新米ママ、魂の叫び!
「もうママって呼ばないで~!」
人間ひとり育てるのって、大変なんだよ。
著者:爽田するめ
『育児しんどいマンガ~もうママって呼ばないで~』
どんな考え方だろうと、人生訓だろうと、育児日記だろうと、
悩み苦しんだ末に絞り出た言葉には、
心にグッと来るメッセージがある!
もくじ
『育児しんどいマンガ』とは?
かなりブロークンな『タイトル絵』ですが、
中身も同じような絵柄でストーリーは進んでゆきます。
最近では絵が綺麗な作家さんが増えてきましたが、この漫画に関しては
絵の綺麗さや、可愛さを期待しないでください。
でも・・・
中身は、どこかの『オタク系中二病』作家が描いたような
現実味のない夢見る夢子ちゃんのようなウソっぽいチャッちい内容ではありません!
育児に格闘した新米ママの切実な悩みや、喜び、怒り、苦しみなど、
育児に苦しむママから滲(にじ)み出る等身大の本音が、
言葉を飾りたてることなく正直に描かれています。
主人公のママがとった行動や子育ての考え方に共感できない読者もいるかもしれませんが、
ベテラン主婦のサイト主・まるし―が読んで、
素直に「よく頑張ったね~」と思えるような内容だった。
一人の母親であり、
妻が懸命に生きて出した生き方になんのクレームもありませんし、できる権利もない!
ただただ、作者のするめさんがこれからの人生を精一杯に自分で決めた生き方を楽しんで欲しいな~と思うだけ・・・
何度も何度も
「うん、うん」て頷きながら読んでた漫画です♪
面白いとか面白くないとかじゃなくて、
とにかく、グッと来た作品でした〜♪
育児しんどいマンガ あらすじ
主人公は作家さんご自身なので、
爽田するめさんということですね。
念願だった憧れのママにようやくなれた新米専業主婦のするめさん。
本当だったら幸せいっぱいのはずなのに・・・
ふたを開けてみれば、育児ってハンパなく大変だった。
七転八倒の育児生活が続き、
やがてこの小さな怪物(子供)に向けて心の中に黒い影が生まれる…。
実際に身をもって体験した育児生活の中で、
悩んだことや苦しんだこと。
とても嬉しかったことや、これから自分はどんな母であり、女性でいたいのかを、
自らの体験から導き出した一つの答え。
リアル純度100%のエッセイ的なコミック作品です♪
この漫画は、個人サイトの日記から始まった彼女の魂の叫びは、全国の育児ママやこれからママになる女子、
そして、育児ママを卒業した多くの世代の女性たちからものすごい反響があった話題作です♪
彼女の生き方を読んで何を学び、何に共感するかは、人それぞれ得るものは異なるでしょうが、
この物語には空想や想像は一切入っていないでしょう!
なので、本物だけが持つ作品の重みや熱量は確実に読者へ伝わるはず。
まるし―は、作者の偽りないリアルな体験記にグッと来ました!
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育児しんどいマンガ ネタバレ
ネタバレといってもスリリングな物語が展開されているわけではないので、
物語調にお話しすることはできませんが、
全部で10話のお話しで構成された中身を
ダイジェストふうに紹介できればな~と思います♪
待望の赤ちゃんが生まれて幸せの絶頂から、
現実の子育てが始まり、悩みが生まれ、
挫折がはじまり、苦悩の時期があり、精神的に壊れてしまう。
そのどん底の状態から、さまざまな人たちの助けを受けて、
少しづつ心が回復に向かってゆくさまが、
単純な絵だけども分かりやすい表現で描かれています。
最初は
「おもちゃみたいな絵だな~」
と思って読み始めたけども、読み進むうちだんだん内容に引き込まれて、
絵の雰囲気はほとんど気にならなくなりました♪
『育児しんどいマンガ』の内容
1話:赤ちゃん
主人公のするめさんが妊娠してお腹が大きい状態から物語がはじまります。
この回では、出産、そして子育ての始まり、
思い描いてた育児生活とのギャップに少しづつ気づいて行くシーンが描かれています。
2話:お出かけ
子供をベビーカーに乗せて初めてお出かけをするエピソードです。
独身時代には思ってもみなかった障害に直面したりして、
ちいさな子供を連れて外出することの大変さを身を持って実感する。
3話:イヤイヤ期
子供が、『イヤイヤ期』という成長段階に入ったときのお話。
「なぜ?」という行動ばかりする子供に翻弄され、
だんだんと育児ストレスがたまってくる時期です。
4話:パパ
ここでは、パパの存在がクローズアップされています。
一番仕事が忙しくなってくる年代の夫と、
一番、育児が大変な時期の妻。
起こりえるエピソードと言えば・・・
5話:帰省
これもある種、子育て中夫婦のあるあるなのかな~
夫と言い合争いが続き、
育児にも疲れ果てた新米ママが頼る場所。
そう・・・
『実家』ですよね。
セオリー通りにするめさんも実家に避難してます。
6話:母と娘
実家に帰省したするめさん。
実は彼女の両親は折り合いが悪く、
子供の頃はほとんど母子家庭のような生活だった…
その関係から、母親との結びつきが一般家庭とは異なる。
ちょっと、お互いに依存体質のある母娘だったのです・・・
7話:二人目
おいおい!というタイトルだけど、
するめさんも実体験を書いてるからしょうがない。
つい最近生まれた我が子に翻弄されてる最中になんと二人目の
おめでた!
