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ゆりあ先生の赤い糸【ネタバレ1巻】ウソッ!?こんな展開なの!?

バブル世代の入り組んで複雑な夫婦事情!

この漫画は1巻の後半ぐらいから

「ウソッ!?こんな展開なの!?」

と…思わず違った方向の興味が湧いてきちゃう異色のヒューマンドラマです。

久々に「当たりだ♪」と思った大人の女性マンガに出会いました~♪

著者:入江喜和

ゆりあ先生の赤い糸

なんかこの作品スゴイです!

だって・・・

バブル世代の50代夫婦に起こる事件の内容がメチャメチャ予想外だから

「まさかこんな展開になるなんて…?」

中盤以降は瞬きするのも惜しいくらいに次のページを追いかけてました(笑)

ゆりあ先生の赤い糸の見どころ

本作は、人気おとな女子マンガ『たそがれたかこ』の著者・入江喜和さんの最新作品です~♪

バブル世代の女性が活躍する作品を多く手がける入江先生なんですが、

その理由は、やっぱりご自身が52歳(ブログ発表)という女盛りの年齢だからなのでしょうね~

「バリバリ働く50代!」

カッコいいです♪

サイト主のベテラン主婦・まるしーもギリギリバブル世代に手をかけてる年齢なので、

入江先生が作品の中で表現するセリフの数々がいちいち胸に刺さってきます。

本作は、50歳になる主人公・長田ゆりあ(おさだゆりあ)が、自宅でフランス刺繍の教室を開きながら、

ちょっと小うるさいと、つかず離れずの関係性にある優しい夫との、

どこにでもあるリアルな同居生活の実態が細かく自然に描写されており、

なんだろう…

懐かしいタイプのホームドラマとでもいいましょうか、

なんだかいろんなシュチュエーションに”昭和”を感じてしまって、

ちょっとしたセリフの一つ一つに生々しい生活の現実味があるんです。

ほぼ同年代のまるしー的には、変なところで笑いが止まらなくなったり、大きくに納得しちゃったりと・・・

「なにかと感情が忙しいわけで…」

同じ世代だからこそ分かる会話や、さまざまな表現がたくさん散りばめられておるんです。

なので、全然関係ないところで悲しくなっちゃったりとかも普通にあります。

ただ…そんな中でも、

1巻後半からの急展開にはホントに驚かされました!

まったく想像すらしてなかった角度からのフォークボールというか・・・

始めこそ、主人公・ゆりあの ”女性の幸せってなんだろう” 的なホームドラマ系かと思いきや、

穏やかそうな旦那が入院したことをきっかけにして、ストーリーはとんでもない方向へと進んでゆくんです。

そう・・・

本作の見どころは、中盤以降で、箭内稟久(やないりく)という青年が登場してくるんですが、

彼が出てきてからこの物語は、想定外の方向へと進んで行くわけです。

 

「そこが本作の見どころです!」

 

たっぷり時間を取って、美味しいお酒を飲みながらゆったりした空間の中で読んでみて下さい。

このマンガは、オトナ女子が時間を忘れて楽しめる作品です♪

 

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ゆりあ先生の赤い糸【ネタバレ1巻】ウソッ!?こんな展開なの!?

バレエ

物語は、主人公・長田ゆりあ(おさだゆりあ)が、3歳の頃、3つ上の姉・(らん)が、

両親におねだりして、オマケのようについて行ったバレエ教室に入るところから始まります♪

姉のは母親似で可愛らしい顔をしているが、妹のゆりあは、男らしいキリッとした(まゆ)を持つ、父親に瓜二つな男っぽい顔をしていた。

だから・・・

正直言って可憐なルックスの姉に比べて、男の子っぽいゆりあにバレエは似合わない(汗)

なんたって、小学生になったゆりあのあだ名は ”おっさん” なのだから。

しかし・・・

この時は家族の意見に流されるまま訳が分からずに、

それこそ必死で姉の後を追いかけてバレエという華やかで繊細なものに取り組んでいたのです。

しかも…

一体バレエのなにが面白いのかわからないままに・・・

 

