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君に愛されて痛かった【ネタバレ11話】寛の一番になりたい!

著者:知るかバカうどん

『君に愛されて痛かった』

11話の解説と感想です♪

一花との争いに勝ったかなえが、

次に仕掛けた行動は、周りにもっと自分を評価させるとことだった。

自分には自信がない!

そんな彼女が自分に価値をつけるとっておきの方法とは・・・?

11話の見どころ

理不尽にかなえを苦しめてきた 一花は、かなえの前から姿を消した。

一花が抜けた4人グループでまた行動を共にすることとなったかなえの学園生活。

第10巻のラストで、かなえは寛から所属する野球チームの試合を見にこないかと誘われました。

どういう経緯でそうなったかは解りませんが、かなえは最近またつるむようになった3人のクラスメイトを連れて寛の応援に行くことに・・・♪

 

すると・・・

応援スタンドには、寛と初めて会った時の合コンメンバーの男子たちがたちがいて、

その結果…みんなで寛のことをスタンドから応援することになるんですが・・・

 

恐らく、『君に愛されて痛かった』の本編はココからがスタートなのかもしれない。

カッコよくてさわやかなスポーツ少年だった寛が、なぜ、かなえを刺し殺すことになってしまうのか・・・?

たぶんその答えはココから描かれていくことになるんでしょう?

なので、今までのお話はほんの序章に過ぎなかった。

ココからがこの物語の本番です!

11話の見どころは、重度のメンヘラ女子・かなえが、負け組の自分を勝ち組へと導く方法に気づいたところですね。

その手段は間違っているけど、考え方は間違ってはいないのかも・・・?

 

『人の価値は周りの評価によってほぼ決まる。』

 

確かにそれは一つの考え方としてあるけれども、あくまで人の価値はその人の表面的なことへの判断であって、

やっぱり、自分のすべてを判断できるのは、自分しかいないことを忘れてはいけない。

 

たとえ誰であっても、かなえのすべてを知っている人間はかなえ自身には及ばないのだから。

周りからの評価が欲しいと思い始めた瞬間から、かなえにとって破滅の人生がスタートしたのかもしれない・・・

そのことを考えると、この11巻は、一番最初に描かれていたあの惨劇のラストへの始まりだ・・・


10話の解説と感想はコチラ♪
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君に愛されて痛かった【ネタバレ11話】寛の一番になりたい!

かなえがヒロイン

かなえと他、3人のクラスメイトが、球場のスタンドにやってきた。

寛から、自分の試合を見に来て欲しいと言われた かなえが、みんなを誘ってやってきたのだ。

 

4人が始めて訪れた球場のスタンドでキョロキョロと戸惑っていると、

一番最初に寛と出会った合コンに参加した男子メンバーたち3人が、かなえたちに手を振って声をかけてきた。

 

「お――い!」

 

すぐに男女は合流した。

 

「みんなで応援に来たの?」

「まさか、全員が寛ねらい?」

一人の男子が、女子たちを冷やかすように親しげに話しかけてくる。

すると、女子たちは、狙ってるのはかなえだと笑いながら答える。

 

「ちがうよ、ちがうよ」

慌てて否定するかなえだったが、みんなはかなえの謙遜だと思っている。

ただ・・・その雰囲気は、あの合コンの時とはまったく違っていた。

 

彼らの視線にあの日の合コンで、かなえが向けられていた蔑(さげす)みと悪意のようなものはなかった。

そう・・・

ココに一花はいないのだ。

今、この4人グループに強烈な支配者は存在しない。

しかも、今日このスタンドに来ることになったきっかけを作ったのはかなえだ。

なので、主役のいない女子グループということになれば、今日に限っては、かなえがヒロインということになる♪

なんだかみんなもそんな空気感を醸し出している。

”かなえの恋を応援しよう” というこそばがゆい雰囲気。

そんな中で、寛が所属する野球部の試合は始まったのだ・・・

人の価値は何で決まる?