ただ読者は・・・
なんでっ?
と思うかもしれないけど、これも結構あるあるなんです。
ケンカしてても・・・
ねっ♪
色々あるんです夫婦って
でもこの回の最後にちょっとした大事件が起こります!
8話:デトックス
育児の疲れや、生まれてくる二人目への不安、
いろんなストレスが爆発したするめさんは壊れてしまいます。
さぁ~
ここからは周りの人たちに助けてもらう時期です。
一人で全部抱え込んでいた自分を楽にしてあげること♪
するめさんの自分再生活動が始まる…
9話:私らしいってなんだろう
育児を通じて感じた生きることの本質。
母親とは?妻とは?
そして、私とは…?
一旦、自分の人生を立ち止って冷静に考えてみる時期。
『私らしいお母さん』てどんなお母さんなんだろう…
そして、するめさんはこう考える。
「みんなが笑っていられるのがいいなぁ~」
エピローグ
するめさんが目指そうとする家族の形が垣間見えるシーン。
それは、
『理想の子育て』にとらわれないで、
自分らしく生きる人生を歩むということ。
家族みんなで力を合わせていけばなんとかなるさ~♪
-おわり-
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『育児しんどいマンガ』の感想
この漫画を読んで、作者のするめさんのことを、
「自分勝手な女だな~」
とか・・・
「育児大変なんて当たり前だろ~!」
なんて言ってる人も多いと思いますが、
当然のことながら、人それぞれ、立場も違えば環境も違うし、
家族構成も、経済的なことも・・・
上げ出したらきりがない程で、誰一人同じ環境で生活してる人間なんていないんです。
作家のするめさんもそのたくさんの育児ママの中の一人です。
彼女は大変な育児時期を、こうして絵や文字に表現して記録に残す作業で、
「自分のストレスを解消したり、無になる時間を作ったのかもしれない!」
もちろん彼女のやり方や、生き方に共感できない人もたくさんいると思います。
しかし・・・!
するめさんはなにも
「育児はこうしろ!」
等と、どこかの胡散臭い教育評論家みたいなことは一切言ってない
エピローグの最後には、
「この作品が、誰かの何かに繋がりますように…」
という謙虚な言葉で締めくくられている。
結局、するめさんは誰かに何かを教えるために書いたんではなくて、
「自分の時はこんな感じでしたよ。」
という、実際に経験した育児体験の情報をみんなで共有しましょう!というスタンスに思えます。
彼女が自分の人生の中でどんな選択をしようが、生き方をしようが全く読者には関係のないことで、
ただ、ただするめさんの育児体験の事実を綴った貴重な体験談を情報として受け取る。
世の中には孤独に育児と格闘されてる新米ママさんが沢山いるはず。
そんな、ママさん達には心強いメッセージがいっぱい詰まった1冊だと思います。
まるし―は読んでグッときました♪
育児中のママ、あなたには助けが必要なんです。
「とにかく周りに頼っちゃえ~!」
身内以外でも、知り合いなら誰でもいいから
(これはまるしーの考え。 )
無料試し読み
今、紹介した
『育児しんどいマンガ』は
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで絶賛配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
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