世界に誇る安全な法治国家・日本でも凶悪犯罪は続発している!
特に2000年以降の日本では、日頃からストレスを抱えた日本人がキレまくっている
家族にキレ、友人にキレ、
職場の同僚にキレ・・・
その結果…
エスカレートした行動の先に凶悪な殺人事件が待っているのだ!
あの凶悪事件の中身とは?
『殺人犯の断末魔~あの凶悪事件の裏側~』
血なまぐさいニオイが絵の中から漂ってくる臨場感。
そして・・・
現実に起こった凶悪犯罪の生々しいストーリー。
忘れていたあの事件や、知らなかった殺人犯たちの狂気に思わず鳥肌が・・・
殺人犯の断末魔の見どころ
人気作品『パンドラ美容外科』の著者、岩田和久 先生の最新読み切り作品です~♪
サイト主の まるしーは、なぜかこの先生が描く絵のタッチがお気に入りなのです。
なんか人間くさ~い感じのヒューマニックな絵柄が、たまにスゴく見たくなる。
だから、上で紹介した『パンドラ美容外科』も楽しみに愛読中なんです♪
さて・・・
今回、岩田先生が描き下ろした作品は、ズバリ『凶悪犯罪』のコミカライズです!
解決した事件から、未解決の事件まで、過去この国で起こった凶悪な殺人事件をモデルに、
ほぼ、実録の形で漫画にしてる感じですね。
なので・・・
凄くリアルだし、えづきそうに生々しい描写があり、死体の描写が苦手な人には正直オススメできません。
見どころは、圧倒的にリアル描写された絵と、正確な事件情報です。
この一冊を読むと、昨今この日本で起こった凶悪な殺人事件のあらましが判ります。
「そんなもん知りたくないわ!」
という人は、どうぞこのまま他のコミック記事に飛んでください。
ハッキリ言ってこの作品は読者を選ぶと思います。
作家が頭の中で考えたフィクションの物語もいいかも知れませんが、
やっぱり、実際に起きた事件の物語は、いろんな意味で心への衝撃度がちがいます。
「こんな事が現実に起こったなんて…?」
このセリフを心の中で まるしーは何度つぶやいたことか・・・
非現実のスプラッターホラーや、スリル満点のサスペンス漫画もモチロン面白いですが、
実話には本物にしかない濃い~味わいみたいなものが含まれているんです。
『殺人犯の断末魔』を読み終えたあとに感じるなんとも言えない後味の悪さ・・・
この感覚こそがこの作品がホンモノである証(あかし)なんでしょうね~
まんが王国の先行配信
この『殺人犯の断末魔』は、
現在『まんが王国』だけで先行配信されいてる作品なんです♪
なので・・・
興味のある方は、こちらでまず立ち読みしてください~♪
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殺人犯の断末魔のネタバレ
作品内容は?
『殺人犯の断末魔』は、5つの短い凶悪殺人事件の解説作品みたいなお話と、
1話30ページほどで描かれた凶悪犯罪事件のストーリーが5作品収録されています。
すべての作品が実際に起こった事件をベースにコミカライズされています。
最初の短編ストーリーは、
- 渋谷区短大生切断遺体事件
- 新宿・渋谷エリートバラバラ殺人事件
- 会津若松母親殺害事件
- 京田辺警察官殺害事件
- 市川市福栄における英国人女性殺人・死体遺棄事件
この5作品は、事件の概略を簡単にまとめた構成になっています。
なので、過剰なネタバレは割愛させていただきます。
大体1話5~6ページくらいで終わってますから
次に、もう少し犯人の動機や事件の裏側に迫った凶悪犯罪の物語が5作品収録されています。
そのタイトルが、
- 神戸風俗王惨殺事件
- 東電OL殺人事件
- 神様と呼ばれた死刑囚
- 猶予の日々
- 塩原・ホテル日本閣殺人事件
という1話30ページ前後の読み切り作品集です。
有名な事件から、あまり知られていなかった凶悪事件まで、
実録モノにしか出せない迫力とリアリティな展開に、考えさせられたり、呆れ返ったり・・・
正直いって犯人に共感できる部分なんて微塵もありませんが、
凶悪犯罪者たちの、人とは違った人生観や、普通では考えられない行動はスゴく興味深いです。
総合すると…
面白かった♪
それでは・・・
『殺人犯の断末魔』に収録された5つの読み切り作品の
簡単なあらすじと感想を紹介してゆきますね~
1話目:神戸風俗王惨殺事件
現在のパワハラ スポーツ協会も真っ青な、暴力オーナーへの反逆殺人事件です。
神戸を中心に様々な風俗店を経営する『神戸の風俗王』と呼ばれる有名な男が
この事件の被害者です。
彼を惨殺したのは、オーナーの側近として働いていた男と、オーナーの秘書兼愛人の女である。
では・・・
なぜ、彼らはオーナーを殺さなければいけないほど追い詰められてしまったのか?