控え選手の寛が試合に出場する機会がなく、試合は白熱した形で0対0の投手戦で進んでゆく。

しかし・・・

6回の表でその均衡がやぶられることに。

寛のいるチームのピッチャーがタイムリーを打たれ、相手チームに2点が入った。

「何しとんじゃ!!!」

「あほボケカスぅ~!!!」

鬼のような形相で、観客のオヤジが声を張り上げ、点を入れられた寛のチームに容赦ない怒号が飛んだ。

その光景を目の当たりにして、寛が打たれたわけではないが、かなえの心臓が締め付けられたように苦しくなる。

そして・・・

スコアリングポジションにランナーを残したままの大ピンチで控え投手の寛が登場した。

嬉しいというより、寛への誹謗中傷が心配なかなえ。

祈るような気持ちで寛のプレーを見守るかなえだったが、

すでに炎天下の野外で硬直した試合を見ていてだれ気味だった仲間たちも一気に盛り上がる。

 

ここで寛が無様なプレーをしたらみんなからの評価はガタ落ちとなるだろう・・・

かなえの冷や汗は止まらない。

すると・・・

かなえの心配をよそに、寛はココから神がかりなプレーを見せた。

投げては三振の山を築き、打っては逆転のタイムリーという大活躍だ。

そして、チームは見事に逆転勝利。

さっきまで、強烈なヤジを飛ばしていたおじさんも、だれていた仲間たちもチームの勝利にお祭り騒ぎだ。

そんな光景を見ていたかなえもホッとした気持ちになったが、

寛のチームが勝った喜びよりも、状況によってコロコロと変わる周りの評価が恐ろしかった。

{こんなに変わるものなの?}

今まで、ただの控え選手だった寛が、一瞬のうちにヒーローとなった。

人の価値って何(なに)で決まるのか?

 

周りの判断で決まるのだ。

 

その答えが解ったとき、

{自分の価値っていったい何だろう・・・?}

と、かなえは自分に問いかけてみる。

 

そして・・・

彼女が導き出した答えは寛という存在だったのだ・・・

 

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11話の感想

11話からがこの作品にとって本当の ”始まり” なのかもしれませんね。

本作のオープニングで描かれていた変わり果てた寛くんの姿と、かなえが血だらけで横たわってるシーン。

この構図の経緯がなんとなく見えた11巻の内容でした。

かなえは自分に価値を見出すために、価値の高い男・寛を使ったんですよね。

確かに…!

有名人の恋人になれば、自分も有名人になったような価値を見出せるのかもしれない。

以前、大物芸人さんがテレビでこんな発言をしていたことを思い出した。

「女は出世が早い!」と。

売れてる大物芸人の彼女になれば、一夜にしてその女性は年齢に関係なく、

その芸人さんの後輩から”姉さん” と呼ばれてちやほやされるという話である!

ただ・・・これは、たぶん芸人さんの業界だけに決まった光景ではないでしょう。

様々な業界の立場が上の男性の彼女となった女子は、その恋人と同じステージの人間として評価されるのだ。

なので・・・

社会的地位の低い女子にとって、地位の高い男性と付き合うということは、苦労せずに自分を高めることにつながる。

女性の世界では当たり前の話だが、男性にはあまりピンときていない人も多いかもです。

だって・・・

あからさまに自分の地位を狙いに誘惑してきてるゲスい女にデレデレしてる男を何度も見たことがあるから。

それが判っててデレデレしてるのかもしれないけど、だったら余計に切なるなるわ!

 

『女の価値は、付き合っている男の価値で決まる!』

 

駆け出しのOLだった頃、大好きな先輩OLにまるしーが教えられた格言だ!

今では、ベテラン主婦となった まるしーは、今でもその言葉の意味を重くとらえている。

本当にそうだと思う。

ただ・・・

この言葉には大切なメッセージも隠されているのだ。

価値の高い男は、ちゃんと価値のある女を見抜く力を持っている。

ただ、権力にすり寄ってくるだけの女は、遊び相手に選ばれたとしても、決して結婚相手として選ばれることはない。

一流の男ほど、女をちゃんと目的別に利用するものだ!

なので、女は女で、ちゃんと自分磨きをしておかなければならない。

価値のある男の戸籍にきっちりと自分が入れてもらえるように・・・

かなえの選択した方法は、ある一面では間違っていないのだけれど、

考え方としては、とても危険極まりないわけです。

 

>>>『君に愛されて痛かった』12巻の解説と感想はコチラ♪

 

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