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虐げられ令嬢とケガレ公爵【ネタバレ12話】私は嬉しゅうございます♪

明らかに様子がおかしいキャスライトとジルカシウス

キャスライトはジルカシウスと視線を合わすことさえできなくなっており、

ジルカシウスは仕事に集中できないくらいキャスライトの事が気になってしょうがない。

これって…

「すでに二人は両想いの関係になってるってこと…?」

『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~

12話の解説と感想です♪

キャスライトがアンとカーネルのケガレ跡を消し去ったあの日以降、

確実にキャスライトに対するジルカシウスの見る目が変わり、

キャスライトもまたジルカシウスへ抱いていた印象が大きく変わった。

そんな二人の気持ちが変化したことを目ざとく察知して喜ぶカーネル。

「いよいよキャスライトとジルカシウスが本当の夫婦になる日も近いのか・・・?」


11話の解説と感想はコチラです♪
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虐げられ令嬢とケガレ公爵【ネタバレ12話】私は嬉しゅうございます♪

まさか自分にケガレ跡を綺麗に消し去る力があったなんてと、

自身の赤切れだらけの手をまじまじと見つめながら物思いにふけるキャスライト。

そして彼女は心の中で誓う。

ケガレに苦しんでいる人たちを一人で守ろうとしているジルカシウスのために、

自分が精一杯に彼を支えていくのだと!

それがキャスライトにとって、主人であるジルカシウスへの忠誠心からなのか、

それとも彼を一人の男性として好意をもっている感情なのかは、まだキャスライト自身にも分かっていない。

その一方で…

ジルカシウスにも大きな心の変化が訪れていました。

キャスライトがアンやカーネルのケガレ跡を消したあのj日を境にして、

どうも様子がおかしいのです。

いつもならば仕事中に集中力が途切れることなどまったくなかったジルカシウスが、

ずっとキャスライトの事ばかりを考えていて仕事も上の空なのです。

それは…

キャスライトがこれまでのように使用人のような生活を続けたい言ってきたからなのか?

それとも別の理由が・・・

ただ…ジルカシウスとしてはいまキャスライトという存在がどうも気になってしょうがないのです。

そんな中、毎朝の日課である屋敷の掃除していたキャスライトとジルカシウスがバッタリと廊下で出くわした!

私は嬉しゅうございます♪

出会い頭にジルカシウスと目が合ったキャスライトは、

トツゼン顔を真っ赤にして何も言わず走り去ってしまったのです(汗)

えっ!

どうやら完全にキャスライトはジルカシウスに恋をしてしまったようです。

そんなキャスライトの態度を見たジルカシウスも、

まさか彼女が自分に恋をしているとは想像もしていないのである。

しかし…人の感情は正直だ。

ジルカシウスもまたそんなキャスライトの事が気になってしょうがない様子である。

彼もキャスライトに恋をした?

そんなジルカシウスの乱れた感情をすばやく察知したのは、彼の傍らにずっといるカーネルである。

この時すでにカーネルはキャスライトとジルカシウスに起きている心の変化に気づいていたのです。

幼い頃から過酷なケガレの宿命を背負いながら、

これまでは人の感情すら失ってしまったかのように自らの逆境に立ち向かってきたジルカシウスが、

今はずっとキャスライトの事ばかりを考えて心を乱しているのです。

そんなジルカシウスを見て、

「私は嬉しゅうございます♪」

と…彼の人間らしい部分がまだ残っていたことを心底喜んで嬉しそうに伝えるカーネルがいました。

清貧な人柄

ジルカシウスとカーネルが執務室でそんな微笑ましい会話を交わしていた時、

何やら庭で誰かがワーキャーと騒いでいる声が聞こえてきました。

二人が気になって窓の下を覗いてみると、

そこにいたのはキャスライトとアンとその他の使用人の3人だった。

何事かとジルカシウスが窓を開けて3人に問いかけると、

ジルカシウスに気づいたキャスライトは、またもや手で顔を隠してその場から逃げ去って行ったのです。

どうやら彼女のジルカシウスへの恋心はかなり進行しているようだ。

その後、ジルカシウスとカーネルは下まで降りてきてアンに騒いでいた理由を尋ねると、

そこにはアンが今やキャスライトのいことを大切に思っている愛情と、

どこまでも伯爵令嬢らしからぬキャスライトの清貧な人柄が滲み出ている答えが返ってきた。

またしてもハートウォーミングなひと時が訪れる。

だが…

そんな中、どこか冴えない表情をしたジルカシウスがポツリと妙なセリフを呟いた。

「なんだか彼女は俺から逃げようとしている気がするのだが…」

えっ!?

そこ!?

 

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12話の感想

おいおいジルカシウス君よ、

「逃げてるんじゃないよ、照れてるんだよ!」

これまでずっと回りから稀有な視線に晒されてきたきたジルカシウスの自虐的な思考回路。

まさか自分が異性から好かれているとは夢にも思わないジルカシウス。

「そりゃそうかもしれない。」

ある意味で彼の発したあのセリフはこれまでの不幸な日々を物語っています。

不憫だ(汗)

しかしまぁ…

キャスライトのあのジルカシウスに対する反応は尋常じゃない惚れ込みようですよ。

朝の掃除の時にジルカシウスとバッタリ出くわした時は、

恥ずかしがり過ぎて挨拶すらできずに走り去ってましたからね。

あれはもう挙動不審というより、今のキャスライトの立場であれば無礼な振る舞いでしょう(笑)

キャスライトもまた、これまでの人生で自分が異性に恋心を抱くだなんて、

まったく想像すらしていなかったことなのでしょう。

「リアクションがもう小学校低学年です(笑)」

しかたないか…

なんたってこれまでは伯爵令嬢とは名ばかりの”奴隷”だったわけですから。

なので…

この二人の恋愛経験値はゼロどころかマイナスなのです。

ここは一つ人生経験豊かなカーネル大先生に二人のキューピット役をお願いするしかないですね。

幸いなことに早くもジルカシウスに起こった心の変化にカーネルは気づいているみたいだし、

うまく恋心をこじらせているキャスライトとジルカシウスの気持ちを繋げてやって欲しい。

あと…

「やっぱりアンちゃんはいい子だね~♪」

どうやら彼女は心底キャスライトのことを心配しているようです。

なんか…

「グリサリオ家全体が明るい雰囲気になってきたな~♪」

ただ…

今回はあのチェリアリアがワンシーンも登場して来なかった。

結局…11話でのラストシーンは何の伏線だったんだ…?

「気になる(汗)」

 

>>>『虐げられ令嬢とケガレ公爵』13話の解説と感想はコチラ♪

 

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