その原因は、風俗王の傲慢な経営方針と暴力にあった。
この会社の人間関係はまさに支配者と奴隷の関係でした。
今、世間で連日話題になっているパワハラ問題が可愛く思えるほどの圧倒的暴力と恐怖。
その中で社員たちはいつ自分に暴力が降り掛かってくるのかとビクビクしながら働いていたのです。
物語は、主人公でヒロインの秘書・福岡 幸子(ふくおか さちこ)22歳の視点から描かれてゆきます。
ジャイアンを地でゆく風俗王の横暴ぶりは、殺されても仕方がないと思えるようなキャラクターでした・・・
【感想】
パワハラの次元がちがう暴力なので、まったく別世界の話です。
幸子も一体どんな理由があってずっと風俗業界にいたのか?
4年制の大学を出て、英語やスペイン語も堪能な彼女が、普通の就職先に入れない訳がない。
ホストと同棲してたり、援交してたり・・・
なんか『風俗王』の殺人事件より、幸子の生い立ちが気になった殺人事件だった・・・
東電OL殺人事件
この事件はメチャクチャ有名な事件です。
1997年 エリートキャリアウーマンの女性が、汚い木造アパートの一室で殺されていた事件。
事件当時は殺された女性の経歴とその行動とのミスマッチが話題となり、
連日ワイドショーが特集を組む有名な殺人事件となりました。
一流企業に務めるキャリアウーマンが、
何人もの男に体を売って売春を重ねた末に、
最後は客の外国人に首を絞め殺されたのです。
この事件の詳細は、この物語よりも、
このサイトでも紹介した坂辺 周一さん著書の『ウラノルマ』というコミックを読んだほうがより深く知りことができると思います。
【感想】
1997年に起こった20年くらい前の事件ですが、
この事件に関してはいろんな書籍が発売されているんだけど、
結局のところ、被害者の女性がどんな理由で売春をしていたのか?
彼女に何があったのか?
それは…
解明されていません。
彼女にしか判らない。
だから余計にドラマチックでミステリアスな事件となってのです。
ドラマや映画にもなったこの事件は、知らなかった人にはぜひ一度ググって欲しい事件です。
神様と呼ばれた死刑囚
死刑判決が言い渡されたにもかかわらず、犯人は死刑を執行されることなく、
なんと…39年間もの獄中生活の末に病死した犯人の奇妙な物語で、
その事件は俗に『帝銀事件』と呼ばれている。
帝銀事件は1948年に起きた。
ある日の午後、帝国銀行・椎名町支店に東京都職員を名乗る男が現れて、
「近くで集団赤痢が発生したので全員に予防薬を飲んでもらいます。」
と…応対した銀行職員に告げてきた。
すると、その場にいた16人の行員全員が男が持ってきた薬液を疑うことなく飲み干してし、
あっという間に、12人が死亡し、残った4人も重傷を負いました。
薬液の正体は青酸カリでした。
その後、東京都職員を名乗った男は、現金と小切手およそ18万円分を奪って逃走した。
見事なまでに鮮やかな銀行強盗である。
当初、この事件の犯人は毒物に詳しい人間で、旧日本軍の特殊部隊関係者ではないかと疑われたが、
事件から7か月後、『帝銀事件』の犯人として逮捕されたのは、
すでに世間で名の知れた西洋画家・平沢 貞道(ひらさわ ただみち)という意外な人物だった・・・
【感想】
1948年という戦後の混乱期に発生した大量毒殺事件ですが、
犯人が当時すでに実力派の画家として地位も名誉もあった画家なので、
すごくショッキングでドラマチックな事件でした。
もし、その時代にテレビのワイドショーが放送されていれば連日各局が特集を組んだことでしょう。
犯人とされた画家には、コルサコフ症候群(狂犬病予防接種の副作用)という病にかかっていた事実があり、
平沢の自白以外に物的証拠もなく、ほとんどが状況証拠で導かれた死刑判決でした。
なので、歴代の法務大臣がだれも死刑執行を命じないまま平沢は病気で獄中死したのです。
誰もが『冤罪』かもしれないと思ってたんでしょうね。
平沢は、まだ捜査能力が未熟だった時代の犠牲者なのかもしれませんね。
この事件についてもいろんな小説や映画が作られています。
猶予の日々
『マブチモーター社長宅殺人放火事件】の犯人・小田島 鐵男(おだじま てつお)の獄中生活を描いた物語です。
人生のほぼ大半を刑務所で過ごした男が何度も犯罪を犯した末に、最後の事件でついに死刑判決を言い渡された。
死刑囚・小田島の生い立ちから、死刑判決を受ける最後の事件までが描かれ、
凶悪な犯罪者がどうやって生まれ、どういう人生を送ってきたのか?
