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潜熱(漫画)ネタバレ| 痺れるくらい危険なヤクザとの恋!

その恋はかなりヤバいんだけど…

 

著者:野田彩子

潜熱

1巻前半の解説と感想です♪

こめかみを打ち抜かれるような衝撃のラブストーリー!

この恋は危険すぎる。

『潜熱』とは?

この潜熱という作品は、月刊IKKIの公式サイトイキパラにて公開されていた短編作品だったものが、

あまりの反響の良さで、連載になったという幻の作品なのです♪

ストーリーは、内気で世間知らずの女子大生が、ヤクザに恋をしてしまう物語で、

中年オヤジと女子高生の恋を描いた大ヒット作『恋は雨上がりのように』などと同じカテゴリーの

「おっさん系ロマンス作品です♪」

おばさんロマンス作品の年下くんとの恋物語も人気がありますので、

最近はちょっと、年の差ギャップ恋愛の人気がかなり高まっているようですね!

ただ・・・

本作の場合は、相手がヤクザなだけに普通のギャップ恋愛ではなくて、

やってはいけない『道ならぬ恋』ということになりそうです(汗)

でも・・・

女は一度は憧れるもんなんです。

痺れるくらい危険なヤクザとの恋。

絶対に好きになってはいけない相手を愛してしまった女子大生の恋の行方は・・・?

 

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潜熱(漫画)ネタバレ| 痺れるくらい危険なヤクザとの恋!

主人公の岡崎 瑠璃(おかざき るり)は、

大学1年の夏休みに生まれて初めてアルバイトをしました。

内気な彼女にとっては、大冒険となる、コンビニでのアルバイトです。

少しずつレジ打ちにもなれてきた頃、

「6ミリふたつ!」

と言って、煙草を買いに来た常連さんを接客することに、

「えっ・・?」

当然、初めてで何の銘柄かわからない瑠璃。

 

しかし、その時、隣りにいた先輩スタッフが、なんとかフォローしてくれました。

あとで、煙草を吸わない瑠璃はその煙草の銘柄は人気があって、

銘柄を言わない人が多いということを教えてもらいます。

今の常連さん・・・

{なんか・怖そうな人・・}

翌日、またその怖そうな男性客が来店しました。

すると…

いきなり横から割り込んできた客の背中をを蹴り上げ、

「割り込むなよっ!」

と、ドスの利いた声で脅しつけたのです。

目の前で起きた映画のワンシーンのような出来事に瑠璃が呆然と突っ立って見ていると、

いつものように、

「6ミリふたつ!」

と、その男は瑠璃に煙草を注文してきました。

現実の暴力シーンにの直後で体が硬直しながらも、さっと、煙草を差し出すことができた瑠璃。

 

その瑠璃の手際を見ていた男は、

「さっとでたね!えらいえらい♪」

と言って満足そうに笑って帰っていったのです。

 

その光景を横でずっと見ていた先輩スタッフは苦々しい表情で、

彼はたぶんヤクザで、よくこの店で他のお客さんと揉め事を起こす「問題あり」の客だと瑠璃に説明しました。

{ヤクザ・・・恐い人・・?}

高校まで、ずっと女子校で育った瑠璃はその日、初めて暴力を振るう人の姿を目の前で目撃したのです。

なので、

確かにビックリはした・・・

けど・・・

瑠璃にはそこまで「恐ろしい」という感情はあまり起きておらず、

ただ・・・

それよりも強烈に彼の事が気になりだしたのです。

 

そして、翌日もそのヤクザは店に現れました。

その日の彼は電話をしながら店にやってきてレジの前に立ちました。

「どうも…ノセガワです。」

いつもの煙草を2つ出しながらヤクザの名前が「ノセガワ」だと知った瑠璃。

この日は、電話をしながらのレジ精算でした。

彼は、電話の相手と人懐っこい笑顔で話していて、

よく見ると、彼が持つ携帯電話にはかわいいストラップも付いていたのです。

 

{笑顔…かわいいな。}

 

ヤクザだと聞かされている人なのにのことが気になってしょうがない瑠璃。

そんなことを思っていたある日の事、

彼女はとうとう絶対にやってはいけない行動をとってしまうことに・・・

それは、

止められない衝動。

自分の心の中に未知なる熱い火が灯るのを抑えられない!

そして、ついに瑠璃の危険な恋心が動き出してしまう・・・

 

