龍神の伴侶となるべく花印をその手に宿す少女。
果たして少女は出会えるのだろうか?
同じ花印を持つ龍神と…。
著者:中野まや花 /クレハ
『龍神と許嫁の赤い花印 』
天界に住まう龍神と人間の伴侶を結びつけるためにできた町。
同じ花の印を持つ龍神と少女の切ないファンタジック・ラブストーリーが開幕!
本来ならば皆から祝福されて大いに羨ましがられるはずな龍神の伴侶という選ばれし存在のはずなのに、
今では一族の者たちから忌み嫌われる凶兆の「忌み子」という悲惨な扱いを受けてヒロインの少女を苦しめる。
こんな理不尽なことがまかり通ってよいものか?
龍神さま、早く運命で結ばれた少女を見つけてあげてください…。
「古(いにしえ)から伝わる龍神伝説に翻弄される少女に果たして幸せは訪れるのか?」
もくじ
『龍神と許嫁の赤い花印』の見どころ
大人気のラノベ作家・クレハ先生の人気ラノベ小説『龍神と許嫁の赤い花印』のコミカライズ版が、
2023年10月13日から国内最大級の電子書籍サイト『コミックシーモア』さんより”先行配信スタート”でございます♪
本作はすでに人気の電子少女コミック誌『noicomi』で連載されていた作品だったので、
本誌を毎回購読しているサイト主のまるしーとしてはようやく待ち望んだ配信という事になりました♪
ここでまず『龍神と許嫁の赤い花印』の原作者であるクレハ先生に関する情報をお伝えしますと、
現在各電子書籍サイトの人気コミックランキングで常に上位に挙がっている
『鬼の花嫁』や『結界師の一輪華』の原作小説なんかを手掛けている超人気のラノベ作家さんでございます。
もちろんまるしーも小説とコミカライズ版の両方を購読しております♪
そして…そして、
そんなクレハ先生の原作のコミカライズを担当されたのが、漫画家の中野まや花 先生で、
まるしーが知る限り、恐らく初めてタッグを組むことになる両名だと思います。
もはや完全にコミカライズ化作品の”ヒットメーカー”となったクレハ作品ですが、
さて…
今回の『龍神と許嫁の赤い花印』もまたクレハワールド全開な和風ラブ・ファンタジーな内容で、
ヒット間違いなしのコミカライズ作品になると思います♪
この作品も冒頭からヒロインが悲惨な境遇にあってマイナス100%からのスタートの悲哀ストーリーであり、
「完全にクレハ作品の真骨頂的なスタイル♪」
それに加えて作画を中野先生が手掛けてらっしゃるので、
このクレハワールドの二次元化が完璧な形で表現されております。
ヒロインのミトの人物化はもちろんのこと、特にイケメン設定の波琉(ハル)の完成度が秀逸です♪
なのでストーリーの面白さも相まって今回の『龍神と許嫁の赤い花印』も、
すぐにコミックランキングの上位に入ってくることは間違いないでしょう。
こうなるともう今の少女コミック界はクレハ作品プロットが全盛の時代に突入ですね♪。
確かにクレハ先生の作品は、どの作品を読んでもハラハラとドキドキな展開で面白く、
気づけばその作品の世界にどっぷりハマっていることがほとんどであり、
読者の心を鷲掴みにする吸引力がスゴイです。
この作品からあなたも”クレハリスト”になってみませんか?
差し当って『龍神と許嫁の赤い花印』の見どころは、
これぞクレハ作品という最底辺からスタートするサクセス・ラブファンタジーな内容です。
きっと一度読み始めたら途中でやめられなくなるでしょうし、
まぁ~とにかく退屈とは無縁の読書タイムを堪能できること請け合いです♪
今までのまるしーの解説を読んで興味を持たれた方は是非…!!
『龍神と許嫁の赤い花印 』の立ち読み♪
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龍神と許嫁の赤い花印【ネタバレ全話】少女は運命に導かれて伝説となる!
