「このクラスには一人、人を喰う者がいる！」
とんでもない教室の張り紙から始まる学園サスペンスホラー！
エブリスタの人気作家ウェルザードと栗山廉士が、
コンビを組んで生まれた衝撃漫画
『喰猟教室』が
1巻前半の解説と感想です♪
ホラー系が得意なウェルザードさんならではの仕掛けが読者を
思わずグイっと
引き寄せてきますね～
『喰猟教室』は『しょくりょうきょうしつ』と読みます。
表紙の絵が凄い事になってますが
まさに中味もこんな感じですよ。
もうなんか色んな人気漫画のエッセンスがたくさん入ったような作品で、
見た事あるようで・・・
実は新しい！
と言った感じで、
ちょっと1巻だけではまだその面白さがはっきりとは分からない漫画です！
なので、とりあえず、
この作品の結末までは、
粛々と解説と感想を書いてゆこうと思っております。
ちなみに今回の『喰猟教室』の解説と感想はサイト主のけいぞうが担当します～♪
喰猟教室のあらすじは？
ある夜、主人公：浦谷 翔（うらや しょう）は、
人間の姿をした化け物が人を食べているところを目撃してしまう。
しかし・・・
運悪くその化け物に気づかれてしまい、
自分も食べられそうになるんですが、その瞬間に彼は気を失ってしまう。
その後、翔は何もなかったように自宅のベットで目を覚ますんです。
「えっ？夢・・・？」
と、昨夜の出来事が現実なのか夢なのか判断がつかない翔。
その日は半信半疑のまま学校へ向かいました。
その後、学校に到着し、教室へ入ってみると
黒板に
「このクラスには人を喰う化け物がいる」
という貼り紙があった・・・
当然誰かのイタズラだろう。
始めは誰もがそう思ったことだ・・・
しかし
実際は一人、また一人とクラスメイトが消えてゆく大惨事に発展してゆく・・・
シビレルれるような学園ホラーサスペンスが堂々の開幕を宣言した！
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喰猟教室のネタバレ
とにかく冒頭の、
化け物が人を喰うシーンが笑ってしまうほどコントチックなモノになってて衝撃というより、
どちらかと言うと笑劇の始まりだった・・・
読者としては怖いというより笑っちゃうくらいの始まり・・・♪
だからと言って面白くないわけではございませんよ。
何のために人を食べてるのか？
人間以外も食べるのか？
まだ1巻ではまったくこの化け物の情報らしい情報は分からないんですが、
意外にも翔の敵とかじゃないような気がするんです。
オープニングで、『人間』お召し上がり場面に出くわした翔は、
その光景に腰を抜かしてしまって、
カッコ悪く這いつくばってるところに人喰いの化け物が登場！
翔も捕食されてしまうのかと思いきや、
なんと場面はその翌日の朝へ・・・
自室のベットで目を覚ました翔は、
昨夜、何が起こったのかはハッキリと覚えているのに
自分は傷一つなくベットの上で朝を迎えた・・・
｛なぜ・・・？｝
それなら・・・
｛一体、昨日の光景は何だったんだろう・・・？｝
翔を起こしに来た姉は、
道端で倒れていた翔を幼馴染の陽子が彼を担（かつ）いで家まで運んできたと言った。
かなり怪力な女子・・
でも・・・
そんなこと、自分では、まったく記憶にない翔・・・
その後、
半信半疑な気持ちで学校へ向かった翔は、
教室の黒板に貼ってあるとんでもない張り紙を見つけて、
改めて、昨日の、
あの光景に思いをはせる・・・
人を喰う者がいる
黒板に貼りだされた紙には、
「このクラスに一人、人を喰う者がいる！」
という言葉が書いてあったのだ・・・
もし、昨日見たあの化け物の事を指しているのだとしたら
自分の他にもあいつを見た者がいるということ・・・
その時・・・
翔はすごく大切なことを思い出す！
｛そういえばあの化け物は昨日、この学校の制服を着ていたような・・・｝
必死で、昨日のショッキングな場面を思い出す翔。
そうだ・・・！
やっぱり、食べてる方も食べたれてる方もこの学校の生徒だったはず！
しっかりと思いだした翔でしたが、
そうなると、
このクラスの誰かが化け物の一人ということに・・・？
まさか・・・！
ここでクラスメイト38名の顔写真と名前がずらり・・・
この中に化け物が・・・？
そこへ、昨日、倒れている翔を運んでくれた陽子が登校してきた。
「おはよう～♪」
さっそ翔は陽子に昨日の事を聞いたが、
化け物の事は全く知らない様子だった。
ただ・・・
陽子から詳しい話を聞く前に、
担任の先生が教室に現れたので、とりあえず席に着来始める生徒たち。