動き出す衝動

その日は突然やって来ました。

ある大雨の夜、バイトを終えた瑠璃は、店から帰る直前に煙草を買いに来たノセガワを見かけます。

ちょうどその時は、傘を忘れた瑠璃は店で販売しているビニール傘を買おうか迷っていたところでした。

この時、素直に傘を買って帰っていればあんな辛い恋はしなくてすんだのですが、

彼女は、手に持った傘を売り場に戻して、店を出てゆく、ノセガワに声をかけました。

「こ・こんばんはっ」

そしてその1分後、

彼女は、ノセガワが乗る運転手付きの車の助手席に座っていました。

その時、ノセガワは後部座席に座っていました。

内気な瑠璃がなぜこんな大胆な行動をとったのかは、自分でもわからないのです。

{ヤクザの車に乗ってしまった!}

緊張で落ち着かない瑠璃。

車の中では、言葉少なな会話が始まります。

まずはお互いの自己紹介。

ノセガワは、

逆瀬川という名字だと言うことを知ります。

なにげない会話の中、車内で面白半分に煙草を勧められた瑠璃。

その日、車内でのやり取りは他愛もないやり取りで終わり、

やがて、車は目的地である瑠璃の家に到着しました。

別れ際、お礼を言った瑠璃は、もう一度彼を引き止めて、

「わ・わたし、あの・・」

「逆瀬川さんと話してみたくて・・」

「うれしかったです…」

ほとんど告白するようなセリフを逆瀬川に投げかけてしまった彼女。

なんとも言えない男と女の甘い空気がその場を包みこむ・・・

 

危険な接点

逆瀬川に車で家まで送ってもらった翌日。

携帯電話がないことに気づく瑠璃。

「えーーっ!どうしよう!」

落ち込む瑠璃の前で、家の電話が鳴ります。

なんとその電話は、瑠璃の携帯からかけられたもの!

慌てて出てみると相手はあの逆瀬川だった・・・

昨日、車の中に瑠璃がうっかり忘れてしまったのです。

その日の午後、

彼女は、逆瀬川の事務所に携帯電話を取りに行くのですが、

彼の事務所とそこにいる人相の悪い人たちを見て、完全に逆瀬川はヤクザの親分だと知ってしまう瑠璃。

彼女は改めて今置かれた自分の状況に恐怖を感じるのです。

{わたし…どうなっちゃうんだろう?}

しかし・・・

目の前にいる逆瀬川はいつもと変わらず優しい口調で、

「ごめんね、今朝まで携帯のこと気づかなくて」

「困ったでしょ?」

と、瑠璃を優しく気遣ってくれたのです。

世間知らずで、男性経験が乏しい彼女は、大人の男性の何とも言えない無骨なその優しさに、

思わず心を奪われてしまう・・・

別れ際、瑠璃が自分に興味を持っていると悟った逆瀬川は、携帯の番号を書いたメモを彼女に渡しました。

すると・・・

そのメモを受け取った瞬間書かれてある番号に電話をした瑠璃・・・

着信完了!

この日、二人の全く違う人生が繋がってしまったのです。

そして・・・

それは、瑠璃にとって、絶対に繋げてはいけない相手とのつながりだったのです。

瑠璃と逆瀬川にできた一つの接点は、やがてからとなり、

断ち切り難いとなってゆくわけです・・・

ここから先の危険でスリリングな瑠璃の恋は本編現物でお楽しみください~♪

 

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潜熱の感想

本作は、雰囲気のあるヤクザの組長と、内気な女子大生との危険な恋のお話ですが、

行間たっぷりのセリフまわしが、なんかエロティックな情緒があって興奮するんです♪

「正直、この著者さんはうまいです!」

絵はちょっと癖のある特徴的な雰囲気で、もしかしたら好き嫌いがあるかものしれませんが、

「内容はすごく面白かった~♪」

ヤクザ女子大生という組み合わせも「ゾクッ」とするワクワク感があります♪

今のところ、逆瀬川というヤクザが本性を表してないぶん、

大人の男の包容力とミステリアスな魅力だけが全面に出ている状況で、

いわばヤクザの一番カッコイイ部分だけを瑠璃ちゃんは見ている状態。

こういう人種のおじさまって、表面的には優しくて魅力的なんですよね♪。

そして、いつしか深みにはまって地獄を見る(汗)

まぁ・・・

今のところ地獄に向かっているかどうかはまだわかりませんが、

決して素晴らしいハッピーエンドの結末を迎えるとは思えないのも正直な感想です。

この先、瑠璃ちゃんは切なくてしょっぱい大人の恋愛を経験することになるのでしょうか?

ただ・・・

瑠璃ちゃんが逆瀬川のどこに惹かれたのかが未だにもう一つよくわからない・・・?

それって、サイト主のまるし―にはない感覚だからかな~?

でも・・・

昔、友人にアウトローな男性ばかりに興味を持つ女性の知り合いがいたので、

瑠璃ちゃんみたいな女子がたくさんいることは知っているのです。

何なんでしょうかねー?

「この分かってて危険に近づいてしまう女の衝動って?」

まさに ”潜熱”

心の奥底に眠っている熱い危険な恋心といったところですね!

ここから先に瑠璃ちゃんが経験する危険すぎる恋の行方がとても気になります。

 

>>>『潜熱』1巻後半の解説と感想はコチラ♪

 

2巻の発売決定

連載していた雑誌が廃刊になって、連載がストップしていた『潜熱』の新しい単行本が発売されます~

第2巻の発売日は、2018年5月18日です。

瑠璃と逆瀬川の恋の続きがまた読めるなんて・・・

とにかく嬉しいニュースでした♪

雑誌『ヒバナ』からマンガアプリの『マンガワン』へお引越ししていたんですね~

「瑠璃の純愛がこのあとどう展開されてゆくのか?」

とにかく見逃せないです♪

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『潜熱』は、

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