著者：一城れもん
『実は私、溺愛されてました！？～最低彼氏から最強彼氏へ～』
10話の解説と感想です♪
元カレ・樹との問題にようやくけりが付いた皐月が真白に好きだという想いを伝えました。
ついにこれで両想いとなった二人は正式に交際をスタートさせます。
さらに真白は皐月からの告白を受けたその勢いで、
皐月に自分の家で”一緒に暮らそう”と、もう一歩踏み込んでみるも、
さすがにそれはまだ早すぎるとする皐月に断られてしまいます（汗）
だが…真白はそれでもまだ諦めてはいなかった！
皐月の新居探しを一緒に手伝うと申し出た真白は、
社内成績ナンバーワンの営業スキルを駆使する形で、皐月と同棲するためにわずかな可能性を探っていくわけです・・・
「最初から計画してたわけじゃないけど、結果的に真白の強い想いが皐月の心を動かしました♪」
9話の解説と感想はコチラです♪
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実は私、溺愛されてました！？ 【ネタバレ10話】ここで一緒に暮らしませんか？
なかなかの曲者
「うちで一緒に住みませんか？」
一時避難の形で現在は実家で寝泊まりしている皐月に同居の提案をする真白でしたが、
冗談とも本気ともとれるそんな彼の言葉に一瞬胸をドキッとさせたものの、
さすがにお互いの気持ちが通じ合ったそのすぐ後に同棲生活は性急すぎるとして、
笑いながら真白の提案を断りました。
真白としても断られることを前提にした皐月への誘いでしたが、
とりあえず一人暮らしをするための部屋を二人で探す約束をしてのその日は別れました。
結局…
あれから元カレ・樹は自宅謹慎の処分を受け、他部署への移動となりましたが、
それがどうしても受け入れられなかった樹は会社を自己退職し、
佳奈は皐月と同じ経理部で気持ちを新たにして今は仕事と真摯に向き合っています。
そんな中、樹と入れ替わりで営業部に入ってきた辻（つじ）というイケメン社員がいるのですが、
この人物が”なかなかの曲者”であり、その天性な人懐っこさと明るい性格で、
早くも社内には彼への歓迎ムードが漂っていました。
もちろん皐月にも人懐っこく馴れ馴れしい態度で接している辻に対して、
さっそく真白は警戒心をMAXにして辻を必要以上に皐月へ近づかせないように必死だ（汗）
皐月と本格的に付き合ったばかりの真白としては心配でしょうがないのでしょう。
そんな真白のあからさまな辻への威嚇行動を見て、
｛この二人は同じ営業部で仲良くやっていけるのかな～（汗）｝
…とついつい不安になる皐月がいた。
ここで一緒に暮らしませんか？
さて…
皐月が一人暮らしをする部屋を探しに行く予定だった週末がやって来ました。
もちろん自分から一緒について行くと言った真白も皐月に同行しています。
いわゆる物件探しデートだ♪
不動産屋であらかじめピックアップした部屋に案内してもらう二人。
もちろん最初から理想的な部屋と巡り会うことは稀であり、
二人は良いところがあれば悪いところもある候補物件を何軒か見て回ります。
しかし…
なかなかコレという部屋が見つからない（汗）
そんな中、本来は内検する予定のなかった部屋を紹介してもらうことになった皐月は、
その部屋がすごく気に入ってしまうのです。
だけど…残念なことにその部屋は一人暮らし用の部屋としては広すぎる”2LDK”の部屋で、
当初から想定していた家賃よりもかなりオーバーしてしまう家賃だったのです（汗）
感が良い人ならここでお分かりでしょう♪
ここで真白がモーレツな同居アピールを繰り広げるわけです！
それはもう情熱的で気合の入った皐月と一緒に住みたいアピールでした。
「ここで一緒に暮らしませんか？」
そんな真白から皐月への言葉からスタートした猛烈アタックは、
お前が不動産屋の営業マンかというくらい熱の入ったセールストークで皐月を落としにかかります！
そして…
ついに皐月は真白との同棲生活へと踏み出す決心を固めます。
えっ…!?
マジか皐月…？
もしかしてこれから二人の”ラブラブ”な同棲生活が見れるということでしょうか…？
ハイ…たぶんそうなります。
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10話の感想
ついに真白の想いが皐月に通じて念願成就です♪
「ひとまずよかった～♪」
もし真白が皐月の新居探しに付き合っていなかったら今回の棚ぼた同棲はなかった！
真白の粘り勝ちと最後のトドメとなった真剣な告白。
あそこまで好きな男性に求められたらさすがの皐月としてもムードに流されちゃいましたね（汗）
でも…
今回ばかりは相手が真白くんなので無謀な決断ではなくベストな選択だったと思います。
真白という男性は皐月の貴重な時間を使ってでも一度は深く関わってもいい人物だと思うし、
きっと元カレ樹との時みたいに嫌な思いをすることはないはずだ。
そのことはこれまでの皐月に対する真白の言動や行動に現れています。
なので今回の急転直下なラブラブ同棲スタートは、むしろ皐月にとっての”ラッキー案件”だと思います。
樹が自ら退職という道を選んで皐月の前から姿を消し、
あれほど皐月に敵意をむき出しにしていた佳奈が、今では態度を改めて真摯に仕事と向き合っている。
まさに皐月にとってこれ以上ない平和な環境になったわけですが、
一難去ってまた一難とはこのことで、
樹と入れ替わるように営業課へ転職してきた辻くんといういかにもワケアリそうなイケメン爽やか男子が、
これからどんな動きを見せてくるのかがすごく気になるところだ（汗）
確か前回9話の中頃で佳奈に対して意味深な視線を送っていたのがこの辻でした。
今回は転職してきて早々に皐月のことを名字ではなく下の名前で馴れ馴れしく呼んでいましたし、
そもそもこういう人の懐に入るのが上手なワンコ系の男子には弱そうな皐月です。
真白とは同じ営業部だから目が行き届かないわけではないけれど、
樹がいなくなったことでホッとしていた真白の警官心は、またMAXまで撥ね上がりそうです（汗）
皐月が誰にも分け隔てなく優しくするタイプの女性でなければ、
ここまで真白が不安になることはなかったのでしょうが、
かと言って誰にでも親切な皐月だからこそ真白は彼女を好きになったわけで、
恋愛というものは常に矛盾とのせめぎ合いでございます。
とにかく皐月のことではいつも苦労が絶えない真白がいる（汗）
ただ…
今回のワケアリ男子な辻くんは、なんとなく佳奈と浅からぬ因縁があるように思うのですが、
それはサイト主のまるしーの見立て違いだろうか？
やっぱり皐月にちょっかいをかけてくるのかな？
これからこの辻くんが何らかの問題を起こすことは間違いなさそうなので、
今のうちに真白はしっかりと皐月との関係性を深めておかなければいけませんね。
お互いに苗字呼びしてるようじゃまだまだ恋人じゃない（汗）
そんな意味では、皐月と早い段階で同棲生活に入れた真白は非常にラッキーでした。
「頑張れ～真白くん♪」
＞＞＞『実は私、溺愛されてました！？』11話の詳しい解説と感想はコチラ♪
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