罪のない者だけが石を投げよ(漫画)ネタバレ|それでも二人は裁かれるのか?

「あなたはほんとうに、可愛らしい人ですね」

絶望に生きる二人が運命の出会いをした・・・


それでも二人は裁かれるのか?

著者:模勉みきひと

『罪のない者だけが石を投げよ』

人を殺めることがこれほどまで正義な行為だと思えたのは、

二人の心があまりにも破壊されてしまってたから・・・

 

【あらすじ】

虐待に苦しみ殺人を犯した過去を背負って生きる、宮本人芥。そんな人芥が図書館で出会った天海ほたるもまた、虐待に苦しんでいた。虐待されるほたるを救うため、人芥はまたしても人を殺めてしまう。虐待から逃れるために、生きるために犯した罪は、償わなければならないのか。穢れるしかなかった二人の逃避行が始まる――。


『罪のない者だけが石を投げよ』の見どころ

アクションコミックスで連載中の『罪のない者だけが石を投げよ』が、

単行本となって『まんが王国』先行配信されました~♪

著者の模勉みきひと さんはなんとこの作品がデビュー作なんです。

キャッチーなタイトルと、ショッキングなタイトル絵に惹かれて、

作品のキャッチコピーをほとんど読むことなく購入した漫画でしたが、

主人公をとりまく絶望的な環境と、救いのない悲しいドラマにさすがのサイト主・まるしーも息苦しくなるほどでした。

どうしてここまで陰惨な物語を描こうとしたのだろう?

テーマが殺〇や性的〇待の突っ込んだストーリーなので、

途中でこの作品のストーリーよりも、著者の生い立ちや育ってきた生活背景のほうが気になるほどすさまじい内容でした。

簡単に説明すると、

生きることが地獄のような二人が出会って、殺〇を犯し、逃避行するというサスペンスストーリーなんですが、

まぁ~この先どれほど販売本数が増えようとアニメ化や実写化は難しいだろうな~という道徳的にギリギリの内容で、

そういう意味では、コミックや活字でしか楽しめない価値がある作品なのかもしれません。

そして、そこがこの『罪のない者だけが石を投げよ』最大の見どころでもあるわけです。

聖書の中でイエスキリストが言った言葉を引用したタイトルにふさわしいストーリーなのかは分かりませんが、

今回の1巻では、最大の伏線がまだ回収されていません。

それはなにか?

この後のネタバレで確認してくださいね♪

内容が内容なので、かなり抽象的な表現でのネタバレ解説になりますが、

この記事を読んで興味を持たれた方はぜひ本編でその全貌をお楽しみください♪

 

まんが王国の先行配信

この罪のない者だけが石を投げよは今、

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『罪のない者だけが石を投げよ』のネタバレ

「僕」

主人公の宮田人芥(みやたじんかい)は、虐〇を受けて殺〇を犯した悲しい過去を持つ男です。

死んだように生きている。

それが殺〇犯として世間から距離を感じて生きる彼の日常でした。

ライン工場で働く彼に職場で話しかけてくるものはいない。

そんな孤独な日々を生きている彼の楽しみは、

毎日のように人芥が通っている図書館で見かける天使の存在だ。

彼はいつもその図書館で読書をしている小学生くらいの少女のことを”天使”と名付けて、

彼女を見かけたらその日の癒しにしていたのです。

決して話しかけることはなく…

しかし・・・

そんなある日、その天使から人芥に話しかけてきたのです。

この半年間、ずっと自分のことを見ていただろうと言って・・・

しかも・・・

ドギマギしている人芥をよそに「僕」と男の子言葉で話す天使は、

明日もう一度ゆっくり話したいと言ってその日は帰ってゆきました。

 

ほたる

「ほたる?」

翌日、同じ公園のベンチで再会した二人は自己紹介をしました。

天使は自分の名前はひらがなで”ほたる”だと名乗りました。

人芥も自分の名前を名乗った。

人芥はほたると会話をしてゆくうちに、何か他人には言えない事情を抱えているほたるの雰囲気を察知した。

そして・・・

ほたるは人芥にあるお願いごとをする。

「今晩…私のことを迎えに来てくれませんか?」

「それであなたの家に泊まらせてください。」

この時点でほたるを自分と同じ種類の人間だと感じていた人芥はあっさりと了承しました。

夜になり約束した時間に教えてもらっていたほたるの家の窓を覗き込んだ人芥。

すると・・・

彼は衝撃的な光景を目の当たりにし、同時に自分が過去に虐〇されていた映像がフラッシュバックして、

そのまま家に帰った人芥は嘔吐を繰り返し、震えながら眠れない夜を過ごしました。

その夜、ほたるは自分のすべてを人芥にさらけ出して助けを求めたのかもしれない。

翌日、一晩中眠れなくて目の下を真っ黒にした人芥が公園のベンチに座っていると、

何もなかったかのようにフラットなテンションで人芥の前に現れたほたる。

そこで、淡々とした口調でほたるは自分の絶望的な現状を人芥に語りました。

そして…今度は自分の家に来てほしいというほたるの誘いに、

何も言わずうなずく人芥。

そして・・・

翌日、ほたるの家に行った人芥は、人生で2回目の殺〇を犯すことになります・・・

 

それでも二人は裁かれるのか?

ほたるが亡きものにした母親の情夫を亡きものにした人芥は、

ほたると共に生きてゆくことを決意して、10年間勤めあげた職場を退職することに決めた。

じきに人芥が亡きものにした情夫の亡骸は警察に発見されるだろう。

人芥は今まで蓄えた貯金をすべて現金で引き出して逃避行の準備にとりかかった。

しかし・・・

この時、人芥の知らない所で二人にはすでに警察の包囲網が敷かれていたのです。

彼は理不尽で非人道的なほたるの境遇を破壊しただけなのに・・・

それでも二人は裁かれるのか?

絶望的な世界に生きる二人に果たして平穏な日常はやってくるのか・・・?

ラストページで人芥とほたるに最大のピンチが訪れます。

 

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『罪のない者だけが石を投げよ』の感想

かなり道徳的に突っ込んだ内容のお話だったので、すごくネタバレ内容に神経を使う作品でした。

現時点でまだ明かされていないのが、ほたる性別です。

著者としては暗にセリフの表現の中で読者にヒントを出してくれているの分かりましたが、

果たしてこれを言ってしまっていいモノか?

というかココまで言ったらもう想像がついてしまいますよね。

そうです。

恐らく、いや…まちがいなくほたるは”男の子”です。

彼は、母親にも母親の情夫にも性的〇待を受けていたというわけですね。

情夫との関係にあってはほぼ奴隷的な状況でした。

人間ってあまりにも辛い環境にいつづけると、ある時にそれが普通になってくると聞いたことがあるんだけど、

いまのほたるがまったくそんな状況で、ほたるが置かれている悲惨な環境と彼のテンションが会わないんです。

精神的におかしくなっていないことが不思議でしょうがない。

1巻を読んだ限りではまったく二人の幸せな未来は想像できないし、

同性同士なので二人が結ばれるというゴールもどこか違和感がある。

いったいこの二人の結末ってどういうことになるのだろうか?

それがすごく気になるし、どうしても最後まで見届けたいという理由にもなる。

新人漫画家・模勉みきひと 恐るべしというところですね♪

絵は上手だし、なぞかけのようなセリフ回しもそれはそれでこの物語の世界観にマッチしております。

次の2巻を買うかどうかを尋ねられたら間違いなく”買う”と答えるまるしーです♪

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