著者： 亀奈ゆう
『バツイチがモテるなんて聞いてません』
2話の解説と感想です♪
思いきりよく職場で盛大にバツイチ報告をぶっ込んだのはいいが、
運悪くそれを入社してきたばかりのイケメン後輩くんにも聞かれてしまった和葉。
おまけに上司からそのイケメン君の教育係に任命され、
さらに気まずい状態のスタートとなったわけです。
しかし…
「なんだかその後輩くんの様子が変だぞ！？」
和葉の人生リスタートは波乱の展開で幕を開けたのです・・・
1話の解説と感想はコチラです♪
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バツイチがモテるなんて聞いてません【ネタバレ2話】最悪の出会い！
最悪の出会い
メチャメチャカッコよく企画会議の冒頭でバツイチ報告を決めた和葉でしたが、
なんと…その日はちょうど社内研修を終えて、
和葉が所属する女性ファッション誌『Zeal（ジール』にの編集部に配属されてきた22歳のイケメン君、
満井絢斗（みついあやと）が初出勤した日と重なっていたのです。
そう…
和葉はそんな彼にも意図しないバツイチ報告を聞かれてしまったわけだ（汗）
初対面の挨拶がバツイチだなんて最悪の出会いである。
オマケに上司からは和葉が満井の教育係に任命され、ますます気まずい展開になってゆくのです。
｛最悪だ～！｝
だけどそんなことで落ち込んでいても埒が明かない。
気を取り直してガッツリとその日の企画会議に取り組む和葉でした。
彼女はその会議で『Zeal（ジール』の編集部に配属されて13年の経験と知識をまざまざと見せつけた。
「お――！」
和葉の熱のこもったプレゼンに皆が感嘆の声を上げる。
彼女は上司から信頼され、後輩からは尊敬される優秀な編集部員なのだ・・・
なんで離婚したんですか？
和葉が教育係となって仕事の指導をすることになった満井は、いかにも体育会系のさわやかイケメン君で、
元気とパワーだけは十二分にあるが、女性にはあまり免疫がなさそうで、
しかも重大なファッションにはかなり疎そうな感じでした。
たぶん『Zeal（ジール』の編集部は自分が希望していた配属先ではないのだろう。
ほとんどが若い女性ばかりの職場ですごく居心地が悪そうなのです（汗）
だけど…なんとかそんな態度を表に出さないよう彼なりに必死でみんなに溶け込もうとしていました。
性格も悪くないようだ。
そんな中…居酒屋で満井の歓迎会が開かれるんですが、
もう女性スタッフたちはここぞとばかりに新人イケメン君に興味津々で満井を質問攻めしてゆく、
流行の最先端をゆくお姉さんたちのいじりに満井はもうアップアップな状態です。
そんな居心地悪そうにしている満井を見た和葉は彼に助け舟を出してあげます。
ただ…それが和葉にとって触れられたくない質問で返ってくるとは予想外だった。
満井はこともあろうに離婚したばかりの和葉に向かって、
「なんで離婚したんですか？」
と…みんなお前で質問してきたのです。
｛えっ！？今それ…？｝
和葉の表情が一気に固まる！
もちろん満井にはなんの悪気もなかったのですが、
彼からすれば何か言わなければという苦し紛れに出てしまった質問だったのです。
しかし…そんな満井の”爆弾質問”に回りにいたスタッフたちも一斉に食いついた。
やがて買う語を決めた和葉はゆっくりと自分が離婚した理由を語り語り始めた・・・
｛勘弁してくれよ～もう！｝
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2話の感想
女性にあまり免疫がなさそうな絢斗くん。
そんな彼が女性ばかりの職場で仕事することの居心地悪さは容易に想像できますよね（汗）
まるで女子高に一人だけ男子絵生徒が紛れ込んだ感じだろう。
「かなり可哀そうでした。」
しかも…若い女性がターゲットの雑誌編集部にリクルートスーツで出勤してしまうオシャレ感覚のなさ。
素材が最高なだけにかなりこれから磨き甲斐ありますよ♪
これから和葉はこの絢斗くんの見た目をスーパーイケメン君にプロデュースしていくわけだけど、
イケメンで素直で体育会系で従順な絢斗くんなんて、
決して今の時代リアルな世界では存在しない天然記念物だ、
「二次元だから楽しめる幸せ♪」
リアルな世界なら22歳になるまで女性免疫が少ないなんて可能性はゼロに近いでしょ。
「これだけのハイスペックだ！」
これから和葉がこの絢斗くんと恋をするんだと思うと羨ましくてしょうがない（笑）
あのクズ旦那とすっぱり別れる決心をしてホントよかったね♪
あと…慰謝料をゼロにしたり、財産分与も半々にしてあげたりと、
和葉はあのクズ旦那にはやりすぎなくらいの温情を与えてました。
「きっと神様は見ていてくれたんですよ♪」
和葉の肝が据わった女っぷりを！
だからこれから第二のシングルライフをどうぞ楽しんでください。
「あなたにはその資格が十分にあります」
なんだろうな～？
和葉には同じ女性としてすごく応援したくなる気持ちにさせられる。
「やっぱりあのバツイチ報告が効いたな！」
あれはやろうと思ってもなかなかできるもんじゃない。
2話の様子でわかったけど、やはり和葉はこれまでしっかり仕事で実績を残してきた有能な編集部員だった。
バリバリ仕事で業績を上げてきた女性だからこそ、
「あんなクズ夫に引っかかってしまったんだ」
しっかりした女性はとかくダメなメンズに苦労させられる傾向にある。
その例に漏れず和葉もそうだ。
しかし…
今度の絢斗くんはまだ男として真っ白な状態だから、和葉が今からイイ男に作り上げてゆけばいいのです。
なんたって素材は一級品なのですから！！
「面白くなって来たぞ～♪」
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