十代の若い少女たちが未来の希望も見えずにさまよっている姿は心が痛む
大人たちが悪い!
男どもが悪い!
だって…未成年の子どもたちをちゃんと導くのは大人の仕事なのだから・・・
思わずそう叫んでしまいたくなる切ないオムニバス集だ!
「若い体を無駄に消費しないで!」
原作:天川智也
漫画:A・山崎
『漂流する10代の少女たち~親と同い年の男たちに愛されて~』
10代の少女が援交する姿をセキララに描いた問題作です!
そして、この物語に登場してくる大人の男性たちはとても醜い
すごくリアルな援交現場の生々しい描写がひたすら続き、
全部で8人の少女たちが大人男性のオモチャとして消費されます。
その光景は、読んでいてスゴく痛々しかった・・・!
『漂流する10代の少女たち』の見どころ
『漂流する10代の少女たち』に描かれている時代背景は、少し以前の日本ではないだろうか?
少女たちが持っている携帯電話がすべてガラ系の携帯だったのです。
だれもスマホを持っていない!
なのでSNSも使ってない。
だからいろんなシーンで時代の古さが目立ちます。
任天堂のゲーム・DSのダブルスクリーンが発売される的な会話が本作中で交わされていたので、
おそらく2004年以降に掲載されていた作品が、電子書籍として発売されたパターンのモノでしょうね。
ただ・・・
時代は古くても内容は今でもセンセーショナルで衝撃的です。
何故かと言うとほとんど物語に大げさな脚色がないから!
この漫画の見どころは、実際に援交してる少女からしっかりと取材したと思われるリアルな内容です。
とてもフィクションとは思えないその生々しい援交現場は、
娘を持つ母親世代が読むと目を背けたくなるような切ない内容となっています。
しかも・・・
その10代の少女たちを金で買っているのが、その少女たちの父親世代の男たちだ
なんと情けない!
なんと非道徳な!
この作品では、理性に負けたオス本来の性的本能をむき出しにした男たちの姿を見た。
少女たちの悲惨な運命も心を痛めるが、悩み苦しんでいる少女たちを金で買って、体を弄んでる中年オヤジたちに吐き気がする。
病んでるな~日本の男は・・・
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漂流する10代の少女たちのネタバレ
この漫画は8つのお話から構成されるオムニバス作品で、
1話ごとに主人公の少女が変わってゆきます。
なので、1話から最終話まで順番に簡単なあらすじとネタバレを紹介してゆきますね~
当然、重要な部分のネタバレはしていませんので、ガッチリと内容を知りたい方は、
本編現物を読んでくださいね~♪
1話:排水口
主人公は女子高生の美和(みわ)
彼女は、サラリーマンの父と、専業主婦の母に育てられたごく普通の家庭の少女だ。
ある日、学校の友達が駅でもらった広告用のポケットティッシュ。
広告には『テレクラ』の電話番号が載っている。
好奇心旺盛な思春期の少女たちが3~4人集まると無敵の軍団となる。
最初はおふざけで店に電話をかけてみる。
そのうち単独で援助交際へと発展してゆく流れです
物語のラストで自分のことを『排水口』みたいだと表現する主人公の美和。
すごくちゃんと自分のことが見えているのに・・・
2話:初出産
酒に酔うと娘に虐待を働く父親を持っている絵里(えり)。
その夜も酔った父親から虐待を受けて、咄嗟に家を出た彼女は、
携帯を使い、出会い系ツールでトラックの運転手と出会った。
その後、その中年ドライバーとロストバージン。
そこから彼女の人生はドラマチックに悲惨な人生へと変わってゆく。
妊娠発覚→そして家出。
なぜか女子なのにホストクラブにスカウトされ・・・
最後は出産。
そして、何とも言えない後味の悪い結末が待っていた。
結局…最悪の家庭環境は、少女の人生を最悪のモノにしてしまった・・・
3話:ヤドカリ
思春期特有の反抗期にさしかかっている主人公の女子高生・葵(あおい)。
特に厳しいとは思わない一般家庭だが、母親から勉強しろとうるさく言われるので彼女は家出した。
その後、援助交際の末に男の家を転々とするようになり・・・
葵は、自分の父親と同じくらいの中年オヤジの家にヤドカリのごとく居場所を変え続け、
その生活を辞められずに続けていたが・・・
4話:ノラネコ
母子家庭で生活保護を受けながら暮らしている家庭の少女・ミナコ。
