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裏アカ破滅記念日【6巻ネタバレと感想】教師と生徒の歪んだ関係!

今度の”裏アカ” は教師と生徒が主人公だ。

壊れた女教師が男子生徒を想ってとんでもない行動を・・・

そして・・・

ピュアな恋愛から始まった女子高生と男子教師の恋。

やがて最後には”裏アカ”のニセ情報が仇(あだ)となって・・・

裏アカ破滅記念日

6巻の解説と感想です♪

SNSの ”裏アカウント” が、教師と生徒の歪(いびつ)な関係を浮き彫りにする。

女子教師も

男子教師も

結局のところ、生徒は恋愛対象という危ない現実

”裏アカ”がもたらす乱れた禁断の関係性がエグイ!

裏アカ破滅記念日 6巻の見どころ

SNSの存在は、生徒間のやり取りだけでなく、当然のことながら教師生徒の間にも暗い影を落としてしまう。

『裏アカ破滅記念日』の内容は、

ある高校で、

イケメン生徒に恋をした女教師の破滅と、

大好きな男性教師と付き合うことになった女子高生

無残な結末が描かれています。

6巻の見どころとしては、壊れた女教師の異常すぎるDQNな行動と、

ニセ情報に振り回されるSNSの恐ろしい現実ですね。

女教師の物語はほぼオカルトに近い笑える内容なんですが、

2本目の女子高生・(あかね)の物語は、ツイッターの”裏アカウント”の悪い影響がもろに出てしまったケースですね。

こういうことが、震災のときに起きると、多くの人がパニックに陥ったり、混乱を巻きこまれたりしてしまうんですよね。

SNSがもたらす悪い部分の一つだ。

今回も42ページで2作の破滅人生が収録されたコスパ最高の1冊になっております。

何度も言ってきましたがこのボリュームで 108円(税込み)という価格はホント助かる。

女教師が破滅しようが、女子高生が転落人生を歩もうが、

サイト主・まるしーは、たった108円で、充実した空き時間を過ごすことができたんですから~♪


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裏アカ破滅記念日【6巻ネタバレと感想】教師と生徒の歪んだ関係!

1話:ゆり子の場合

この作品はヤバいです!

主人公の相川 ゆり子は、30歳の英語教師です。

独身で彼氏なし。

ただ…年齢のわりには可愛くてそれなりにモテそうなんですが、

中身にちょっと問題があった…

たぶん学校の舞台は高校の男子校ということになってると思うんですが、

思春期真っ盛りの男子生徒たちは、ゆり子に対してセクハラ的発言を繰り返してるんです。

「相川先生もラブホテル行くの?」

手を挙げて堂々と質問してくる悪ガキ生徒・土田

すると…

そんなふざけた質問に対してゆり子は普通のテンションで答える。

「行ったことないです」

すると生徒たちは・・・

「えーそれって処女ってこと?」

「30歳で!?」

「マジかよー…」

と、またツッコミが入るが、

「うん♪そうだよ」

と、少し頬を赤らめて答えるゆり子がいる。

そう・・・

どちらかというとゆり子は、生徒たちのこんな質問やからかいに喜びを感じていたのだ。

彼女が作っているツイッターの裏アカウントには、こんなつぶやきがある。

{男の子って好きな女の子のこと イジメちゃうんでしょ?}

そう・・・

ゆり子の中では、

自分のことが好きなゆえに発せられた、からかいセクハラの言葉だと思っていたのだ。

しかも・・・

自分が受け持つクラスの男子生徒・土田に恋愛の感情を抱いているゆり子・・・

彼は特にゆり子をからかってくる生徒の一人だ。

{きっと彼は私のことだ好きなんだ♪}

この歪んだ感情が後にゆり子を破滅の道へと導いてゆくのだ。

それは、あるテストの答案に土田が書いた悪ふざけの文章だった、

「ラブホ俺と行く? 先生がFカップ以上ならだけど(笑い)」

土田の解答用紙の余白に書かれた落書きを見つけたゆり子。

彼女はこのテスト中に彼が書いた落書きに対して

「”YES” みんなにはナイショ」

と、その答案用紙に返事を書いて、おまけにハートマークまで入れた。

翌日、その答案用紙を返された土田は、ゆり子のヤバい対応にゾッとしてしまう。

彼はただ、ゆり子をからかったつもりだったのだ・・・・

 

最後に驚きの結末が

ゆり子と男子生徒・土田の禁断愛は一ミリも発展しません。

あの答案用紙の一件から、土田はゆり子をあからさまに避けるようになります。

恐らくゆり子は土田になんかアブナイ女だと思われてしまったのでしょう!

しかし・・・

逆にゆり子の方は、土田に対する感情を抑えきれなくなってくる。

そして・・・

土田から自分が愛されている妄想に憑(と)りつかれたゆり子は、

土田が使っている”裏アカウント” のツイッターに、あるメッセージを送りました。

その内容とは、プレゼントがあるから放課後に教室へ来てくださいというメッセージだった。

ゆり子が土田に贈るプレゼントとは一体なんなのか?