その経緯が詳しく描かれています。
【感想】
なんだろう…?
この物語の主人公・小田島は、死刑判決を受けるほど凶悪な殺人犯なのに、
若い頃から何度も刑務所を出たり入ったりしてる犯罪者なのに、
見ただけでそれと分かる犯罪者臭がまったくない
まるで、実直な公務員みたいな性格に思えるのは、著者の描き方のせいだろうか・・・?
内容は、犯罪者の一代記を簡単に凝縮したようなもので、
この小田島という人物にも何冊かの関連書籍が発行されているので、
興味がある人は読んでみたらいいと思う。
まるしー 的にはそんなに魅かれなかった事件と犯人だった・・・
塩原・ホテル日本閣殺人事件
戦後初めて死刑を執行された女性死刑囚・小林カウの物語です。
金銭目的で次々と付き合った男たちを毒殺する恐ろしい女の半生が描かれています。
このお話も1960年から、その翌年に至るまでに起こった殺人事件なので、
かなり昔のお話ですね。
この時代の犯罪や、犯罪者にはどうしても事件の根底に、時代の『貧困』というキーワードが切り離せない
なのでどうしても現代の凶悪犯罪者のように嫌悪感を抱きにくく、同情してしまう傾向が強い!
この物語の主人公・小林カウも、貧しい農村に生まれて、大体14歳くらいで女中奉公に出ています。
その日を生きることが目的のような人生で、彼女は男をたぶらかしながら生きてゆく人生を選択した。
その半生が描かれています・・・
【感想】
本作の主人公・小林カウは、今の時代でも時々登場してくる、凶悪な女性犯罪者のはしりみたいな女性です
だから・・・
これといってビックリするような行動や犯罪パターンはありません。
ただ・・・
この小林カウのことを調べてみて驚いたのが、
彼女の半生を描いた映画『天国の駅 HEAVEN STATION』という作品が存在し、
なんと・・・
主人公・小林カウを演じているのが、日本を代表する有名女優・吉永小百合さんだったことです。
しかも・・・
この役は、吉永さんの長い女優人生の中で唯一の『汚れ役』だったみたいなのです。
そのことを知って・・・
「スゴイ!小林カウ…!」
あの天下の大女優・吉永小百合に、
清潔で清く正しい彼女に、凶悪犯罪者の汚れ役をさせてしまうとは・・・
思わず映画をレンタルした まるしーでした♪
以上、世間の人々を震撼させた凶悪殺人事件の数々を紹介しました~
ほとんど全部の話が後味の悪い結末ですが、そこにまたリアルを感じます♪
読みたいか、読みたくないかはあなた次第です~
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殺人犯の断末魔の感想
この手の実録モノコミックを読むと、ネット検索する時間がスゴく増える。
実際にあった事件について描かれているから、ちょっと検索するとたくさん色んな情報が出てくるんです。
「へぇ~実際はこんな顔なんだ~」
とか・・・
「ここがちょっとコミックとは違うな~」
とか…コミックではカバーしきれなかった事件の情報を頭に入れてもう一度読んでみると、
最初に読んだ時とはまた違った部分が見えてきたりするんです。
『殺人犯の断末魔』2話に収録された『東電OL殺人事件』はまさにそんな作品で、
坂辺さんの『ウラノルマ』を読んでから、事件の事について書かれたエッセイや小説をたくさん読みました。
結局、被害者女性がミステリアスな生活をしていたので、本当の真実が判らない。
だから様々な憶測をもとにドラマチックな物語として描かれてしまうんです。
作品によって、被害者女性の人間性や魅力がまったく変わってしまうのがこの事件の特徴です。
だから余計にもっとこの事件に関する情報を探したくなるんです。
正直言うと、今回この『殺人犯の断末魔』を買ったのも、『東電OL殺人事件』が収録されていたからで、
また違った被害者女性の人間像が見れて楽しかった。
その他の事件にはそこまで印象的な事件や犯罪者はいなかったかな~
『神戸風俗王惨殺事件』の主人公・幸子の人となりはちょっと気になるけど・・・
あと・・・
短編ストーリーに登場した市橋達也の事件。
この漫画を描いてた時はまだ捕まってなかったんですね。
市橋は確か2009年には逮捕されたはずなのに・・・
ちょっとニヤっとしてしまった…
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