家が貧しいという理由から小学校ではイジメを受けていた。
その後、女子高生となった彼女は、お金欲しさに援助交際を始める。
彼女の母親は、若い頃に覚えたシンナーと、酒の飲みすぎがたたってこの頃にはほぼ廃人状態だった。
なので、
2人の小さな兄弟がいるミナコの家庭は、実質そのころ彼女が体を売った金で生活していた。
実際、その当時、母親より、友人より、学校の先生より、
援交相手のオヤジたちが頼りになったし、ミナコに優しくしてくれた。
そして・・・
今も母親はまったく当てにならない状態だ。
ミナコは今日もノラネコのごとく街をうろつき、援助交際の相手を探している・・・
と・・・そんな救いのない内容の物語です。
5話:貢ぎ物
ミュージシャン志望の男性に惚れてその男に貢ぎ続けている少女のお話。
女子高生の麻希(まき)は、親に隠れて援助交際をしていた。
結果…二度の中絶手術。
その後に知り合ったミュージシャンのケンジとは同棲までする仲となり、
売れないミュージシャンの彼を支えるために麻希は体を売って彼び貢ぎ続けるが・・・
6話:仮面
多重人格の仮面を持つ少女の凄まじい人生を描いたお話。
女子高生の裕美(ひろみ)には全部で6人の人格が住み着いている。
医療用語では彼女の症状を『解離性同一性障害』という。
要するに『多重人格』を持ってしまった障害の一つだ
その珍しい障害に侵された彼女は、それ以降ことあるごとに自分の中に住む別の人格たちに日常生活を邪魔されてゆくことに・・・
7話:天使
少し知能遅れの傾向がある少女・ユウコが、母親から『天使』だと言われて優しく育てられるも、
ひょんなことがきっかけで援助交際にハマってゆく物語。
人よりも少し能力が低いユウコは、どうして援助交際が悪いことなのか理解できない
そして・・・
彼女の周りにいる大人たちも彼女にそれを理解させることができない
「それはやっちゃいけないことなんだよ!」
施設職員の空っぽで心のない指導が、よりユウコに援助交際を夢中にさせてしまう・・・
最終話:未成年風俗のオンナ
ラストは、どうしても男に貢いでしまう少女の悲しい物語で終了です。
女子高生の早紀(さき)は、友人たちと街を歩いていた時に、
カメラマンだという男にナンパされる。
そして、この出会いをきっかけにして早紀は、未成年風俗のオンナとして人生を転げ落ちてゆくことに・・・
甘えてくるクズ男たちの要求に答え続ける先にどんな未来が待っているのか・・・?
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漂流する10代の少女たちの感想
とにかく後味の悪さがハンパない物語が8作品揃ってる
8人の少女が全員不幸で、全員キモい男どものオモチャになっているんです。
なんだかやるせない気持ちになり、読んでいて何度も気分が悪くなりました。
でも・・・
これがこの時代のリアルな女子高生の姿なのかもしれない。
そう思わせてくれる骨太なヒューマン作品でした♪
決して読んでて愉快な内容ではないけれど、何も知らない無知な少女たちが、
どうやって援助交際というモノに出会いハマってゆくのか・・・?
その始まりから人生の転落までを、すごくリアルに描いている作品で、8作品のどこにもウソっぽい展開や流れはありませんでした。
なので・・・
この作品に登場したお話は全て実話ですと言われてもまったく驚かない
むしろ実話じゃないんですか?
と…原作者に問いただしたくなるくらいの生々しい臨場感とストーリー展開の内容でした。
無知で幼気(いたいけ)な少女たちを、なんの教養も感じさせないバカな言葉で誘い、
少女たちに一生取り返しのつかない性体験をさせるキモイ中年オヤジたち
自分の娘と同じくらいの年の少女を金で買って性欲を満たすモラルが低い男性たち。
それはたぶん、教師になろうが、父親になろうが、孫ができようが関係ないのだろう
オスという生まれ持った本能がどうしてもそうさせてしまうのか?
でも・・・
せっかく人間に生まれたんだからもっと理性を存分に発揮してほしい
ただ・・・
その一方で、世の少女たちには何度でも言う!
「若い体を無駄に消費しないで!」
バカな男どもに対して簡単にいい思いをさせるな
と・・・。
サイト主のまるしーにとっては、男たちの愚かさを再確認したかなり社会派な作品でした~♪
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