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私は天才を飼っている【ネタバレと感想】無料試し読みとあらすじも!

手に負えないものを
飼いならしたいと望む人の気が知れない。

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著者:七尾美緒

私は天才を飼っている

1巻の解説と感想です♪

たとえ相手が懷いていても
それはあくまで相手の都合。

見つけたのではなく見つけられた。

支配しているのではなく、
支配されている。

彼を見てるとそう思わずにはいられない!

王道なのに異端!
そんな七尾ラブストーリー!

 

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私は天才を飼っている あらすじ

主人公の
一之瀬 瑚花(いちのせ このか)は
品行方正で才色兼備、

そして今や大企業に成長した
有名IT企業KONOKA(コノカ)の社長令嬢の女子大生。

そんな彼女には

今日もまたおかしな
告白をする男子学生が、

「俺をあなたのペットにして下さい!」

と瑚花にペット志願の申込みです。

 

驚く瑚花に男子学生は、

「聞きましたよ、幼馴染の男をペットとして飼ってるって!」

「俺もペットにしてくだい!」

わけが分からずに戸惑う瑚花。

「ペット・・・?」

全く見に覚えのない瑚花が
リアクションできずに呆然としていると、

背後から、
幼馴染の相良 浬(さがら かいり)が瑚花を抱きしめながら

「ダメだよ・・・だって瑚花は僕のお世話で 手いっぱいだもん」

と二人に割って入ってきたのです。

「悪いけど犬になりたいなら他をあたってよ!」

そう言うと瑚花を連れて
さっさとその場を立ち去りました。

 

浬は瑚花と同じ家で暮らす
幼馴染の同級生です。

彼が8歳の頃、
唯一の肉親だった母親が死んで、

浬の母親と親友だった
瑚花の母親が彼を引き取って育てたのです。

 

なので、小さい頃から兄妹の様に育った二人は大学も一緒。

大学で高嶺の花と呼ばれている瑚花に反して、

彼女に寄生するダメ男の印象が強い浬なのですが、

彼には誰も知らない
大きな秘密があったのです。

チャラいダメ男の浬は仮の姿で、
本当の彼は、
天才だったのです・・・

私は天才を飼っている 主な登場人物

一之瀬 瑚花(いちのせ このか)

主人公で才色兼備の女子大生。父親が大手IT企業社長の超お嬢様。

ずっと幼馴染の浬に守られて生活してきたので、世間のことは何も知らない。

最近、浬に対する自分の気持が恋だと気づいた。


相良 浬(さがら かいり)

ダメ男の皮を被った天才。瑚花と幼馴染で一緒に暮らしている大学生。

8歳の時に母親を亡くして、天涯孤独になるが母親と親友だった瑚花の母親に引き取られる。

小学生時代に浬が作ったコンピューターシステムによって、瑚花の父親が経営している会社が大企業となった。

今も影となり、会社を助けていて、会社には浬が使用する特別室がある。


穂積 先生(ほずみ)

瑚花と浬が通っている大学の29歳の准教授。黒メガネをかけたイケメン。

浬とは昔からの知り合いで、浬を天才だと知っている人物。

大学では女生徒から大人気で常に彼の講義は超満員との事。


美月(みつき)

瑚花と親友の女子大生。

瑚花がペットの男を飼っていると噂を流したのが彼女。

悪い人間ではなくて、瑚花の事を大事に思っている。


小岩井裕太(こいわい ゆうた)

瑚花にペツトにして下さいと告白した大学生。

その後も何かと瑚花にアタックするが、

取り合ってはもらえない。

私は天才を飼っている【ネタバレと感想】無料試し読みとあらすじも!

二人っきりの研究室で授業の課題を一瞬でやり終える浬。

凄まじい天才の能力。

浬の考えで世間ではダメ男としての顔を作っている彼だが、

仕事をする時の浬の姿に惚れ惚れとする瑚花。

どうして隠さなきゃいけないんだろう・・・?

瑚花は浬の考えてることが分からないでいる。

 

そこへ瑚花の父親から連絡が・・・

父親の会社で、トラブルが起こったようで、

すぐ浬を会社に連れてきて欲しいとの要請が!

 

早速、浬に要件を伝えた瑚花でしたが、

浬はいつもの儀式を瑚花に要求するのです。

小学生時代から、瑚花の父親の会社を救ってきた浬は、

瑚花たち家族を守るために3つの条件を提示していたのです

その条件とは?

1、必ず瑚花が可愛くおねだりすること。

2、このことは、父と瑚花以外誰にも知られてはいけない。

3、報酬として浬の言うことをなんでもひとつきくこと。

 

浬はその最初の1つ、可愛くおねだりを瑚花に要求したのです。

恥ずかしがる彼女は顔を真赤にしながら、浬のホッペにキスをして、

「お願い浬・・お父さんの会社を助けて!」と言ったのです。

 

可愛い瑚花のお願いを聞いた浬は

「もちろんだよ♡僕の可愛いご主人さまっ」と瑚花に耳元で囁きました。

二人は瑚花の父親が手配した車に乗って会社に向かいました。

会社に到着した二人は父親に迎えられ、

浬の為に用意された特別室に通されます。

 

納期が迫った開発中のソフトに致命的なエラーが出て

このままでは到底期日には間に合わないと、瑚花の父親が頭を抱えているのです。

 

パソコンでその状態を確認した浬は、

「普通は間に合わないですね!」

「だから僕を呼んだんでしょ・・・?」

そう言って天才の眼差しになった浬はソフトの修復を始めるのです・・・

 

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私は天才を飼っている 感想

天才大学生の浬はある意味「ロールキャベツ男子」ということですね♪

最近漫画界では主人公でロールキャベツ系が増えてきました。

やっぱりギャップって大事なんでしょうね!

 

考えてみれば昔から人気のヒーローってみんな普段はダメ男を装っていましたよね。

古くは遠山の金さんとか、必殺仕事人とか、只野係長だとか・・・

実は昔からヒーローのスタイルってあんまり変わっていないんですよね!

 

今回の主人公・浬もまさに普段はダメ男の仮面をかぶったカッコよすぎるくらいの天才っぷりのイケメン男子です。

天涯孤独・不幸な境遇・天才・幼馴染・などヒーロー要素たっぷりの設定をちりばめて始まったこの作品ですが、

今後の展開としては、1巻の後半に出てきたポスターのIT企業社長「賀上 圭一郎」という人物が、

何か鍵になりそうな予感がします。

 

浬がダメ男を装っている理由がそこにあるような気がするのですが・・・

あと、1巻の最後で少し大人のスキンシップをした浬と瑚花の関係も気になります。

 

王道のラブストーリーに天才とミステリーをトッピングした興奮のヒューマン女子漫画。

気になる方は是非本編をご覧ください♪

 

>>>『私は天才を飼っている』2巻の解説と感想はコチラ♪

 

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