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
1話:伴侶となる証
物語の舞台は日本にありながら隔絶された龍神が住まう地区のとある村。
そこで両親と暮らす主人公の少女・ミトは、
ある事情からずっとこれまで虐げられる生活を余儀なくされられてきました。
ミトの優しい両親も同様にだ。
この村全体がミトの家族に対して心無い攻撃をし続けているのです。
その理由は、生まれながらにしてミトの手に天界に住まう龍神との”伴侶の証”とされる花印が浮かんでいるからです。
本来ならばすごく誉れなことだったのですが、ある事件をきっかけに事態が一変したのです(汗)
その結果が今の悲惨な状況である。
さらにミトが16歳になった今も運命の殿方は現れず、
村の一族からは忌み嫌われる存在として理不尽な扱いを受け続けている始末で、
今のミトは普通に学校にも通えず、村長の家で一人だけ監視付きの通信教育を受けている状況なのです。
どうしてここまで虐げられた生活を送らなければならないのか?
「忌み子」という扱いを受けながら生きる自身の呪われた運命に絶望するミトがいました。
2話:満月の夜の夢
ミトの中で一番古い記憶として残っているのは3歳の頃。
その頃からミトは”満月の夜の夢”は決まってある人物と会っている夢を見ていました。
その人は銀色の髪に紫紺色(しこんいろ)の瞳をしたとても美しい男性で、
その人と夢で会えるのは月に一度の満月が出た夜だけの事で、
それはミトが16歳になった今でも続いているのですが、
実はこれまで一度も会話をしたことがないのです。
なぜならば二人の間には分厚い透明な壁のようなもので遮られていて、
お互いに触れ合うことも話すこともできないのです(汗)
唯一口の形で彼の名前が”ハル”という事だけは分かった。
さらに驚くべきは、この恐ろしほどのイケメンな男性・羽琉(ハル)は、
天界に住まう4人いる龍神の1人であり、ミトの伴侶となる紫紺の王だったです。
ようやく今このハルが自身の伴侶を探すべく龍花の町へ降り立とうとしています。
3話:名も知らぬ感情
龍花の町へ降り立ったハルを土地の神社に仕える神薙(かんなぎ)は、
ものすごく丁重にハルのことをお持て成してくれました。
なにせめったに龍花の町へはやってこない紫紺の王様が伴侶探しにやってきたのです。
それはもう神薙たちの中ではかなりの一大イベントに違いない。
早速、神薙は龍花の町にいるはずのハルと同じ”花印”を持った女性を戸籍から調べて探し出そうとするのですが、
なんと…探せど探せどまったく見つからないのです…(汗)
それはそうだろう!
ハルの伴侶となるはずのミトは”忌み子”として戸籍を登録をされていないシークレットな存在だから…(汗)
そんな中、以前から夢の中に出てくるミトのことをが気になりだしたハルは、
これまで感じたことない名も知らぬ感情に突き動かされる形で、
夢で逢っているミトに関する手がかりを自分なりに調べ始めたのです。
4話:花印を持つ娘
ハルがミトの事を探し始めたその同じ頃、
それと連動するようにミトも満月の夜に決まって夢に出てくるハルのことで頭がいっぱいの状態であり、
もはや夢の中のだけで存在するハルに”恋”をしている自分に気づくのです。
一方で…
本格的に花印を持った娘の捜索を開始したハルのもとには、
この日、さっそく花印を持つ娘が両親と共にハルのもとを訪ねてきました。
「君が僕と同じ印(しるし)を持つ子かな?」
それまでハルの美しさにボーっと見とれていたその娘は、
ハルの問いかけに気づいて慌てて「はい」と返事をします。
そしてハルに促されるまま花印が刻まれた左手を彼の前に差し出したのです。
すると…
娘の手の甲に刻まれた花の紋様を見た瞬間…ハルの表情が一気に険しいものに変わり・・・
5話:恋煩い
花印をもつ娘探しのドタバタでハルの近辺がちょっとした騒動になっていた頃、
同じ地域のすこし離れた場所に住んでいるミトは、
夢の中に登場してくるハルに”恋煩い”を起こしていました。
