罪の記憶！百子が受けた復讐とは？
『美醜の大地』
2話のネタバレです~♪
今回は、第2話『罪の記憶』編のご紹介です♪
酷い苛めを受けて、家族までも奪われたハナ。
ドイツ帰りの腕利き外科医の整形手術によって、絶世の美人に生まれ変わったハナは、
小石川菜穂子（こいしかわなおこ）という名前に生まれ変わって、
学生時代に最も彼女を苛めていたグループの女子たちに復讐を始めました。
1話のネタバレはこちら♪
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前回は、北海道の老舗旅館に若女将として嫁ぎ、
幸せに暮らしていた苛めグループの一人・敏恵に対して見事に復讐を果たしたハナ。
そして、彼女が次に選んだ復讐のターゲットは苛めグループのリーダーである絢子の忠実な”いぬ”だった百子（ももこ）です。
さて・・・
百子がハナに受けた復讐とはどんなものだったのか・・・？
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目次
美醜の大地【ネタバレ2話】
北海道の別海町。
樺太からの引き上げで、百子が家族と移り住んだ土地です。
そこの農場で日々、畑のノラ仕事を手伝っている百子は今、まったく幸せではありません（汗）
日本に引き上げてくる前の樺太ではいつも清潔な制服を着て、
都会の学校に通い、友達たちと毎日楽しく過ごしていたのです。
そんな充実した日々を送ってきた彼女が、今はせっせと畑に堆肥（たいひ）を撒く生活です。
｛あの頃に…戻りたい…！｝
毎日そんな事を思いながら過ごす日々でした。
そんなある日のこと、年頃になった百子に結婚話が持ち上がります。
｛結婚したらこの生活から開放される♪｝
そう思って喜んだ百子でしたが、いざ紹介された結婚相手となる男性は長谷川熊造（はせがわくまぞう）という農家の息子で、
ひどく醜い顔をした男で年もかなり百子よりも年上でした。
しかも…いらしい目つきで百子に対し、
「百子さんって言うの、かわいいね・・・。」
と…挨拶する熊造に対し嫌悪感を抱いた百子は熊造との縁談を断ろうとしますが、
家族に対しての援助が目的の結婚という事で百子の勝手なワガママは通用しませんでした（汗）
人生のピンチに陥った百子。
しかし・・・
そんな百子に軌跡が舞い降りる。
白馬の王子様
｛あぁ…私の人生も終わったも同然だ・・・｝
｛昔に戻りたい…幸せだったあの頃に・・・｝
｛絢子さんや敏恵ちゃんがいてくれたら、私を導いてくれるのに・・・｝
と、熊造との縁談も本決まりとなり毎日自分の運命を呪いながら子が畑仕事をしていると、
なにやら背後から車が止まる音が聞こえました。
「あぁ・・・よかった。やっと人に出会えた！」
止まった車から出てきた男性は、格好よくスーツを着こなしたイケメンの若い紳士でした。
「スミマセンお嬢さん、国道へ出る道を教えてくれませんか？」
「道に迷ってしまったんです・・・」
そう言ってにっこり微笑んでくるイケメンにうっとり見とれる百子。
目の前にいる紳士がまるで白馬の王子様に見えた百子は、
畑仕事なんかそっちのけで彼の車の助手席に乗り、道案内を引き受けました。
そして、百子の案内で無事に国道までたどり着いたイケメンは、
お礼を兼ねて何かご馳走うさせてくれと言ってくるのです。
しかし・・・
畑仕事をしていた途中でここまできた百子が、
「こんな格好のままでは・・・」
と躊躇していると、
なんと…
その紳士は百子に洋服を買ってくれたのです。
目の前の紳士はまさに百子にとって白馬の王子様そのものに思えた。
一緒に逃げないか？
綺麗な洋服に身を包んで街に出た百子は、イケメン紳士とカフェで食事を楽しみますが、
そこでお互いのことを話すうちに二人の境遇が似かよっていたことを知るのです。
それは・・・
どちらも家庭の都合で好きでもない人と結婚させられようとしていたことでした。
あまりもの偶然に驚く二人でしたが、杏一郎（きょういちろう）と名乗ったイケメン紳士はとつぜん真剣な表情で、
「一緒に逃げないか？」
「二人っきりでどこか遠くへ」
と…百子の手を握りながら駆け落ちしたいと誘ってきたのです。
百子がその申し出を断る理由はどこにもなかった。
「いきます…一緒に」
杏一郎の手をしっかり握り返した百子は喜びの表情で彼の目を見つめた。
ど…どうして？
駆け落ちしようと誓い合った二人はその足で杏一郎の泊まる宿へ向かいました。
風呂上りの艶かしい浴衣姿の百子がいる。
彼女は今、男性との初めての夜に緊張と喜びで体が震えていました。
「ああ…とうとう今夜…私はこの人のものに」
そばに杏一郎がいると思うと恥ずかしくて顔も上げられません（汗）
恥ずかしさと緊張で身を固くしている百子を見た杏一郎は、
「緊張を解きほぐしてくれるアメだよ♪」
と言って一粒の錠剤を百子の口に入れました。
するとしばらくして百子の視界が急に真っ暗となり意識がなくなった。
その後、一度も目を覚ますことなく朝まで眠り続けた百子は、
チュンチュンという鳥の鳴き声で目を覚まします。
「朝…なの…？」
幸せな気分で隣に眠っている杏一郎に声をかけようと振り返った百子は言葉を失う・・・
なんと・・・
百子の隣にはあの長谷川熊造がニヤついた顔で寄り添っていたのです（汗）
「ど…どうして？」
「いやぁ～～ッ」
あまりのショックに部屋を飛び出した百子だったが、部屋の外に待っていたのは・・・
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2話の感想
今回の復讐相手は雑魚キャラの百子でした。
いじめグループでは完全にリーダー絢子の取り巻きタイプの女性です。
そもそも彼女は日本に引き上げ後はあまり良い生活をしていなかったですから、
ハナの復讐でとどめを刺された感じになりましたね（汗）
そして…
百子がどうしても思い出せなかった昔の思い出はハナの事だったんですね。
記憶から抹殺していた人物に人生を抹殺されてしまった百子。
当然ながらそれは自業自得というしかない（汗）
ハナの罠に落ちた百子は最後にはもう気がふれたようになっていましたので、
もう二度と通常の生活にはもどれないでしょう！
結果…杏一郎の協力で復讐は大成功に終わったのです。
今回ハナの復讐に協力してくれたこの杏一郎ですが、ネタバレすると男性ではないのです（汗）
ハナの仲間というポジションですが非常に魅力的なキャラクターなので、
恐らく今後もハナの復讐に手を貸してくれる存在だと思います♪
じわじわと最後のターゲットとなる絢子への復讐が近づいてきましたが、
全ての復讐を終えた後、ハナは何を思い、その後どんな人生を歩んでゆくのか？
ある夫婦の会話
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