朔也との同棲生活にキャパオーバーする葵!
彼と同じベットで寝るんなてありえない(汗)
なのに・・・
朔也が寝ぼけて夜中に私が寝てるベットへ潜り込んできて・・・
なおさら別れない!
著者:土居あおか
『3651日、足して恋して』
3話の解説と感想です♪
高校時代の俺ではなくて今の俺をちゃんと見てくほしい!
朔也の言葉に少しだけ心が動いた葵でしたが、
まだまだ朔也の黒歴史の記憶が鮮明に残っている葵にはなかなか受け入れがたく、
しかも…
姿かたちは大人でも、中身は恋愛経験がまったくない女子高生の私が男性と同棲なんて・・・(汗)
「もう…完全にキャパオーバーじゃないの!!」
2話の解説と感想はコチラ♪
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3651日、足して恋して【ネタバレ3話】なおさら別れない!
「なおさら別れない!!」
{よく言った私!!}
ハッキリと朔也に対して別れを切り出した葵は、自分の勇気ある発言に感動していた。
彼女は勇気を振り絞って「あなたを嫌いなんです!」とまで言ってのけたのだ!
しかし・・・
葵のその勇気は、一瞬にして朔也からたった一言でかたずけられてしまうのです(汗)
「嫌だ!」
・・・
{えっ!?}
それで終わり(笑)
なぜならば、朔也は葵が自分に迷惑をかけたくない一心でわざと別れを切り出していると勝手に解釈したからです。
葵の本心が正確に伝わっていないわけだ(汗)
さらに…
朔也はずっと自分に対して怖がっている葵に、なぜイチイチ自分にビクついているのかと質問するのです。
すると…
葵は、何を今さらという表情で、
「そりゃあなたが不良だからでしょう!」
と…怒りを込めて叫んだのです!
「不良?」
葵の言葉に朔也が一瞬フリーズした!
そして…その数秒後には、謎が解けたという表情で、
「あ―――…16歳の俺までしか知らないのか?」
と…やっと葵が自分を怖がっている原因を理解したのです。
そして・・・
葵に対し朔也はトドメを刺すかのように、
「なおさら別れない!!」と…強い口調で言い切ったのです。
さらに…どうして分かってくれないのよ!という表情で朔也を上目使いで見つめている葵に、
「俺はあの時とは違うんだよっ!」
「ちゃんと今の俺を見て欲しい」
と…真剣な表情で葵に訴えかけたました。
するとさすがに葵も少し言い過ぎたと思ったのか、「別れる」という決断を撤回することにしました。
だけど・・・
そのあとすぐに葵は神妙な面持ちで、二人での暮らしが無理だと思った時は家を出てゆくという事と、
もし…記憶が戻らない私を嫌になったらすぐに言ってくれと朔也に告げたのです。
だが・・・
そんな葵の言葉を聞いても朔也は、
「バカ言うなよ…何があっても好きだっつーの!」
と…葵への気持ちは変わらないことを恥ずかしげもなく堂々と言い放ったです!
{うわ~そんなに真っすぐに言ってくれるんだ!}
これが、人生で初めて葵が朔也に対して”キュン”とした瞬間だった・・・
キャパオーバー
「朔ちゃん…さん」
自分に対する敬語はやめろという会話の流れから、
葵が朔也をどう呼べばいいのかという話になり、
”朔ちゃんさん”という変な呼び方で彼を呼ぶことに落ち着いた(汗)
朔也も記憶喪失でまったく別人と化してしまった葵の対応に四苦八苦するが、
時おり見せる純粋で子供っぽい葵の反応に照れるやらカワイイやらで、
なんだか変な気分なのだ(汗)
それに夜の問題がまだ残っている。
葵が記憶喪失になるまでは一つのベットで一緒に寝ていた二人だったが、
もちろん今の葵は、男性と一度も付き合ったことがない高校3年生の少女である。
同じベットで寝れるはずがない(汗)
なので…
葵がベットで寝て、朔也がリビングのソファーで寝ることとなったのだが、
なんと・・・
夜中にトイレに行った際に、朔也が寝ぼけていつも寝ていたベットに潜り込んできたのです(汗)
それは何の悪気もないごく自然な振る舞いだったのですが、
しかし・・・
葵の方は人生始まって以来の大パニックです!!
{えええええ~!?}
朔也が葵に密着してゆく…(汗)
「いや…離して…っ」
完全に寝ぼけてしまっている朔也は、いつものように葵を抱き枕みたいにして眠り始めたのです。
これではもう密着度がハンパない(汗)
そこからさらに朔也は寝言で、
「葵はあったかくてやわらかくて、猫みたいだな」
なんて呟いたもんだから、
これでもう葵は完全なキャパオーバーに陥ってしまい、
「いやああああ~」
と…ほぼ絶叫に近い悲鳴を上げました!
朔也としては完全に不可抗力な行動だったのですが、
こればっかりはもう仕方がないことで…(汗)
とにかくもうドタバタな二人の本格的な同棲生活がスタートしたわけですが、
そんな中、
葵にとって一番会いたかった人物から、ある日電話がかかってきたのです!
その人物とは…?
高校時代の親友・まどかでした!
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3話の感想
「もうここへきて葵のリアクションが可愛くて仕方ない(笑)」
そしてそんな葵の態度にドギマギしてる朔也の態度にもキュキュンするし、
なんかメチャクチャ面白い展開になってきました~♪
朔也からすれば、姿かたちはアラサーの葵なんだけど、
中身は女子高生の葵と一緒に生活してることになるわけだから、
「ある意味で条例違反にならない淫行状態ですよ!」
いや…18才だったらならないか(汗)
でも・・・
こんな状況は、もし希望したとしても絶対に無理な経験ですから、
どこかで気持ちを切り替えて、中身は女子高生の葵と、
またキュンキュンするような恋愛ができるんだと考えておもっきり楽しめばいいんですよ♪
なんたって、高校三年生の頃の葵は、まだ彼氏もいたことがなくて純粋培養の少女なわけです。
そんな無垢で純真な少女と同棲生活を送れるなんて、
男としてはこれほど幸せな時間はないではないか!
「朔ちゃんさん…」って呼び方なんて…めちゃくちゃ萌えポイントですよ♪
あと…
ほんの少しづつですが葵が今の朔也を理解しようとしていることが微笑ましい♪
そんなところに平和を愛する葵たる所以を感じるし、もっとも争いごとを嫌う葵らしい決断でした。
さらに…
今回は3話のラストで、親友のまどかとコンタクトがとれたので、
もしかしたら葵がまったく知らない高校時代から先の10年間に起きた出来事を、
このまどかの口から聞けるかもしれません。
「朔也とのなれ初めも含めて♪」
だから次のエピソードが楽しみでしょうがない!
>>>『3651日、足して恋して』4話の解説と感想はコチラ♪
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