自分本位でワガママな言動が周りの人間を傷つける！
みちの夫・陽一（よういち）はまさにそんな男だった・・・
妻がなぜ夫婦のセックスレスに悩んでいるのか？
夫にどんな愛情を求めて苦しんでいるのか？
そんなこと…想像すらしていないし関心もない。
ただ・・・
そんな自分以外の人間に興味がない陽一が、初めて妻への不信感を持った時、
陽一の頭に浮かび上がってくる言葉は『？』しかない。
だって・・・
今まで、妻のことなんて何も知ろうとしなかったんだから・・・
どこまでも女を傷つける陽一！
『あなたがしてくれなくても』
3巻22話の解説と感想です♪
ついに妻の態度がどこかおかしいことに気づいた夫・陽一（よういち）。
前回は、みちが陽一への罪悪感に苦しんでる様子が描かれたストーリーでしたが、
今回22話では、陽一の視点から夫婦生活の異変が描かれています。
妻・みちに明らかな変化が！
そして・・・
とにかく見ていて腹が立つ夫・陽一。
今回も彼の言動が不愉快でしょうがないサイト主のまるしーでした・・・
22話の見どころ
21話では、みちの視点から今の夫婦の微妙な崩壊具合が描かれていましたが、
今回は、夫・陽一（よういち）の視点から夫婦の危機的な関係性が描かれています！
そんな中で、妻・みちに関する重要なキーワードの言葉も浮かび上がってきました。
それはなにか…？
恐らくみちは、新名との不倫旅行を計画してるという事実です。
そこで・・・
22話の見どころは、陽一が妻・みちの変化に気づくまでの流れですね。
「やっとかよお前！」
て感じですが…
ただ…
現時点ではもうほとんど手遅れ状態であって、
しかもそれは今まで妻のSOSをことごとく無視してきたことへの報いだ。
これから陽一はたっぷりと苦しめばいいんだけど、
そもそも陽一は、妻のみち以外にも、会社の同僚・三島（みしま）さんを大いに傷つけている！
彼女とは、会社で一夜の不倫関係となった・・・
その後、陽一が言い放った三島へのセリフはことごとく相手を傷つけるような言葉ばかりだったのです。
なぜ、あの夜、三島さんは既婚者の陽一に抱かれたのか？
そんな三島の心中を察することなどまったくする気もない陽一・・・
しかも・・・
陽一は、自分がどれほど相手を傷つけているのかをよく分かってないから余計にやっかいなのだ。
こういうタイプの男と一緒にいると、自分の事がだんだん嫌いになってくるんですよね～
｛自分が気にし過ぎなのか？｝
とか…
｛自分が大げさすぎるのか？｝
とか自分自身を責めてしまう。
相手がなにも聞かなかったのは、ただ自分にも他の人にも関心がなかっただけで、
その居心地の良さは、ただただ、カラッポな男だったから・・・
ホント嫌いだな〜
陽一みたいな男は…
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あなたがしてくれなくてものネタバレ 22話｜どこまでも女を傷つける陽一！
陽一の憂鬱
21話では、不倫相手・新名（にいな）と夫・陽一（よういち）との間で揺れ動くみちの心情が描かれていましたが、
今回は、夫・陽一の浮気後の複雑な胸の内と、すでに崩壊へと少しずつ進んでいる夫婦の危機的状況が描かれています。
会社の同僚女子社員・三島と浮気をしてからというもの、ずっとみちへの罪悪感に苦しんでいる陽一。
みちに対して心苦しくてたまらないのか、今まで見せたことのない気遣いを妻に見せています。
これは恐らく気の小さい男がゆえのよくありがちな行動パターンです。
今までまったく大事にしてこなかったし、EDを理由に妻からのセックスの要求もさけてきた。
なのに…
他の女とは浮気する！
もし・・・
三島との浮気がみちにバレたら自分の前からいなくなってしまう。
めちゃめちゃ自分本位な理由ではあるが、陽一の憂鬱は続く・・・
三島の憂鬱な日々
陽一がみちとのギクシャクした関係とその罪悪感に悩んでいる一方で、
陽一と浮気をした三島の態度が明らかにおかしい。
なんとなく陽一のことを避けている様子なのだが、そんな三島の心の動きに陽一はまったく気づいていない。
あの日の夜、”賢者タイム”の後ですぐに三島から逃げ出し、家に帰っていった陽一。
たった一人、会社の喫煙室に三島を残して・・・
オマケに翌日には、
「昨日のことはなかったことに…」
などと…本人は気づいていないのかもしれないが、失礼にも程がある言動で三島をおもっきり引かせた陽一。
しかも・・・
その後も無神経な言葉のシャワーを浴びせていちいち三島の神経を逆なでしてゆく。
だから…
三島の憂鬱な日々は、あの夜、陽一と一線を越えた時からずっと続いているのだ・・・
それはぜんぶ陽一のせいだった…
後半の展開
後半の展開は、最近とくにかみ合っていないみちとの関係を修復しようと、
的外れな行動を繰り返して空回りしまくる陽一の様子が描かれています。
やることなすこと全部うまくいかない状況の陽一。
しかも・・・
ついに、みちの行動の中に今まで気づかなかった違和感を感じることに・・・
そしてその時…みちは…？
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22話の感想
とにかく女を傷つける陽一のダメ男っぷりが大爆発した回でした。
過去に書いてきた本作シリーズの感想で、何度も陽一みたいな男が嫌いだと言い続けてきたまるしーですが、
この22話でもその安定した最悪ダメンズっぷりをいかんなく発揮してくれました。
自分は今まで嫁さんに対して酷い仕打ちをしてきたにもかかわらず、
自分が都合の悪いことになったら必死でご機嫌取りのゲス行動だ。
そして…
今回、陽一が三島さんに言い放った言葉は、ホント虐殺級の言葉だったと思う！
あの無神経なセリフ…
最悪だ。
なぜ・・・
三島さんの真意が読み取れない！
まるしーが思うに、陽一ってなんか典型的な一人っ子ぽいんです。
独特な我が道を行く性格と、自分にすごく甘い部分と、他人にはズケズケ言うところ。
言いたいことは言うが、相手には言われたくないし、言われたらへそを曲げたり傷ついたりしちゃう厄介なタイプ。
何を隠そうその昔、若かりしまるしーは、そんなタイプの男と付き合ってどえらい目にあいました！
それは、思い出したくもない過去のブラックメモリーなのだ。
だから…心底まるしーは陽一みたいな男が嫌いなのです・・・
だから想像できてしまう。
もし、みちと陽一との間に子供ができて、家族に無関心な陽一の父親っぷりが。
仕事が休みの日には、子供と遊んでやることもなく、ひたすらゲームに没頭してる陽一の姿・・・
とにかくみちは一日でも早く陽一と別れた方がイイと思う。
マジで…！
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