そして…

この後、ゆり子に訪れるとんでもない悲劇とは・・・?

物語はクライマックスへと加速してゆく・・・

2話:茜の場合

この物語の主人子は、男性教師に想いを寄せる女子高生・長沢 茜(ながさわ あかね)というピュアな少女です。

思春期の頃なら学校の先生に恋心を抱く女子生徒の存在は少なくありません。

そして・・・

その恋が実って先生と付き合うことも、決して多くはありませんがよくあることです。

本作の主人公・(あかね)は、その決して多くわないケースの一人でした。

そう・・・

自分の ”裏アカウント” に寄せられてくるフォロアーたちのアドバイスが大きな後押しとなって、

先生に告白した茜は、見事にその恋を実らせたのです♪

誰にもナイショのことですが、念願かなって晴れて恋人同士となった茜とその男性教師。

ただ・・・

あくまでも大人の振る舞いを崩さない先生は、なかなか茜に手を出してこない。

じれる思いをまたまた裏アカウントにツイートすると、

「こうやれば男は落ちる!」

というフォロアーたちのアドバイスが寄せられてくる♪

後日、茜がそのアドバイス通りに振舞ってみると、

ついに先生の理性が崩壊した!

欲望を抑えることができず、茜にキスをしてきたのです!

まずは、一つの難関をクリアした茜だったが、どうしても先生はその先の行為にまでは進んでくれない。

{もっと先生に愛されたい}

日ごとに募ってくる先生と体を重ねたいという欲求。

茜は再び先生とのじれんまを裏アカウントにツイートする。

すると・・・

いろんな意見が飛び交う中、その中にとんでもないつぶやきが1件寄せられてきたのだ。

そのつぶやきとは、

「あの先生 Hの時 首絞められるの好きだよね~~W」

という、その人間が先生とセックスしていなければ知りえない情報だった。

衝撃を受ける茜。

{なによこのJK…}

{先生のこと知ってるの…}

{先生…この子とはHしたの…!?}

トツゼン茜の裏アカウントに寄せられたツイートに心をかき乱され、

やがてそれは先生への不信感へと繋がってゆく・・・

そして・・・

この後、先生と茜には取り返しのつかない残酷な結末が待っていたのです・・・

詳しくは本編現物でお確かめくださいね~

 

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6巻の感想

サイト主のまるしーは女子高出身なので、先生と生徒の恋愛なんて飽きるほど見てきました。

今の時代はどうか知りませんが、まるしーが高校生だった頃は、20代の男性教員はもれなく女子生徒と付き合っていました。

そして、この状況になんの違和感も持っていなかったし、それが普通だと思って学校生活を送っていました。

ちょっとおかしかったのかな~?

と思い始めたのは、社会人になって数十年が経った頃です。

社会のモラルもかなり変わりましたし、”セクハラ”という言葉も一般に定着し始めてきた頃です。

なので・・・

今と違ってメチャメチャゆるかったです。

先生と生徒の関係が・・・!

だって、普通に登下校してましたよ、付き合ってる先生と生徒が・・・堂々と・・・

でもまぁ~、さすがのに本作の茜のような修羅場は見たことがない。

今はSNSが主流となって、様々な人間関係のトラブルが起こるかもしれないけど、

以前は、授業中にメモなんかが出回って、それが噂として広まり拡散されていきました。

それが結局、根も葉もない大きなデマ情報として出回って、傷ついたり、争いに繋がったり・・・

結局、人の誹謗中傷ってどんな状況にあっても無くなることなんてないんでしょうね。

SNSが人間関係をギスギスしたものにしてしまう ”害悪” とかよく言われますが、

本当にそうなのかな~?

 

今と昔

まるしーは、昔の方がもっと露骨であからさまな男女差別やイジメが横行してたような気がします。

しかもデータによると、昔と比べてイジメや犯罪が減少してるという話です。

冷静に振り返ってみると十数年前の日本にはセクハラも、差別も、イジメもパワハラも無法地帯だったような気がする。

『教育的にも、イジメる者に対して、弱者がどう立ち向かうか?』

みたいなことを教えられていたような気がする。

酷い時代ですよ。

でも・・・

今ならそれぞれを救済してくれる法律も整備されつつあり、

『セクハラや差別、イジメなんかを許さない!』

という社会の風潮があります。

なので・・・

いろんなモラルの無法地帯だった過去の日本より、ずいぶん生きやすくなったと思ってる まるしーです。

だって・・・

炎上したくなかったら、ツイッターなんてつぶやかなければいいし、

インスタのアップもやめればいい!

自分の身元を晒(さら)すフェイスブックなんてもってのほかだ。

見てるだならきっとほぼSNSの被害は被らないと思う。

大体SNSで悲劇に見舞われているのは、情報の発信者でもあるわけだから・・・

世の中が便利で、色んなモノがデジタル化してきた分、

それを使う現代人の高いモラルと知識が求められるようになってきましたね~。

AI時代はもうすぐそこまで来てるんです。

 

>>>『裏アカ破滅記念日』7巻の解説と感想はコチラ♪

 

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