大工の父親と、洋品店で働く母親との間に生まれたゆりあ。

彼女は、明るくて、子煩悩で、男らしい父親が大好きだったので、

父が喜んでくれたらなんでも頑張る少女だったのです。

実際、ヘンテコで全然バレエのコスチュームが似合っていないゆりあのことを見て父は大喜びしていました。

その後、姉妹は成長して、姉が高校生の年頃になると、

自分からやりたいと言ったくせに、あっさりとバレエをやめてリア充なJK生活を送り始めたのです。

だけど…

姉に引っ張られて何が面白いのか分からないままバレエを始めた方のゆりあは、

そこからついついやめるタイミングを逃してしまい、

今でもバレエになんの興味もない彼女だけが続けていたのです。

この頃、バレエ教室に通う生徒の中では、中学生のゆりあが一番身長が高かった。

ダイナミックな体で舞うバレエの演技は迫力があり、彼女は教室内で最年少だったにもかかわらず、

バレエの発表会では、準主役の役を演じることとなったのです。

だけど…

その異例な大抜擢で、ゆりあに降りかかったのは、そのことを面白く思わない上級生からの嫌がらせでした。

その結果…ゆりあは、他の練習生から陰湿なイジメを受けて、一旦はバレエを辞めようとするんですが、

そんなタイミングで彼女は父親から心に響く言葉を聞いて、再奮起して続けることに。

さらに…ゆりあは与えられたその役を発表会で立派に演じきって父親を大喜びさせたのです。

根性で自分の力を出し切ったゆりあは、12年間つづけたバレエを中学卒業と同時に引退しました。

これが、主人公・ゆりあが幼少期からりっぱな女子に成長するまでのお話です。

そこから時代が流れて一気に50歳となったゆりあの物語がスタートするわけです。

穏やかな生活

50歳となったゆりあは、自宅でフランス刺繍の教室を開きながら、

夫の伊沢五良(いざわごろう)と、その母・節子(せつこ)81歳と3人暮らしで生活している。

五良とゆりあの間に子供はいない。

ギリギリまだ呆けてない義母・節子とは、良好というわけではないがそこはうまく折り合いをつけて生活しているゆりあだったが、

もの書きの仕事で今は全国の居酒屋をめぐるエッセイを執筆中の夫は、

現在のところほとんど家にいない状態が続いているため、

義母と二人だけとなる暮らしを特に辛いという程ではないが、やっぱり心の中では寂しい気持ちはある。

とはいえ、48歳の時に月のモノが終了し、すでに女性として第3ステージが進んだゆりあだ。

だから女性として一抹の寂しさはあるし、夫からの優しい言葉も、夫婦で一緒にいる時間も激減したけど、

この今の穏やかで憂鬱な日常がなによりの幸せだと思っていたのです。

そう…

あの電話がかかってくるまでは…

突然の知らせ

その日、夫の五良が仕事で宿泊していたビジネスホテルで倒れ、救急車で病院に搬送されたとゆりあに連絡が入った。

それはまさに突然の知らせでした。

 

「えっ!?夫が!」

 

頭の中が真っ白になり、逸(はや)る気持ちを押さえて、ゆりあが病院へ駆けつけると、

治療室の待合席に座る一人の美しい青年の姿があった。

聞くところによるとその彼が救急車を呼んで五良を助けてくれた人物だったようだ。

看護師から、

「こちらご家族の方です」

と、ゆりあを紹介された青年は、今さっきまで泣いていた頬の涙をぬぐいながら、

「あ…あの…どうも」

と、顔を真っ赤にして言葉にならない挨拶を絞り出していた。

その言葉に応じるべく

「ほんとにありがとうございました」

「伊沢の家内でございます!」

ゆりあは目の前の青年に深く頭を下げて感謝の言葉を口にしました。

すると…

ゆりあのそんなキッチリとした大人な態度に青年は圧倒されたのか、

両手で顔を隠して、

「やっ、全然、ハイッ」

と…なぜかしどろもどろの状態に…

ただ…

まだこの時のゆりあは、どこか雰囲気がおかしい態度の青年に、なんの”違和感”も感じていないようでした。

その後、ゆりあは医師から夫の様態を聞くために、別の部屋へと移動しました。

そして…

医師から夫・五良の診断結果を知らされた。

『くも膜下出血』だった。

 

青天の霹靂です。

 