一人目の犠牲者
いつものように気だるい感じで、
先生が出席番号順に点呼をとっていく作業が続く。
そんな中・・・
玉置 恵理（たまき えり）という生徒のところで返事が途切れる…
「おい！玉置！いないのか？」
先生が大きな声で叫ぶと、
みんなの注目が玉置の席に集まり、たまきがちゃんと席に座っている事が分かる。
「なんだ、いるじゃないか！」
何も言わず下を向いたままの玉置に対して先生は、
「小さな声で良いから返事くらいしなさい！」
と、彼女に声をかけて、
黒い学級日誌で軽く頭をポンとはじくと、
次の瞬間、
ぐらんぁんと
玉置の生首が床に転がったのです。
なんと・・・
目玉をひん向いたまま絶命した玉置の首と胴が、すでに引き離されていたわけです。
これではさすがに返事なんてできない。
この瞬間、
あまりにも惨たらしい光景を目の当たりにしたクラスメイトたちは、
声にならない叫び声をあげて、
一斉に教室から走り去ってゆきました・・・
始まりはこれから…
事態を知った学校側はすぐに警察へ通報し、
何台ものパトカーがやってくる大事件となっていきました。
この後、
玉置のクラスメイト達は一人づつ警察の事情聴取を受ける予定だったのですが、
ある事がきっかけで、
まったくそれ所ではなくなってしまうのです。
そう・・・
この事件は終わったのではなく始まったばかりだという事！
昨日、翔が見た光景と今回の事件に関係があるかなんて分からないけれど、
確実に、翔の回りで、異常な事態が発生しているのは確かなこと。
この日から、
恐怖で硬直した翔の顔ばかり見る事になる・・・
さし当たって、次に翔が見た惨たらしい光景は、
これから起こってゆく惨劇を予想するのに十分な光景だったのです・・・
目的が分からないサイコ殺人鬼のとてつもなく恐ろしいゲームが今始まった・・・
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『喰猟教室』の感想
なんか凄い内容のサイコサスペンスを
『まんが王国』が先行配信させてしまいましたね～
このパターンの漫画はやっぱり売れそうです。
サイト主の けいぞうが読んでみた感想としては、
なんか、『食糧人類』と『生贄投票』を足して、
新たな調味料をかけ加えたみたいな作品でした～
まだ、1巻までしか配信されてないと言うことと、
今のところ1巻はほとんど伏線ばっかりなので、オチを見てみないとなんとも言えませんが、
とにかく続きが気になるって点は、先に紹介した2作品と同じですね！
仕込んだ伏線の張り方やエピソードの見せ方は上手いと思います♪
一番最初に人を飲み込むシーンもこれから起こる展開の伏線として凄く作用してるし、
1巻後半からの意外な展開も面白いし、「あの子」との関係もちょっとドキドキします♪
後は、どうしてあのクラスの人間がターゲットなのか？
という理由づけがどれだけ納得できるかにかかってくるかな～
高校生モノが流行ってるからという理由で、学園ホラーパニックにしただけなら、
なかなかその面白さは続いていかないと思うし…
けいぞうとしては今後、何かの
2番煎じとしてフェイドアウトしない事を祈りたい。
ただ・・・
一つ気になるのが、
主人公の翔（しょう）君の事・・・
ホンっとにホラーとかサイコ系の主人公って毒にも薬にもならない性格の男子が多い。
今回の翔も彼自身にはあんまり魅力がないキャラクターなので、
幼馴染の陽子や千奈美・小野さんなんかの女性陣がどれだけ魅力あるキャラに成長できるかが、
もう一つ、物語が面白くなってゆく為のカギになるかもしれません。
とりあえず、1巻の迫力と衝撃はすごく読者を引きつける魅力があったので、
これからもかなり期待していいのは確かなんです。
なので、けいぞうは、結末まで追いかけるつもりで解説と感想を書いてくつもりですよ～♪
無料試し読み
今、紹介した
『喰猟教室』は、
『まんが王国』で先行配信中のコミックです～♪
このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、
サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい！
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、
こういうサイトは押さえておいたほうがイイですよ～♪
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『喰猟教室』の記事一覧
