのだ。

バイなので複雑・・・

 

久美ちゃん

この物語の中ですごく重要なキーマンが藤子の親友・久美ちゃんだ。

小柄で、控えめで、可愛らしく、とてもピンクが良く似合う。

女の子の可愛さを全て兼ね備えている彼女。

今のところ、藤子をダシに使って自分が輝こうとか、

”喪女”の藤子をバカにしてる行動はとっていないが、

この久美の存在自体が藤子にとって、女としての劣等感を植え付けられた発信源となっている。

久美ちゃんは性格も良くて、藤子のことを本当に心配してるように見える。

ただ・・・

反面それは単なる勝ち組の余裕ともとれるわけで・・・

今後、藤子が女性としての魅力を身に着けていって、藤子版”カワイイ”を自分のものにした時、

2人の関係性はまた別のものに変わってしまうのか・・・?

女同士の友情はあり得ないと思っている まるしーには、楽しみなこの二人の関係性なんです。

 

後半の展開

いろんなことがあって、少しづつ女性の魅力を身に着けていった藤子。

巻のラストでは、今の恋愛師匠・小柳と知り合った時の合コンメンバーと再び合コンすることになり、

なんと・・・

そのうちの一人が藤子にモーションをかけてくるわけです!

小柳がバイだと知って、心の中がワサワサし出した矢先の他メンバーからの告白に、

モテないさん卒業まじかの藤子は・・・

てな感じで後半に大きな盛り上がりが待っています~♪

 

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やわ男とカタ子の感想

美形オネエこじらせ女子のパターンは最近ではちょっと定番になりつつあるフォーマットですね♪

しかも…そんな二人の関係が後々しびれる恋愛ストーリーに発展してゆくとか・・・

まさにこの漫画は、その王道を行くトレンドど真ん中のラブコメストーリーなんです♪

とりたててビックリするような展開もないですし、

オネエが ”喪女” と言われるこじらせ女子を魅力的な女性に変えてゆくという、今では特に珍しくない内容なんですが、

ちょっと主人公の藤子(ふじこ)という女性が、それほどルックスが悪いわけでもないのに自虐に走りがちな面があり、

イライラするポイントはあるというものの、絵がキレイで、時々ジーンとくる素敵な言葉が出てきたりします。

あとは・・・

女の子らしくて性格も良い藤子の親友・久美ちゃんの存在ですね。

彼女がこのままイイ子だったらまったく面白くないが、

もし・・・

あのハイスペックな久美ちゃんにドス黒い闇の部分があれば、この作品は超絶に面白くなるはずなんです・・・

なので・・・

次の2巻で久美ちゃんが変貌するのをひそかに期待しているまるしーです~

さっきも言ったようにこの『やわ男とカタ子』は、王道的なオネエと冴えない女子のラブコメストーリーですが、

しっかりと”喪女”と言われてる女子の心の闇なんかをちゃんと描けているので、

ポップでトレンド的なラブコメとはいえ、落ち着いて読み進められる大人なラブ・ストーリーです♪

しかも・・・

読む人によってはきっと心に刺さる言葉がたくさん出てくると思いますので、

チョット自分に自信が持てないこじらせ女子さんにはおススメの作品ですね。

実際、まるしーも「はっ!!」とさせられた小柳さんの言葉がいくつかありましたし・・・

ただ・・・

感動して涙が止まらない!

と…いう種類の感動的な内容ではありませんが、ちょっとメンタルが落ちてきたなーっていう時には読んで損はない作品だと思いますよ~♪

 

>>>『やわ男とカタ子』2巻の解説と感想はコチラ♪

 

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