実際にハルはこの世に存在している人物ですが、まだその事実を知らないミトからすると、
明らかに空想上の男性に恋焦がれていることになる。
ただ…
ハルの嫁探しの騒動はにわかにミトの周辺でも噂になるようにはなって来ていたのです。
そんな中、ハルが花印を持つ娘を探している情報が町に流れたことで、
今後もニセモノの娘がたくさん出てくることを疎ましく思ったハルは、
いつも夢の中に出てくる星名ミトという16歳前後の娘を探してほしいと神薙に頼んだのです。
ついにミトの捜索が本格的に始まったわけだ…
6話:神薙の来訪
龍花の町でミトの捜索が始まると知った村長ら一派は、
いきなり星名家にやって来て、理由も告げづ一方的に明日から絶対にミトを外に出すなと言ってきました(汗)
何が何だか分からない。
だが…小鳥たちと意思の疎通ができる能力を持つミトは、
龍花の町に神薙がやって来ることを小鳥から教えてもらいます。
すると…ミトの父親は娘を村から解放してあげるチャンスだと捉え、
その”神薙の来訪”を心待ちにするのですが、
父親が考えているほど事態はそう甘くはありませんでした…(汗)
村長らは村の人々と協力して星名家の存在を龍花の町から消し去ろうと画策し、
ミトを拘束して絶対に神薙に見つからないよう強硬手段に打って出てきたのです!
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『龍神と許嫁の赤い花印』の感想まとめ
相変わらず今回のクレハ作品もヒロインがとんでもなく不幸な境遇からのスタートで、
この世の出来事とは思えない理不尽かつ悲惨な生活を強いられています(汗)
そういう度を超えた物語のマイナススタートがいかにもクレハ作品の特徴的な部分です。
もちろんずっと主人公の少女・ミトが不幸なままの物語で終わるとは思っているからこそ、
どんなに主人公が悲惨な目に遭っていても読み進めて行けるのですが、
問題はどのくらい我慢すればミトが人並み以上の生活を送れるようになるのかです。
この時期によって溜まるストレスの量にかなりの違いが出てきます(笑)
今回の作品で言えば、ヒーロー役の波琉(ハル)がいつミトの見つけ出してくれるのか?
たとえ波琉と巡り会えたとしても、その先には幾多の困難が待ち構えているのは予想してますが、
今はとにかく村中で虐げられているミト家族が普通に生活できるようになって欲しい。
本作の舞台は現代日本にある地方の閉鎖的な村ということですが、
イマドキここまで露骨な嫌がらせやイジメがあるのかと目を疑うほどミトと両親に対する攻撃力がスゴイです!
ただこれこそがクレハ先生ならではの独特なファンタシーワールドの基本設定なのですが、
とりあえず物語を構成している諸々の成り立ちとそれに伴って創り出されたワードが面白い♪
「龍花の町」や「花印」とか、
あと…花印を以て生まれた子は国に申告す義務があるという謎の設定だとか、
こういう一つ一つの架空な設定やワードが当たり前のように出てくることで、
いつしかどっぷりと読者の脳細胞はクレハワールドから抜け出せなくなっていくのです。
クレハ先生がそれを意識して物語を考えているかどうかは別として、
読者の心をしっかりと掴み込む巧妙な仕掛けになっていると思う。
ある意味でそれは洗脳にも近い効果を発揮しているんだと思います。
「もちろん悪い意味ではなくてね(笑)」
だからこそクレハ中毒のような読者がたくさん存在しているんだと思います。
もちろんサイト主のまるしーもクレハ中毒の1人であることは間違いない♪
今回の連載スタートでまたクレハ小説のコミカライズ作品にコレクションが一つ増えました。
じきにまた新たな作品もリリースされるんだろうな~♪
とりあえずまるしーのお小遣いが尽きるまではずっと追いかけて行こう。
無料試し読み
今、紹介した
『龍神と許嫁の赤い花印』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
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