医師の診断結果を聞いたゆりあは衝動的に、

「ウチのダンナ、助かりますか?ダメですか?」

と、いきなりド・ストレートな質問を医師にぶつけてしまったのです。

すると医師は、この程度の状態なら手術をすれば助かる可能性は十分にあると答えてくれました。

「すぐ手術してください!」

まるで掴みかかるような勢いでゆりあは医師に五良の手術をお願いをしました。

夫の命にまだ希望があると判って少し落ち着きを取り戻した彼女は、

改めて五良の様態と夫を助けてくれた感謝の言葉を伝えるためにさっきの青年のもとへ向かったのです。

幸いなことに青年は、ちょうど最初にゆりあと会ったその場所でまだ座っていました。

ゆりあが青年に五良の様態を説明すると、

驚いたことにポロポロと大粒の涙を流し始めたのです。

今度は安心した涙でした。

しかし・・・

このあとすぐ、この美しき青年・箭内稟久(やないりく)28歳の正体が判明した時、

 

この物語全体を覆っていたアットホームな雰囲気が一気に消し飛んでしまいます!

 

彼が、本作の ”目玉” と言いましょうか、”台風の目” となるわけです。

ただ・・・

ココから先の詳しい内容はぜひ、本編現物でお楽しみください♪

 

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ゆりあ先生の赤い糸の感想

『たそがれたかこ』でファンになった入江先生の新作だったので、

今回もかなり期待ながら先行配信されてホヤホヤの電子コミックで読みました~♪

そしたらなんと・・・

「大当たりでした~♪」

何と言いましょうか、

とにかく物語の背景・キャラ設定・主人公の年齢層・そしてストーリー展開。

すべてがまるしー好みの一癖も二癖もある大人ストーリーな深い内容でした。

しかも・・・

始めは主人公ゆりあさんの子供時代のちょっとしょっぱいエピソードから、

一気に年代が50代までぶっ飛んで少し驚いていた展開に、

そこからまたラストはとんでもない状況で1巻が幕を閉じるのです。

「これぞ本物のプロ漫画家の仕事!」

もはや感動すら覚えるエッジのきいたストーリー展開に、

我ながらイイ作品をチョイスして読んだもんだと自分を大いに褒めたくなりました(笑)

ほんわかなムードのホームドラマだと思わせながら、後半で一気にエモーショナルで生臭い人間模様が描かれてゆく痺れるストーリー。

「メチャメチャ面白ではないですか!」

作品の作り方としてはまさにこれ以上ないほどのドキドキとハラハラで心が満たされました。

若い男女の惚れた貼れたラブストーリーでは絶対に出せない味と深み。

まさにこの『ゆりあ先生の赤い糸』は、大人がちゃんと楽しめるコミックです。

そして…なんだろう…?

「主人公とまるしが同じような世代だからだろうか?」

まりあさんの行動や、考えていることが妙に納得できるし気持ちもすごく理解できる。

「もし自分が、ゆりあさんの立場にたったとしたら、どんな気持ちになって、どんな行動をとるのだろうか…?」

読書中はそんなことを考えながら夢中になってページをめくっていましたね(汗)

あと・・・

「本作に登場してくるキャラクターがみんな味が効いててイイです♪」

主な登場人物は、一人づつちゃんと細かい部分まで人物設定ができてるんですよね~

特に夫・五良の妹・志生里(しおり)は、バツイチ独身48歳。

自称・グラフィックデザイナー なんて最高のうざキャラ設定です。

オマケに彼女が飼っているオウムのセバスチャン

これがまた最高で、時折りこのイタい妹がセバスチャンをゆりあに預けに来ることに爆笑してしまう(笑)

なんだかすごくリアルでいてコミカルなイヤさ加減がちょうどいい感じなのです。

さらに…

あまり今回のストーリーの解説では触れていませんでしたが、ゆりあの姉・のキャラクターもメチャメチャ良い味を出しています♪

「あの抜け目なさはキャラとして最高♪」

そしてもちろん姑・節子(せつこ)と、ゆりあさんの関係も、あの微妙な空気感がゾッとするほどリアルで生々しい。

親しげなんだけど、どこかよそよそしく、微妙にお互いが距離をとっている感じがヒリヒリする(汗)

だから…

「この作品は、40歳以上のオトナ女子にぜひ一度読んでみて欲しい作品ですね。」

ストーリーのリアルな日常と、非現実的な衝撃も相まって、そこそこの人生経験を重ねた大人でないとこの作品の良さが分からない気もしています。

とにかく、

「久しぶりに刺さるコミックと出会えた喜びに乾杯だ♪」

 

>>>『ゆりあ先生の赤い糸』2巻のネタバレはコチラ♪

 

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『ゆりあ先生の赤い糸』は、

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このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、

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