明らかにアレンのベルに対する印象が変わってきた。
婚約者であるベルはおろか、使用人に至るまでまったく関心を示さなかったコミュ障のアレンが、
少しづつ人間らしい感情を表に出し始めました。
それはひとえにベルがいじらしい程にひた向きで一生懸命な女性だったからだ・・・
『「くじ」から始まる婚約生活～厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました～』
4話の解説と感想♪
こじらせ公爵のアレンが徐々に婚約者・ベルに興味を示し始めました♪
それは…ベルが手作りしたチョコチップスを彼が口にした瞬間からだろう。
アレンの中でベルに対する印象が大きく変わったわけです。
「さらに今回、アレンはベルのためにこれまでには考えられない行動を起こしたのです！」
そうさせたのはもちろんベルがとてもキュートで魅力的な女性だったから・・・
3話の解説と感想はコチラです♪
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「くじ」から始まる婚約生活【ネタバレ4話】アレンからのプレゼント！
カルチャーショック
「だいぶ様になってきましたね♪」
初めて招待されたお茶会で恥をかくことがないよう、侍女や執事たちからマナーを教わっていたベルがいる。
彼女がルーヴェント家で暮らすようになってからというもの、
屋敷の中全体の雰囲気が大いに変わりました。
使用人たちとはほとんどコミュニケーションを取らず、笑顔さえ見せたことのない一家の主人・アレンに比べ、
いかにも庶民的で明るく天真爛漫なベルは、すでにルーヴェント家のアイドル的存在になっていたのです。
彼女がその場にいるだけで回りには和やかな笑顔に包まれるという現象が起こっています。
そんなある日の事でした。
たまたま屋敷の中で使用人たちからお茶会のレッスンを受けているベルの光景を目にしたアレン。
「えっ！？」
まだルーヴェント家に来て日も浅いにもかかわらず、すっかり使用人たちと打ち解けている上に、
誰もがベルを好意的なまなざしで見ている様子を目の当たりにしたアレンは、
｛みんなあんなふうに笑うんだ｝
と…少なからず衝撃を受けた。
これまで見たこともない使用人たちの笑っている姿を目の当たりにして、
アレンとしてはちょっとしたカルチャーショックを感じたのです。
まぁ…彼が今までとってきた屋敷内での振る舞いを考えたら当たり前の事なんですが、
ただ…
それに対して怒っているというわけではなく、
それよりもベルに対する興味を抱くようになっていくのです。
クレインの提案
この日、執事のクレインから、ベルが突然アレンの婚約者となったにもかかわらず、
アレンに恥をかかせないために必死で努力している姿に感謝しかないという言葉を聞いたアレンは、
なんと…
「そうだな」
と…クレインに同調する形でベルに関心を示したのです。
これまで他人はおろか、使用人たちにもほとんど関心を示さなかったアレンがである！
｛信じられない！｝
アレンの反応に驚くクレイン。
すごく良い傾向だ♪
そこで一つクレインは思い切ってコミュ障の主人にある提案をしてみることにしたのです。
それは…
もうすぐお茶会に出席するベルのために新しいドレスを新調させることでした。
なぜなら…前婚約者であるロゼッタのために用意していたたくさんのドレスは、
彼女より小柄なベルにはどれもサイズが大きかったからです。
もちろんベルがそのことで不平不満を口にするなんてことは決してなかったのですが、
クレインとしてはこれを機にアレンにもっと婚約者であるベルへ関心を持ってもらおうと考えたわけだ。
すると…
クレインの提案はあっさりとアレンに受け入れられたのである。
これにはクレインも驚きました。
｛まさかあのアレン様が！？｝
自分で仕掛けておいてひどく動揺しているクレインの姿に笑えます♪
アレンからのプレゼント
ついにお茶会へ出席するその当日の朝、侍女のマリとミレーたちとワイワイ言いながら、
お茶会に出席するドレスを選んでいたベルたちのもとに、
突然クレインがアレンを連れてやって来たのです。
「えっ！？」
普段から会話することはおろか直接会う機会もほとんどないアレンの登場に、
侍女を含めベルも動揺を隠せない様子だ。
しかもである。
クレインはベルに”アレンからのプレゼント”があると言ってきたのです。
「はっ！？」
まだよく状況がまだ飲み込めないベル。
そんな中、ここまでクレインの隣でボーっと立っているだけだったアレンは、
クレインから促される形でベルにお茶会へ出席するために新調したドレスを渡しました。
もちろん彼女のサイズにピッタリと合わせて作った素敵なドレスだ。
まさかのサプライズに感激しまくりのベル。
やがて…
ルーヴェント家の人間たちに温かい声援を受けて、
アレンからプレゼントされたドレスに身を包んだベルは、波乱の予感が漂うお茶会へと向かったのです。
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4話の感想まとめ
かなりのこじらせ公爵ですね…アレンは（汗）
ベルの前でまったく思ったことを言えてませんでしたし、ほぼ片言しか言葉を発していませんでした。
だけど…
わずか4話目にしてベルちゃんはアレンの女性不信を払拭させたみたいですね♪
彼は今までよっぽど自分の回りに無関心だったのでしょう。
アレンが何か感情を表すと、使用人たちがそのたびに驚きの表情を浮かべていました。
「どんだけこじらせとんねん！」
これまでの使用人さんたちの大変さが今回の様子でよくわかった。
ただ…アレンが初めて他人に興味を示したことで、
それだけのことでスゴく使用人さんたちが喜んで盛り上がっていたので、
アレンジ自体は使用人たちから嫌われてはいないみたいですね。
彼は人格的に悪い人間ではないらしい。
あと…
使用人たちも変にお高くとまったどこぞの尊大なご令嬢ではなくて、
天真爛漫でまったく令嬢らしくないベルが婚約者になったことですごくホッとしてるみたいだ。
アレンに恥をかかせない為にと、お茶会でのマナーを使用人たちから一生懸命に学んでいる様子は、
アレンではなくとも胸がキュンキュン締め付けられるような愛おしさを感じずにいられなかった。
「人としてすごく好感が持てる可愛いベルちゃんだ♪」
でも…
そんなベルちゃんにはこれから過酷な試練が待っているわけですよ。
ベルになんとか恥をかかせてやろうと目論んでいるソフィアが手ぐすね引いて待ってるんです（汗）
しかも…
ソフィアはお茶会での最初の挨拶でいきなり強めなジャブをベルに打ち込んできましたよ（汗）
「あからさまな侮辱だ！」
次のエピソードはきっとベルがソフィアを含む性悪な令嬢たちから晒し物のように扱われるんだろうけど、
なんとかベルの明るく前向きな性格で無事に乗り切って欲しいな～
そして…
今回参加したお茶会で、ベルにも心強い味方となってくれる令嬢が現れたらいいのに・・・
「ガンバレ～！ベルちゃん」
嫌がらせに負けないで。
＞＞＞『「くじ」から始まる婚約生活』』5話の解説と感想はコチラ♪
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